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結局昨日は、大人9名、子供7名の、久々の大所帯。海鮮鍋、お寿司、前回からすっかりはまってしまった焼き牡蠣、で、盛り上がりました。お鍋には、ホタテ、ハマグリ、カジキ、こちらも牡蠣、たらの白子(北海道では、タチ、と呼ぶのですが、いつも何それ?と笑われる。ちなみに真ダラの子は”真ダチ”スケソウダラの子は”スケダチ”といいます。)、あとは定番のたっぷりお野菜、白菜、ほうれん草、などなど。(日本ではまだお野菜高いのかな?)さすが3号店調理長の味付け。美味しいです。4号店の調理長はお寿司が専門。いつもはフザケテルけど、やっぱりお寿司握ってる姿はカッコいいな。2号店の調理長は牡蠣焼いてくれてます。食材は、全て昨日のお店の残りだそうです。(旧正月は長めの休みになるので、処分、の意味もある)男性チームは日本酒。八海山、浦霞、さらの風、萬歳楽、上善如水・・・どんどん、すすんでるようです。やっぱ板前さん達です。奥さんたち、飲まないのね・・・結局、赤ワインは私だけ・・・でも、3本。??え?飲みすぎ?普段、私達、夜働いているし、休みもみんなバラバラなので、こんな風に集まってワイワイ出来ることはないのでね。ま、今日はいいでしょ。???って言うか、いつもだし。ちょっと今日も頭ふらふらしてるけどとりあえず、ハッピーニューイヤーです。
2006.01.29
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今日は旧正月の大晦日です。当店の従業員はみな中国系につき、お正月を祝うために実家へ帰ってしまうので、働く人が居ません。今日はお店クローズです。ほとんどのレストランも、同じ理由で、今日は閉める所が多いです。と、言う訳で、本日、うちのサーの会社で経営しているレストランチェーンの、各店の日本人の板前3人と、その家族が我が家へ遊びに来、彼らが、自慢の腕を披露してくれます。食材もレストランから調達。今日は私は”食べる人”。非常に楽しみであります。
2006.01.28
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「バカに降伏!」に登場するマネージャー。実はすごく可愛い。あのくりくりとしたつぶらな瞳に騙されて、私は彼女を雇ってしまったとも言える。お客様の評判も、大変、良かった・・・・・・と、思っていた。最近になって、あちこちのお客様に、ぽろぽろと言われることは「なぜあんなオンナを正社員に、しかも管理職に、雇ったんだ」「ママは血迷っていた」「ママは人を見る目がない」「彼女にマネージャ職なんか務まりっこないって思ってた」などなど・・・ぼろくそ・・・なんで、その時言ってくれなかったの?皆さんもういい加減大人だし、人の商売に口を出すほど暇でもないんでしょうけど、それにしても、一言「ホントにいいの?」ぐらい言ってくれてもよかったんじゃない・・・・でも、お客様があえて私に意見を言わなかったのには、ちゃんとした理由があることを、哀しいかな私自身よ~っく分かっている。私は、聞かないのだ。人の話し。昔から、ずっと、そう言われている。だから、皆さん「言っても無駄だ」って、そう思ってたんですね。この頑固が、私の商売の、時に弊害になっていることは重々承知している。皆さん親切にアドバイスをくれる。「お店の看板、大きくしたら?」(すごく小さくて見つけにくいので)「カラオケ入れたら?」(当店にはカラオケがない)「イベントやったら?」(ライブとかオカマショーとか)「ポイントカード作ったら?」(何かサービスを、という意味)「個室作れば?」(特別サービスを、という意味)「お酒やめたら?」(説明不要)(・・・・・きけないっす。)どれも聞いたためしがない。もう少し柔軟な頭と心の持ち主であれば、もう少し今よりお金もあると思う。支店もあると思う。それくらい、聞けない。でもね~・・・どうしても、頑固って治らない・・・不治の病だ。バカにつける薬がないのと一緒で、頑固にもつける薬はない。内服薬もなければ、専門医も居ない。そして、一番問題なのは・・・年々悪化する・・・
2006.01.27
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はい、もうすぐ旧正月です。今年も皆さんあちらこちらで”魚生”(イーサン、と読みます)食べてます。読んで字の如く、なまざかな、中華風お刺身のことです。色とりどりの野菜の上に綺麗に並べられたお刺身。この食べ物自体は、中国本土でも、香港でも台湾でもある"正月料理"だそうですがマレーシアにだけ存在する、一風変わった食べ方があります。それは・・・円卓の真ん中に”魚生”の大皿をででん、と置き、皆さん立ち上がる!そして・・・かき混ぜる!このかき混ぜ方、ぐるぐるかき回すのではなく、上に持ち上げるんです。みんなで一斉に立ち上がって、箸で野菜と刺身をつまんで持ち上げながら混ぜる。高く高~く、もっと高~~~~く持ち上げ持ち上げ、混ぜる。祈りをこめて・・・一番高く持ち上げた人の願いが叶うんですと。これは、マレーシアのイポーという町の誰かが考案した食べ方で、世界中どこの中国人もこんなことはしないらしい。ちょっと面白いでしょ。
2006.01.26
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前にも書いた、去年の10月以来蒸発していた当店のマネージャー(正社員です)が、昨夜突然お店にやって来た。どのツラ下げて(お下品ですが)来るのかと思いきや彼女は満面の笑みを浮かべ、「私は大丈夫。」ときた。?????どっちがよ?「今までのことは私は何も気にしていないから、これからもママとはいい関係を続けたいの。」とも言った。?????だから、どっちがよ?なんだか私は急に血圧の降下を感知・・・ クラクラしてしまった。だが、ここで彼女のペースに巻き込まれてはいけない、とかねてより完璧に準備してあった「有給休暇申請書」と、彼女の欠席記録を提示。(彼女の休暇は、いつも自分で勝手に"休み"とカレンダーに書き込んで、自分で勝手に休んでいただけなので。)「いいから書きなさい。」「ママ、ネバマイ(Never mind)、私の有給休暇もうないから、お給料要らないです。適当に書いといて。」ちょっと~私は非常にマインドなのよ!!「そうでなく、これは社会保険とか雇用者協会とかに提出しないといけないの。」「あら、そう・・・。適当でいいのに。」その後も、蒸発前にし残した仕事のこと、長きに渡り、彼女の計算ミスによりかなりの損失を生んでしまった税金の支払いのこと等を指摘すると、彼女は、ニコニコと”あら、そう。”と”適当に”を連発するだけ。学生のバイトじゃないんだから、全く、なんて責任感のない、・・・って思いつつ・・・私は、彼女が蒸発してからこの数ヶ月、非常に苛立ち悩み憎み、時に我が愛娘さえも巻き込まなければならないほど、もがき苦しみ、かつVERY忙しかった日々を・・・心の底から、後悔した。だって、彼女ってただのバカだったんだも~ん・・・人間国宝級?天然記念物級?世界遺産級?・・・・いや、もっと宇宙規模のバカ。偉大なるバカ。尊敬に値するバカ。降参です・・・バカ相手に悩むことほど無意味なことはないっしょ~・・・いやあねえ~、もう、あたしったら~・・・てな感じ。・・・・・・と、いう訳で、急に心がスカッと晴れ渡ってしまいました。これはこれで良かったのかもしれない・・・苦しかった2005年に終わりを告げ、私の2006年がやっと始まった気分です。
2006.01.25
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うちの娘・・・学校から帰ってくると、食べてるか、テレビ見てるか、DSやってるか・・・だけ・・・「宿題は?」「ない。」「本読まないの?」「全部読んだ。」・・・って、昨日1冊買ったばっかじゃん。「ピアノ弾けば?」「やだ。」・・・・・・「ハラヘッタ」ほとんど無気力というか、日々忙しい私から見れば、非常に”だらしなく”見える。で、時々発狂する私。何やってんのよ、毎日、毎日テレビばっか見て!だらしない!!アンタのライフって何?いったいアンタは何がしたいのよ!!!「・・・・・・・ママと居たい・・・・」は?ママと居たい!!働かないで、ずっと!!!!!あ~~・・・これ言われちゃうとね、もう・・・ママだめね・・・彼女が物心ついてから、休日を除いて働いてない日はない。この子を産んでから、私は一生懸命働いて、彼女を育てることが使命だった。必死で必死で働いてきた。それが彼女の幸せにつながると思った。でも・・・はたしてそれはどうだったんだろう・・・普通の父ちゃんと母ちゃんとじいちゃんとばあちゃんとおじさんとおばさんと親戚の人たちと近所の人たちと・・・日本で、普通の人生を送らせてやればよかったんだろうか・・生まれたての彼女、ハイハイし始めた彼女、ヨチヨチ歩けるようになった彼女、いたずら好きの彼女、ママ行かないで、と泣いてすがる彼女、ついソファーでうたた寝してしまった私に小さなタオルをかけてくれた彼女。私なりに時間を見つけては一緒に居たつもりだったけど、もう2度と会えない小さかった彼女に、もっとしてやれることがあったのではないか・・・そんなことを考えると、普段はポジティブな(で、酒ばっか飲んでる)私が、胸がかきむしられるほど苦しくなる。それでもまた今日も、私は店へと出かけなければいけない・・・・彼女はこんな私を許してくれるんだろうか・・・
2006.01.24
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昨夜は、近所に住む親しいお客様達を呼んで、パーティーをしました。裏庭に七厘を3つ出して、(実は4つある)いつもはだいたい豚のリブとかチキンウィングなんかの"肉"ばかりなので、今日は趣向を変えて"海の幸"。常夏のマレーシアでは、普段なかなかお口に入らない品ばかり。例の生簀のお店で購入。1.ぷりぷりのアサリ 3kg ただ網の上で焼く。貝が開いたらお醤油をたらり。絶品。2.活海老 2kg まだ活きてぴちぴち跳ねてる海老に串をぐさり。 網に乗せてぱりぱりに焼く。殻ごといただく。絶品その2。3.焼き牡蠣 1ダース(かなり大粒) これは以前札幌の"牡蠣と家庭料理の店"「開く」さんでいただいて以来 大ファンになったもの。ただ殻ごと網に乗せて焼くだけ。 若干身がしまってきた感じになったらお醤油をたらしていただく。 う・・・うまい・・・以上3品で、約100リンギット。約3300円なり。4.お手製海鮮ちらし こういう時の為に、札幌へ帰った時に50kgの荷物の中にしのばせて冷凍保存してある ”北海道の海の幸たち” ホタテ、イカ、鮭のほぐしたの、海老、イクラ・・・ドカンとのせたちらし寿司。文句ないっしょ。それに、野菜サラダは単身赴任者には欠かせないアイテムなので、今日は、大根、人参、きゅうり、キャベツをひたすら細く千切りにしたものについでに同じ長さに切ったワケギも入れてみた。なかなかいける。サラダの残り野菜と、海老と"香菜”、ビーフン、で生春巻き。本日のお客様の一人、この"香菜”が大の苦手。「あ、それ入って・・・」と言いかけた時には、春巻きさんは既にお口の中・・・しばらく無口になってました・・・そういう訳で、飲んで食べて・・・飲んで飲んで・・・楽しかった。またやろうね。
2006.01.23
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ここ数日、私は、まんま寝てる。・・・らしい・・・ようするに、飲みすぎて、前後不覚。どうやって帰ってきたんだろう?ってなくらい。化粧・・・したまんま・・・コンタクトレンズ・・・したまんま・・・腕時計・・・したまんま・・・ネックレス・・・したまんま・・・指輪も全部・・・したまんま・・・服も勿論・・・着たまんま・・・はっきり言って、昨日出勤した時のまんまじゃん!ひどい時には、着物・・・着たまんま・・・起きてから・・・身体痛い、痛い・・・帯したまんま、えびぞり状態で寝ている私・・・もう、いい加減、気をつけよう・・・飲み過ぎには・・・
2006.01.22
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今日は、前回も私の日記に登場したERIATOSHIさんに、市場に連れて行ってもらった。マレーシアの場合、スーパーマーケットでお買い物をすると、"腐ってる"場合が多いので、やっぱ市場ははずせないアイテムです。お魚のキスを1kg買いました。全部で18匹。(え?尾って言うのかな・・・?)一応ウロコと内臓だけ取ってもらって後は、それなりに自分で加工して冷凍してしまうつもりでした。その他の買い物も済ませ、即効で家に返り、愛用の出刃包丁を出してきて、キスをさばき始めた私。1匹、2匹・・・って、羊じゃないって・・・さすがに新鮮!身がしまってる!!ところが・・・7匹目に包丁を入れた瞬間・・・んんんん??鮮度落ちてるじゃ~ん!!うっそ・・・残りのキスさん達、そのまま冷凍庫に入れました。やっぱ暑いよ、マレーシア・・・
2006.01.21
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ある日のことだった。当店は、道路に面している側が、天井から床まで全面ガラス張りになっていて、木枠に入った10枚のガラス窓が、アコーディオン状態で開閉できるようになっています。その外側にちょっとしたベランダがあり、一時期私はその小さなベランダでハーブを育てていました。普通のウイスキーの水割りにちょっと葉を摘まんで加えると、ふんわりと風味が増して、くいくいっと酒が進む、なかなか売上げ貢献度の高いハーブでした。(当店のシークレットレシピにつき、葉っぱの名前は明かせませんが・・・)いつも、「ママ、ハッパ」(なんかやばそう?)と言われると、パタパタとベランダに出ては葉を摘み、お客様にお出ししていました。前置きが長くなりましたが・・・そんなある夜、私は非常に酔っていた(マレー語では、ビアサ~=よくあること、と言います)。ヨチヨチと窓のところまで行き、何を思ったか、通常、"引いて"開ける窓を、力任せに"押した"私・・・はい・・・そうです・・・窓は無残にもレールから外れ、二度と閉まらなくなりました・・・「泥棒・・・入らないかな・・・」と心配しつつも、完璧泥酔ヨチヨチ状態だった私は、その晩「ま、いっか」と、放ったらかして帰宅。次の日、サーを連れて修理に。外側に押された状態で、無様に開け放たれている一枚の窓を、一生懸命引っ張る、サー。 「キミはもういったい何をやっているんだか」愚痴の一つも言いたい、サー。額には玉の汗が光る・・・(ここは常夏マレーシア~) 格闘すること数十分。窓はなんとか正常な位置に戻り、スムースな開閉を取り戻し、一安心する、サー。ところが、その時・・・・さっきまでサーと格闘していた、その天井から床まである(木枠も入れると高さ250cm×幅70cm)重量推定40kgはあろうかという一枚の窓が、ねじが外れて、サーめがけて倒れこんできたのです!!”がっちゅー”反射神経の鋭い機敏なサーは、頭上でそれをキャッチ!・・・間一髪で、事なきを得ました。「(ここに居たのが)キミじゃなくて良かった」はい・・・もし私がサーの場所に立っていたなら、間違いなく窓は私を直撃、皆様に「いい人だったのに・・・」と言われていたところでしょう。ありがとね、パパ。それにしても・・・そんな大事に至るほどの馬鹿力で、私は窓を開けてしまったのですね・・・酔っ払いって恐ろしい・・・
2006.01.20
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娘の通う学校、ガーデン・インターナショナル・スクール.彼女がここに通い始めて5年、娘、現在YEAR6。日本の小学生だと4年生にあたるらしいですが、そんな彼女も今年の9月からは中学生になります。入学当初から思っていましたが、この学校って、結構いい加減です。宿題忘れたからって怒られる訳でもないし、運動会だって強制参加じゃないし、水泳大会だって音楽発表会だって出たい人だけ出ればいいし、制服と体操着は学校指定だけれど、水着も上着も、靴だって、みな好き勝手。一応、ケータイは禁止だけどみな一歩校舎から出たら、ひょいっとケータイ出して、運転手呼んでる。(みなさん運転手のお迎え付き!)ホント、校則ってものがない。(あるんでしょうけど)いい加減。でも、すごく良い、いい加減なのです、これが。良い、加減、って言うのかな。お勉強だけが全てじゃない。画一化してない。走るのが速い子。ピアノが上手な子。絵が上手な子。泳ぐのが得意な子。ダンス好きな子。工作が得意な子。実験好きな子。友達が多い子。司会向きの子。いたずらが得意な子。字が綺麗な子。朝一番早い子。などなど・・・とりあえず、何でもいいんです。何でもいいの。その子ならば。その子らしさを見つけて伸ばしてくれる。自分の一番得意なポイントを、ちゃんと評価される場面を与えてくれる。だから、運動会も水泳大会も音楽発表会も、自由参加なんですね。そういう学校です。ちなみに・・・うちの娘・・・なあんにもない・・・お勉強もそこそこ、足遅いし、水泳だって6人中せいぜい4位くらい、特別美術の才能があるようにも見えないし、ピアノも先生嫌いだってやめちゃった・・・でも、クラス全員が何かしら賞をもらえる「SPECIALITY AWARD」では、「MOST HELPFUL GIRL IN THE CLASS」って賞をもらった。そう・・・なあんにもないけど、ママのお店でもちゃんとお客様のお相手をしてくれる、お世話好きで面倒見の良い、お茶目な彼女は私の誇りなので、お勉強とか、あえて強制したりもしないで今まできました。ママ的には、何か才能があってくれたら、って気持ち、なかった訳ではないですけどね。そんなある時、年度末に配られる、全校生徒が載っているアルバムに彼女が作った"替え歌"が、ページ一面に名前入りで載っていたのです!ボブ・マーレイの、「バッファロー・ソルジャー」の替え歌で、「4S(彼女のクラス)ソルジャー」という名前で、クラスのテーマソングを作ったものでした。そういえば、いつもぶつぶつ口ずさんでたっけ・・・何もない・・・なあんにもない・・・って思っていた娘にも、ちゃあんと学校は、評価される場所を与えてくれるんだって、その時は、ものすごーく感動でした。そんな学校なんですね。現在の学校教育に不満をお持ちのお母さん!!ぜひ、マレーシアはクアラルンプールの、ガーデン・インターナショナル・スクールへ!!
2006.01.19
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最近は、マレーシアにも日本人のいる美容室が増えてきた。日本人の場合に限り、比較的"上手な"美容師さんばかりだと思う。それまでは・・・かなりひどかった・・・ちなみにマレーシアには、美容師学校などない。あってもきちんと通った人など聞いたことがない。まず、シャンプーの時、爪を立てる。地肌を引っかいている感じ。だから、シャリシャリ音がするし、髪も痛む。で、すすぎの時も、ばしゃ-んばしゃーん、と雑だから耳の中や鼻の中まで(?)水が入る。背中もびっしゃり。おまけに・・・・・ 水。(湯沸かし器、ない) ・・・・・ 冷たいし。 丁寧に頭から肩にかけてマッサージしてくれるのはいいが、技術も知識もないから、必ずひどい"モミカエシ"がくる。ヘアーカタログを開いて、「この右のページの髪型にしてください」と言って、出来上がったら"左のページの"髪形になっている。「なんで?違うじゃん!!」と、怒ると、「オマエはこの"左ページの"髪形の方が似合うんだ!!」と、逆ギレされる。彼らは絶対に謝らない。おまけに代金は交渉制。「あっちでは、このくらいの値段でやってくれるって言ったぞ!なんでオマエのところはそんなに高いんだ!」っていう感じ。旧正月前には、何故か"旧正月用価格"になって、倍額になる。それでも10年ほど前は、カットとパーマで3000円くらいだったから、しょうがないかって思ってた。今では、ヘアセット(アップスタイル)で、2500円くらいする。2500円払って、家でやり直す。本当に理不尽な国なのです。
2006.01.18
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私のように水商売をしている、他の方のブログで「同業者、または、お客様にサイトの存在がばれた」と、いうのを見ることがあります。わたし達は、通常、お店でどんな意理不尽なことがあってもニコニコとその場をつくろって、悔しさ、涙を隠している場合が多いのでこのブログでぶちまけてしまいたい!!って気持ち、あると思うんですね。お客様の悪口なんか書いてある場合もあるらしくて急いで削除するらしいです。中には、全て削除した上に、ジャンルもテーマも全く変えてしまい、それでも結局ページを閉めてしまった方もいました。私は、それがなかなか出来ません。お店のお客さん、従業員、同業者、出入り業者、経営するということの辛さ、ぶちまけたい!!!と、思っても、書けません。私の存在や本質が、分かられてしまうのが恥ずかしいのと、元々、自分の心の内をさらすのが上手ではないのです。比較的、愉しげなことばかりいつも書いていますが本当の私は、そうでもない時だってあります。私は、これからここに何を綴っていけばいいのでしょう・・・
2006.01.17
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KLに住み着いて、今年で15年目。9回もの引越しを繰り返した私。一応マレーシアの住宅は、契約期間は2年になってますが、ほとんどが、入居した途端、後悔する場合が多かったです。管理がずさんだとか、プールが汚い、エレベーターが遅い、外のレストランの臭いが上がってきて臭い、うるさい、警備員が怪しい、排水の流れが悪い、などなど、こういうのは日本でもよくあることですが。(ホント?)とりあえず2年耐えて「よっしゃ、引っ越すぞ~」の繰り返し。ところが、今回の家、初めての古びた一軒家(マレーシアでは外人はほとんどの場合、24時間警備付、プール、ジム、スカッシュコートにテニスコート付、というコンドミニアムに住むところを、あえて)を、我々家族は、とっても気に入ってしまいました。ここなら、買ってもいいかなって気持ちになっていました。で、現在の持ち主に売ってくれるよう交渉する前に、この家の相場を調べてもらいました。がっが~~ん・・・うっそでしょ~・・・日本円にして約4000万円近くするらしい・・・家は古びてるから、ほとんど土地代だけ?確かに、辺鄙な田舎の長屋でも、最近は700万円位するかも・・・マレーシアって、なんだかんだ言って、いまだバブルと私は思います。お金持ちも沢山いるし・・・ちなみにうちの娘が親友の家に行く時には、その親友の運転手が、大きなベンツで迎えに来ます。そこのご家庭には、もう1台ママ用スポーツタイプの(私、車のことはよく分からないので)ベンツと、レクサスの4WDがあって、4階建て、エレベーター付のおうちに住んでいます。それでも、"普通のお金持ち"レベル。"すっごいお金持ち"は、息子の誕生日にヘリコプターをプレゼントしたり、自家用ジェットで毎週末プーケットにゴルフに行ったりする、らしい。そういう"お金持ち"が、このような"高い"(我が家にとっては)家を投資目的に買ったりするのです。まだまだ私には手が届かない存在でした。残念。
2006.01.16
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昨日は、ERIATOSHIさんのお宅へ遊びに行ってきました。昼間っからワイン(やっぱ、こうくる)を飲み、手料理が得意な彼女が作ってくれた"海老と叩ききゅうりの酢の物"。これ、絶品だったのです。特に海老さんの新鮮なこと・・・「この海老、どこで買ったの?」だってマレーシアのスーパーでは、買ってきたその瞬間から腐っている海老さんがほとんどなんですもの。北海道出身の私は、当時北海道に住んでいた頃にためていた"海老料理"のレシピを、ほとんど捨ててしまったくらい、こちらの海老さんはダメダメ。救世主が言った。「いい場所教えてあげる」と、彼女が連れて行ってくれたのが、生簀売りの魚屋さん。え?生簀ごと?・・買えませんって・・・そこで、海老を1kg、ハマグリを1kg、殻付きのカキを10ヶ購入。合計約2800円。マレーシアにしては以外に高い方かな?帰りの車の中でも、海老さんはまだぴちぴち跳ねている。ところがやっぱり土曜日にイタリアンを食べたいサーに連れられ、家族でまたいつものピザ・・・一日経ってしまったけど、まだ新鮮な彼らを、今日はサーが調理。カキフライ、海老の天ぷら、ハマグリのお吸い物・・・だそうだ・・・なんか、ちょっと???な組み合わせだけど、まあ、いいか。では、これから準備に取り掛かりまーす
2006.01.15
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とても恐ろしいニュースを見た。「建設中のビルから、重さ720kgの鉄塊が落ちて、下のBMWを直撃、助手席に乗っていた人が即死した。」と、いうもの。しかも、この建物は、安全規定を遵守していないとして、26ヶ月間に7回もの作業停止命令を受けていたという。・・・っていうか・・・なんで作業停止してない訳?って感じ?なんで止めない訳?マレーシアって、結構何でも、アンダーテーブルマネーってヤツで片付いちゃうところがある。政府のお偉いさんに、ちょっとお金握らせれば、不可能なことはない。多分この現場もそうだったんだろう。亡くなった方のご冥福をお祈りします・・・合掌・・・でも、かくいう当店もそう。営業許可をもらう時、警察、消防局、衛生局、建物管理局、市役所、と5つの部署の検査が行われるんだけど、誰一人として店の中なんか見やしない。「(外人が営業許可をもらうのはそう簡単ではないので。)オレはオマエを助けてあげる。オマエもオレを助けてくれる。フェアな取引しようぜ。」みたいな?で、お金ちょいと払うと、すぐ目の前で、「問題なし。許可。」のサインをくれる。都合いい場合もあるけどね。
2006.01.13
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「さすがのマレーシア~水漏れ工事」にも書いてある通り、私のお店が入っているビルの上には、各店舗の水のタンクがあります。前回の時は、当店のタンクのパイプ部分がイカレテ、屋上に水が氾濫しているという苦情でした。あれから、たったの2ヶ月・・・今度はタンク本体から水が溢れ出しているとの苦情・・・それよりもっと前には、タンクが空っぽになって、当店はトイレの水も流せなくなり、よしみにしている近所の店から水を分けてもらいに行ったこともあるのです。ちなみに、何度もあります・・・うちの従業員は皆、入店以来一度は、この町内会バケツリレーに強制参加させられております・・・なんとも、水問題の耐えない水商売店・・・なぜなのでしょう。ビル内の他の店も、近所の他の店も、どこにもこんな問題はないと聞きます。・・・・時代はさかのぼり、実は当店、以前、こんなことがありました。お店を6年前に初めてから当初2年半ほど、一度も水道代の請求書を受け取ったことがなかったのであります。1.この地域は年払い制度なのか?・・・何年払いだ?2.家賃に含まれてる?・・・アリエナイ・・・3.誰か私の代わりに払ってくれてる?・・・ないって・・・どれも自分に都合よく解釈し、大して気にもしてなかった。・・・しろって・・・ところが、ちょうど2年半ほど過ぎた頃、とうとう当店の水は一滴も出なくなってしまった!!!ビルの後ろに回って点検に行ってくれたお客様曰く、「メーターがない」マレーシアでは、水道代を滞納すると、水道局がメーターを撤去して、水道を止めてしまうのでした。そんなことも知らなかった私・・・次の朝、大急ぎで水道局へ行ったのは言うまでもない・・・しかし、その時私が耳にしたのは恐るべき真実!「オマエの店は、もう2年も前にメーターをはずしている。なぜオマエは今頃になってやってくるのだ?」がーん・・・私はいったいこの2年間どこの水を使っていたのでしょう・・・ところが、この時も私は都合よく解釈した。"2年間ももタダで水道使っちゃった。きっと神様からの贈り物だわ。ラッキー"・・・・・はい、そうして本日に至る・・・訳です・・・やっぱり、そんな神様は居なかった・・・2年間タダで使った報いは償ってもらおうってことでしょう・・・今日は、いつもの修理工が、夕方4時には修理にやって来る。・・・はずだ・・・(うーん・・・早くて8時かな)多分いつも通り、修理が終わるのは10時過ぎなんだろう。そしていつも通り、夜間割増料金を払うのは私なのでしょう。え?今日中に来ないかも?・・・ありえるしー・・・マレー人だしー・・・恐るべし、マレーシア。まだまだ謎が多い。
2006.01.12
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最近、このブログで知り合った方たちのページを見て一つ気になったことがあるのです。それは、皆さん"活動"しているということです。簡単に言うと、"どこそこへ行った"と言うこと。行きつけの居酒屋やフリマ、遊園地、買い物、病院、実家、旅行、友人の家、釣り、などなど。私は、基本的に仕事以外では全くと言っていいほど、お外に出ません。お昼間の外出は、ほとんど仕事関係で、税務署、市役所、銀行、秘書の会社、会計士さんの会社、広告代理店、買い出し、など。仕事以外だと、娘の学校の催し物くらい。それ以外で、例えば、新しいドレスを買う、とか、アクセサリー見る、とか、ブランド物の新作が、とか、お茶する、とか、新しいレストランが出来た、とか、あそこの飲茶が旨い、とか、そういう、よくいう普通の女性としての趣味のようなもので外出することは全くない。仕事で外出しなくていい日には、ひたすらおうちに居たいと思ってしまう。庭のトマトやレタス、青梗菜タチの世話をしてやりたい。コトコトとおでんなど煮ていたい。(全然季節感ないし~)今現在は、仕事の方が忙しすぎて、なかなか自分の時間は取れないから余計に、時間があれば家にいて、ぼーっとしていたいんだなあ。でも、これって、引きこもり系なのかも・・・って、ですから、皆さんの"活動"を見て、思ってしまうのです。出来れば、家でジーっと誰とも会わずに、電話の音も聞かずに過ごしたいなって・・・なんか、やばいかも・・・何か活動した方いいでしょうか?
2006.01.11
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昨日は、案の定、寝不足のまま出勤してしまった。昼間ちょっとだけテレビを見ながらウトウトしただけ。ウトウトしながら、韓国に住む脱北者のお話を見ていた。韓国で、南北統一が叫ばれる裏側で、いまだに朝鮮に住む家族を思い、苦しむ脱北者達の実情を描いたドキュメンタリーだった。その時は眠くて、特別に何か感慨を受けた訳ではない。・・・・だが、その夜・・・最近よくお店に来てくれる韓国人二人がやってきたのだった。もう12時も回り、既にワインボトル2本空けている私。寝不足+飲み過ぎ=醜態・・・いつもの法則だ。私は、その韓国人2人に向かって、今日見たテレビの内容を論議し始めた。かなり政治的に入り組んだことまで「君は韓国人としてどう思うんだ」などと・・・うだうだ・・・こうなると、単なる酔っ払いのオヤジだ・・・しかも、論議したのは覚えているが、内容は全く覚えていない始末・・・水商売の3大タブー宗教のお話し政治のお話し野球のお話しは、ホステスは絶対してはならない。血を見る争いが、起こらないとも限りません。あー・・・・自己嫌悪・・・・きっと、ママは随分酔っ払って血迷った事言ってたなって・・・そう思われたに違いない。しかも、その後、既に閉店近くになった午前12時55分に、近所に住むお客さんを無理矢理呼び出し、3時まで飲んだ。・・・らしい・・・これまた、覚えていない・・・こういう時、後で、この醜態を見せてしまった方にお会いするのは、大変恥ずかしいものです・・・「あの時あんな事言ってたよ」なんて言われたって、こっちは何一つ覚えていないのだから。もう、お酒の顔など見たくもない。・・・って、何度思ったことだろう・・・
2006.01.10
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今朝は、なんと朝5時に目覚めてしまった。(いつもだと寝る頃?)起きた、と言っても、最初から寝てない、と言った方が早いかも。先日入った泥棒(「モッテケ泥棒~~」より)のせいか物音がすごく気になって・・・ただでさえ、アルコール欠乏症による不眠症のケがあってだいたいお店が休みの日は、アルコール不足で眠れない。やっぱり、マレーシアで一軒家に住むというのはちょっと怖いものがあるし。24時間警備の人が常に家の周りには居るけれど、そんなのは泥棒の仲間か同類か親玉みたいものだと思うし。小さい物音なんかにも気になってすぐ目がさめてしまう、というか、ほとんど眠ってない状態。今の日本では知らないけど、マレーシアの泥棒は、基本的に一度成功すると何度も入るという噂。だから、前回は汚い靴だけで油断させといてほとぼりが冷めた頃に、今度は本格的に盗みに入るのではないかって酔ってない私は色々考える。で、眠れない・・・今日は長い一日になりそうです。
2006.01.09
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また押し切られてしまった・・・今夜はステーキだそうだ。お肉はなるべく食べないようにしてるって言ってあるのに・・・昨日の夕食はいつものイタリアンだったし、今日のお昼は近所の中華だったっていうのに・・・2cmくらいは厚みのあるステーキ肉2枚・・・合わせて550gだって。しかも、ラムチョップまで買った・・・ああ、うちのサー(この呼び名が気に入ってしまったので、これからは、サーにします。)ったら七輪出してきたし・・・炭おこしてるし・・・しゃあないなあ。とりあえず食うか!!お肉だと・・・・・やっぱ赤ワインよね。・・・・って、私、喜んでる?だって、2本も買ってくれたし・・・
2006.01.08
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我が家に泥棒が入った!!!厳密に言うと、我が家の敷地内、に。我が家は、玄関の外に下駄箱がある。一応は、門とゲートに囲まれていて、近所は24時間(というふれ込みで)バイクに乗ったガードマンが巡回しているので、外、とは言っても、そんなに簡単に敷地内には入れない。ところが、昨夜、ほろ酔い気分で帰宅、午前2時40分。2つある下駄箱のドアが全て開け放たれていた!「ん?ん?ん?・・・」なんとなく、子供のいたずら的な感じ?いつものように?泥酔していなかったのが幸いし、下駄箱の中をそれとなく点検した私。「異常なし」心地よく眠りについた訳だ。ところが、朝・・・といっても昼ですが、起きると、メイドが騒いでいる!「泥棒が入ったわ!!サー(英語のSir。メイドは主人のことをこう呼ぶ。ちなみに私はMadam。)の靴が・・・」聞くところによると、盗まれた品は以下4品。1.履きつぶしてご近所散策用に格下げになったサーの合皮靴。2.私が「便所靴」と呼んで忌み嫌っているセンスのないサーのスニーカー。3.底が剥がれてしまったので捨てようと思っていたサーのゴルフ用靴。4.新しいのを買ったので、お払い箱となっていた娘のスニーカー。・・・で、ある。どれも、言ってみれば、古くて臭くて汚い靴・・・???マレーシア人ってこういうの趣味?捨てる手間がはぶけた?言ってくれればあげたのに?盗難保険・・・請求できるかしら・・・
2006.01.07
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私は以前、とある大手カメラメーカーが運営していたHPに、マレーシア代表としてコラムを載せてもらっていたことがある。久々に読み返してみて、ちょっと面白いのがあったので、抜粋してみました。よろしければお付き合いください。私が、インド人のスナック菓子「ムール・クー」を日本に輸出しようと試みたところから話は始まります・・・・・・実はこの「ムールクー」というお菓子、レンズ豆の粉を練って各種香辛料を加え、油で揚げた、ピリッとした辛みとカリッとした食感が酒のツマミにもってこいのスナック。話を聞いている内に、段々私もその気になってきた。だって、お豆の粉は良質のたんぱく質、おまけにクミンを代表とした各種香辛料の効能も、今では言わずと知れている上、チリパウダーに含まれるカプサイシンには脂肪の燃焼を助けるという嬉しいおまけまで付いている。健康ブームの日本で売れない訳がない!!と私は確信してしまった。当時持っていたお金でどの程度輸出の準備が出来るか計算したところ、20フィートコンテナで2本分までの費用なら何とかなりそうだ。早速日本へ帰り、娘をまず親元にあずけ、買い手探しの営業をした。今考えても信じられない。札幌でも大手のスーパーマーケット「K」に飛び込みで行ってしまったのだから。そして、コンテナ2本分、買うという話しが成立した。とんぼ返りでマレーシアに着いた私は、マレーシア中の「ムールクー」を食べ歩き、一番歯応えもスパイス加減も程よく美味しく、しかも清潔かつ良心的に作っている業者を捜した後、商品名、パッケージのデザイン、材質、ダンボールのサイズや質などの決定や、コンテナ会社の選択、勿論その各業者との価格交渉等々に走り回った。私はこの「び~んず畑」(決定した商品名)が日本で大ブレイクして取引が活発化すれば、その利益を元手に店を作れると期待していたので、それはそれは最後の賭けの様な、意気込みがあったと思う。この時点で、始めてマレーシアに来てからもう7年もの月日が流れているのだ。いい加減このままではいられない。そして1998年11月、コンテナは無事札幌へと向かった。はずだった!しかし突然、「K」が「そんな契約はした覚えがない」と言い出したのである。そりゃないっしょ… 私は又札幌へ飛んだ。確かに正式な契約書はないが、何度も仕事の進行業況を電話で報告し、サンプルも送付している時点で、いつだって断るチャンスはあったはず。コンテナを出した直後にも「今日コンテナが出ました。約束の日には間に合います」と電話をかけているのだ。担当の君は「分りました」と言ったではないか。それを今更とは言わせない。いきり立つ私。結局担当の君では話にならず、社長と直談判し、コンテナ1本分は引き取ってもらうことになったが、さあ、もう1本分500箱×24袋=12000袋!!どうする?今度は東京へ飛んだ。「K」の担当者がほろっともらした会社名を頼りに、千葉の輸入卸売会社へ向かった。相当私が不憫に見えたのか、そこの担当の方は、100円ショップ向けで、価格もこちらの言い値の半額で良ければ、400箱引き取ってくれると言う。勿論、そうしてもらおう。ありがとうございます。その代わり、指定のバーコードを貼るようにとの指示があったので、せっかくマレーシアにて徹夜で詰めたダンボール箱を又一つ一つ開け、札幌の12月の寒い倉庫の中で、又もや徹夜でバーコード貼り作業をしたのは辛かったが。でも満足だった。この山のように積み重なった忌々しい「び~んず畑」ともサヨナラだ。残りの100箱は、地道にススキノの飲み屋を回った。チラシを刷ってビルに配ったり、以前一緒に働いていた友人に頼んだりして、少しずつ買ってもらい、山は次第に小さくなっていった。最後は多少残ったが、親に処分を任せ、私は無事に又ここへ帰ってきた。もう輸出なんかこりごり!と、まあ、こんな訳です。これは、コラム掲載回数12回の内の10回目の記事。かなりクライマックスに入っていて、実は、この事件をきっかけに、私は今のお店をオープンさせることを決心したのであった。
2006.01.06
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マレーシアは車社会。一人1台は当たり前かな。公共の交通機関がしっかりしていないので(バスに時刻表なんかないし)車がないととっても不便なのです。特に私のように、家の買い物と店の買い物で山盛りになる人には。ところが私には車がない。いつも大きな荷物を抱えてタクシーに乗っている。こんな私も、昔は、車の免許を持っていた。18歳になってすぐ取ったから、運転歴は結構長かったと思う。が、とある、うららかな午後・・・私は、実家を破壊した・・・いえ、決して飲酒していた訳でも、夕べのお酒が残っていた訳でもありません。ただ、アクセルとブレーキを踏み間違えました。一旦家の前に車を止めて娘を降ろして、それからきちんと定位置に駐車しなおす予定でした。ちょっと進めて、止めようと思って踏んだアクセル・・・本人がブレーキだと信じて踏んでいるのはアクセル・・・あれは何だったのでしょう・・・踏めば踏むほど、うぃんうぃん、と車が家にめり込んでいく・・・思い出したくない思い出です。と、言う訳で、その日から、私は運転するのをやめました。その後、しばらく前までは、愛する外車に、運転手付けてました。(ちなみに、CEFIROです。マレーシアでは、高級外車!)でも、何人雇っても、ろくな運転手が居ない・・・まず一人目。こいつは、こっそりとガソリンを盗んでは自分のバイクに移していた。で、解雇。続いて二人目。こいつは酒癖が悪かった・・・私が、この社長の私が、一生懸命店で働いている隙にうちの下の階のパブで、しこたまビールを飲んでいた。だから、お店が終わって私を送る頃には毎日へべれけ。蛇行運転はするは車は擦るは、いつもハラハラ。ひどい時には、店で大の字になって寝てしまったことも。で、解雇。続けて3人目。こいつは汚かった。車の中に、ヤツが切った爪がぱらぱら落ちている。車も洗わない。黙っていたら、窓に付いた鳥のフンが1週間も付いたままだった。で、解雇。更に4人目。こいつは問答無用。突然、店の看板が小さいと言ってきた。そうです。お店を始めた頃はお金がなくて、小さいのしか取り付けられなかったんです。ところがヤツは「看板が小さいのは、目立たせたくない理由があるんだろう。お前は営業許可がないんだな。市役所にチクッテやる。」と、私を脅してきたのだった。勿論当店はシッカリとした免許があるのですから怖いものなし。で、「どこにでも出れば」と言ってやったら、腹いせにか、突然一晩、わが愛車を、うちのコンドの地下の、毎日停めている正規の駐車場ではなく、何故か近所の公園の駐車場に停めた。明くる日、公園へ行ってみると、見るも無残に、オーディオセットが配線ごと全て根こそぎ盗まれていたのだった。勿論、即刻解雇+オーディオ代弁償。そして疲れ果てた私と、その愚痴を聞くのにやはり疲れ果てた主人は、もう2度と運転手は雇うまいと決め、車を売った。そして今日、私は今でも大荷物を抱えてタクシーに乗っている。「いつかはベンツと優秀な運転手」の夢を抱いて。
2006.01.05
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まだ酔っています・・・う・・・昨日のお酒が・・・この数日、ブログには飲んでいる話題しか書いてない気がするし・・・マレーシアで飲み屋をやる、ということ。絶対的に日本とは違うことが一つ。"お客様は増えない"のです。いえいえ・・・当店のサービスが悪いとかじゃなくって!"帰任"です。"帰国"です。駐在は、普通3年から5年。だから、いつか別れがやってくる。常に入れ替わり。で、本題に戻りますと、2年前に日本へ帰ってしまった当店の常連の一人が年末年始のお休みを利用してマレーシアへ遊びに来ていたのです。その間当店は連休でしたので、最後の晩だから、と、昨夜お店に顔を出してくれたんですね。こういうのって、本当に嬉しいものなんですね。「マレーシアに来たら、ここには顔を出さないと」と思ってもらえていると言うことが。で、嬉しくて、つい飲みすぎてしまった・・・という訳です。まあ、お店入る前に別のお客様と近所でフレンチ食べていいだけワインを飲んでしまったのもあるんですけど。ここで一つ。"同伴"にまつわる話し。以前、うちの女の子たちが、「I go to DOHAN」と、よく私のケータイにメッセージを送ってきていた。それをいつも見ていたわが娘「なんで?”DOHAN”? ”GOHAN”じゃないの?」「お客さんとご飯を食べて、お店に一緒に来ることを”DOHAN" って言うの。」と私。それ以来、私が「ママ、今日お客さんとご飯だから」と言うと「分かってる、”DOHAN"ね。」と言うようになりました。 いいんでしょうか・・・こんなんで・・・
2006.01.04
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昨夜、数名のお客様から「今日はお店やってないの?」と電話があった。「ごめんね。休みなの・・・明日来てくれる?」だって、もうかなり飲んでるし・・・ワイン1本と、澤乃井の大辛口・・・やっぱ正月は日本酒でしょ・・・とは、言わなかったけど・・・そうです。昨夜は、主人がトンカツと、大エビフライをを作ってくれたので家で、連休最後の家族パーティーをしていたのでした。一応、マクロビオティック的食生活を目指している私にはトンカツなんて、もってのほか!!・・・なんですが、うちのは、これが食べたいったら譲らないタイプなのでしぶしぶ承諾・・・でも、しぶしぶ承諾した割には、盛り上がっている私。ついには、「もう(酒)やめなさい」と止められてしまう始末。相変わらずな2006年。でも、今年も懲りずに、目標を立ててみました。去年叶わなかった「時には私が仕事を休んでも成り立っていくお店の体制作り」と「イタリアへ行くこと」なんか、イタリアへ行くなんて、結構簡単に聞こえるかもしれないけど、私達の様な海外に住んでる人って、やっぱり時間とお金があれば、とりあえず日本へ帰ってしまうので、なかなか機会がないと思うんですね。それに、これは一番目の目標と同じなんだけど、休みが取れな~いでも、今年こそ、頑張りまーす。
2006.01.03
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今年は、贅沢に3連休です。12月31日は、こちらでは全く平日なのですけど、うちのお店の周りは、花火やらカウントダウンやらでものすごく道が混んでしまって、午前3時過ぎまで帰れなくなるので、勝手に休業。元旦は祭日で日曜なので、今日2日も振り替え休日でお休み。こんな事はめったになく、例年は2日から"平日モード"なんですが・・・と、言うのも、マレーシアは、各自、マレー系はマレー系の、中華系は中華系の、インド系はインド系の、それぞれお正月に値するものがあるので1月1日は、”ただの祭日”なのですね。昔の知り合いに、彼は日本のお正月をこよなく愛しているそうで、マレーシアに住み始めて3度目かのお正月を過ぎた頃、どうも体調がすこぶる悪いのに気がついた。どうにも原因が分からなくて結局日本に帰ってお医者様に見てもらったところ"日本のお正月欠乏症"による軽いうつ病だったそうな。それくらい、1月1日は"ただの祭日"なのです。ちなみに我が家は、まだクリスマスツリー出しっぱなしだし・・・
2006.01.02
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昨日は、ごく親しいお客さんをお呼びして、パーティーをしました。うちの主人の会社で経営しているレストランにお寿司を作ってもらって高~い日本の長ネギをたっぷり入れたすき焼き、にえ、勿論お肉もたっぷりですけど、(ちなみにこちらの長ネギは、いわゆるリーク、で硬くて美味しくない)単身のお客様方の為に作った"前倒しおせち”とお客様もちよりの、八海山、と、浦霞の禅、更に明太子、なぜかノルウェーのお土産のキャビア、おまけに、私が庭の片隅で育てたミニトマト(日本から持ってきた種!!)で、とりあえず格好だけ日本風の年越しでした。紅白見ながら、最近の若い歌手は歌詞が分からんだの、最近は、こういうものが流行っているのか、だの、全員浦島太郎状態で、盛り上がってしまって、すすむ、すすむ、酒、酒、酒・・・お寿司も、板さん頑張ってくれたそうで、大トロ、ウニ、イクラ、ひらめ・・・どれも新鮮で、超豪華!!マレーシアで、こんな美味しいお寿司が食べられるなら、北海道の実家に帰らなくても良いわ、なんて・・普段は白いご飯を食べない私も、ついつい手が伸びる美味しさ。12時と同時に家の前に出て、みんなで、WELCOME2006の花火を見、更に戻って飲み続け、そして、ひとり眠り、ふたり眠り・・・私眠り・・・気づいた時には、ソファーで寝ているのは私と主人だけでした。みんな・・いつ帰ったんだろう・・・2006年も、こんな感じなんでしょうね、私。皆様、今年もどうぞよろしく!
2006.01.01
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