歌 と こころ と 心 の さんぽ

歌 と こころ と 心 の さんぽ

2009.04.01
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テーマ: 短歌(1718)
カテゴリ: 季節の話題
   ♪目立たぬに場を得てひらく才能のごとく桜の咲き出でにけり

この季節になると、思ってもみないところに桜の花が出現して驚くことがある。

何もない風景の中に突然現れる桜はたいがい山桜で、小鳥によって運ばれた種がから自生したものでしょう。
あちらにもこちらにも咲いていて、意外にたくさんの桜があるもんだと感心してしまいます。


多分去年も同じことを思っただろうに、桜の季節が終わるとすっかり忘れてしまっている。

公園や並木として植えてあるものは身近な存在だけあって、さすがに忘れてしまうような事はないですね。
さくらんぼも目に付くし紅葉もきれいですから、記憶から外れるような事はないです。


私は、どちらかというとソメイヨシノよりこの山桜の方が好きです。
山の中で一本だけ咲いているのに出会うと、旅役者が独演しているような気がしてきます。

吉野の桜も大方がシロヤマザクラで日本古来の野生種です。葉と花が同時に出てそのコンビネーションが美しさの要因でしょうか。



昨年の吉野山

東京駒込の一部は江戸時代には染井と呼ばれていて、数多くの優れた園芸品種が誕生したところ。ソメイヨシノは江戸彼岸系の小松乙女と大島桜の交配種で、当初は「吉野桜」と名付けて売り出されたのだそうです。

本場の吉野には関係なく、紛らわしいので染井という名を付けてそう呼ぶようになったものだとか。

このソメイヨシノが日本人に最も好まれているというのは、私にはちょっと不満です。





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最終更新日  2020.02.20 14:35:36
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
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