歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2012.02.12
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カテゴリ: TNK楽歌31




新築の葬儀会館

             しずしずと

             真夜の路傍に死者を待ちをり








そこは、道路に沿った細長い土地で、未だ一軒の新築民家があるだけの閑散とした場所。
大きな建屋の工事をしている時は、その前を通る度に何ができるのか興味を持って見ていたが、それが名古屋で手広く店舗を展開している葬儀社と分かって、少々がっかりした。


TVでも、「生前見積もりしてみませんか?」というCMを流している、この地方の業界で最も勢いがある会社。株式を上場してからというもの、その潤沢な資金をつぎ込んで日の出の勢いで手を広げている。
とうとうこの地方都市にも手を伸ばしてきたかと思って調べたら、名古屋市に20か所、愛知県内に15か所、岐阜・三重県に8か所、大阪・和歌山に20か所の店舗を展開しているという、まるで雨後のタケノコ状態だ。







安い建築費と、円高で中国などから家具調度から祭壇まで破格の値段で入ってくる今、それらの建築の旬であるのは間違いのない事。
今のうちに、今後の高齢化から需要が見込まれる商売の基礎を確立しておきたいというところか。



東海地方には私の「梵字の大額」が飾ってある紫雲殿をはじめ、老舗も含めて幾つもの葬儀社がひしめきあい、その競争がますます激しくなっていく。

この高齢化社会では、人が死ぬと儲かるこの商売が最も勢いのある業界と言っても良い。今後20年は確実に需要のある「お堅い商売」といえる。

競争原理から会計は明瞭となり、サービス向上と価格が下がるというのは良い事ではある。当面は活発な需要で各社とも売り上げを伸ばしていくのだろうが、20年後には過当競争で商品(不幸家族)の奪い合いという事が起こるのだろう。


そうなると、何がどうなっていくのか。今は、まだ分からない。



◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。

「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)






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最終更新日  2012.02.12 11:19:46
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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