2016年03月05日
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春先に出回るほたるいかは、関西では生のものは少なく、たいてい湯がいたも

たるいかは、ふつうのいかと違って、わたも含めて全部食べてしまうので、栄
養も豊富だと思いますが、目玉だけは硬いので、取り去ることにしています。
奥歯の間に挟まると痛い…のは、トシのせいかもしれませんが。今回は、ねぎ
と合わせて「ぬた」にしてみました。ただし、通常のぬたとは少し違います。

いかの短冊切りやあさり、かまぼこなどを使った わけぎのぬた は、からし酢み
そで食べることが多いですが、からしや酢を好まない家族もいますので、代わ

すが、ねぎが大ぶりですね。これは、わけぎ(分葱)ではなく、白ねぎの青い
部分です。硬くバシバシしている所でも、軽く洗ってざくざくと切り、短時間
湯がいて冷水に取り、色止めをしました。内部のぬめりは残るようにします。

適度に歯ごたえがあり、食べるとねぎ独特のにゅるっとした食感もありますの
で、この「軽く湯がいて冷水に取った、白ねぎの青い部分」は、ぜひお試しい
ただきたいと思います。器にほたるいかとねぎを盛り、からし酢みそ、または
マヨネーズであえると、できあがりです。お好みでかつおぶしを少し振っても
いいですが、振りすぎると味の調和が壊れます。ほたるいかの風味を生かし、
浅く淡く、春らしい味付けの一品として、お楽しみいただければと思います。






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最終更新日  2022年12月06日 16時06分18秒
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