♪ 雨乞いの心はいつかナベサダのカリフォルニア・シャワーを聞きをり
庭のシンボルツリーのヒメシャラの木が危ない。る。暑さに弱い木なので、葉が縮れてきているのが心配だ。
「雨乞いをしなければ・・・。そうだカリフォルニア・シャワーを聴こう!」というわけで、ボベイサファイアに氷を入れ、カクテル・グラスでチビチビやりながら久し振りに「ナベサダ」を聴いた。
渡辺貞夫さん(1933年2月1日生まれ)は、戦後の日本ジャズ界を牽引してきた人で、秋吉敏子さんと同じくアメリカの バークリー音楽院へ留学し、帰国後にはジャズ喫茶や街頭で、その飄々としてしかもダンディな姿はカッコ良かった。
コマーシャルにも登場したりで、その人柄の良さは人気の的だった。
ジャズ 界の変遷とともに、ボサノバや フュージョン・ジャズをいち早く演奏スタイルに 取り入れ、常に時代の先端に立っていた。アドリブ演奏の原点はビバップ・スタイルにあっり、チャーリー・パーカーばりの美しく流れるようなメロディは日本人離れしていたし、甘い音色が独特の人間味を出していて、大好きなサックスプレーヤーだった。
California Shawer
このレコードはフュージョン・ジャズが全盛の頃の1978年に、本場ロスアンジェ ルスのスタジオで録音されたもので、TVの化粧品のコマーシャルとしても流されていたので、聴いたことがある方も多いでしょう。
いわゆるウェストコースト・ジャズで、デイブ・グルーシンの軽快でカッコいいアレンジに乗って、ナベサダはアルトとソプラノ・サックスを吹きまくっている。
ジャケット裏面
1968年ごろ「資生堂MG5ソウルセッション ナベサダとジャズ」というFMラジオの番組があった。
「MG5ソウルセッション、ナベサダとジャズ、お送りするのは東京銀座、資生堂。ジャズは心のビート。それが君の鼓動になった時、喜びと悲しみが若い心に刻まれる。そう、乾いた心に温もりは生まれてこない。」
ギターが増尾好秋、ベース鈴木良雄、ドラムスはつのだひろだったかな?
その後、「ブラバス渡辺貞夫マイディアライフ」に移行していった。
毎日夜の9時半ごろ、ワクワクして聴いていたものだ。
公開録音にも何度か行った事が有るし、サマー・ジャズ・フェスティバルなんかにもよく行ったものだ。
「ナベサダ」さん、もう80歳になるんだなぁ。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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