♪ 内側に秘めらるるまま知らぬまま見過しているうごめくものを
調べたら大変大人しいタイプという事が分かり、駆除などせずに大事に育つことを願って観察を続けて来た。
無用の殺生はしたくないし、四十雀の営巣と全く同じように慈しんで見守って来たというところです。
ほとんど毎日写真を撮ってその変化の様子を見て来たが、さすがにこの頃になり活動が鈍くなって来た。いつも巣穴から見張りが一匹顔を出して警戒しているはずなのに、二日ばかり姿が見えない。「あれ?まだ10月下旬なのにもう巣を離れたのか?」そう思って巣を突いてみても何も出てこない。もう居ないのかな?と思って、しばらく様子を見ていた。
先日、物置に用事があって戸を開けたところ、数匹の蜂が飛び出してきた。まだ居るじゃないか。そうだよな、向こうもびっくりしたのだろう、何やら大仕事を終えてまったりとしていたところを邪魔されたという感じなのかな。
9月11日 9月15日
9-20 9-23(午前中に盛んに活動している)
10月7日 10月14日
10-20 11-2
8月20日 11月2日
日本にいるスズメバチの寿命は、女王バチで約1年、働きバチで最長約2ヶ月だそうです。
働きバチは卵から幼虫・サナギを経て成虫(ハチ)になりますが、巣作りをしたり、餌を取りに行ったり、子育てしたりで、自分の兄弟や女王バチのために一生懸命に働いて、2週間から1ヶ月間働くと死んでしまうんだという。
巣の真下に役目を終えた蜂が死んでいた。
気候が寒くなる前には今活動をしていた女王バチは死んでしまう。新女王バチは初秋頃から生まれ始め、巣の中で十分な栄養を取った後、交尾の為に一匹で巣別れをする。交尾後、山の朽ち木などに潜り込み春まで越冬して4~6月に一匹で巣作りを始める。
越冬を終えた女王バチは,本州の西南暖地では4月以降に順次出現してくる。すぐには営巣活動を開始せず、2~4週間かけて樹液やアブラムシの甘露などを舐めて体力を回復した後、営巣場所を求めてあちこち飛び回る。営巣場所が決まると晴天の暖かな日を選んで、1頭で巣作りを開始しする。
最初の働きバチが羽化するまでの約1ヶ月間は、新女王バチが幼虫の餌集めや巣材集めなどの外役活動と子育てを1頭で行う(単独営巣期)。そのためコロニーの存続にとって最も厳しい時期にあたり、女王バチの死亡により廃巣になってしまう割合は極めて高いという。
働きバチの羽化後は外役活動の回数はしだいに少なくなる(共同営巣期)。6月から7月にかけて働きバチの羽化が本格化し、数が数十頭をこえるようになると、女王バチは外役を中止し産卵に専念するようになる。(分業期)。
次々に誕生する働きバチは、巣材集めや幼虫の餌集めに忙しく働き、巣は急速に大きくなる。
働きバチが女王バチに頭を向けて周囲を取り囲み、女王バチの体を触覚で触れたり、体全体を舐めまわすロイヤルコートとよばれる行動が見られる。こうした行動は女王バチが分泌するフェロモンによって引き起こされるのだとか。
秋に大型の育房でオスバチと新女王バチの幼虫が育てられるようになると、新しく働きバチが育てられることはなくなる。そのため、働きバチの数が次第に減少し巣全体が餌不足に陥ると、働きバチは育房から幼虫を引き抜いて肉団子にして他の幼虫に与えのだという。スズメバチのように集団生活をする狩りバチの巣では、幼虫が非常時の食物貯蔵庫としての役割も担っているのだとか。
9月下旬から11月にかけて、オスバチが羽化し、その1~2週間後には新女王バチが相次いで羽化してくる。オスバチ、新女王バチとも性的に成熟するまでの7~15日間は巣内に留まるが、晴天の午前中を選んで順次巣を離れ、再び巣に戻ってくることはないという。
交尾は、多くの種では午前中に巣の外で行われる。特定の場所にオスバチが集まって飛び回り、そこへ飛来した新女王バチと交尾する。交尾を終えた新女王バチはその日のうちにすみやかに越冬場所へ移動する。
オスバチと新女王バチが巣を離れる頃には営巣活動は停止し、巣内の働きバチの数も急激に減って冬には巣は空になる。スズメバチの巣の利用はいずれの種類も1年限りで翌年再利用されることはないという。
そんなわけで、11月中にオスバチも新女王バチも巣を出て行ってしまうんだね。そうして巣はもぬけの空になる。12月になったら巣を取り外して、中がどうなっているのかを調べてみるつもり。
4月から約7か月間、蜂が命を育んで一生を全うしたことを証明する貴重な遺産だ。何段になっているのかも興味あるところ。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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