どこの誰とは、言えませんが、
ある組織から、ふんだけるだけ、ふんだくって
サヨナラした会社があるとします。
そこの社長は、ご機嫌でしょうが、
この社長は、本当に得をしたのでしょうか?
みんな塩を撒いてたんですよ。
もし、得をしたと思うなら、
それは、たいへんな思い違いです。
もう、この地域では、誰も相手にしないからです。
さらに、この情報は、地域を越えて伝わります。
もう、だめです。
損得の計算は、たしかに必要ですが、それが前面に出ては、
この社会では逆に生きていけないことを、
学校でも教えるべきだと思います。
ところが、学校では、依然として、
昔ながらの損得計算、それも、超個人主義の。
表面的には、立派なことを言っていますが、
その根底に流れているのは、
学校の損得も含めた
個人の利己主義。
思考の枠組みを揺り動かし、
より豊かなフィルターを造ったり、発見したりするのが、
学問であり、学校であると思います。
であるなら、教える側も、常に進化(深化)しているべきです。
ああ、それなのに、
学校が、競争社会の原理から、抜け出していないのは、
何ということでしょう。
世の保護者が、結局は、
「我が子が、競争社会で生き残れるように」
という原理で動いている反映なのでしょうが。
それにしても、何と時代遅れなんだろうか?
って、思うのは、寅さんが、変人だからだろうか?
この世に競争がある側面を否定するものではありません。
でも、それ以上に、この社会は、協力社会であり、
助け合い社会であることは、
冷静に見れば、誰だって納得すると思うのです。
どんなに強い人だって、人に助けられなければ
生きていけないことは、1足す1より明白です。
人に勝たなければ、生きていけない?
餓死する?
とんでもありません。
この日本で餓死するのは、人に助けを求めることを
知らない人です。
それは、人はコワイ存在だと教えられているから、
助けを求められないのです。
よっぽど、知的障碍をもった人たちの方が、
人を信頼することを身につけていれば、幸せに生きていけます。
人を信頼することを学ばなければ、この世では生きていけないのです。
商売の基本は、人を喜ばすことです。
人から、より多くふんだくることではありません。
この世を動かしている基本原理は、
決して競争原理ではないのです。
生存競争は、大いなる錯覚です。
我が子の幸せのためにこそ、
人に尽くす喜びを身につけさせましょう。
学校に洗脳されてはいけません。
文科省にマインドコントロールされてると
我が子を地獄に突き落としてしまいますよ。ヒッヒッヒ。
本当は、コワイ、教育の話でした。
楽しさの伝染病 2009.08.06
自分を好きになる難しさ 2009.07.21 コメント(4)
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