そうなるために飼い主は努力を怠らなかったのだろうし、それに報いようとする犬もその事をよくわきまえている。
労使関係はこうあるべきだという理想の姿を見せているように思う。主人を信頼し忠誠を誓い、それが喜びとして感じられるという関係。
会社が従業員に如何に信頼されるかでその会社の能率と業績は違ってくる。
しかし忠誠を誓うにも、それに値しない主人ではモチベーションは上がらないし、働いている喜びも感じる事は出来ない。
高度成長が夢の時代になり、明日の事も予測できない状況の中で戦々恐々として仕事をしている今だからこそ、その信頼関係が重要になって来る。
しかし、実際には、そういう状況とは真逆の社会となって益々酷い状態に陥っている。
明日が信用できない故に、全てにその不安が乗り移って苛々している社会。5年後の世界は一体どうなっているのだろうか。誰にも予測が出来ない近未来。
今、先進国では生きることそのこと自体が大変なことだという事を、改めて教えられている。
尻尾を振って嬉々として郵便を咥えていくゴールデン・レトリバーのようになれるには、奇跡を待つしかないのかもしれない。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
◆ ジョーク、冗談、ユーモアは生活の調味… 2014.10.22
◆ 消えていってこそ虹 2014.10.21 コメント(2)
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