歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2019.09.03
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カテゴリ: 哀しい事

♪ アマゾンの森林火災この星に病理の種の増えゆくばかり


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 今朝も4時半起床。5時半過ぎの夜明けの空、珍しく雀たちの声がほんの短い時間、賑やかに響き渡った。と、思った直後、ムクドリの二つの集団が、バラバラっとスクランブルをかけたジェット機の様な勢いで西の方へ飛んで行った。

 一日の始まりのお決まりのシーンなのかも知れないが、昨日は気付かなかった。野生の動物たちは、ただ本能に従って生きているだけのものでもないだろう。喜怒哀楽とはっきり言えるものではないにしても、感情に近いものはきっとある。また、そう思わないとつまらない。人間が特別の存在だとしてヒエラルキーの頂点にあるといっても、その下層にいるもの達との交感があってこそのものだと思う。
 頂点にいるものが下へ降りていってコミュニケートを図る、その努力をしなければ始まらない。その逆はあり得ないのだから。




 世界中で自国優先、保護主義が頭を跨げ、力で支配しようとする風潮が無くならない。同じヒト科同士で弱肉強食をしていられるのは、他からの攻撃を受けないで済んでいるからだ。
 このまま地球が人類に破壊されていけば、最終的に地球そのものを敵に回すことになる。そうなって淘汰されるのは下層生物たちと共存共栄できない者たちに違いない。

 アマゾンが山火事で大変なことになっている。地球の酸素の二割を供給しているというアマゾン。それを支配している人(ボルソナロ大統領)は、生きるためにその自然災害をむしろ歓迎しているように見える。森林開発の手間が省け、農地として活用するには好都合というわけだ。支配者は権力を利用して利益を独占しようとする、地球の保護などへは目を向けようとしない。



 今年のアマゾンでの火災は8月までで74000件を超え、2018年よりも84%増加していることを指摘。これは2013年以降最大で、2013年の2倍に当たるとか。
 火事が広がったそもそもの原因は、農地開発によって森林が乾燥し、植生が変化し、焼き畑が加速するという“必然”ともいえるもの。熱帯雨林と人間が住む土地との境界部分で起きているという。あちこちで歯抜けの様になったエリアが完全に一つに繋がった時、アマゾンは死滅し不毛の草地と化する。




 ハリケーン「ドリアン」が現地時間1日昼頃、5段階の分類で最も強い「カテゴリー5」の勢力でバハマ北部のアバコ島に上陸。過去二番目の勢力。アメリカの東海岸沿いを北上する見通しで、米本土に上陸しない可能性も。

 地球規模で天候異変が起きている。アマゾンの山火事は森林破壊で酸素供給が減るだけでなくCO 2 が吸収されず発生し、溜め込まれていたそれも放出される。乾燥が進めば回り回って生態系や天候にも大きな影響をもたらす。

 大型ハリケーンもアマゾンの火災も原因は、「自然界で最も不自然な存在」である人間にある。






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最終更新日  2019.09.03 08:28:45
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
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