透析生活

透析生活

2020.04.03
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カテゴリ: 世間のこと
4月1日からの診療報酬の改定に伴い、

我が職場でも大きな変更があったものですから、

地方の厚生局への申請準備など、再び大忙しのミケネコです


さて、世界中を震撼させている新型コロナ騒動では、

いろいろな立場の人がいろいろな意見を発していますよね。


こういう問題では 「絶対的な正解」 なんていうのはありませんから、

どんな政策をしても、評価する人もいれば批判する人も出てくるのは当然です。


でも、全世帯に布マスクを2枚ずつ配布って、一体、、、




これを実施するためにかかる時間と手間を含め、

“費用対効果” という観点で考えた時、

貴重な財源は他に回すべきなんじゃないかなぁと思うわけでして、、、。


もちろん、政治家の皆さんが自分たちの給与を全て返上して、

マスク配布のための費用に充ててくださるというのなら結構ですが、

使われる何百億というお金って、結局は税金ですからね。


日本医師会でも 「緊急事態宣言を出すべき」 との見解を表明していますが、

国は 「今は必要ない」 という考えのようですし、

政治家の (特に政権の中心にいる方々の) 目指しているものは、

医療の現場で直接患者さんたちと向かい合っている立場の人と、

違う方向にあるような気がしてなりません。




現場の医師として「 8割の人(感染者)は本当に軽い 」と仰っていましたが、

それと同時に 「 残り2割の方は確実に入院が必要で、

全体の5%の方は集中治療室に入らないと助けられない 」 とも仰っていました。


国があまり頼りにならないのではないかという不安の中、



「重症化して困るのは高齢者なんだから、高齢者こそ家に居ろ」 という若者とで、

一部には世代間の対立を生んでいる現状もあるようですけど、

1人1人が、自分のためではなく自分の大切な人のために行動したら、

少しは世の中も変わるんじゃないかと思うんですよ。


私の同僚の娘さんは、今東京の大学で1人暮らしをしていますが、

こういう状況を心配した神奈川県のおばあちゃん (=同僚のお母さん) が、

「狭い部屋で1人で居ると気が滅入るのでは」 と心配し、

庭付き一戸建ての自分の家に呼び寄せようとしたところ、

「自分が知らずに感染していたら、おばあちゃんを危険に晒すかもしれない」

と言って、娘さんは断固拒否したそうです。


その話を聞いて、娘さんを小さな頃から知っているだけに、

「立派に成長したなぁ」 とウルウルしちゃいましたが、

こういう身近にいる大切な人を思いやる行動がもっともっと広がることで、

罵り合い傷つけ合うギスギスとした空気が変わってくれることを期待しています。


何かしらの行動 (お出かけなど) をする前に、

ちょっとだけ自分の大切な人の顔を思い浮かべてみませんか



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最終更新日  2020.04.03 08:10:40
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