それは日本語の「漢字かな混ざり文」の必然性があっての事でしょう。
何時の頃か、欧米文化の影響からか横書きが普及し何の違和感もなく生活に溶け込んでいます。手書きで文章を書く場合、「横書き」の方が下手さ加減が軽減されるというのが最も大きな理由と思われる。
それは、縦書きだと文字のふらつきが目立つが、横にすればそれはあまり気にならなくなるということ。
自分も、字が下手なので横書きの方が気が楽なのは確かで、大概は横書きにしているのが現状です。
和歌という日本古来の文学は、毛筆の連綿の文字で表現されることが主眼となっています。その名残として、皇居の主催する「歌会始め」は毛筆の縦書きで応募することと決められています。
新聞も、一部の記事を除いて未だに縦書きを通しています。段組みという手法で読みやすくしてあるが、新聞が、がもし横書きだったらどうでしょう。文章が長くなりすぎてとても読みにくくなるのではないだろうか。
また、横という言葉は、「横車を押す、横柄、下手の横好き、横並び、横槍を入れる、縦のものを横にもしない」などなど、あまり良い意味に使われない。
それは、日本の生活習慣において横のイメージはあまり良い印象を持たないところからきている様な気がします。
横書きが普及したと言ってもまだまだ一部のモノに限られていて、雑誌でも小説でもみんな縦書きが主流です。(学校教育の教科書では、国語に属する分野以外はほぼ横書きが用いられる。)
縦書きと横書きの両方が可能な文字言語は現代では比較的珍しく、文字を正方形のマスに見立てて配置する漢字文化圏の特徴だそうです。
近年の韓国においてはすべての主要日刊紙や書籍が縦書きから左横書きに変更されるなど横書きの使用が圧倒的になっているという。しかし、それに伴い縦書きも従来の右縦書きより左縦書きが使用される割合が多くなるなど、縦書きの使用方法については混乱が見られという。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
◆ ジョーク、冗談、ユーモアは生活の調味… 2014.10.22
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