ら組三番町大安売屋碧眼の魔術士

2005年08月11日
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カテゴリ: たまには素のまま



それをひょんなことで目の当たりにしてしまった時、
大切な友人に苦しみを与えるものの一端に自分がいることが耐えられなかった。


それがどんなにも傲慢なことであるかは、十二分に承知している。




それでどれだけ痛手を受けても良かった。
傲慢な自分の行いが、僅かであっても効果を与えられたのなら。


ところが、結局何一つ変えられなかった。


相変わらずに苦しみ続けている友人を見つけた時、何かがふっと途切れた。


らしくないとか、こうあるべきと思われていることはわかる。
しかし、それ自体が虚像であり、幻想でしかない。


書かないこと、書けないこと、書いてこなかったこと、書くべきではないこと、


人の目に触れてこなかった水面下の様々なこと、
それが堰を切って飛び出しそうになる自分が嫌だ。


抑えられなくなるくらいなら、それらを忘れられるまで待つしかない。






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最終更新日  2005年08月11日 09時36分12秒
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