梅林庵

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2017年06月30日

稲の花が咲いた

(6)

カテゴリ：日記

平成29年6月30日（金）

　午前4時起床。雨のち曇り。出勤時、雨脚が強かったです。今日は花金です。このまま降り続いたら、絶好の飲み日和。しかし、午後は時折青空が覗きました。夕刻、逡巡しました。ハンドルを家路に切りました。途中、コンビニへ寄りました。メルカリでbluetoothスピーカーを買ったのでした。その支払いを済ませました。ついでにアルコールを物色。毎日三楽を飲むわけにはいきませんから。

　帰宅して着替えました。雨の心配がないのでカメラン。以下がその写真です。1枚目は椋の実。パチンコ玉の大きさです。枝を広げた大木に付きます。秋に熟れます。食べたら甘いです。

　次は林道の取付から撮った一枚です。垂れ込めた雲が、元越山に連なる稜線を隠していました。湿り気を帯びた空気が体に纏わり付くよう。写真では道が判りませんが、道は右の小屋を迂回して奧へと伸びています。ここからなお2kmいったところに堰堤があり、そこを折り返すと、約10kmなんです。

　おっ、稲の穂だ。昨日はニイニイゼミを見ました。今日は花が咲いて、雄蘂の覗いているのが判ります。季節の移るのを感じます。そういえば夏至はとっくに過ぎたんだ。夏はこれからですが、次第に日の短くなっていくことを思うと、1年の半分が過ぎたことを妙に納得の6月30日ではあります。

　途中、KのMやんに出くわしました。小中尾集落の端を草刈りしていました。生産森林組合の理事会を宜敷といいました。彼は幹事です。建設会社に勤め、現場代理人をしています。私より2歳年上です。

「定年まであと何年あるの？」

と訊ねられました。2年足らずで無罪放免と返しました。彼曰く

彼にサヨナラし、私はどうしよう。弊社には再雇用の制度が有ります。65歳まで働くことが出来ます。しかし、思いはピシャリ60で退職、遊び呆けたいな。読書、音楽、料理、旅行、山仕事、野菜作り、マラソン大会・・・。したいことが山ほどあります。60以降、何年生きることが出来るか判りません。束縛のない生活を送れるうちに送りたいというのが本音です。旅行を除き、お金は不要ですから。

　とまあそんなことを考えながらダラダラの走り。と、その時でした。耳に突っ込んだイヤホンが

「そうなんです、この人にはこれがあるんです」

という雄叫び。そうなんです、エルドレッドが逆転のスリーラン。今年、めっぽう調子のいい中日のバルデスから放ちました。いいぞいいぞ。禁玉さんには悪いけれど、今日もカープの勝ちだがや。

　家に戻りました。汗を流して頭を拭いたら

「あなた、コーラスに出かけてくるわ、今夜のメニューはラタティユと空心菜、それにオクラよ、飲み過ぎないでね」