街路樹が色づいてきて、あたりが華やぐ季節を迎えています。
好きな欅の葉も色づきに初め、個体差を見せながら頼りない日差しの中にその端正な裸形を見せる時を待っています。個体差があって同じ場所に植わっているのに、未だ緑を残しているのがあるかと思うと大分色付いたのあったりして面白い。
真赤に紅葉するわけでもないが、小振りな葉が特徴の樹形は独特の風情があって美しい。
♪ ほらほらと憂しきこころに歩めれば欅の枯れ葉さりさりと鳴り
歩道に植えてあるものはすでに枯れ葉を散らし、靴うらにまとわりながらカサコソとか弱い音を立てています。
欅はやはり、すべての葉を落として放射状の枝を空に広げている冬の姿が一番いいね。
トウカエデも朝日の当たる上面東側から色づき始め、真赤な葉と緑の葉のコントラストが美しい。その割合が日に日に近付き、やがて逆転して木全体が真っ赤になる。
そんな日が間もなくやってくる。
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