梅林庵

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2012年12月23日

師匠来宅

(6)

カテゴリ：オーディオ

平成24年12月23日(日)

　一昨日が冬至でした。夜の長さは今が一番です。既に日は長くなりつつあります。しかし、夜明けの早まるのは、なお1月中旬まで待たないといけません。
　朝のうちはブログを書いたり新聞を読んだり。この時期の紙面には、興味を惹かれます。理由は「この一年」というくくりの記事が多いからです。365日の出来事が時系列に並びます。10大ニュース、ベストセラー、売れた商品、ヒット曲など。今年を席巻した事柄・事件・人気のそれぞれ主役が並びます。有料化の電子版が出て、多く読まれたニュースのランキングというのも掲載されます。ちなみに日経の1位は9月3日に載った「領土問題で表面化する韓国経済の泣き所」続いて5月21日「ドコモはなぜiPhoneを売れないのか」3位8月31日「竹島・尖閣なぜもめる　一から分かる日中韓の主張」・・・。ベスト40には、領土問題、政局、電機業界の苦境、最新モバイル、就活の記事が多かったです。見出しを眺めて「就活生は見た　あきれた面接官」が記憶に残っています。藁にもすがりたい就職学生をもてあそぶ人事担当者のことが、辛辣に書かれていました。やるせない記事でした。も一つ、原発の記事が一つもランクインしていない。
　午前、オーディオの師匠がやってきました。ロールケーキを頂きました。コーヒーを淹れ、音楽を聴きました。

　居間からみえる外の景色がよいと言ってくれました。マルティン・シュタットフェルトでBACHの平均律を、セルゲイ・エデルマンで半音階的幻想曲とフーガ、イタリアンコンチェルト。アルテックの音を褒めてくれました。嬉しいな。ソファーに並んでの会話、楽しいひとときでした。オーディオのことはもちろんですが、映画や歌謡曲、演歌の好みにも話が及びました。師匠は竹内まりやの「駅」が最高だと言いました。確かにいい曲です。でも大層な入れ込みようでした。曲にまつわる思い出があるのかな。
　午後は芥川賞全集を開いてみました。昭和11年下半期受賞作「地中海」冨澤有爲男（とみざわういお）。硬い文章です。本人は画家。フランスに留学経験があります。この作品はその体験が土台になっているようです。大分県大分市出身。知らなかったな、この人。
　日が傾いて録画した高校駅伝を見ました。女子の部にわがまちの日本文理大学附属高校が出場しました。1区の上杉選手、区間10位と頑張りました。各校エースの集う舞台です。素晴らしい。総合成績は19位。まずまずでした。
　馬は如意。最近好調です。