となりの町に住む知人に新作キムチを届けようと、久しぶりのウォーキンギも兼ねて出かけた。途中に田園地帯があってほとんどの田んぼが耕してある。が、冬の間にそれを何のためにするのかを知らない。
田んぼで作業をしている翁がいたので聞いてみて、納得した。イネの根が張った田んぼは冬の間、水を抜かれてカチカチの状態になっている。それをそのままにしておくと、ますます固まって土の呼吸が出来なくなり良くないんだとか。
今の時期に耕してやることで掘り返した土が寒さに霜に晒され、雪や雨などが浸透して細かくこなれてくれるのだと。田んぼが呼吸するのを助けてやるという事らしい。一つ勉強になった。
そして翁は、近年どんどん里山が削られ、均されて住宅地となって姿を消していくことをしきりに嘆いていた。まったく同感です。里山は日本の原風景ですから・・・・。
さて、せっかく訪れた知人の家は、あろうことか留守だった。仕方がないのでもう少し足を延ばして、義兄の家へ行くもやはり誰もいない様子。こうなるともう一軒、久しぶりに親方の作業場まで足を延ばしてみよう。
で、辿り着いてみると、いつも聴いているラジオは点いていて、ちょうど永六輔の「いつかどこかで」が始まったところ。しかし、本人の姿がない。用心のために出かける時もラジオは点けっぱなしにしておくので、どうやら留守らしい。
いくらなんでももう限界だ。キムチをそのまま持って帰るなんてことはできない。仕方がないので紙袋にメモを書いて、置いてきた。
帰る途中、コースを大きく変えて別の義兄のアトリエに寄り、ホームページ作りの打ち合わせをして帰ってきた。
およそ10キロのウォーキング。最後はランニングして汗をかき、シャワーを浴びる。昼食後、予定の庭木の剪定、デラウェアの剪定をして穏やかだった一日の予定終了。
後は、ゆっくり酒飲みながらJAZZを聴くことに・・・・。それも大音量で。
まあ、こんな日もあるね。
「日歌」が千首を超えたのを機に、 「游歌」 とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
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