誕生日ごとに一つづつ歳を減らしていくつもりだ、などと言っている私の事だから祝ってほしいとは思っていない。誰も誕生日の話などしないのは当然と言えば当然のこと。けど、少し淋しいのは人情か。
昔は暦が正確ではなく、自分の誕生日もあまり良く分からない人も多かった。「数え年」で毎年1月1日になると国民全員が一斉に一つ歳をとるわけだから、なおさら誕生日のことなどさして問題にもならなかったのだろう。
生まれた年が一歳で、12月31日生れの子が翌日の1月1日には2歳になるというのは如何にも不合理だ。それではいけないと、昭和25年になって今の様な「満年齢」に移行され、それ以降ようやく個々人の誕生日がハッキリするようになった。
そして、戦勝の国・アメリカ文化が洪水のようにやって来て、どんどんアメリカナイズされいく。それから、日本でもクリスマスをやるようになり、同様にバースデイなるものも浸透するようになったのだろう。
♪ アメリカに倣い従いアメリカを師と仰ぎきて誕生日あり
アメリカのホームドラマの影響が一番大きいだろう。「パパ大好き」「うちのママは世界一」「奥さまは魔女」「頑固じいさん孫3人」「大草原の小さな家」「パートリッジ・ファミリー」「ルーシー・ショー」「 「パティ・デューク・ショー」「名犬ラッシー」 などのホームドラマが毎週のように放映され、アメリカの家庭の豊かさをただただ見せつけられ、それに憧れて夢中になって見ていた。
平和のシンボルとして観ていたし、高度成長の波に乗って、自分達もそんな気分に浸れるんだという思いで、貪欲にそれ等の文化を吸収してきた結果だ。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
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