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午前4時起床、冷え込む朝。外気温は11℃。自転車に乗って、S姉の家の柿を採りに行く。仕事に持っていき、昼食は牛乳1本とこれ。本日プール休館。午後7時、暗くなって帰宅するも、妻と息子未だ学校。風呂に入る。夏中シャワー生活だったが、暖かい湯舟が恋しくなった。パリーグプレーオフを見ながら、鯖缶とビール。見応えのある試合だった。ロッテ32年ぶり。夜長は読書。本日青空終日、夜は満月煌々。松本清張『逃亡』(上、下)江戸無宿人の運命的輪廻。スターデジオの新プログラム、メニューインのバッハ、ベートーベンのヴァイオリンコンチェルトを朝から。
2005年10月17日
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午前5時起床、雨。息子は土曜講座と練習。午前中、NHK連ドラ「風のハルカ」をまとめて見る。午後は図書館とプール。夜、妻の知り合いに不幸。三重町まで妻を乗せて通夜に。夜の田舎道は淋しい。パリーグプレーオフ、第3試合ロッテの敗戦、抑え投手の表情に興味深いものを見た。9回、マウンドに上がった小林雅の顔つきの変化がそれだ。1球ごとに、自信が不安、恐怖へと変わっていく。彼はもともと厳つい面をしている。ストッパーということもあり、ガッツあるのみ、シーズン中は、押せ押せの投球で打者をねじ伏せていた。しかし、この夜は違っていた。大歓声、あと3人で満願成就というプレッシャー。満を持しての登場だった。しかし、1つのフォアボールを機に、心の中に一抹の不安がよぎると、一球一球投げていく毎に、その不安に、自信がじわじわと侵食されていく。強者の前に、より強い魔物が現れ、絡め取られていく様子は圧巻だった。トリニータは大勝。フィルクスニーのモーツァルト。
2005年10月15日
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午前4時半起床。柿を取る。鈴なり。朝食、夕食は釣果の名残。市民プール1,100m。朝日「海外メディア深読み」というコラム。バリ島爆弾テロの源流は「アラブ世界の華僑」。すなわちイエメン人脈。イエメン東部のハドラマウト地方の出身者ハドラミーが移民となって世界に散らばったという。アブ・バカル・バアシルという今回の爆破劇首謀者はジャワ島の生まれだが、先祖はハドラミーという。彼曰く「ジハードより崇高な行為はない。この世の終わりまで、ユダヤ人やキリスト教徒と闘うのがイスラム教徒の定めだ。」ところで、イエメンといえばナジム・ハメド。彼のリングは見応え十分だった。私はファンだ。もう一つ朝日の記事。陳舜臣のコラム。良書は時代を超えて生き残るの下り。深夜までFrench Jazz Trio & Stringsの ジャズニューアルバムを聴く。シュールな気分。ノンアルコール
2005年10月12日
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午前4時起床、ジャズ。コーヒー豆を切らしているので、ミルクティー。ビスケットを欲しくなるが、これもなし。あり合わせの菓子パイで代用。朝食後、親方にTELするも不通。山仕事を諦め、ホームセンターへ買い物に。目的は、家の中に上げ下げできる釣り棒を取り付けるための金具買い。滑車やフックを幾つか。冬場、洗濯物がすぐ乾くようにとの妻の希望を叶えるため。帰宅してすぐ作業に取りかかる。午前中一杯かかって作業終了。汗をかいた。薪ストーブの暖気に加え、これをシーリングファンの下に取り付けたので、トレーナーなど乾きにくいものも、かかってこいだ。午後は馬。26Kの負け。うーん、考えもの。その後プール、1,200mを30分かけて泳ぐ。次からは、毎回1,500mのタイムを計ろう。夜は昨日のワインをやっつけ、早めの就寝。ホームセンターで半端物5割引をやっていた。充電式ドライバーと東芝の刃物研ぎ機を買う。何れも欲しかったもの。研ぎ機はドーナツ状の砥石がモーターで回る代物。包丁研ぎには使い勝手が悪いが、錆びついた刃物には効果絶大。衝動買いだったが、妻は目を剥かなかった。一安心。チャイコの1812などをCDRに焼く。スターデジオから流れるものを録音し始めてから、もう50枚位をコピー。ストックが増えるのは楽しいが、果たしてこれらを聞く機会はあるのか。でも、まあいいや。将来、名曲喫茶を開いて、娘に引き継がせればいい。夕方、妻と富有柿を取る。よく熟れていて美味しい。洋上タンカー船長からインドネシアのことについて書き込みあり。ブログはいいものだ。今度、彼にもブログを勧めよう。船上生活のことなどを写真付きで書くと、読者は多いと思うのだが。
2005年10月09日
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午前4時起床。コーヒー。Rの豆が底をつく。イリーナ・メジューエワのシューマン交響的練習曲。曲は壮大。メジューエワのタッチはぶれているのか。今年は富有柿が鈴なり。母が収穫したものを知人に裾分けした。偶然、この町の造船所で働くインドネシアの若者と会い、彼にも裾分け。奥さんと子どもがいるというので3つあげた。日本語がとても上手。インドネシアにも山岳地帯には柿がなるという話しを聞いた。レテマカシー。サマサマー。夜、知人達とA新聞N記者歓迎会。28万石。此処のモモカラは美味しい。杯盤狼藉宴闌、若い人たちと下品な話題に花が咲く。きたなく酔って、妻の迎えを待つ間、つね三、ほおたれ。
2005年10月07日
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朝、早いうちに近所へ市報を配る。途中、鈴なりの柿を取り、むしゃむしゃ。今日もプールでひと泳ぎ。夕食は擂った蓮根に海苔を付けて揚げたもの。これがビールに合う。カボス果汁を入れた焼酎を軽く、調子も1本。悲愴を聴きながら船を漕ぐ。防犯協会のWさんに缶ビールを一箱もらう。お返しに青山の焼酎「唐変木」をあげよう。今春だったか御主人を亡くしたNさんを見かけ、昨日の不幸を伝えたところ、彼女は以前本人と交際があったとのことだが、無くなったことは知らなかった。途端に涙ぐみ、一人残された娘のことを不憫だといった。百科事典「日本文学」近代散文の本格的形成
2005年10月05日
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午前6時半起床。朝食はチーズを載せたフランスパンとコーヒー。妻と2人、ジャズを聴きながらゆったりとした時間。息子の起床は10時。本日、水泳部の練習休み。午前中、海を見に山を越える。豊後水道の南口から太平洋を望む。写真も撮った。いい休日。蒲江から米水津に下り、海風館でまる寿司を買う。鶴見にも行き、松イカの一夜干し。これは息子の好物。帰宅後、午睡。馬はマイナス3k。夕方、妻とプール。今日は1,300m。今日の暑さはなんなんだろう。33度。どうかなっている。それでも山向こうのプールまでの道すがら、南京はぜが植わっているが、その葉は紅葉の走り。
2005年10月02日
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先日の選挙事務手当が出た。22,500円。妻に1万円、息子に2千円の小遣い。プール1,100m。いたって調子がいい。今日は500mを力泳。水神の桜が狂い咲き。台風に加え、残暑の影響か。
2005年09月29日
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夢を見た。数年前に実体験したシーンと、最近注目された新聞記事がオーバーラップ。複雑で難解なものだった。港の養殖業者が質の悪いマダイを岸壁に揚げる場面が読売新聞「大王の柩」航海特集の場面にすり替わり、船大工がやって来て船を修理する。木っ端を自宅の薪ストーブにと所望したが、これは無理で、全て船主が回収するとのこと。後ろ髪を引かれる思いでそこを後にする。その時はすでに大型のトラックに乗り、一人住まいの伯母が手に余している野良仕事を手伝いに向かっている。着いたところはどこに出もあるような杉山。そこに大きな板があり、数年前私が書きなぐった茶化しの文字が書いてある。恥ずかしくてうつむいたが、これを笑う人はいない。松本清張『逃亡』上、下マレのヴィオールを聴く。ヴィオラダガンバの音量はチェロに劣るが、音色は素朴でいい。
2005年09月26日
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午前5時起床。昨夜半から北風、涼しい空気。秋本番。朝食の後、妻の実家のレガシーを借り、義母と妻をペヨンジュン主演の映画へ連れて行く。大分の劇場前で降ろし、私は高速を飛ばして奥別府の鶴の湯へ(写真参照)。ここで数時間呆然。その後、蛇ん湯(へびんゆ)。ここは興醒め。落ち葉が湯舟の底へたまり、入ると舞い上がってくる。湯自体も薄い。鶴の湯に勝るものなし。回転寿司をひやかした後、ラーメン屋。女性軍を乗せての帰宅は午後4時。途中、洗車機で車を洗い、そのまま乗って帰る。火曜日にA先生をこの車で案内するため。夕食は昨晩に同じ、おでん。妻がフランスパンを買ってくれていたが、おでんとはミスマッチ。ワインはやめにして飲み残しの冷酒をやっつける。琴欧州が負けた。本割りの千代大海戦は踏み込みよく、大海得意の押し相撲を取らせなかったが、決定戦では自分の相撲を取れなかった。メンタルな問題とみるが、諸兄は如何。百科事典「日本美術」飛鳥時代の彫刻について。止利派の特徴として面長、耳が大きく唇には微笑をたたえている。北魏系の硬い表情と百済系の軟らかい表情がある。中宮寺の半跏思惟像は北魏系、広隆寺のそれは百済系。何れもエクスタシーだ。今の女性にたとえると中宮寺はチェ・ジゥ、広隆寺は樋口可南子。
2005年09月25日
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午前4時半起床。気分を変え、ジャズを聴きながらモーニングコーヒー。息子は水泳の大会。5時半に家を出る。駅に6時20分集合らしい。朝食の後、薪ストーブの煙突掃除。煤がたまっていた。汗びっしょりになる。シャワーを浴び、図書館へ。柴錬の文庫本などを10冊と、昨年末に出た文藝春秋特別版の漱石特集、それに旅行雑誌2冊。これは札幌のA先生来県時案内用。図書館の後はプールへ。1,100m。午後は休耕田の草刈り。モア(草刈り機)を借りて一気に済ます。酪農のN君が干し草を乾燥させるため、フォーク片手に汗をかいていた。モアを止めて話し込む。彼がビニールの手袋を脱ぐと、その中から汗がジャーッと出た。干している草の名はスーザン、春にはイタリアンを刈るという。何れもいい名前。乳牛のことや家族のこと、腰を痛めていてマッサージチェアを買ったこと、堆肥の配達で1日350kmをトラックで走ることもある、堆肥は4トン車1台3千円、年間百万を超える売り上げがあること、など。話は尽きない。この間、彼はタバコ3本を吸った。帰ってシャワー。しまった、ビールがない。町のスーパーまで軽トラを飛ばす。缶ビールと720mlの樽酒。とんぼ返りでプルトップを引く。麒麟が美味しい。その後ボルドーを開けたがこちらはすすまず。相撲観戦しながら樽酒にチェンジ。夕食はおでん。ナイスタイミング、さすが妻。スジをつついていたら、午後7時過ぎに息子が帰ってきた。草刈りは眼鏡をかけて。飛び散る草や小石から目を守るため。今日は小間物の中に眠っていたレイバンのシューターを見つけ、これをかけた。モスグリーンが秋の空を高く見せる。このグラサンを手に取ると、北星丸のY船長のことを思い出す。百科事典「軟体動物」 ヒザラガイなどを除き、貝殻亜門で一括りにされる。循環系と呼吸、腎臓と生殖器官、それに神経系を分類の物差しにして快感を覚えるほどの説明。最後は生息界。
2005年09月24日
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午前5時起床。モーツァルトをオムニバスで。新聞を読み散らかし、朝食。息子は水泳練習。午前中、家の周囲を草刈り。いい汗をかいた。図書館に行くも本日閉館、郵便局へ行くもIパッド入金不可。神戸新聞杯、オールカマー参戦不可、残念。喫茶ランブルにより豆を買う。午睡の後相撲観戦、茶の木に水をやる。その後プール1,100m。鯛の煮付けの作り方を妻に聞きながら作り、これを肴に一杯。息子を叱る。勉強しろとはいわないが、自覚のないままの大学進学は許さぬことを伝えた。普段の生活態度がなっちょらん。父は「大卒」という肩書きを屁とも思っていない。「大学だけは出してやらないと」という考えは毛頭ない。今のまま、のほほんと時を過ごすだけなら、学費は出さない。高校を出たら働くべし。ばかちんめ。琴欧州1敗。チャンスはあったのだが。彼岸花が美しい。澁澤龍彦『唐草物語』から『鳥と少女』
2005年09月23日
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午前5時起床。昨日、飲酒後に柿を食べたので、思いの外体調がいい。コーヒーブレーク、朝のうちに新聞を読む。パン・コーヒーが朝食。昼食は最近、ずっと牛乳一本。この方が空腹感を感じていい。夕方、市民プール。1,000m。金曜日以来。大胸筋に負荷を感じる。大雪初冠雪のニュース。学生時代、友人の実家を頼り、旭川に遊んだことを思いだした。9月第1週だった。記憶に残ることが多く、良く覚えている。その日はテレビドラマ「太陽に吠えろ」の撮影があって、ここで裕次郎を見たのだ。そのあと、美瑛から勇駒別温泉にまわり、友人の伯父が経営する勇駒別温泉の勇駒荘に宿泊させてもらう。近くに旭岳ロープウェーがあり、姿見の池、石室などを見た。前日、ニュースが旭岳初冠雪を報じたとおり、旭平にはシャーベット状の雪が残っていた。札幌に帰り、後日、当の番組を見ると、犯罪人役の清水健太郎が荒涼とした旭平の石室に潜み、鬱屈とした人生を演じていた。閑話休題、毎年9月、北海道の屋根に初雪のニュースが流れると、こんなことを思い出しながら、しみじみとしたものを感じるようになる。琴欧州11連勝、朝青龍2敗。安美錦の外掛けがきれいに決まり、横綱の背中に砂がついた。それにしても琴欧州の立ち会い。岩木山戦の踏み込みもそうだったが、栃東戦では前に出ることで相手の上手をこじ開け、はずした。私は彼に賜杯をとってほしいとは思うが、なお優勝は横綱と予想する。読売に週刊誌低迷の記事。無責任報道に加え、ネット普及が逆風になっているとある。確かに新聞や電車の吊り広告に踊る見出しはゴシップばかりで、記事の中身は期待はずればかり。朝日ジャーナルのような硬派の雑誌はもうでてこないのか。百科事典 イギリス文学の項
2005年09月21日
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午前5時起床。A新聞N記者、挨拶に来る。Iさんとの関係あり、今後、付き合いが始まりそう。M君と行きつけの暖簾Tへ。昨年来の約束を果たす。無口な男。レスリングの選手。好青年。肴はヤイト鰹が美味。M君はイカと野菜てんぷらを頼んだ。にぎりも。燗酒西の関にあわせる。もう一軒玉井。ソルティドッグが美味しい。今日のグラスワインは奥深さに欠けた。代行運転で帰宅。国勢調査の票が届いていた。早速記入。娘をカウントに入れず、改めて手を離れたの感。この村では「こねり」という柿が実った。美味しい。ごまがふいている。拙宅にはないが、近所のあちこちにあり、もいでまわっては食べる。妻はあまり好きではないというが絶品。小振りで富有のようなボリューム感はないが、これに勝る甘さの柿はない。
2005年09月20日
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午前6時起床。朝食はパンとコーヒー。息子が寝坊、軽トラに自転車を積んで高校へ。その後、家の周囲の草刈り。梅の幹が1本折れていたのでチェーンソーで切って燃やす。母屋の裏から墓地に続く小道も切る。孟宗竹が倒れていたので、これも始末。昼飯の後、山へ。60年生の杉が先の台風で倒れ、林道を塞いでいる。製材所のユニックを借りていき、始末をする。汗びっしょり。材は4トンの後ろに載せた。台風の時、床下浸水する親戚の家があるので、ブロックで周囲を囲い、出口の部分だけ鎖蓋にするため、これに利用しよう。製材を頼む。帰宅は午後3時。午睡。夜はホルモンと缶ビール。ラトルのベートーベン7番ウィーンフィル、マーラー8番ピッツバーグ市響を録音。小学校の体育館で地区の敬老会をやっていた。佐竹一彦『駐在巡査』
2005年09月19日
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晴れ、僅かに秋の気配。朝食はパン。喫茶Rのマンデリンを煎れる。昼食は牛乳とヤクルト野菜ジュース。体重85kgの私には丁度いい。夕方には空腹感。一山向こう、旧Y村にあるプールに出かけた。水は美しいが深さは臍のあたりまでしかない。水中歩行専門の妻は、抵抗がなく、これではやせないとブツブツ。友人Kにワレリー・ゲルギエフのチャイコ4,5,6、アルゲリッチのオムニバスを借りる。アルゲリッチの盤はプロコフィエフから始まりチャイコのくるみ割り、ショスタコのピアノ3重奏曲と続く。一気呵成のスピード感と迫力。Kは彼女の盤を集めているが、納得がいく。安岡章太郎『走れトマホーク』
2005年09月15日
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晴れ、刺すような日差しだった。空気が澄んで、紫外線をことのほか強く感じる。夕方、プールへ。1,200m。心地よい疲労感。夜はソルティドッグを飲むが、出てきた夕食は鮪丼とアサリの味噌汁。ミスマッチ。冷やをきゅっとやればよかった。探査機「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」に到着したという。地球から3億km離れた、太陽の向こう側にある天体だそうな。長さ500m、幅300m。これほど遠いところにある、しかもこの程度のものを認識する技術も驚きであるが、ロケットを飛ばして其所に着陸させ、更に粉塵を採取、地球に回収しようというのだから、凄い。新聞にイトカワの写真が掲載されているが、画像も鮮明だ。本当に素晴らしい。ただしかし、一つ心配がある。本当に小さな惑星である。はやぶさの重さがどの程度なのかわからないが、イトカワの質量がさほどのものでないとすると、はやぶさの着陸がイトカワそのものの軌道に影響を及ぼす恐れがありはしないかという点だ。無重力の世界に浮かんでいるのだから、太陽とイトカワの引力と遠心力の微妙なバランスに影響が出ると思うのは杞憂だろうか。相撲が始まった。千代大海は2日間、惨めな取り組みを続けている。引退近し。嘉風は1勝1敗。この番付で白星が先行するようだといいのだが。ギュンター・ヴァント指揮、北ドイツ放送管で未完成、ブラームスの2番、チャイコの5番。パワーのある演奏。その後、ロストロのバッハ無伴奏チェロ、ベートーベン、ブラームスのチェロソナタ。何れも緊張感に満ちている。プールからの帰り、上弦の膨らんで煌々と光る月に見とれた。村を取り囲む400mあまりの山々を蒼く浮かび上がらせ、稜線が際だつ。先日の台風で水量の増えた川面は、ここだけしっとりとした月光を乱す。荘厳と静寂が合わせすむ。妻が乳ガン検診を受けに県立病院へ行くも、異常なし。一安心。夜、テーブルの上にピンク色をした彼女の健康手帳が置いてあり、何気なしにこれをパラパラめくると、乳房を超音波診断した画像写真が貼ってある。10年近く前のものから、今日のものまで。古いものを見ながら、「手に残る若かりし妻の乳房の感触が甦る」と書くと、いかにも耽美的だが、妻の身体が、妙に現実的に、実感として迫ってくる。やむ女性を病院に見舞うとき、妙にそこはかとない艶めかしさを感じるのと同じだ。~今日は月を見たからこんなことを書くのだろうか。
2005年09月13日
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読売新聞12版26面「精魂の譜」中、本因坊秀哉名人が昭和14年から大竹と引退碁を打ったのくだり、大竹とは木谷實のことだった。これで大竹の名が何故戦前に出てくるのだろうかという疑問が解けた。川端が意図あってのことか、木谷を大竹としたためだ。記事はその木谷に、後に大竹名人となる少年の出会いという演出が待っていたという偶然を取り上げた。納得。 早期米に出穂。空梅雨なるも灌漑された水田の成長は好天を歓迎。7月末には刈り入れたけなわとなりそう。山陰、松江は給水制限。福岡も心配という。 夕方城山。バッハ無伴奏ヴァイオリンを聴きながら。様々な思いが頭の中をひとり歩き、集中できず。今日の眺望はよし。水の子、四国、西の祖母傾、いずれもくっきり。夜はルクレールの音楽の慰め第1集、コレギウム・アウレウム。 夕食は鰺の塩焼き、蛸ブツ、素麺。ノンアルコール。 火曜日の朝、散歩中聴いた「“バス・ヴィオールのための6つの組曲”から組曲第1番ト短調”」サント・コロンブ・ル・フィス作曲(17分55秒)(バス・ヴィオール)ホルディ・サバール<Alia Vox AV 9827A+B>は出色。
2005年06月30日
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