♪ 沿道に応援の声ひびくがに行く先々に松虫の声
構成楽団は一頃と違ってきていて、今のメインの奏者は松虫だ。行く先々で松虫の歓迎を受ける。チン チロりン、チン チロりンと軽やかなリズムの澄んだ美しい音色を聞かせてくれる。
時折、各種コオロギの声、木の上でも大きな声でなにやら鳴いている。
ウォーキング・コースの途中にある公園では、小学生らが数人かたまって地面に座り込んでいた。日曜の夜9時半だ、いまだに夏休み気分が抜けないと見える。
何をしているかと思えば、ほぼ全員が携帯画面を覗いている。街灯もない真っ暗な中でこれだ。小学生の交友は携帯電話(スマホ)無くては始まらないのだろうが、外での遊びにまで持って出るのが気に入らない。
それが今時の子供の姿だなのだろから、今更、ケイタイを待たないじじいがつべこべ言っても始まらない。親が安全のためにと、敢えて持たせているのかも知れないし・・・。
三重県で花火大会の後、帰宅途中に殺された女子中学生。夜の夜中に、真っ暗な道をたった一人で歩いて帰るという非常識。親も同じ花火を見に行っていたらしいが、何故携帯で連絡を取り合って合流しなかったのか。
田舎は安全という常識が通用しなくなりつつある。携帯(スマホ)という便利なものがありながら、そのものの機能を偏った方向でしか認識していないのか。事件が起こって初めて気づく安全は神話だったことを。
警察は、女子生徒が携帯電話を操作しながら歩いていたため、画面に気を取られて身の危険に気付かないまま襲われた可能性があるとみている。
犯罪は勿論犯人が悪いに決まっているが、被害者にも落ち度がある事も多い。出来ごころを起させるというのも、ある意味では罪なことなのだ。
この女子生徒もあまりに無防備だ。辺りを警戒しながら足早に歩いていれば、或いはこんなことにはならなかったかも知れない。
平気で人を殺す輩があまりに多い。自己中心的な個人主義の蔓延。それらによる犯罪から身を守るのは個々人がそれらの現実を認識し、自分で自分の身を守るしかない。
昨夜のウォーキングでも、若い女の子がたった一人で歩いているのに行きあった。間に草木の植え込みを挟んでいるので、向こうは警戒する素振りもなかった。
こっちは老婆心から心配になって、「こんな時間に一人で歩くな」と言ってやりたい気分だったが、距離があったし暗いし、却って警戒されるだろうし、現実的にはなかなか言えないものだ。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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