歌 と こころ と 心 の さんぽ

歌 と こころ と 心 の さんぽ

2009.01.10
XML
テーマ: 短歌(1718)
カテゴリ: 短歌



 千切れんばかりに尾を振って、犬は全身で喜びを表してくる。ストレートと言おうか素直と言おうか。こっちが恥ずかしくなるぐらい、それはそれは大仰に意思表示しますね。
 そこへいくと、猫の何と無愛想なこと。嬉しくてもせいぜい喉を鳴らすぐらいで、まったく張り合いがない。

 日本人も猫と同じで、喜びを表現するのは非常に下手ですね。感情を抑えることが美徳としてきた伝統によるものでしょうか。
 日本語は、圧倒的に悲観的な感情を表現する言葉が多いと聞きます。例えば「悲しい、苦しい、辛い、空しい、切ない」「おぞましい、恐ろしい、痛ましい、寒々しい」などに比べて、喜びを表現する言葉は「楽しい、嬉しい」ぐらいしか思い浮かばない。
 周囲を慮って喜びを露骨に表に出さないことが、言葉を必要とさせなかったのでしょうか。

 もしも、喜びや嬉しさを子犬のように素直に表わす習慣があれば、褒め言葉がもっともっと発達のかも知れない。
 褒めてあげた相手が大喜びしてくれたら、またその喜ぶ顔が見たくなって褒める言葉を探すでしょう。

 褒めたのにあまりいい反応が返ってこなかったら、褒め甲斐がないというもの。ほめられ上手の方がぜったい得だと思いますね。その方が世の中明るくなりますよ。
 褒められ上手になりましょう!!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020.02.17 13:31:13
コメント(0) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ

利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

sunkyu

sunkyu

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

サイド自由欄

◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

「アーカイブ」
◎ Ⅰ  短歌
◎ Ⅱ  知っていて損はない話  健康と生活編
◎ Ⅲ 興味深いこと
◎ Ⅳ 興味深いこと パート2
◎ Ⅴ  自然界 地球 異常気象など

コメント新着

sunkyu @ Re[1]:〇☆〇台所で染色作業(10/26) やすじ2004さんへ  いつも訪問ありがとう…

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: