猛烈な竜巻が与党を襲い、重鎮も代表もまた長老も吹き飛ばされた。
無党派層が本気になった。
柵からの解放意識も手伝って内部からも崩壊した。
しがみついていた大樹も枯れるのを知り、新しい勢力に鞍替えする党員数多。
クソったれの顔を見たくないと思うほど50年の独裁政権は、腐りきって悪臭を放っていた。
どんな立派な思想や理念を持って始めても、それが長く続くと様々なしがらみや苔や垢や寄生虫や腐敗菌が入り込んでくる。
適当なところで交代できるように二大政党的な仕組みを作らないと、どんな立派な政党が政権を取っても同じことになる。
ともあれ、これで社会は大きく変化していくのは間違いないこと。
目覚めた有権者・庶民は監視の目を強め、あなた任せにはしない風潮が隅々に根付くことになる。
オンブズマンの存在感も増し、マスコミも調子に乗って不備を突っつき、不正にも国民は敏感に反応するようになるでしょう。
資本主義そのものが限界を見せ、価値観が大きく転換していくグローバルな社会をどう先導していくのか。
民社党は大きな荷物を背負うこととなった。
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