今は主のいない庭に柿は今年もたくさんの実を付けて、小鳥の格好のえさ場になっています。主がいないと言っても管理はされていて剪定もしてあり、この富有柿は良く実を付けます。
いつもならモズがギャ-ギャー喧しく飛び交って喰い散らしていくのですが、何故か今年は一度も姿を見せていません。
ヒヨドリも、まだ他にえさ場があるのか、やって来る気配が有りません。
ヒヨとの争奪戦がないので、メジロは喜々として熟した柿の恩恵にあずかっています。身体が小さいメジロ達にとって、当分の間、朝食と夕食にこのごちそうが楽しめるという訳です。
南天屋敷と言ってもいいほどナンテンの木がたくさん生えていて、たわわに赤い実を付けています。
ヒヨドリが食べにくるのは周りのエサがなくなる真冬になってからでしょうか。
最近は野良猫(どこかで餌をやっているらしい)が増えて、地面に下りて採餌する鳥は全く見かけなくなってしまいました。
北海道に住む人たちのブログにはたくさんの鳥が登場しますが、この辺りにはそんなに珍しい鳥はやってきません。
それでも昔(2~30年前)は、結構いろんな鳥がやってきていたものですが、最近はめっきりそれも見られなくなってしまいました。ノジコ、ヒレンジャク、シメ、コゲラ、トラツグミ、ウグイスなど、この庭でたまに観られたものですが今では全く見られなくなりました。
自然界の生き物が豊かであることで、どれだけ人間の心が癒され情緒に奥深さと安定がもたらされるか、失ってから気づくというのでは情けない気がしますね。
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