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2008.01.23
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カテゴリ: 子育てとは・・
こんにちは、みなさん。

今日は私が昔体験した事を書きます。

これを読まれてどう感じるかは、人様々だと思いますが、何かを感じ取って戴ければと思います。

家庭環境(昭和43年頃)

父親:某大手企業エリートサラリーマン(某アメリカ大学卒)
母親:専業主婦(某国立大学卒)
A君:同級生
B君:弟
Cさん:長女



小学校4年生のことでした。

教育実習生の送別会をしようとホームルームで話し合って授業が終わった放課後にする事に決めたのでした。

他のクラスも同様に実習授業最終日の放課後に「送別会」を執り行っていたのでした。

担任の先生同伴で「送別会」も佳境に入ったころでした。

A君の母親が顔色変えて教室に進入してきました。

「あなた何してるの?!授業が終わったら早く帰宅しなさい!塾の時間に遅れるでしょう!」

って無理矢理身支度を済ませて、手を引いて教室から出ていったのでした。

残された私達はただただ唖然・呆然と・・母親の行動を見つめていました。

教室内は異様な雰囲気になり、担任の先生も母親に向かって「もう直ぐ終わりますから。」と

投げかけたのですが、母親は聴く耳を持たずに無視状態でした。

担任の先生は実習生と私達に気遣って話しました。



A君は親に言いたくても言えなかったのだろう。明日登校しても決してA君に意地悪や嫌がらせを

してはいけないよ。A君は君達の友達です。」

今度機会があればA君のお母さんに説明します。からと・・・。

クラスメートには多少の動揺があったが、無事送別会を終えた。

今思い返せば、実習生の先生にとっては強烈な出来事だっただろうと思う。



それからA君は某有名私立中学に進学した。

私も彼とは違う私立中学に進学。

A君と私は電車通学の為、同じ駅だったので毎日のように顔を合わせていた。

そして彼から「お前が羨ましいよ。自由で良いなぁ。」って・・

私:「何が羨ましいんだ?」

A君:「俺とこは親がうるさくて・・・息が詰まりそうだよ。」

私:「そっか。オヤジさんが厳しいしな。小学時代一緒に野球をしようって、誘った時に遊ぶ暇があるなら勉強しろ!って怒られたよな。でも、お前に期待してるのだから、頑張れよ!」

って話したことをハッキリと覚えている。

お互い高校に進学をして事件が起きてしまった。

当時は未成年事件としては珍しかったので、新聞沙汰になってしまった。

私が高校2年の時だった。

深夜になると不審火が発生し、ごみ箱、農家の納屋、そして最悪の住宅。

発生時間は決まって夜中の12~1時頃。

不審者を目撃した情報からA君の弟が任意同行を求められ、自供した。

当時B君は登校拒否で自宅に閉じこもったままだった。

A君の母親からは「弟は長男と違って出来が悪くて、困ってます。どうすれば良い子になるのでしょうか?」って知人のお母さんには話していたようだ。

妹は特別扱いのようで幼稚園からお嬢様学校へと進学できる私学に通わせていた。

毎朝駅で顔を合わせていた彼とは弟が逮捕された後、一度も合わすことが無くなった。

彼の自宅も雨戸が閉められ、二階の窓もカーテンで仕切られていて、ひっそりとしていた。

事件から半年後。

A君は人生を悲観したのか電車に飛び込み自殺してしまった。

父親も息子の事件が新聞沙汰になった事で会社を辞職。被害者の保証を気にしてか、自殺。

母親も専業主婦だったのがスーパーのパート勤めにでるようになった。

仲睦まじい一家が積み木が崩れるように・・・・。

後に風の便りで耳したのだが、母と娘は地元を離れてひっそりとアパート暮らしをしてるらしい。

私は彼の両親はどんな気持ちだっただろう?彼の人生って一体何だったんだろう?

残された母娘は幸せになってるのだろうか?

当時の彼の父親の年代になった今、もう少し違った生き方があっても良いのではないかと考えてしまう。

子供は一人の人間であり、独立していく人間である。

いつまでも親の思うままに行動する人間では無いって事を判っていれば、このような悲惨な事は

起きなかっただろうと思う。

人として大切な事は「ありがとう。ごめんなさい。」と素直に言える人間でありたい。

今日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。













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Last updated  2008.01.23 13:35:46
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