2014年01月05日
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お正月休みのうちに、何かお正月らしい料理を、と思い、餃子を作ることにし

量に作る餃子の中に硬貨を入れたものを作り、当たった人には幸運が訪れると
いう運試しがあります。咬春(ヤオチュン)と呼ぶそうですが、この言葉は字
のとおり、何か春らしいものを口にする場合全般に使うようです。今回、硬貨
は衛生的にどうかと思い、赤ピーマンを星形に切って「当たり」としました。

豚ひき肉300gに醤油、ごま油、クローブ粉末などの香辛料を混ぜ、ペースト状
になるまでよく練ります。ここへ水気をよく切って細かく刻んだ白菜300gと青
ねぎを加え、全体が均一になるまでよく混ぜます。これを40枚の皮で包むので

「当たり」を入れました。今回は焼き餃子でいただきましたが、一度に全部は
焼けず、子たちの分に入れたところ、長女の分の最後の1個が当たりでした。

似たようなものに、フランスでクリスマスの最終日の1月6日・公現節の日に
食べる、ガレット・デ・ロワという月餅の親玉みたいな焼き菓子があります。
放射状に切り分けて食べますが、中に仕込んであるフェーブ(そらまめ)と呼
ぶ小さな陶器の人形が当たった人が王様になります(ちなみに「ロワ」は王様
ですが、キリスト教の賢者である「東方の三博士」も意味するそうです)。そ
ういえばAKB48のヒット曲にも歌われたフォーチュンクッキーは、おみくじ
入りの辻占(つじうら)煎餅が元なのだそうで、日本発祥と言われてますね。






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最終更新日  2022年11月08日 16時44分25秒
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