猫に好かれるのも善し悪しですね。
昨夜、真夜中に帰った若猫と居座っている老い猫が、ほぼ同時に私の布団に乗ってきた。
若猫が4キロ、老い猫が6.5キロある。合計10.5キロの重しを抱えて寝ているようなもので、これじゃぁまるで中世の拷問そのものだ。
初めのうちは私の身体を避けて寝ているものの、寝返りを打ったりしているうちにいつしか真ん中あたりに移動している。こうなるともうどうにもならない。自分の身の置き所も定まらず、腰は曲がったままだし寝返りもままならない。
重しを抱えて、腰を”し”の字に曲げて寝ている姿を想像してみてください。
何故に奴らは私の布団に乗って来るのか。そんなに好かれているとも思えないんだが・・・・・。
毎日のことではないのがせめてもの救いで、こんな日が三日も続けば腰痛になるのは間違いないでしょう。
猫は不思議な習性があって、寝る場所を時々替える。住人を気遣ってか、あっちで寝たりこっちで寝たりと、添い寝の相手を順番に変えているフシがある。
二匹が同時に私のところへ来たのは昨夜が初めてかもしれない。暑からず寒からずの今の季節だからこそ、布団の上が丁度いいのでしょう。
若猫は真夜に帰ったハナは布団の中に潜り込んできたものの、暑くなって何時の間にか出てきたらしい。
老い猫は最近ずっと家にいる。喰っちゃぁ寝ては大量のウンチをして、また喰っちゃぁ寝るの繰り返し。その内フラッと居なくなるかも知れないけれど、最近はさすがに老いたので喧嘩する気力も萎えているような感じもある。
出掛けることがめっきり減ったが、食欲だけはちっとも衰えない。最近体重が増えてるような気がする。巷のコーギー見たいになっちまうぞ。
若猫の方は反対に、毎夜毎夜に出て行って明け方か夜中に帰って来る。最近は夜中じゅう外に居ることが多くなった。”猫の顔見せ”に云ってるのかもしれない。
この二つのパターンは栄枯盛衰そのもを見ているようで、何だか身につまされるなぁ。
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