最近、2箇所で、科学実験教室をさせていただきました。
そして、今後につながる新しい気づきを、どちらからもいただきました。
一つは、児童館。
もう一つは、子ども会の歓送迎会。
児童館は、3年生までの子がほとんどなんで、
論理的な思考や追求は、ほどほどにしないといけないのが常識です。
しかし、やりようによっては、とても活発な議論が起こり、
また、ハラハラ・ドキドキと楽しめることが、はっきりとわかりました。
逆に、子ども会は、新1年生から、新中学生までですから、
ひとつにまとめるのは、とっても難しい。
心してかからなければならないものです。
特に、「先生」がいないわけで、
子どものわがままの地が出やすい。
会の中のグループ化や、孤立してしまう子も発生します。
そこらへんも考慮した、机と椅子の配置、
グループ編成が必要です。
ただ、これも、その子ども会によって、
子どもたちの把握力が全然違うので、
よ~く、察しておかなくてはなりません。
<今回の収穫>
机と椅子は、不要。
床に座れなければ、椅子だけでもいい。
動き回れる空間があればいい。
でも、問題文は、欲しい。
準備段階で、子どもたちと親しく遊んで、
子どもたちの「社会構造」を把握しておく。
実験内容そのものよりも、
子どもの反応へのフィードバックに力を入れた方がいい。
てなとこです。
新しい実験シリーズ「ひっぱる魔法のなぞ」は、
構成上の改善点は見つかりましたが、
直していけば、大きなジャンルになりそうです。
とにかく、子どもたちに笑顔で話しかけられる関係を
作れたのは、よかった、よかった。
児童館の先生、保護者の皆さん、ありがとうございました。
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