平成26年1月13日(月)成人の日
午前2時起床。本を読んだりブログを書いたり。未明、静かな時間は至福です。
朝は午前5時に済ませました。6時に家を出ました。高速を大分向け。弁天橋のたもと、大分川右岸の駐車場に軽トラを止めました。2シーター四駆の車は、1台も見当たりません。 曇り空、鶴見岳から吹きおろしの風が、別府湾を渡ってきます。寒い。
今日は大分シティーハーフマラソンの日でした。2時間以内にゴーすることが参加条件の大会です。市営陸上競技場のフィールドで受付を済ませました。陸連公認です。ゼッケンを前後ろに付けるため、2枚受け取りました。田舎レースは1枚のみです。種目には、高校生の走る10kmの部もあります。地元の有力校や愛媛、山口等からのチームも来ていました。揃いのジャージ、背中に高校名が書いてあります。豊浦、下関工業、大分東明、大分西、杵築、日本文理大附属・・・。更衣室、おっさん連中はのんびりしていますが、生徒の間には、ピリッとした空気がありました。
陸連未登録一般男子の部には、900名近くがエントリーしていました。私の記録は1時間38分台でした。前半、好調でした。10km辺りまで、1時間32~33分を予測できるラップを刻みました。その付近、乙津川にかかる小さな橋にさしかかったときでした。少しの上り下りに、右足太もも裏がズキンとしました。一昨年に傷めたところでした。まさに古傷でした。2年前は、その場でリタイア。今日は、痛みはあるものの、走ることを止めるまではない。スピードを落とし、その部位に負担をかけないよう、だましだまし走りました。キロあたりのラップは5分に落ちました。後続にどんどん追い越されました。これはいけないと思い、4分30秒のペースに戻そうとしました。途端にズキンときます。肺もスタミナもまだ十分なのに、悔しかったです。嬉しかったのは、知り合いの応援でした。ボランティアとして私のまちから参じたOさん、県内一周駅伝に出場する選手たちを強化させるためにこのレースを練習として組んだ監督Yさん。彼らの声かけがなければ、棄権していたかもしれません。皆さん、ありがとうございました。写真は私です。スタート前の図です。
もう一枚、Nさんです。彼は私のまちのスピードランナー。同世代ですが、桁の違うタイムで走ります。カモシカのような身体です。とても50代とは思えません。
ゴールしたあとは、歩いても違和感ありの状態でした。記録証をもらい、kusuhito氏と落ち合いました。彼も走ったのでした。記録は、1時間28分台でした。折返点の後先ですれ違った際、声をかけてくれました。その時の彼、余裕だったな。
その足で、御宅を訪ねました。場所は、大分インターから車で5分ほどのところにありました。閑静な住宅街でした。着くと、家族が迎えてくれました。美しい奥さんと男の子が2人。猫の額というと語弊がありますが、狭い庭を工夫し、大根やブロッコリー、サヤエンドウを植えていました。築山をこさえ、庭石を・・・というようなことはしていません。庭木にライラックを植えたんだ、と指してくれました。リラか。いいな。或る意味、彼と共有できる花なのかも知れません。琴線に触れるというと大げさかも知れませんが、その名を聞いて遙かな思いが胸を過ぎりました。小学1年生という長男君に「おじさんが薪を持って来たよ」というと「ありがとうございます」と返されました。積み荷を降ろす作業も、家族皆が手伝ってくれました。菜園を見、総出の仕儀を見るにつけ、温かい家庭を感じました。
おっと、彼の家庭を書きすぎました。あまりプライバシーに踏み込んではいけません。薪ストーブを見せてもらいました。ドブレでした。大きいですが、スマートな型をしていました。径の大きいものも中に入るようです。暖かそうだな。
天井にシーリングファンがありました。松の梁が新築間もないことを示しています。
コーヒーとケーキを馳走になりました。どちらも美味しかったです。後者は「2月14日」という店のものでした。大分では有名なケーキ屋です。
野菜作りのこと、魚料理のこと、ジンギスカンのこと、あれこれを話しました。奥さん、刺身は大好きだけれど、おろすのは全くダメらしい。私は、練習が肝心ですと偉そうに言いました。帰るときは、一家揃って見送ってくれました。交差点をまがり、見えなくなるまで。なんだかいい映画を観た後の気分になりました。
さて、ここはその「2月14日」が近くです。ということでその店に寄りました。妻の好物、モンブランを3種類買いました。高速に乗り家路に。
帰宅したら、風呂が沸いていました。飛び込みました。耳の後がザラザラしていました。汗が乾いて、塩がふいたのでした。そういえばkusuhito氏のこめかみにも、そのあとがあったな。白くなっていたのでした。冬のレースを走ったランナーに与えられる勲章です。
今日の褒美は、二八萬石です。突っ込みました。午後3時、この時間です。客は見当たりませんでした。
生ビールとモモカラ。
次いで豚足。これはキープの地元焼酎・豊後太郎で流しました。
キムチ鍋をもらいました。
大衆酒場兼食堂です。
チャンポンで締めました。どれも安価ですが、味はいいんです。
帰り、見るともなしに、茶屋ケ鼻橋から東の方角、佐伯湾を見ました。ホワイトシップが浮かんでいました。惹かれるんです、この手の船に。迎えに来てもらった妻に、灘から吹(何れも地名)に廻るよう頼みました。御番所の鼻、ハクリ島あたりから撮りました。この姿、航海訓練所の船だな。大成丸かな。魚河岸に勤務していた頃、晴海埠頭で見かけました。新造船だった頃の話です。ある日、岸壁から見上げていたら、サードだったか、航海士に声をかけられました。船内旅行の案内をしてくれました。嬉しかったです。30年前の話です。
日のあるうちに帰宅。バタンキューでした。
今日の一句
大会で鶴見おろしに苛められ佐伯湾練習船の影寒し
今日の写真は、鹿児島・屋久島の三岳酒造謹製「愛子」と同島産のポンカンです。焼酎は芋の25馬力。kusuhito氏に頂きました。彼曰く「これで消毒して下さい」だって。本人、島出身ではありませんが、薩摩隼人です。
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