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泣いても笑っても最終日である。今日もいい天気だ。飛行機は翌日仕事なのにもかかわらず、アシアナの成田行最終便である。(仕事する気なし(笑))15時くらいまでにはソウル市内を出ていれば、まあ間に合うであろう。それまで、チェックアウトした旅館で荷物を預かってもらいお昼ご飯を食べるために、タプコル公園を通って鐘路3街まで歩いていった。鐘路3街の地下鉄出口で、前日に引き続きお付き合いいただくパンダさん御一家と合流しお昼ご飯場所である「チョンジュチプ」へ行く。ここは昨年、ウチの奥さんの友人に連れて行ってもらったお店で、1回で気に入ったお店。ただ、ここで食べるものは、人数がいないとちょっと食べきれないため、ふたたびパンダさん御一家にお付き合いをお願いした次第であるm(__)mメニューは「クルボッサム」。通常は「ボッサム」として、浅漬け気味の辛くないキムチと茹でた豚肉をさらに葉っぱで巻いて食べるのだが、ハングルで「クル」、日本語で「牡蠣」(ここでは生牡蠣)をさらに巻いて食べるのだ。さてこのお店のバンチャンのなかにこんなものが出てくる。どうも「クルボッサム」のあるサイズを頼むと出てくるらしいのだが....(サイズは不明)鍋の正体は「カムジャタン」なのだが、肝心なカムジャ(じゃがいも)が行方不明なのである。まあ、骨の髄はちゃんとゴロゴロしていて、肉もしっかりついているから食べ甲斐はある。それから今回焼き魚が入っているのだが、普段は入らないはずである。なぜなら、コレにはちょっとした理由があって、昨年来たときに店のアジョシと撮った写真を入り際にそのアジョシ(いつも入口で魚などを焼いている)に渡したからだと思われる。とにかく辛くないキムチに脂身のついた茹で肉、そして生牡蠣の組み合わせ....牡蠣好きなワタシにとっては、この上ない幸せな組み合わせである(^^)v支払った金額は大人4人で37000wだから1人あたり1000円くらいだろうか。日本で食べるとしたら、生牡蠣の値段が高そうなのでいくらになるか見当がつかない。さて食後は、昨日に続いてパンダさん御一家の宿泊場所へお邪魔してお茶休憩。娘さんと折り紙で遊んだりしていたのだが、一度荷物を取りに行かなきゃいけないので出発することにした。すると、奥さん、娘さんも自宅へ戻るということで途中まで一緒についてきてくれた。ご主人とは建物内でお別れし、まずは旅館へ荷物を取りに戻り、そして空港行バス停のある鐘路2街YMCA前まで、トボトボと歩く。バス停に近づいたところ、目の前に偶然にも空港行きバスが来てしまい、せっかく送ってくれた奥さん、娘さんに十分なお礼を言えずに出発してしまったことを本当に申し訳なく思っているm(__)mそのせいか空港には早めに着いてしまったが、早めにチェックインを済ませ足りないお土産を少し買って、中へ入った。夕食用に搭乗口そばの軽食スタンドでキンパプを買おうとしたものの、時間に余裕があるはずなのに、なぜか搭乗の最終案内が流れてしまったため買えずに搭乗し、帰国の途についた。最後の韓国風料理はコレである。往きの食事とほぼいっしょだ....ちなみに往きの食事はコチラ。ということで、飛行機はほぼ予定通り午後9時前に成田に到着、電車に乗り換え、午後10時半過ぎには自宅に着いて旅行は無事終了した。:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::最後になりますが、今回の旅行では、いろいろと余計なご心配をおかけしてしまった釜山の悪妻さんやずっとお食事等々にお付き合いいただいたパンダさん御一家を始め、poppoyaさんや釜山チャンナムチプのご夫婦などなど....たくさんの方々にお世話になりました。本当にありがとうございましたm(__)mまた来年も行けるといいなあ!ね?奥さん。いろいろありがとうね。おしまい!
2007年09月27日
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旅行もついに6日目。ようやく、朝から晴れてくれた。いよいよ今日と明日の2日しかない。今日は、午前中は奥さんがポジャギの体験教室に行き、ワタシは独りサウナそして眼鏡の引取、お昼からは昨年初めてお会いしたパンダさん御一家と合流することになっている。さてサウナであるが、肝心なサウナには入らず2種類の風呂に入り、あとは休憩室でぼぉ~っとしておしまい。そのあとは眼鏡屋に向かいつつ、途中のボゴキン(バーガーキング)で朝ご飯。現在、日本には新宿にしかないらしい。ここで食べたのは、日本でも売り出しているコレ↓。ワッパーと呼ばれるハンバーガーだ。よほどデカイのかと思いきやそうでもなく、難無くお腹に収まった。今度は新宿でも買ってみなきゃ。高いだろうけど(笑)そのあとは昨日出した眼鏡を慌しく引き取り、待ち合わせ場所の市庁駅の地上出口でパンダさん御一家と1年ぶりに再会。この御一家はご主人が韓国、奥様が日本の方。娘さんは幼稚園に通っていてかわいい盛り。でもって、韓日のバイリンガルを目指している。(うらやましいくらいに両方話せる!)さて、お昼ご飯で向かったのは晋州会館(チンジュフェガン)。ここで食べたのはコングクスとキムチポックン(写真が何故かナイ....)である。実は昨年もここにきたのだが、あまりに美味しかったので今回も行こうということになり御一家をお誘いした次第である。豆乳をベースにしたスープのなかに麺が泳いでいるのだが、このスープに特徴がある。まるでポタージュみたいなのだ。昨年帰国後に奥さんが作ってみたものの、そんな簡単なものではなかった(>__
2007年09月27日
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韓国旅行5日目。ソウルにきて2日目である。今日の予定は、大長今テーマパーク~京東市場~お昼にチャジャンミョン~仁寺洞~夫婦別行動~カンジャンケジャンの夕食、である。夕食では先日ジュニアが誕生したばかりのpoppoyaさんと1年ぶりにお会いすることになっている。まずは義政府の先にある大長今テーマパークへ向かう。ご存知のかたも多いと思うが、ここは放送局のMBCのスタジオがあるところで、今NHKのBSで再放送中のドラマ「大長今」で使ったセットをそのまま展示している。今頃になって大長今に嵌まっている夫婦にとっては、とってもタイムリーな場所(笑)鐘路2街から地下鉄1号線で州内(ジュネ)まで移動し、そこでマウルバスに乗り換えて現地まで行く算段である。宿から駅まで行く途中、屋台で売っているトーストで腹ごしらえ。その後は電車に乗り、一旦清涼里で乗り換えて州内へ行った。沿線には大学があるようで、教科書を持っている学生に懐かしさを覚えながら駅に到着。ここからマウルバスに乗り換えなのだが、バスによってはそこへ行かないのがあるそうだ。はたして間違いなく乗れるかなと思案していると、当該のナンバーのバスがやってきた。運転手に聞くと「行く」という。よかったよかった(^^)出入口には交通カードをタッチする機器が。遠慮なくピッとやってから席へ。マウルバスだけにマイクロバスくらいの大きさ。そのせいか、飛ばしかたもいつもより数割増し!20分くらい走っていると突然路肩に「大長今テーマパークはここ入る」的小さな看板を見つけたので、「アジョシ~!」と大声出そうとしたらちゃんと止まってくれた。バスを降りると「ホントにこんなところにあるの?」という風景。事前に調べた開園時間は午前10時で、それまでまだ30分もある。まあいいかと歩きだすと、狭い道に大型観光バスが3台、夫婦を追い抜いていった。バスの側面には日本語。日本の某大旅行社手配のバスである。ゆっくり歩いたはずが目の前にはゲートが。あっという間に着いてしまった。ゲートはすでに開いていて(パンフによると9時半オープンらしい)入場券を買って中へ。帰るときに気がついたのだが、VISAカード、JCBカード提示で割引があったらしい。1000Wくらい安くなるようなので、入口で確認をオススメする。入口からさらに5分くらい歩いたところに見たことのある建物が。そこが大長今テーマパークの入口である。付近にはすでに到着した日本人観光客がおり、写真を撮りまくり状態。少し空いてから我々夫婦も写真撮影大会。その後もあちらこちらで写真を撮りまくった。また有料で大長今の服装を借りられるので、その貸し出し場所付近限定でコスプレ写真が撮れる。誰でもハン尚宮や王様、ミン・ジョンホになれるので、そんな人々でごった返していた。そうそう、日本人のみならずドラマが放映されたらしい中国、台湾からの観光客もいた。なぜか彼らは衣装を借りるため並んでいる列を無視し、前に出てきてあれやこれや言い始めた。「先にチケットを買ってからここに来るの!」と中国語で注意した。前の会社でもそうだったが、彼らには周りの状況って全く関係ないのだろうかといつも思ってしまう。さて、園内のいろいろなセットを見ては「あ、これはいつもみた厨房だ!」とか確認しながら周り、11時半ごろにはちょっと遅れてきたバスで州内駅へ戻った。こんどは奥さんの買物で、京東市場へ。ひと駅早く、清涼里で降りちゃったので汗かきながら市場へ行く羽目に(+_+)。お目当ては五味子(オミジャ)。市場が近づくにつれ、あちこちで売られていた。店によって産地の表示があったりなかったり。やはり国産は高く、つぎに北韓産、そして中国産という値段の順番だが、並んでいるのをみてみると、確かに外観からして違いがわかる。何件目かの店で国産200gを購入し、今度は遅い昼ご飯を食べに東廟アプという駅へ。改札を抜け階段を上り、通りを歩くこと数分でこちらの店を捜し当てた。実は、Mさんというソウル在住の方からブログを通じて教えていただいたお店で「独特の雰囲気になじめるかどうか」と心配されていたのだが、我々夫婦には全く問題なし(笑)まずカウンターに行って食事を注文しなければいけない。一人前1000Wのチャジャンミョンと一皿に10個のった2000Wのクンマンドゥ(焼餃子)の大を注文。するとアジュンマが注文控の紙をくれるので、それに書いてある番号か呼ばれるまで近くで待たなきゃいけない。案の定チャジャンミョンは速かったが、クンマンドゥで待たされた(>___
2007年09月24日
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*その4の1では、東ソウルのバスターミナルに着いたところまで書きました。 そこからの続きですm(__)mさて、ここから地下鉄に乗り換え5号線鐘路3街で下車、楽園商街を通り抜けて仁寺洞のヨンビン荘旅館へ向かう。この旅館は仁寺洞のほぼ中程にあり、今回の旅行にはいいロケーションだった。旅館に着きアジュンマに予約を入れてあるというと「予約した?」というリアクション。楽天トラベルから予約を入れたのだが、予約確認証をプリントアウトしておいてよかった。確認証を渡し、案内してくれた部屋はこれ。6畳くらいの広さにエアコン、テレビ付き。トイレにバスタブありで確か一泊35000Wくらいだったか。寝るだけだから十分である。荷物をおいて夕飯を食べに外へ出掛けた。鐘路2街から東大門方面へ歩く。午後6時過ぎともなると、歩道には食べ物やアクセサリーの屋台が所狭しと並んでいる。それを抜けると広蔵市場があり、中を通ってみることにした。通路中央にはひたすら食べ物の屋台ばかり!でもって大変な人、ひと、ヒト。客寄せに必死の屋台のアジュンマ、仕事を終えて一杯やりながら大声で話し込んでいるアジョシたち....そんな光景をみたあとは、そばを流れる清渓川沿いに出て夕涼みをしながら歩く。かなり遠回りしたが、ようやく着いたのは今晩の食事場所「又来屋(ウレオク)」である。某案内本によると「ソウル一のプルコギが食べられるお店」とのこと。プルコギというと、今からン十年前の初訪韓時に水原の民族村で食べた、辛くなくて一番美味しかった食事だ。その後何度かトライしたものの、独りだったため注文を断られ涙を飲んでばかりだった。大通りから路地に入ったところに店はあるのだが、2階建ての店構えはかなり立派である。2階に案内されて席につき周りをみると、今までとは明らかに違う雰囲気というか客層というか。メニューをみるとカルビ等の焼肉もあるし冷麺もあったが、ここで頼んだのはもちろんプルコギ2人前である。1人分が150Gと書かれており、足りるかなあと思ってしまったので、憧れでもあったユッケも頼んでしまった。注文をしてまもなくバンチャンと葉っぱ類がやってきた。が、そのバンチャンでさえも、いつもとは違った雰囲気を醸し出している。喉が渇いたので湯呑みに手を伸ばすと、これがお茶ではなく麺の茹で汁だった。さすがに冷麺を出しているお店だけある。いよいよ目の前にお出ましのプルコギである。今までの数少ないプルコギ経験の中では、肉の厚さは一番薄い。それを仲居さんが独特の形をした鍋の上に肉を並べていく。脇にはスライスされた小振りのエリンギをおいて。そろそろいいかなと思い、サンチュに巻いて食べてみると、脂が少なめでさっぱりした感じ。ご飯を頼んであったので一緒に食べてみると、味付けが薄目だけど美味しかった。一番やりたかった、鍋の周りの汁かけご飯。スッカラが大きすぎて汁をすくうのに苦労したが、これもまたよろし。もっともこのお店ではこんなことする人いないのかも(汗)ユッケは、仲居さんが目の前でビビンしてくれたのを食べた。ユッケにはありがちな卵の黄身はなく、上品な甘さのタレと梨の千切りとともにいただく。やはり肉がいいのだろうか。脂は少ないのだが、美味しかった。さて食事のお値段であるが、プルコギ2人前にユッケ1人前、ご飯1人前、締めて99000W!2人でこの値段は、今回の旅行の食事のなかでは最高金額であった。あったけれど、仲居さんの接遇は値段なりの、それは良いものであった。店をあとにして再び清渓川沿いを歩きだしたのだが、途中でお店の外観を撮るのを忘れていたことに気付いた。まあいいか(^^;宿近くのコンビニでお約束のバナナウユを買い、宿に戻った。こうして1年ぶりのソウル1日目の夜は更けていった。-ソウル2日目に続く-<おまけ>河回村で見つけたもの。ジュースの自動販売機に公衆電話がくっついてる....はたして使えたのであろうか....
2007年09月23日
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*その4は都合により、1と2になっておりますm(__)m4日目の朝を迎えた。今日も天気は悪い(T_T)朝7時半頃起きた夫婦。前日頼んでおいた塩鯖定食をいただきに食事場所へ。夕べ奥さんがお世話になった富山からの女性グループも食事に来ていたので、お礼のご挨拶。そしてまもなく食事が出てきた。前日アジュンマが「ウチのは美味しい」と自画自賛していた安東塩鯖の定食である。初めて食べたが、思っていたよりしょっぱくなくて美味しくいただいた。あえて希望がかなうなら、もすこし脂がのっているといいかな。ところで、食べている場所の脇に前日分の日記に書いたおばあさんの部屋がある。最初は新聞の切り抜きや日本の雑誌のことなどを話していたが、とつぜんいなくなった。あれ?と思ったらテレビの前に座りドラマを観てるし(^^;ご飯を食べ終わりコーヒーを飲んでいると、外から日本人女性が入ってきた。聞くとこの女性は読売新聞の小雑誌のライターさんだそうで、別の取材で河回村に来たのでおばあさんに会いにきたそうである。もっとも、おばあさんは覚えていなかったみたいだけど(^^;さて富山のグループを送り出したが、こちらも出発時間だということをすっかり忘れていた。運転手から「まだか~!」と催促の電話があったらしい。(>_
2007年09月23日
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旅行記は安東の1日目で止まっているが、ここで一つ番外編を。ソウルには、地下鉄・バスに乗れる「T-money」というカードがある。関東周辺なら、いわゆるsuica(スイカ)といっしょでお金を継ぎ足していく方式のプリペイドカードがある。釜山にも同じのがあって、こちらは「ハナロカード」と呼ばれている。ソウルの「T-money」にもあるように、「ハナロカード」にも下記の写真のようなタイプが存在する。写真左のハート型は昨年、右の古銭型は今年買ったものなのだが左側のハート型を使ったことにより、今回の旅行で事件を起こしたのだった。それは、悪妻さんにお会いする日で通度寺に行く朝のこと。地下鉄で老圃洞駅まで行って、いつものとおり改札を抜けたときに事件は起きた。自動改札の機械の枠にある「ハート型」のハナロカードをかざして改札を抜けるとそこにいた男性の係員がハングルで何かを言ってきた。理解できなかったため、日本人でハングルがわからないと話したところ、こんどは日本語で「あなたが使っているこれは子供用です」というではないか。こっちは何がなんだかわからず、係員とともに事務所へ行った。改めて、男性係員に「これは子供用なので、差額を払ってください」と言われた。料金表をみると、確かに降車時引かれていたのは大人料金ではなかった。素直に謝って差額を払ったら、それ以上怒られることなく釈放してくれたのだが、もう一度乗車券の券売機に貼られた料金表をみると、一般と子供のあいだに、意味のわからない料金のランクが入っている。あとでわかったことだが、この「ハート型」は子供用ではないが、未成年用だったらしい。(子供用のは存在しないらしい)いい歳のオッサンが未成年用のカードを使っていれば、そりゃ捕まるわな(汗)ちなみに、駅の構内に自動販売機が設置されており、矢印で一般用と未成年用と示されている。記念に買って帰るなら好きなのを買えばよいが、もし実際に使うのであればぜったいに、ハングルで「一般用」と書いてあるものを買うように。もし「未成年用」なんざ買って乗り回していたのが判明したら、今度こそ、痛い目にあうかもしれない....とにかくご注意のほど。<おまけ>上の写真に「未成年用」、下の写真に「一般用」とハングルで書いてある。(見づらくて、ごめんなさいm(__)m)
2007年09月20日
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韓国3日目の朝を迎えた。今日も曇っている。今日はこれから安東経由で河回村へ行くことになっている。すでに行かれた釜山の悪妻さん情報によると、老圃洞のバスターミナルから安東まで3時間くらいかかるということだった。今日宿泊する河回村までは、安東からさらにバスを乗り継ぐのだが、本数が少ないこともあり(1日8本しかない)とにかく早い時間に安東へ行くことにしていた。昨日朝食べたご飯は残念ながら時間が無いのでパスし、バスターミナルに到着。お、8時半出発の安東行きに間に合ったので、奥さんが乗車券を買いに窓口へ。すると、持ってきたのは9時発の乗車券。どうも8時半発が直行ではなく、9時発のほうが便利だって言っていたらしい。ということで、時間までターミナル内の食堂でテイクアウトしたキンパプで朝ご飯。そして9時のバスで安東に向かった。すると途中から、あ、雨が(T_T)最初のうちはたいした雨ではなかったのだが、安東に着くと雨はやや強くなった。しかたなく安東のバスターミナルに着いてすぐ、近くのスーパーで1000wの傘を買った。1000wという値段の割りには、いわゆるワンタッチの傘!(この傘は日本に連れて帰って来た。いまでは我が家の傘立てに鎮座している)そして地図等の情報を得るために、歩いて5分くらいの国鉄安東駅構内にある観光案内所へ。そこでいろいろ聞いていたとき、ふと掛時計を見たら時刻は11時30分。あ゛~っつ!11時25分発の河回村行きバスに間に合っていたかもしれない!!せっかく早くに着いたのに、すっかり頭の中から、バスの時刻が消え去っておった(T_T)(このあと、奥さんに散々怒られたのは言うまでもない....(T_T))なんと次のバスは3時間近くあとの14時5分発か....観光案内所でいろいろ聞いたのち、時間潰し目的で安東民族博物館へ行くことにした。駅近くからバスに乗って20分くらいで民族博物館そばのバス停に到着。そして、雨のなかをトボトボ民族博物館へ向かう。この隣には民俗村が併設されていたが、時間に余裕があるわけでなし、でもって雨だし....ということで博物館のみさっさと見学を済ませ、またバスに乗り込んで市街まで舞い戻った。バス停まで行ってみると河回村に行く46番のバスが....あ、いたいた。出発までまだ時間があったので、ちょこっとバス停付近を歩き回り、ドアが開いたバスに乗車。ほぼ定時に出た座席バスは、快調に飛ばす。もちろん途中の停留所に寄っていくのだが、通過時間が前後するのだろう、かならず停留所近くになると数回クラクションを鳴らす。一日8本しかないから、乗り遅れると洒落にならない(>__
2007年09月19日
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2日目の翌4日は、雨予報だったが出る頃はいい天気だった。今日はお昼過ぎに、去年もお世話になった釜山在住の楽天ブロガー・悪妻さんにお会いすることになっていた。その前に、早起きをして韓国三大名刹の一つだそうである通度寺(トンドサ)に行くことにした。地下鉄1号線の終点、老圃洞(ノポドン)にあるバスターミナルから40分ほどのところにある。駅まで歩いている途中、昨日行った足湯のそばに2人のアジュンマがやっている青空食堂があった。興味がわいたので、食べてみることにした。食べたのはシジミのスープにニラのキムチ・ご飯がはいった「チェヂョンク(←ハングルをみて)」とゴマをメインに豆をすり潰してドロドロにしたような感じの「ケチュク(アジュンマのハングルによる)」。お値段は1000wに1500w。前者はたぶんこのあたりで二日酔いを覚ますためのヘジャンクじゃないかと思うが、シジミのスープにキムチが入っているのでこれがアクセントとなって美味しかった。また後者は「チュク」というから日本でいう「粥」にあたるかと思うが、濃厚なポタージュを飲んでいる感じでこれもまた美味しかった。食べ終わったあと、アジュンマに挨拶をして地下鉄温泉場駅から老圃洞駅へ移動した。実は駅で自動改札を通った際に事件があったのだが、これはまた別のときに(汗)バスターミナルで切符を買い、乗ったバスは高速道路を経由して通度寺のバス停に到着、バスを降りたものの、近くに肝心なお寺が見当たらない。どうもそこから歩くらしいのだが、お寺まではちょっと距離があるらしく、バス停脇にある切符売場兼売店経営者らしきアジョシに聞くと「タクシーがいい」という。結局バス停の近くで暇そうにしていたタクシーに乗っていくことにした。ちょっと走るとその地域に入るためのゲートがあって、そこで2人分の料金4000wを払う。(あとでいろいろ確認してみると、どうもこれが入場料らしい)ふたたび走ること10分くらいでお寺近くの駐車場に到着、タクシー代3000wほど払いお寺の敷地内に入っていく。目の前には川が流れており、架かっている橋を渡ると、行った日の火曜日が休みのはずの「聖宝博物館」が開いていた。まずは2人で4000wを払って、そこを見学する。あまりゆっくりするわけにいかないので足早に館内を巡って絵や宝物を鑑賞したのち、山門らしき門をくぐり境内を歩いた。境内には仏殿やお堂が点在しており、そのなかではお坊さんがなかでお経を読まれていたり、仏殿やお堂の廊下では多くの信者の方がお寺で使っている銅器類やらをせっせと磨いているところを見た。もっとも、日本でも、例えば高野山や比叡山などでは見られる光景かもしれないのだが....食事を作る場所が近いところにあるのか、ある建物の裏にはこんなところもあった。しばらく歩いていたが、そろそろバス停に戻らねばいけない時間となった。お土産屋さんのところに観光案内所があり、通度寺のバス停まで歩いていけることを聞いたので、タクシーは使わずに徒歩で行くことにした。所要時間はおよそ20分らしい。ある程度舗装された道ではあったが、車は通らない、なぜか松の木が多い道をひたすら歩いた。途中ですれ違うのはなぜかアジュンマが多くて、たまに外人さんに出会うことも。また途中休憩ができるようになのか、茶店がたまに現れると休んでお茶している人々があった。そんなところに目もくれず、でもって迷わずに無事バス停に到着したがちょっとお疲れモード(^^;アイスクリームを売店で買って、老圃洞に戻るバスに乗車したのだった。お昼過ぎに老圃洞に到着後は、梁山市からはるばる来られる悪妻さんを待つ。すると電話で話されながら悪妻さんが登場!いろいろお仕事が詰まっていたようで、お忙しい中を引っ張り出してしまったm(__)mまずはお昼ご飯の話になり、ボッサムを食べに悪妻さんおすすめのお店がある地下鉄1号線九端(クソ)駅まで行き、駅から程近い「ペ ビジャンボッサム」というお店に到着。もらってきた名刺にはここが本店となっているところをみると、支店があるのだろうか....ここでは素直にボッサム定食を食べた。ボッサムのキムチはそんなに辛いものを使わないことが多い。ボッサムが好きなワタシ的には、問題などあるわきゃないので食べまくった(^^;支払った料金は、3人で24000w。昼からボリュームのあるものを食べたのには理由があって、夜には刺身系を食べたかったからである。このあとは食後の運動を兼ねて、地下鉄・タクシーを乗り継いで泊まっているホテルの近くにある金剛公園に向かい、園内を散歩することにした。その園内で一休みした、とある茶屋。壁には韓国風のかき氷「パッピンス」があるということだったので、迷わず普通のとそして緑茶ピンスを頼んだ。この緑茶であるが、なぜか本格的なお抹茶の粉で、食べていた女性陣は「こんなところでこんなものが出るとは!」と感激していた。よくよく考えるとこの茶屋は中国や台湾で見られるお茶を飲ませるべく茶具が用意されていたので、お茶葉を含めいろいろ準備があったのではと思う。その後はふたたび園内を歩き始めたが、途中から雨が降りだした。公園を出た頃には少し止み、地下鉄温泉場駅近くのショッピングモールまで歩いていったころにはほとんど止んだ。ショッピングモールでふたたび時間を潰した後は、以前に悪妻さんブログにも出てきた行きつけのお店「北海道」へ夕ご飯を食べに行った。ここではコース料理と海鮮丼を注文、次から次へと出てくるコース料理の多さにビックリしながらなんとか食べ進んだ。すると悪妻さんが思い出したように、皿の上の、とある生ものを指しながら「ケブルって食べられたことあります?」と聞いてきた。ケブルというと、あのKFCを職業とする彼でさえすすんで食べないというあれか?と思ったものの、お皿の上のそれはかつて写真でみたことのあるそういう形ではないから何らかの手を加えたあとのようだ。勧められるままに食べてみると、これが不味くはなくてコリコリとして美味しかった。やはり見た目は大事!(笑)食事が終わったあと、悪妻さんのご主人が登場、車で夕ご飯前に立ち寄ったショッピングモールまで送ってくれた。そこで悪妻さんご夫婦とお別れし、ワタシたちは買い物をしてホテルへ戻って就寝。最後に、去年初めてお会いしたときはお昼から飲んでいらした悪妻さんであったが、今回は我々が飲まないからか、お会いしてからお別れするまで一滴も飲まず。それをご主人にお話したら驚いていた(^^;悪妻さん、そしてご主人。お忙しいところお付き合いいただき、本当にありがとうございましたm(__)m*3日目 安東&河回村に続く*
2007年09月16日
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この日の晩ご飯は、以前に東京・新大久保で韓国家庭料理のお店を開いていたご夫婦が今年になって、地下鉄2号線の金蓮山駅近くにチャンナムチプという日本時代と同じ名前のお店を開いたと聞いていたのでそこへ行くことにしていた。ということでホテルから、まずは最寄の地下鉄1号線温泉場駅まで歩いた。すると、駅にやや近い大きなホテルであるホテル農心のそばにこんなものがあった。漢字を見てのとおり、露天の足湯。ちなみに料金は無料である「あ~あ、タオルが無いから入れないや!」とあきらめること無かれ!そばにある自動販売機にて1本1000wで購入できる。まず足を洗うためのお湯で清めてから、実際に浸かる足湯のところへ移動する方式。夕方ということもあったが、お年寄りの皆さんが足湯に浸かっていた。そこでしばらく時間を潰したあと、お店に向かうべく地下鉄を乗り継いで、ようやくお店「チャンナムチプ」を発見。店内に入ると、他のお客さんを接客していたアジョシに遭遇。行くことなど言っていなかったので、さすがにビックリしていた。去年の旅行以来だから1年ぶりの対面である。そのあと厨房で料理を作っていたアジュンマにもご挨拶し、去年撮った写真とお土産の「うなぎパイ」を手渡す。(店を出る頃に聞いた話では、お孫さんが全部食べちゃったそうな(笑))ところでこのお店周辺は、いわゆる商売敵がいっぱいだそうである。また、お昼になるとサラリーマンで賑わうそうだ。そのため、値段もある程度安くしなければお客さんが入らないらしい。大変なのは、どこもいっしょのようだ。でもって、仕込みがあるから毎日朝から夜10時近くまで休まず働いているとのこと。新大久保のときは週1くらいの休みだったか。とにかく元気なご夫婦である。さて、この日の夕食はアジョシが猛烈にすすめる「サムギョプサル」と、あとで追加した「チョングッチャン」である。ちなみに1人前のお値段は、ともに5000w。そうそう、バンチャンも楽しみで、メインの料理が来る前につまみすぎると、あとで困る羽目になる(^^;食後にシッケがあるというので、アジュンマについて奥さんが見に行くと、よく冷えたアジュンマお手製シッケがあった。缶飲料でも売られているシッケだが、お手製に勝つわけがない!さっぱりした甘さで、それはそれは美味しかった。食後のコーヒー代わりで無料だそうな。ご夫婦ともある程度お話ができたし、お店の邪魔をするわけにもいかないので9時半ごろ、また来ますということで記念写真を撮ってお店を失礼した。そのあとは、夜景が綺麗な、近くの広安里ビーチを散歩して宿に帰り、就寝。*釜山2日目に続く*
2007年09月15日
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9月3日の朝7時ごろ、ちょっと早いかなと思いつつ家を出て、最寄駅から京成線を使って成田空港駅まで移動。通勤客のなかに旅行客がけっこういて、車内はそこそこ混雑していた。およそ30分くらいで、第1ターミナルのある成田空港駅に到着。荷物を持ってよたよたしながら4階のチェックインカウンターへ向かいさっさとチェックインをして、午前10時のアシアナ便で仁川へ向かった。飛行高度が安定するとまもなく、機内食のサービスが始まった。エコノミーのメインはプルコギ風に味付けされた肉に野菜、ご飯がトレイにぎっしり。日本系の航空会社のエコノミー機内食は簡単なものになってしまっているが韓国系ではこうした温かい食事が出てくるのがうれしい(^^)ほぼ時間通りに仁川に着いたあと、あらかじめ決めておいた役割どおりに動いた。旦那は金浦発釜山行き飛行機の予約・購入をしに外へ。奥さんは預けた荷物を取ったあと、空港内の銀行で必要最低限の両替をした。出口そばにあった大韓航空のカウンターで便の予約・購入をしようとしたのだが予約だけしかできないということで、とりあえず予約だけ取って、金浦空港へ移動するために、地下へ移動した。今年3月末に部分完成した空港鉄道(A’REX)に初めて乗ることにしたのだ。バスに比べれば、金浦までとはいえ時間に正確。ということもあってのこと。2010年にはソウル市内まで延長開業の予定とはいえ、現在は金浦空港止まりなので利用者は少ないようだ。料金は各駅停車利用で3100w。バスの半分くらいかな?この路線、駅に着く前には音声とドア上部にあるLED表示によってハングル・英語・中国語、そして日本語の案内がされるのだ。日本語の音声案内は、今までの音声案内とは違って、より自然な日本語である。そのあと釜山の地下鉄駅でも日本語案内放送を聴いたが、ソウル地下鉄ではまだ無い。列車に乗ること約30分くらいで金浦空港に到着し、国内線発券カウンターに向かう。すると大韓航空の隣に、アシアナのカウンターを発見!ANAマイラーの我々夫婦。僅かながらもマイルが貯められるということで、大韓航空の予約を無視して、さっさとアシアナの便を予約・購入。購入後にもらったチケットを見て、ちょっと驚いた。コンビニでもらう感熱タイプの紙に印字されただけの搭乗券だったのだ。日本では、やや厚めの紙に磁気ストライプの入った券が多いことを考えると韓国のほうが進んでいるのだろうか....この金浦・釜山移動で乗った飛行機の韓国国内線利用は初体験であったが、飛行機がB737と小さかった以外はとくに日本国内と変わらず、ここ1時間ほどで金海空港へ到着。到着後は、釜山で泊まる宿に予約を入れてもらえるようお願いするために空港内の観光案内のカウンターへ。中にいた女性にあらかじめ決めて印刷しておいた宿の情報を見せて、部屋の空き状況を確認、もし空いているようだったら予約を取ってほしいと頼んでみたところ快く応じてくれて、宿に電話して予約を取ってくれたのだ。金浦でもそうだったのだが、観光案内のカウンターの女性はなぜか接客対応がすこぶるいいのだった。お礼を言って、教えてもらった番号の市内バスで東莱駅へ移動。駅に着くと、今度はタクシーで地下鉄温泉場駅がもよりの金剛公園近くにあるホテルに何とか到着....これが2泊お世話になったDOVE(ドブ)ホテル。楽天トラベルにも載っていたホテルで、部屋はこんな感じ。シャワーとトイレつきダブルの部屋で1泊4万wだった。最寄の地下鉄温泉場駅からはちょっと時間がかかるが、寝泊りするだけなのでぜんぜん問題ない。夜中以外にほとんどいるアジュンマは、すこしだけど、日本語が話せる。*釜山編に続く*
2007年09月15日
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やっと落ち着いて韓国旅行記を書けるかと思ったら無情にも会社から早出依頼の電話(T_T)なわけで、日記は早ければ次の勤務明けである15日以降から書き始めますm(__)m今日はお詫びに写真ネタ。ソウルの街中で見つけた、韓国料理屋の看板の、なんともいえない日本訳....あ、この系ネタは釜山の悪妻さんの十八番ネタなんですが、この間お会いした際「リクエストが多いが最近やる暇がない」とおっしゃられていたので、ちょびっと場つなぎにお借りします。ナンデまた、こんなふうになっちゃうんでしょ(*_*)
2007年09月12日
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