年々蚊の出現する日が早くなっていく。今年も早々と現れて鬱陶しい羽音を響かせ始めた。まだ勢いがないのでやっつけるのはた易いとはいうものの、あの羽音が聞こえるだけでも精神衛生上良くない。ハマダラカ属、イエカ属、ヤブカ属、ナガハシカ属など35属、約2500種が存在するという蚊。
吸血の際に、吸血を容易にする様々なタンパク質などの生理活性物質を含む唾液を注入(この唾液により血小板の凝固反応は妨げられる)するためかゆくなる。
唾液は本来、吸引した血とともに蚊の体内に戻され、血液を吸引し終われば、刺された箇所の痒みは、唾液が戻されなかった場合よりは軽度になるという。
それで、蚊を叩き落す際、上から潰すと唾液が体内へ流れ込むため、指で弾き飛ばすと、痒みを減らすことができるという。
そんな悠長なことをやってられないのが蚊の憎くたらしいところ。夏本番の蚊はしたたかで、見えないところを狙ってくるので始末が悪い。
やぶ蚊は、確かにこの「蚊連草」の葉の汁のにおいは嫌いらしいが・・・。
蚊は二酸化炭素の密度が高いところへ、周りより温度が高いところへ向かう習性がある。体温、におい、周りとの二酸化炭素の密度の違いなどで血を吸う相手を探しているという。そのため体温が高く、呼吸回数が多い、つまり新陳代謝が激しい
人は特に刺されやすい。普段は刺されにくい人でも、新陳代謝量
が増える運動をした後や、ビールを飲んだ後は刺されやすくなる。
また、足のにおいを好み、足の方に集中するらしい。
メスが卵を発達させるために必要なタンパク質を得るために吸血するということ。どうやってこのメカニズムを手に入れたのか、自然界は不思議がいっぱいだ。
この蚊の長い口吻を研究して無痛注射針を開発したのだから、少しは人類の役に立っているわけだ。
「孑孑」でボウフラと読む。難読漢字の一つだ。ケツケツとも読むらしい。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
◆ ジョーク、冗談、ユーモアは生活の調味… 2014.10.22
◆ 消えていってこそ虹 2014.10.21 コメント(2)
◆ 映画っていいね。色々あるから良さも… 2014.10.20
PR
カレンダー
キーワードサーチ
サイド自由欄
コメント新着