♪ 十穴のブルースハープ吹く音の全てドミソのかわいい悪魔
ピアノを移動してあれこれいじっている時に、オーディオ用の接続コードやギターのピックなどが入っている箱を開けたら入っていた。おお懐かしいブル-スハープ!
別名 “10ホールズ” とか“ブルースハーモニカ”とか言う。
トゥーツ・シールマンスが吹いているのを聴いてからハーモニカの魅力の虜になっていた。シールマンスの使っているのはクロマチックハーモニカで、横に半音を出すためのスライドレバーが付いているやつ。ブル-スハープとは違うので一緒には出来ないが・・・。
クロマチックハーモニカ
殆ど初めて吹くようなもので、音階がどうなっているかも知らなかった。調べてみればシンプルそのもの。なにしろ穴が10個しかない小さなハーモニカだ。この穴、吹く息で出る音全部がド・ミ・ソなのだ。1の音からド・ミ・ソが繰り返して10の音がドで終わる。
吸う方は、4レ・5ファ・6ラ・7シで、この間が1オクターブの音階となっている。
ベンディングという手法を使って半音下げることで、一つの穴で4つの音を出すことが出来るという。シンダーソングライターが首にホルダーを付けてギターを弾きながら歌い、ハーモニカを吹くボブ・ディランに代表されるあのスタイル。
かなりワイルドな奏法が特徴で、小さいが故にそれが出来るということ。繊細で透明感のあるなトゥーツ・シールマンスの様な演奏は出来ない。
一本ずつキーが決まっていて、曲のキーに合わせて持ち替える必要がある。曲のジャンルで使われるキーは限られてくるので数本有れば足りるらしい。
ただブルースハープと言うぐらいだからブルースの基本を踏まえる奏法となると全く別の世界の様だ。時に凄みのある演奏を聴いたりすると、この小さな楽器の奥深さと多様性はブルースのみならず様々なジャンルでの魔性の様な魅力を感じないではいられない。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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