歌 と こころ と 心 の さんぽ

歌 と こころ と 心 の さんぽ

2005.06.26
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カテゴリ: 記憶に残った言葉



いつの間にかそこに、

一つの典型を見出すようになる。

一つの野草が十体にも百体にもみえ、

逆に十体や百体の野草が、

一つの野草に見えてくる。」


「画家は雨に濡れた牡丹を描く。

私は牡丹の典型を彫って、

雨の日の牡丹を想起させるのです。」


         型絵染 稲垣稔次郎



私の大好きな人間国宝の「稲垣稔次郎」のこの言葉は、

私にとって広い視野で物を見る指針となっています。


大雑把に全体を掴む方が分かり易い場合と、

反対に全体から見落としがちな重要なポイントを

見る「眼」を持てと言っているようにも聞こえます。


物の本質を見るということは、細部を含めた全体を

一瞬にして理解するということだと思う。

理屈で分析などせず、瞬間に分かるということが

本質を捉えるための条件だ。





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最終更新日  2005.06.26 21:32:48
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
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