しっとりとした潤いの中に、自分の手には負えぬもの等を含みながら、徐々に明るさを増し、濡れた屋根が赤みを帯びた光線に照らされていく。
明けてしまえばもう昨日とはまったく違う、新たな一日の始まりだ。
不遜な、不実な、不本意な昨日に決別し、昇り来る太陽のように今日を照らしていきてゆく。
♪ 暮れなずむ街につかのま背を向けて
ちゅーいんがむを噛みしめている
年度が変わり、体質が変わり、季節が変わる。四月は過酷だ。
豊穣の芽生えと再生のエナジーに火が入り、高速に回転し、噛み合いあるいは空転し。闇雲にあるいは強かに、止まる事留まる事も許されぬままがっしがっしと動き出す。
他人とは比べず、少しの打算と孤立の勇気を持って、自分の立ち位置を見定めていく。それが身を守るための必要最小限のスタンス。小出しに自分を出しながら、適当な協調と適度な距離を保つ。
文句を言われても、叱られても、発展途上と割り切って甘んじて受け入れながら、決して自己否定をしない事。
自分の思い通りに行く事などないと、心の底に書いておく。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
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