我が家のデラウェアは、3年目の今年初めてまともな収穫できた。
ホルモンを使ったジベレリン処理というややこしいものは止めたので、小さい実には立派な種が入っている。
味は上々で後味もすっきりしていて、申し分ない出来だ。
御隣におすそ分けしたところ、すごく美味しいと褒められた。凄く甘くて最高だと。何でも、隣家では山梨出身の御主人の影響で、葡萄を食べる時は種は出さないとのこと。
それが本当の葡萄の食べ方だということらしい。
山梨の葡萄生産者は自分の家で食べる葡萄にはジベレリン処理をしないんだとか。植物ホルモンを使用する事に不安を持っているらしく、販売用に栽培するものは仕方が無いと考えているらしい。
実際にはジベレリンの人体に対する問題はないとされています。
他の農薬と同じように、処理をしないならしないに越した事はないという程度の感覚でしょうか。また、健康指向がそういうものを出来るだけ排除したいという思いにさせているのかも知れない。
ジベレリンを使うのは日本特有のもので、世界的には薬を使わずに種無しになるブドウ品種がいくらでもあるらしい。
ジベレリンよりも農薬の方が怖い。
実際、ブドウ農家では収穫するまでの間に本州では平均でも20回近く農薬散布しているという。最近は散布の回数を減らす研究が進んでいて、半分ぐらいになっているようです。
それでも、農薬は日本のような湿度の高い地域では消毒は欠かせない。
アメリカ種のデラウエア、スチューベン、ナイアガラ、キャンベル・アーリーなどは日本でも比較的簡単に栽培でき、農薬の散布少なくて済むとか。
そう、デラウエアはほとんど農薬散布する必要が無いんですね。害虫が葉っぱを食べるので、わが家ではそのために一度散布しただけです。
それにしても、種ごと飲み込むのというは葡萄の味をちゃんと味わっていないようで、勿体ない気がして抵抗がありますね。
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