東村山グルメ日記

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マサ@東村山

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2007年07月07日
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カテゴリ: フランス料理
 毎年楽しみな7月7日の結婚記念日。なぜ楽しみかと言うと、この日は夫婦水入らずで東村山駅東口にあるフランス料理店 「リヴィエル・ドール」 で食事することが“恒例行事”となっているからだ。今年は私の仕事の都合で、1日前倒して7月6日に予約。 昨年の結婚記念日 と同じく、今年も「お任せ」で頼んでみた。

 当日、お店に行くと……おおっ、凄い! お客さんがいっぱいだ。毎年、私ら夫婦が行く時に限ってなのか、いつもお客さんがいなくて、夫婦して「いいお店なのに、どうして繁盛しないんだろう」と心配していただけに、この盛況は自分のことのようにうれしい。そんなほぼ満席の状態で、ポツンと空いている予約席。これですよ、これ! こういう状況がいいんですよね。わざわざ予約した甲斐があるってモノです。

 このお店は30代の夫婦が切り盛りしているのだが、その奥さんがテーブルに来て本日のコースメニューを紹介してくれた。それによると……。


*地元産冷製カブのポタージュ
*帆立貝のソテー冷製カッペリーニパスタ添え フレッシュトマトとバルサミコ風味
*真鯛のポワレ 白ワイン風味のサフランソース
*オッソブーコ
*グレープフルーツのソルベとフルーツジュレ


 いいじゃないですか。個人的にはカキが大好きだから、天然岩ガキがメニューに入っているのがとってもうれしい。

白ワインで乾杯!

 では、毎年のことだけど、白ワインで乾杯しますか。
 よく考えると、結婚7年目は娘の誕生、私の転職と大きな出来事があり、大変だった。本当にカミさんには感謝、感謝だ。8年目もよろしくね。

三重県伊勢志摩産天然岩ガキ

 白ワインで軽くノドを湿らせたころ、来ました、来ました、「三重県伊勢志摩産天然岩ガキ」。


地元産冷製カブのポタージュ

 続いては「地元産冷製カブのポタージュ」。去年は確かポテトの冷製ポタージュだったと思うが、こっちの方がさらにマイルドでサッパリした味わい。旨いなぁ。

帆立貝のソテー冷製カッペリーニパスタ添えフレッシュトマトとバルサミコ風味

 3品目は「帆立貝のソテー冷製カッペリーニパスタ添え フレッシュトマトとバルサミコ風味」。冷製パスタって、私のツボなんですよね。もう大好き。これに、表面に少し焼き色が付いたプリップリのホタテが添えられているんだからたまらない。味の方は……うんうん、言うことナシ。見た目から想像できる旨さを全く裏切らない。
 またホタテが旨くてさぁ、これだけで白ワインがクイクイ進んじゃったよ。

真鯛のポワレ白ワイン風味のサフランソース

 さてさてメイン料理の第1弾、「真鯛のポワレ 白ワイン風味のサフランソース」が運ばれて来た。身に厚みがあって、見るからに旨そう。ナイフで切って、ソースを付けて、お口にIN!
 いやあ、これは旨い! 柔らかいんだけど、プリッとした弾力がある。そんな食感とともにソースと合わさった旨味がジワーッと口に広がる。
 白ワインを飲みきってしまい、思わず追加でもう1本頼んじゃったよ(関係ないか)。
 また、この表面の皮が絶品。身はしっとり柔らかいのに、皮はカリカリ。日本酒が欲しくなる味だ。

オッソブーコ

 魚のメイン料理の後は肉というワケで、本日の真打ち登場。「オッソブーコ」だ。「オッソブーコ」とは、イタリア語で「骨の穴」という意味で、仔牛の骨付きスネ肉を筒切りにしたモノを使った料理。お店の人の話では、後ろ足じゃないとダメなのだとか。
 ナイフを入れると、凄く柔らかい。よく煮込んであるせいか、骨の周りの肉もスルッと取れる。肉は、いわゆる牛肉の味とはちょっと違う感じ。テールスープに入っている肉に食感も味も近い気がする。骨の周りにはスジがあり、「ああ、これがおでんで使う牛スジか」とちょっと感激したりして。

当然、骨が残るのだが…

 肉を食べ終わると、当然ながら骨が残る。これをこのまま残しては「オッソブーコ」を食べたとは言えない。

髄も食べられるのだ

 骨の中の髄を食べてこそ、「オッソブーコ」なのだ。中をフォークですくうと、ゼラチン状のモノが出て来た。食べると、味といい、食感といい、魚の目の周りのゼラチン質にそっくり。こりゃ旨いやと食べていると、何やら視線を感じる。顔を上げると、カミさんが私をジーッと見ているではないか。


「パパちゃん、私、これダメだわ。食べてくれない?」

カミさんの分とあわせて2つ食べちゃった

 というワケで、カミさんの皿に残った骨の髄もペロリと食べ、私のお皿の上には、穴の開いた骨が2つ。そう、髄まで食べて最後に穴の開いた骨が残るから「オッソブーコ」なのだ。

グレープフルーツのソルベとフルーツジュレ

 デザートは「グレープフルーツのソルベとフルーツジュレ」。いつもならお皿に祝いの言葉を書いてくれるのだが、今回はお皿の都合上、ナシ。でも白いバラの花束を奥さんが持ってきてくれ、さらにデジカメで記念写真まで撮ってくれた。ホント年に1~2回しか来ないお客なのに、ここまでやってもらって申し訳ないです。

最後はコーヒー

 私はコーヒー、カミさんは紅茶を飲みながら、「また来年も来ようね」と毎年恒例の〆。会計の際にはわざわざご主人が出て来て、挨拶してくれた。本当に気持ちのいいお店だ。

 ご主人、奥さん、今年も美味しい料理と心遣い、本当にありがとうございました。



住所:東村山市本町2-6-27
電話:042-395-5122
営業時間:午前11時半~午後2時(ランチ)
      午後5時~9時(ディナー)
ホームページはこちら


【このお店に関する過去の記事】
2004年11月03日「雰囲気のいいフランス料理店」
2004年11月25日「赤ん坊連れでランチに挑戦」
2005年07月08日「大満足のフルコース」
2006年02月07日「たまには夫婦でリッチにランチ」
2006年07月08日「大感激のお任せフルコース」





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最終更新日  2007年10月15日 01時35分05秒
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