ハンドメイド日記

2016.02.23
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ロータリーカッター使い方.jpg


ロータリーカッターは普通のカッターとは違って、 円形の刃のカッター です。

布を裁つとき、昔は裁ちばさみが主流でしたが、近年はロータリーカッターの方をメインで使っています。

プロの方は、裁ちばさみの方が使いやすいという声をききますが…

素人はロータリーカッターの方が綺麗に裁断できますよ。


なぜかというと…


素人が裁ちばさみで布を裁つとき、布が浮いてしまいますが、ロータリーカッターは浮きません。

なので、裁断する時、型紙と裁断する線のずれが少なくなります。

速くスムーズ です。

曲線も滑らかなラインで裁断することができます。

裁ちばさみを使っている時と比べると、裁断のストレスがかなり軽減します。

しかも、重ねて裁断することも可能なので、効率も良いです。


もし、 裁断する作業が苦手なら、ロータリーカッターを使ってみてください


また、ロータリーカッターを使うときは、 カッティングマット が必要です。

ロータリーカッターを購入するときには、カッティングマットも忘れずに購入しましょう。

ロータリーカッターの種類


ロータリーカッターは、刃の直径によって、色々な種類があります。

手芸で使用する刃の主流は、刃の直径が 28mm 45mm のものが使われます。

<刃が小さめ28mm>
  袖ぐりや衿ぐりなどの裁断をするとき、小回りがきくので便利


<刃が大きめ45mm>
  大量に布を裁断するときにむいている



ロータリーカッターを販売しているメーカーは、 クロバー(Clover) オルファ(OLFA) が有名です。

クロバーは手芸の総合メーカー。

手芸用品といえば、クロバーというくらい有名な会社です。

手芸用として、持ちやすい様に研究して作られているので、手にフィットする材質でカットが楽です。


これに対して、オルファはカッター製造メーカーです。

黄色のボディがお馴染みの、文房具でよく使われているカッターメーカーです。

紙だけでなく布の裁断もできます。切れ味には定評があります。


私は、クロバーのロータリーカッターを使っていますが、オルファはまだ使ったことがありません。

今使っているクロバーのロータリーカッターは、グリップが手になじんで使いやすいですよ。

20枚の子供パンツを作るために、一度に布を裁断したこともありますが、苦痛に感じることはありませんでした。

28mmタイプ
袖ぐりや衿ぐりなどの裁断をするときに使います
小回りがきくので便利



45mmタイプ
少しの力でスピーディに裁断することができます
さらに、重ねて布を裁断するときにも便利



オルファS型は28mm円形刃

オルファL型は45mm円形刃

カッティングマットの種類


カッティングマットは、カッターマットとも言われています。

ロータリーカッターを使う時、カッティングマットを使わないと、床に傷がついてしまうので、マットを必ず使います。


私は、450×600mmの目盛りが付いているカッティングマットを使っています。

手芸では、この450×600mmサイズが特大サイズと呼ばれています。

業務用であれば、もっと大きなサイズのカッティングマットがあります。

大きければ大きい方が洋服を裁断するには使いやすいので、収納が可能な人は出来る限り大きめをおすすめします。

私はカッティングマットを使って10年くらいがたちましたが、傷がたくさんできてしまって、使いにくくなってきました。

そろそろ買い替え時です。

私が使っている450×600mmサイズは、 子供服のトップスの裁断には十分な大きさ ですが、ワンピースは裁断しにくい。

さらに、私は大人用のワンピースを作ることもあるので、次に買うときは、1500mmくらいは欲しいなと思っています。(置き場所があれば!)

カッティングマットを買うときは、何を作るのかを考えて購入してください。

洋裁をするなら、 できるだけ大きなもの がおすすめです。

さらに、 目盛りが付いているカッティングマット がおすすめです。

裁断するとき、目盛りをつかうことがあります。

直線や直角など、カッティングマットの目盛りを頼りに裁断します。

450×600mm
トップスだけなら、この大きさで十分!手芸用の特大サイズ
目盛り付きが便利です



ワンピースの裁断もストレスがありません
ただし、目盛りなし
こちらは業務用です



ロータリーカッターとカッティングマットと定規のセットこちらのマットは450×600mm




ロータリーカッターの使い方


ロータリーカッターの使い方 は、とても簡単です。

初めて使う人は、不要な布で練習してみましょう。

  1. カッティングマットの上に布を置く
  2. 布の上に型紙をのせる
  3. 直線の場合、定規を型紙の線に合わせて置き、定規にそってロータリーカッターをスライドさせる
  4. カーブの場合、カーブする方向に向かってロータリーカッターを少しだけ倒すと切りやすくなります。
  5. 細かい所をカットするときは、ロータリーカッターを立てて使い、直線はカッターを少しだけねかせてカットすると楽に切れます。

直線の時は少しねかせるような状態にしてスライド


袖ぐり、襟ぐりなどの細かいカーブは立てた状態でスライド


直線を裁断するときは、定規を使って裁断すると綺麗に裁断できますが、定規を使わなくても、型紙と布を手で抑えながら、ロータリーカッターをスライドさせることもできます。

とても簡単ですが・・・これだと少し線がゆがんでしまいますので、直線ではできるだけ定規を使いましょう。

そして、できるかぎり 型紙とカッターの間に隙間ができないようにカット します。


ロータリーカッターの使い方は、難しくはありませんが、慣れるまでは要らない布で何度か練習してください。


洋裁初心者さんにおすすめするロータリーカッター


ロータリーカッターは28mmと45mmの両方持っているのが理想です。

でも、どちらか一本を手に入れるのであれば、 小さい刃の28mmロータリーカッター おすすめ です。


刃の大きなロータリーカッターでは、袖ぐりのような曲線を裁断しにくいからです。

刃の小さい方を使って、直線部分の裁断にもっとスピードが必要になったら、大きい刃のロータリーカッターを購入すれば良いと思います。

たとえば、作家さんなど大量に布を裁断する必要がある人は、両方あるといいと思います。


便利なロータリーカッターをぜひ使ってみてください。


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私が使っているミシンは、こちらです。
使いやすくて、縫い目がキレイですよ。


何度かミシンは買い替えていますが、こちらのミシンが使いやすくて落ち着いています。
ミシンは高価なものなので、安心できるお店での購入がおすすめです。





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最終更新日  2017.08.11 19:24:04
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