歌 と こころ と 心 の さんぽ

歌 と こころ と 心 の さんぽ

2009.05.21
XML
テーマ: 短歌(1718)
カテゴリ: 花・生物


地上を緑色が美しく被い尽くしてしみるように目に飛び込んできます。

なぜ緑一色なのか、もっといろんな色が欲しいなぁと思ったりもします。


草草の下には様々な生物が息づいています。
それらが間もなく多様な姿に変わって、賑やかな命の音楽を奏でます。




『「ファーブル昆虫記」の虫たち』より

熊田千佳慕(くまだちかぼ 1911生まれ)さんのように、色彩豊かで緻密な昆虫や花の作品を数多く制作する方にとって、この季節はさぞかし待ち遠しいことでしょうね。

人間という生物の影で脈々と生を営み続けている昆虫社会は、知れば知るほど豊かで奥深いものでしょう。

人間以上に序列や規律が有ったりメカニカルな仕組みをもって生きています。


熊田千佳慕

「ファーブル昆虫記」シリーズで100匹の虫を選び、描き続けている熊田さんは「自然は美しいから美しいのではなく、愛するから美しいのです。」とおっしゃっています。

「人間に感性がなくなってしまったんですね。今、一番悲しいのは、子どもたちにどんどん自然に対する感性がなくなってきていることです。ある幼稚園では、子どもが草むらに入ると先生が怒るんだそうですよ。」

先生が怒るのは、親が文句を言うから仕方なしに怒っているのだろうと私は想像します。
今の親は、何にも分かっていない。

文明、特に機械文明が最も優れた文化だと思いこんでいて、そういうものにだけしか価値を見いだせないでいる。

最近やっと少しづつではあるが、「自然」というものに触れる機会を作ろうという動きが見られるようになってきたかな。

自然界の諸々のものがなくして人間は生きられないという事を、もっともっと教えていかなくてはならないね。


                お願い

「日歌」が千首になった記念に「ベスト百」を皆さんに選んで頂いています。貴方もお好きな短歌を選んでくださいませんか?

下記の中から、気に入ったものがありましたら投票をお願いします。(何首でも結構です)番号をメールでお送りいただくか、コメント欄に書き込んで下さい。

ご協力いただいた方に、 「石に描いた梵字+言葉入りハガキ」 のお好きなものを「2枚」差し上げます。

終了しました。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020.02.21 13:47:27
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

sunkyu

sunkyu

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

サイド自由欄

◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

「アーカイブ」
◎ Ⅰ  短歌
◎ Ⅱ  知っていて損はない話  健康と生活編
◎ Ⅲ 興味深いこと
◎ Ⅳ 興味深いこと パート2
◎ Ⅴ  自然界 地球 異常気象など

コメント新着

sunkyu @ Re[1]:〇☆〇台所で染色作業(10/26) やすじ2004さんへ  いつも訪問ありがとう…

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: