たった二センチの赤い貴公子・ハッチョウトンボの群れ飛ぶ下(もと)に寝転んでみたいと思う。
二センチじゃ相当の数がいないと群舞しているという感じはしないかも知れないね。
今や絶滅危惧や準絶滅危惧に指定されていて、小さな貴重な命が失われつつあります。
名前の由来は、
尾張の本草学者・大河内存真(おおこうち ぞんしん:1796-1883)による『蟲類写集』に、名古屋市内の矢田川付近と見られている「ヤダノテツポウバハツチウメ」(矢田鉄砲場八丁目)にのみ発見されたために「ハツチウトンボ」というの名を付けたのに由来するのだとか。
実際には全国的に生息しているそうですが、私はまだ一度も見たことが無いんです。
もしかして子供の頃に見かけているかも知れないが、どうしても大きいヤンマの方に魅かれてしまい見落としていたのかも知れない。
小さくても命の価値には変わりがないのに、どうしても目立つものに関心が行ってしまいますね。
先日、「クロメダカ」を獲りに近くの小川へ行って来ました。
何匹か獲れて喜んで帰ってきたのはいいけど、水槽に入れて確認したらメダカではない事が分かってがっかりしました。
良く間違えられる「カダヤシ」でした。
見分け方 は 、ひれの形が違うので横から観察するとすぐに違いが分かります。
蚊を退治するために輸入された外来種で、ご多分にもれず在来種より繁殖力が強く、メダカに入れ替わって大きな顔して繁殖しています。
なんせグッピーと同じように卵胎生ですので、卵を外敵に食べられてしまう事がなく、繁殖にも有利な条件を備えていますからねぇ。
クロメダカも絶滅危惧種に指定されている貴重な小生物です。
どんどん生息地が減っているのは本当にさびしい限りですね。
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