hongming漫筆

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2000.12.15
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 うーん、よく分からない。
 非常に面白いのだが、「ほんとうにサンカっていたのか?」という疑問は消えない。
 写真もあるし、ほかの人と一緒に調査したこともあるのだから、おそらく、少人数ながらいたのだろう。著者が言うほどの人数がいたとは思えない。
 そんなにあちこちにいたのなら、もっといろいろな人が研究していてもいいはずだ。
 もし、この本に書かれているのが真の姿だとしたら、サンカを有名にし、それまでの生活ができないようにしてしまったのは筆者自身だということになる。
 もとはと言えば朝日新聞社の記者だったので、自分が取り上げることに世間の目を向けさせようとはしても、それによって、書かれた対象がどんな目に遭うかは全く考えていないとしか思えない。
 サンカに対して、関心を持っていることは分かるが、愛情があるのかどうかも分からない。サンカの妻を「これは凄(すご)くまずい顔の女房であった」などと平気で書く。
 全く同じ女性を「お雪」「お花」「お菊」と、違う名で書いていて、少しずつ違う書き方をしているのも不思議だ。





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Last updated  2005.04.01 21:44:34
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