♪ 藪入りのごとき雨なり安息はたったひと日で猛暑に戻り
しかし、涼しい日が間に入るとその後の暑さが余計に堪える事を考えると、たった一日だけで良かったのかも知れない。登山の途中の休憩の様に、休みの時間が長過ぎると体の機能がダウンしてしまい、その後が返って苦しくなるのと同じようなもの。
理想は、一週間に一日ぐらいの割りでこんな日が入ると楽なのだが、人間に対して怒り狂っているこの星の神々は、そんな慈悲心を持ち合わせてはいないらしい。
”もう暫らくはこの暑さと格闘しなければならない”と思っただけでウンザリする。暑さに立ち向かうという意欲が薄れてきていて、心身の深いところが無言の悲鳴をあげている。
・ * ☆ ★ ☆ * ・
そういえば、子供の自殺で一番多いのが「 9月1日 」だということが内閣府の調査でわかったと。
1972~2013年の42年間に自殺した子どもの総数は1万8048人で、日付別に合計した。最も多かったのは9月1日(131人)で、4月11日(99人)、4月8日(95人)、9月2日(94人)、8月31日(92人)が続いた。
7月下旬から8月上旬は40人以下の日が多いが、 8月20日以降は連日50人を超えていた 。夏休みや春休みなどの終わりが近づくと、自殺者が増える傾向が浮かび上がった。
内閣府はこうした傾向について「生活環境が大きく変わり、プレッシャーや精神的動揺が生じやすいと考えられる」と指摘。長期休業の期間に合わせて、児童・生徒の見守りを強化したり、相談に応じたりすることが効果的だと提言した。
休息モードに入り、どっぷりと解放感に浸って過ごす夏休み。
「 苛め 」や「勉強のプレッシャー」、「交友関係のもつれ」など、多くの苦痛と闘ってきてようやく夏休みに入ってそれらから解放される。
40日間に何を思い、どう過ごしても決して解決はしない事を思い悩み、再開するだろう苦痛の日々。そこから逃れる方向にしか意識が向かなくなっての、どん詰まりでのことだろう。
夏休みが「40日間あるのは長すぎる」と、指摘する人は居ない様だが、私にはそう思えて仕方がない。結果的に子供たちの心のタガが緩む原因となり、解放と呪縛の落差が大きいことがそれを助長する。心と体が自分のものになっていない未熟なこどもたち。とても不安定な精神状態の中で、じわじわと崩れていってしまうのだろう。
10日ごとに1週間の授業をするというように、40日間という長いブランクを作らない方が良いと思ったりする。が、”そんな馬鹿な”という反対意見にかき消されてしまうのだろ。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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