
その時間帯は、猫が夜の逍遥から戻る時刻と重なることが多く、二階の窓の外で「入れて」と小さな声で鳴いている。この猫の声をきっかけに目覚めて、トイレに行く破目になることもままある。
猫を入れてやって一緒に下へ降りる。腹が減って戻って来るので、必ず餌を要求されるが、こっちの膀胱事情の方が最優先だ。
餌をやって二階のベッドに戻る頃にはすっかり体も冷え、眠気も何処かに行ってしまっている。しかし、未明の4時半過ぎでは起きてしまう気にもならず、もう一度眠る努力をする。巷の老人たちは、朝早くに目覚めて困るという人が多いが、今の私にはそんな老人特有の傾向は全く無い。
しかし、こんな状況は特別で、眠りたいのに眠れない。布団の中でただジッと目を瞑って、眠りの精がやって来るのを待っているが、来ないままに朝を迎えることになる。床に就く時間が11時とか12時なので、当然ながら寝不足だ。
前夜の酒と夜行性の猫とが、吾が安眠を妨害するわけだが、このどちらもカットすることは出来ない。
昨日は午後から、冷酒をチビチビやりながら確定申告の計算やら下書きの書き込みをしていた。安酒ながら端麗辛口の糖類無添加・本醸造の酒は飲みやすく、ついつい杯を重ねて良い心持に。申告書の清書は翌日回しにして、早々に切り上げた。夕食後に睡魔が襲うも、どうにか打ち勝って11時ごろ就寝。
そんな具合だから朝までぐっすりで、猫が鳴いたのも知らずトイレにも行かず仕舞い。酒は利尿作用が有るので、摂った水分以上の尿が出る。起きている間に何度もトイレに立ったので、夜中に出る分はもう残っていなかったようだ。
8時間はたっぷり寝たので、ちょっと寝不足気味だったがそれも解消されて、今朝はすっきりした良い朝だ。
因みに、酒と利尿作用について。
私達のからだには利尿を抑えこむ「抗利尿ホルモン」というものがあり、これが活動することでに尿の量を減らし体内の水分量を一定に保っている。アルコールはこの抗利尿ホルモンの活動を抑制してしまい、必要以上に尿を出してしまう。体内に取り込んだ余分な水分だけを排出しているわけではなく、アルコールに反応して尿をだすために、 水分の少ない、度数の高いお酒を飲むと「利尿による脱水症状」が発生しやすくなる 。また、 水分はアルコールの分解にも必要 なため、この状態が長く続くとアルコールの分解能力が低下して「二日酔い」を起こしやすくもなるという。
ビール はアルコールの抗利尿ホルモンの抑制の他に、含まれているカリウムが新陳代謝を活発にさせるという効果が加わり、 他のお酒より利尿作用が強い らしい。
ビールを1リットル(1000ml)飲んだ場合、1100mlの水分が排出されて、100mlの水分が不足する。カフェインを含んだお茶割りのチューハイやコークハイなど、アルコールとカフェインの相乗効果で体内の水分を減らすらしいので要注意。
出した水分は補給する必要がある。酒のアルコールは胃で吸収されるが、水は大腸で吸収されるためタイムラグがある。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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