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2020年12月19(土)~2021年1月10日(日)、池袋マルイにて期間限定イベント「34巻発売記念『暁のヨナ』プチ原画展」が開催されました。とてもとてもとてもとても行きたかったのですが…このコロナ禍の中、ド田舎から気軽に上京する訳にもいかずグッズのみ通販にて購入することにしました。地方民の為に全グッズ通販対応してくださり、本当に有り難かったです!!1月頃から個別にポツポツと届きはじめ、先日「サイン入り複製原画」意外の品が全て手元に揃いました♪大量のヨナグッズ…圧巻です!!・F3キャラファインボード 4種220×273mmのキャンバスボードです。大きさも厚みもあり、かなり存在感があります。とにかくハクスウォンの並びが素晴らしい…!・アクリルスタンド定番のアクリルグッズですが、(意外な形で来たな!)と思いました。より立体的になり、奥に描かれている主役がさらに遠ざかり…完全にハクスウォンがW主人公ポジになっていますw・アクリルオーナメント 2種アクリルブロックに裏面からキャラファイン印刷&表面からレーザー彫刻が施されています。(裏面には別のアクリル板が貼り合わせてあり、印刷面がしっかり保護されています。)高額な受注生産品なだけあって、めちゃくちゃ高級感があり大満足!高画質印刷されたグッズを手にすると、そのイラストが前よりもっと好きになりますね。特に金魚のイラストは、アクリルの艶っぽい仕上がりと合ってるなぁ!と思いました。・キャラファインマット 4種スタンドにも壁掛けにもできるA5サイズのペーパーフレーム。かさばらない&お値段的にも手が出しやすく、手軽にじっくりイラストが楽しめる商品…という位置づけでしょうか。人気の高いイラストが揃ってる気がしました。それぞれのマットの色もハマっていますし、箔押しの「暁のヨナ」の文字が良かったです! ・キャラファイングラフ 額装複製画(A5サイズ)1種「12色インクによる広い色域と光沢均一性、中でも黒系インクだけで5色を用いる黒濃度の表現性は最新の高精細で高画質なデジタル画像技術!キャラファイングラフ!」ーという、一番印刷品質の良い商品&受注生産品でした。大きさはキャラファインマットと同じA5サイズのイラストですが、こちらは「複製画」と名がついているだけあって見比べるとやっぱり「原画の存在感」があるなぁ!と思いました。ーいや普段は言われないと印刷品質なんて注視しないですが;;なんとなくですが…マスキング液を使用した雲とかの存在感が。うん。2人で「これは想像以上に良い商品だった!このイラストがすごく好きになった!!」と盛り上がりました^^他にも、A4クリアファイル3種・ポストカード5枚セットがあります。幸せだ…!ポストカードは落ち着いた色合いで(あ、これも原画に忠実に…をコンセプトにした品なのかな)と感じました。30巻特装版のポストカードは、ピンクが強く発色する華やかな印刷になっていたので違いが出て面白いなぁ、と。…ふぅ。大量のヨナグッズに囲まれてとても幸せですvこの上さらにサイン入り複製原画が届くと思うと…!!!(ちなみに飾る場所は考えていませんどうしよう)暁のヨナを10年以上追いかけていますが、今回のように公式の原作絵グッズを沢山発売してくださるのは初めての事だったので本当に嬉しかったです!ありがとうございました!!by姉
2021.03.27
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本誌感想参ります~。今回は簡単感想になります。暁のヨナ 205話「夜の哭き声」*以下単行本36巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*36巻…ふふふ。(遠い空を仰ぐ)今回は何というか、また今後の展開の為の種まき回かな、と思いました。正直…ヨナの物語の終着点が、まだまだ果てしない地平線の彼方にしか見え…いや見えない。まだ全く何も見えない。そもそも何ひとつ解決していないうえ何が本題なのかすら出てきていない。36巻か… 緋龍城に戻ってきて丸5巻か…草凪先生の体力の限界 および花とゆめ・少女漫画文化の急速な縮小・消滅の危機は刻一刻と近づいてきている…と気が気じゃ無いのですが、この物語はそれより先に終着点まで辿り着けるのだろうか…すみません。いち読者が勝手に焦っているだけです。すみません。。・「獄中生活満喫中!?のハクと出会ったメイニャンー」(あおり文句)ハク様、満喫中とか言われているwそしていつの間にかメイニャン様が主人公ポジになっている…!・「お前に決めたんだよ 話し易い」byメイニャンハク様とメイニャン様の絡み、楽しみにしてたんですよ。これだけ重要要素てんこ盛りのキャラクターです。スウォンが彼女を拒絶した…ととなると、腹減り・主にハク様と仲良くなって行くのかな、と。ーうん すごくウマが合いそうだし、めちゃくちゃ仲良くなれそうな感じ!…しかしお互い何の情報も素性も明かさないまま終わったぁアアアア!!!ふぅ。焦らしますねェ…。うん。また絡んでね!・「いるよ めちゃくちゃ会いてぇよでも今俺だけの感情で動いたら その人が俺を守ろうとするし迷惑かけたくねえから ここで待つと決めた」byハク様メイニャンに脱獄を進められ、きっぱりと断るハク様!ヨナ姫が自分を守りたがっているから、と!うん勝手に動いたことで、ヨナ姫に心労をかけた自覚はやっぱりあるんですね。迷惑かけるわけにはいきませんよね 愛ですねぇ…!…ただまぁ…何というか、言い回しに少々…かなりイヤらしさは感じますね。コイツは本当に「自分の行動原理をヨナ姫に責任転嫁する」のが上手だよな、と。そもそもこの敵地・緋龍城に大人しく留まっているのはヨナ姫のためだけじゃないでしょうよ。・「…ちくしょう… どこに行っても死ぬしかねーのかよ…」・「ホーちゃん以外全部置いてくるつもりで来たのに どこに行けばいいのかわんないよ」byメイニャン様今回メイニャン様の弱い部分というか…体調不良&追い詰められた中でぽろっと出てきた言葉が印象に残りました。メイニャン様はかなり命懸けで、退路を断ち切る位の気持ちで高華国に乗り込んで来たのかな、と。もしかしたら高華国に行けば&スウォン様とコンタクトをとれば緋の病への対応策が見つかるかも… なんて期待もあったのかな、 と。・しょんぼりホーちゃんホーちゃん… ぷきゅーよりも相当ナイーブな子だったんですね…布団かぶってしょんぼりしてる姿が本当に可哀想です…(申し訳ないがめっちゃ可愛い)でもやっぱり腹減り一行には、プッキューくらいのメンタルモンスターがお似合いですね!・「それより僕の頭がどうもいかがわしい方向にしか向かなくて困る」byジェハ兄さん「向かうな戻れ(娘さんの前で)」byゼノ仙人ーおいおいお兄さん!! と思いましたが、最年長者がしっかりシメてくれましたvゼノ長老は何千年(?)もひとりの奥さんを想っているだけあって恋愛観はけっこうプラトニック思考というか、ロマンチストなのかも。・(スウォン王との同盟関係が上手くいっているかはわからないだけど話してみると緋龍城の人達は悪い人じゃない俺は来てみて良かったと思ってる)by万能お母さんユン君ハクヨナ&四龍と離れ、独り資料室に入り浸っていたユン君。熱心に勉学に励み、緋龍城内医療班の信頼をバッチリ獲得 そしてメイニャン様の保護&治療まで行っていました…!!いやもう有能過ぎだよ15歳少年!ブラボー!!ハクヨナだって、ユン君に見つけて貰えなかったら2巻で死んでましたからね。暁のヨナ全2巻(完)でしたからね。メイニャン様、散々な目にあったけど、団子汁食べれて良かったね!さてここでメイニャン様と薬屋・ユン君(←薬屋だったのか!)が絡むということは、ちょくちょく示唆されていた「千樹草を取りに行くプラン」が漸く始動する…という事でしょうか。ユン君&ミンスの、敵味方関係なく動ける医療チームに期待ですね!…しかし メイニャン様が説明してくれるのを待たなくてもゼノ仙人あたりが動いてくれれば、ガンガン話進んだと思うんですけどね…仙人…達観しすぎてて本当に動かないからなぁ 全く;;・戒帝国のヴァル将軍ラスト… 何か出てきた。またまた新キャラが出てきた!!ヨナの世界では初の褐色青年・ヴァル将軍!!え、まだこっち(戒帝国方面人脈)広げるの…??メイニャン様を気にしている様子ですが、どんな関係だったのかな。彼女の味方になってくれる存在だと良いのですが。次号はてっきり休載かと思っていたのですが、掲載されるようです。次回も楽しみです♪by妹
2021.03.24
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「黒檻姫と渇きの王」草凪みずほ先生・60P読み切り作品ザ花とゆめ 2009年 6/1号 / 2014年 3/1号掲載単行本未収録・電子配信有り(2021/3現在)久しぶりに読み直した記念に描きました~。アジュライト王とセティアちゃんです… 一応。デザインとカラーがよく分からなかったので、かなりテキトーです;草凪みずほ先生は画業(商業誌デビュー後)20年近くにして、読み切りを3作(受賞作「御神兄弟がゆく!?」&本作&「僕の小鳥さん」)しか発表されていない漫画家さんですが…その中でも本作は「NGライフ」完結から「暁のヨナ」連載開始までの間に描かれた女の子主人公の60P読み切りという事で、ヨナファンの方には是非読んでいただきたい作品だなぁ!と思っています。しかしあらためて見てみると、本当にこの時期の草凪先生の新作発表ペースはスゴイです。・「NGライフ」最終回花とゆめ 2009年2号(3月5日発売)・「黒檻姫と渇きの王」巻頭カラー60Pザ花とゆめ 2009年 6/1号(4月27日発売)・NGライフ9巻(最終刊)発売(6月25日発売)*約20Pの描きおろしエピソード含む…ちなみにこの本の帯には、次作「花冠のヨナ」と紹介されてました。・「暁のヨナ」連載開始 表紙&巻頭カラー56P花とゆめ 2009年17号(8月5日発売)他作品も発表しつつ…本当に短い準備期間の中で、大長編連載「暁のヨナ」を立ち上げています。この「黒檻姫と渇きの王」は、ヨナを描き始めるにあたり画面作り(ベタの効いたファンタジー画面・ヒーロー&ヒロインの色気(?)のある場面など)を試していくためのものだったんじゃないかな~ と勝手に思ってます。(もちろん本作は本作で、意外な展開がたたみかけて来て面白い短編作品ですよ^^)<草凪みずほ先生が描く女の子の恋について>黒檻姫、特に後半の怒濤の展開が好きなので1シーン1シーンについて語りたい所ではあるのですが、とりあえず今回は「各社電子書籍サイトで単話売りされてますので!是非読んで下さい!!」にとどめておきまして…この作品は、草凪みずほ先生の「女性の恋愛観」が見て取れて面白いんですよ!という勝手なお話だけ。草凪先生は、おそらく「ほっておくとナチュラルに主人公に男の子を設定する」女性作家様だと思ってます。ご本人も「明確に女だ、と書かれていないキャラクターは大体男です」とか仰ってましたし;女の子の方が主人公(主観)として描かれているのは「夢幻スパイラル」「暁のヨナ」そして本作「黒檻姫と渇きの王」の3作のみになります。先生が「少女漫画を描こう!女の子の恋を描こう!」と意気込んで描いたのがこの3作という事だと思うのですが…ーまぁ、全作 見事にヒロイン両親が死ぬ・殺される所から始まります。親兄弟姉妹・大事な存在が居たら、女の子が外部にわざわざ愛を求める必要ないじゃん!!という考えなのだと思います。「女性の恋」をメインで描こうとすると…どうしても男性中心社会においては相手ありきの人生に向かって行かざるを得ない、それこそ「人生を捧げる恋」を描かなくてはならない訳で。…いや本当はそんなに重くなくて良いんですよ!?そんな追い詰めなくたって「うわぁ格好良い☆」で惚れる少女漫画だって沢山ありますし少女の恋なんてそれで良いんですよ!! ーとは思うのですが…草凪先生の場合は、そこまで重く考えないと「女の子の恋」メインのお話は作れないんだろうな、と。本当に難儀な…;;同性のキャラ同士だとあんなに普通にイチャイチャしだす癖に…;;こんな感じで、この「黒檻~」は、女の子の恋に対するあまりにも真面目でストイックすぎる部分が見られる短編作なんじゃないかな!と思ってます。 興味がある方は是非!勝手すぎる作家様語り失礼いたしました~!by妹
2021.03.14
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花とゆめ本誌(現パロ番外編)の感想参ります~。暁のヨナ 番外編「あかつきのよなさん」*以下単行本35巻特装版収録予定分ネタバレ含みます。ご注意ください!*暁のヨナ現パロ、まさかの第2弾ですね!何に驚いたってページ数ですよ。24Pの大ボリューム!! 「掲載予定はなかった」とか「軽く読んで」とおっしゃっていたのでてっきり8P 位の軽いものだと… 草凪先生本当にお疲れ様です。どうかどうか無理のないように…;;さて感想を…と思ったのですが「いやもうキャラクター皆みんな見せ場があって、可愛くて最高でした!めちゃくちゃ豪華なファンサービス回でした!ほくほくです♪」…という感想しかなく…特に今後の展開を考察するような事もないしな;私…妄想力もないしな。どうしたものかと^^;とりあえず気になった所だけ箇条書き感想です~。・「cafe bar 暁」マスターのジェハさん&オーナーのクムジさん&大家のギガンさんうええええええええなんというトライアングル!ここ一番衝撃的でした!イルパパやカヤちゃんが健在の世界では、クムジさんも当然ご健在でふんぞり返っていると!悪者だからって弓矢を向ける訳にいかないのが現代パロのツライところ…いやクムジさんとギガンさんのやり取りが観てみたい…絶対ギガンさん、ジェハマスターの事守ってくれてるって! ああ見てみたい…><(←妄想力ないとか言っておいてコレだよ)・JKリリヨナちゃんガールズトークが可愛いなぁv着てるコートが各々似合ってて良い◎(しかしどうにもスキップ・ビートのキョーコちゃん&モー子さんを連想してしまう…)そういえば…実はリリちゃんの方が1学年上なんですよね。ラブコメ展開において、リリちゃん&ジェハマスターの貢献度はすさまじいものがあります。今回も素晴らしい活躍をありがとうございました…☆彡・クリスマスデートのゼノカヤちゃん!さりげなく触れられてましたが…今回一番泣けたネタでした。イルパパ健在&ゼノとカヤちゃんがクリスマスデート出来るパラレルワールド…素敵でした^^・動物動画大好きなシンア君この子がどんな大学生活を送っているのかとても気になる…もし再び現パロがあるのなら、是非シンア君にスポットを…!・ユン君特製のお料理たちめちゃくちゃ美味しそう!まさに飯テロ!!…しかしユン君、まだ中学生の年齢のはずなんですがどういった経緯でカフェの主力メンバーとしてバリバリ働いているのか…多分それは考えちゃいけない所ですね!!・宅配男子のキジャ君(20)キジャ君は高卒で働いてる感じなんですかね。ハク君相手にめちゃくちゃ先輩ぶってて可愛かったですvしかし右手…思いっきり龍の手のままなんですが…普通に人間として生まれ育ってきたのでしょうか。はてさて。・1ミリも話題にのぼらなかったスウォン君…多分あれですよ。うん。ほら少女漫画の初恋のキミあるあるできっと留学とか…何かしてるんですよウン(適当)決してナチュラルにハブられてるとか、そーゆー訳じゃないんですよきっと!(超適当)・青春まっただ中のハクヨナちゃんハク君が大学生活を陽気に謳歌してて、ヨナちゃんが甘えんぼ乙女全開で女子高生しててどっちも年相応な感じで…もう可愛いったらありません!JKヨナ姫のスマホの写真フォルダを覗いてみたい…!(ヤメロ)ーしかし同時にやっぱりハクヨナスウォンの絶妙な関係を成り立たせるためには本編のファンタジー国家設定が必須だなぁホント草凪先生は設定で追い詰める神だよなぁ!! とも感じました。…ハク君、ヨナ姫だけはどうしても「姫さん」呼びなんですねそこは譲れないんですね いやぁ良いですね!!・年越しジャンプ!皆でカウントダウンジャンプとか…可愛すぎますね^^特にハク君が率先してやりたがってるのがね、もう可愛いったら!ーかくいう我が家も毎年(堂本剛さんファンの母親の意向で)ジャニーズカウントダウンライブ中継をお供に(寝ている父親をたたき起こしてまで)皆で年越しジャンプするのが年末の慣例行事だったりしました。やっぱり皆、年越しにはジャンプしますよね!うん!(↑そうなのか?)ご馳走様でございました♪by妹
2021.03.10
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さてさて本誌感想参ります~。 暁のヨナ 204話「一方的な親愛」*以下単行本35巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*前回に引き続きメイニャン様ハッスル単独オンステージ!!! みたいなお話でしたねv・「興味ないって?嘘だね! 血筋に生まれ即位して病にかかって緋龍王を意識しない訳がない」byメイニャン「…うんざりなんですよ 緋龍王という名に四龍も 緋龍王の生まれ変わりも 何故生まれたのか いらないです」byスウォン様前回からの流れのやりとりですね。スウォン様の脳裏に浮かぶイルパパの言葉と軽い頭痛…まぁどんな病気でもそうですが、精神的な負荷がかかると頭痛が起こりやすい感じなのかな。緋龍王を完全否定するスウォン様の言葉に、胸がざわつくヨナ姫。「切り捨てられた」とは分かっていても、ここまではっきり嫌悪されているとは…という感じでしょうか。・「やばいやばいやばい 殺される殺される殺されるあいつ断りやがった 同じ血筋なのに同じ病なのに 拒否しやがった折角ここまで上り詰めて 緋龍城に王の傍に辿り着いたのに…!」by逃げるメイニャン交渉は決裂。高華国王の最重要秘事を知っているメイニャン様、ヒューリさんに殺されかけます。…登場した時は、まさかこの高飛車な女性キャラがボコボコにされる展開が来るなんて思いませんでしたよ…;;あらがえない一族の病気に苦しむメイニャンさんにとって、「緋龍王の血を引くヨンヒ様が王家に嫁いだ」「血を引くスウォンが高華国王になった」というのは嬉しかったし、心の支えになってたのでしょうね。(やっぱりこの血を繋いできた先には、何かしら答えが待ってるんだ!)という期待は当然だと思います。・「事情が何であれ無防備な女性に暴力を振るうのは 見てられない」by緑のフェミ兄さんお兄さん、美味しい所持って行きすぎ!!!ジェハ兄さんは真正のフェミニストだと思います。・「こっち向いて!! 私の事がいらなくてもうんざりでも目を見て話して!」byヨナ姫「ーだから あなたには関わりがない」byスウォン様ここは面白いやりとりでしたね。ヨナ姫は一応「緋龍王=自分」の図式を受け入れているので(というか十二分に活用している)彼の緋龍王への嫌悪を自分事として受け取っていましたが…スウォン様にとっては「ヨナ姫≠緋龍王」なので強い口調で否定したのでしょう。ヨナ姫はあくまで「可愛い・切り捨てた従妹」でしかない、と。ーとはいえ、実際に4人の異形・自称四龍達が「ヨナ姫こそ我らが緋龍王だ!」と集っているわけで、もはやこれを否定する方が現実的でないような。イルパパの「カシがそう言ったし、赤い髪だからこの娘は絶対緋龍王だ!」の極端さと大差ない言い分のようにも感じます。・「でも この人の痛みは… ヨンヒ様のようで…」byヨナ姫ヨナ姫、とりあえずスウォン様の急所を適確につついていくスタイル。「自分」が「ヨンヒ様」について言及する事がスウォン様のダメージになると分かってやってますね…!・「私は緋龍王の生まれ変わりらしいけど その痛みはわからない…」byヨナ姫「逆に娘さんの痛みはニャンニャンにもわからんよ人は知らないことは考えられないから」byゼノ仙人なんかちょっと良い事言うゼノ仙人シリーズに、新たな名言が追加されました!!・「今まで ただヨナとして歩いてきた でも緋龍王は なぜ今生まれ変わって来たのだろう」byヨナ姫おおーヨナ姫がこんな事考える日が来るなんて!…まぁヨンヒ様の手記を読んだ上で、あれだけズルイズルイ連呼されればね…メイニャン様の負の感情の威力はスゴイですね;物語で「伝説の人物などの生まれ変わり」設定が来ると、普通は「だからこんな特殊能力が備わっているのだ」→「だから世界を救わなくては!」になる事が多いと思います。しかし暁のヨナは違います。ヨナ姫にとって伝説は「よく分からないけど特殊能力あるんだって!ラッキー!有り難く使わせてもらおう!」という存在でしかなく… 生まれ変わり云々関係なく、16歳の少女は心の向かうままに突き進む事こそが天命なのだと思います。ーとはいえ、四龍達はもう仲間であり家族ですから。スウォン様にはここで倒れられちゃ困りますから。これからハク様と一緒に「脱・神話」の方向に向かって行って欲しいなぁ…と期待しています!・迷子のホーちゃん姉「…ぷっきゅーよりホーちゃんの方が可愛い気がする」妹「ー言うな! そりゃ私も思ったけど!! それは言うな!!!」・プリズン・ブレイク・メイニャン様ヨナ姫の懇願もあってか、とりあえず牢屋に入れられることになったメイニャン様。大人しく裁かれる時を待つ…なんてことはなく、当然脱走を試みます!しかし メイニャン様の色仕掛けにアッサリ引っかかる看守…雷獣さん周辺も「その気になれば壊せる檻&女に倒される4人の兵士のみ」というザルさ具合…緋龍城内の警備はそれで良いんですかスウォン様;!・メイニャン様、腹筋6544回男(雷獣)と遭遇☆in監獄!来るぞ来るぞと待ち構えていた展開…こんな感じですかwいやそれにしてもビックリしました。ハク様が…修行してる!! と。ハク様が鍛えてる場面が原作で描かれるなんて、初めて…くらいだと思います。あ、32巻で空の一兵卒になってからちょっと素振りしてたか。だから今まで「ハクは努力の人」と解説されてもいまいちピンと来なかったのですよ^^;いやぁ元気だなぁ。やる気出てきたんだなぁ。6500回も腹筋したんだから、きっと次はヒューリさんに勝てるでしょう!(←適当)そしてハク様とメイニャンさんの出会いであります。今の所、彼女はハク様と絡ませるために出てきたキャラなんじゃないかな~と感じています。だってメイニャンさん、「緋の病の当事者」であり且つ「戒帝国の軍事事情に精通した・チャゴル殿下の関係者」ですよ!!まさしく「ハク様が今欲している情報」を全て持ち合わせた、都合が良すぎる存在な訳ですよ。これはもう仲良くなるしかないでしょう!…しかしメイニャンさん、既に大暴れ済なので牢の中で落ち着いて話を…とはいかないかなぁ。どうなるのかなぁ。続きがめちゃくちゃ気になりますが、1ヶ月後です…くぅ!でも次号は現パロ番外編「あかつきのよなさん」が載るそうです!!次回も楽しみです♪by妹
2021.02.23
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こんばんは。今日も元気に本誌感想参ります~。 暁のヨナ 203話「奪われたという錯覚」*以下単行本35巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*今回はなんというかアレです。9巻のテジュン様が立ち上がる回を思い出しました。あぁ思いっきりキャラ任せ回だな…草凪先生…多分次の展開の構想練ってるんだろうな…とwしかし登場2話目にしてここまでハッスル出来るメイニャン様スゴイ!スゴイキャラですね!!ぷっきゅーとメイニャンさん家の子は闘ってるの?仲良くなってるの??どっち!!??(扉絵では闘ってるのかと思ったのですが、まさかの食べ物トレードだった!!)・「この御方は我々にとっての王だそなたにとやかく言われる覚えはない」by絶対忠誠のキジャ突然ヨナ姫に絡みまくるメイニャンに反論し出すキジャ!さすが四龍の鏡です!・「おさがり下さい」byジュド将軍「申し訳ありません 虫をはたこうとして当たってしまいました」byケイシュク参謀この2人、ここまでスウォン様に過保護だったんですね。まぁ一触即発の敵国の使者が王様に近づいてきてるんだから、当然と言えば当然ですが。その意識の10%でも濡れ衣着せられるヨナ姫に向けて欲しかった所ではありますね。しかしジュドの圧…全然効いてないですな。良いよそれでこそジュド将軍だよ!・「貴方はチャゴル殿下の寵姫でしょう」byスウォン「流石ですね でも私スウォン陛下とお近づきになれる呪文を知ってますの」byメイニャン寵姫!! …って何だっけ…(大体分かるんですが正しいかどうか辞書を確認→「君主の寵愛する侍女。愛妾。」うんだよねそうだよね!ヨナはたまに思い出したように難しい単語が出てくるんだ;;)しかしこの世にハクヨナ以外で、スウォン陛下を動揺させる事を言える人間が居るとは!ヨナ姫がスウォンの表情をよく見てるのが良いですね。ヨナ姫はめったに反応したり口に出したりしないだけで、人をよく見ている娘なのですよ。・「されどメイニャン様 貴女様はもう将軍ではないのですよ殿下のお相手の方がお得意でしょう」by戒帝国の無脳共…元将軍!!???いや顔に似合わず暴力解決型な描写はありましたが…将軍だったの!?シャンプーちゃん(らんま)ヘアでメイニャンなんて名前でまさかの…(いやでもシャンプーちゃんも相当武闘派だったな それより男勝りっぽいけど)元将軍で現在殿下の寵姫…? いや美人だから分かるっちゃ分かりますが…。元将軍としてでしょうか頭でっかちで実力の無い重鎮たちの発言にイラついている様子。草凪先生は本当にこーゆー所の描写が上手だなぁ、と思います。・「見に行く?」byジェハ「でも…ここで皆に会う事すら漸く許可されたのに」byヨナ姫良かった ヨナ姫、四龍達と会えるようになったんですね!表情も柔らかくなってます。良かった良かった。四龍達の絡みは相変わらず可愛いなぁv・「何故貴女が… 緋の病をご存知なんですか?」byスウォン様「何故って 私も侵されてるからだよ」byメイニャンスウォン様とメイニャン様の逢い引きを覗き見するヨナ姫……ってぇぇええええええ緋龍王の血筋(戒帝国産まれ)ェエエ!!?前回(四龍登場シーンが大々的に描かれてる割にはリアクション薄いな)とか思ってましたが…まさかのがっつり神話関係者だった!ーいやメイニャン様、要素てんこ盛り過ぎですよ!!・「四龍欲しい 雷獣もあの娘のものなら 雷獣も欲しいくれるならお前が戒帝国手に入れるのに協力してやるよ 勝つ為の情報を私は握ってる緋龍王の末裔2人で 全てを手に入れようぜ兄弟」byはっちゃけメイニャン「あ そういうのはいいです 緋龍王嫌いなんで」byスウォン様ここは笑うところですね。メイニャン様のハッチャケっぷり&スウォン様のローテンションっぷりに笑う所でしょう^^スウォン様、ずっと「神はいらない 四龍いらない」って言っていましたものね。そもそもスウォン様は、高華国の王族の第一王子の第一子(長男)なんですよ。「神話に出てくる緋龍王の末裔」というより「誉れ高いユホンの息子だ」という自意識の方が、当然先に立ってるのだと思います。・メイニャン様の人物像について(勝手に考察&予想をつらつらと)今回はもうメイニャン様がハッスルしてるだけの回でしたね…。先述しましたが…メイニャン様、要素盛り込まれ過ぎです!!こう来たか…こう来ましたか…成程。なるほど。対スウォン様と対ハク様、どちらにも切り込んでいくキャラになりそうですね。流石草凪先生というか何というか… また回りくどい事を;;経歴的にも緋の病が発症している点においても、意外と年齢重ねてるのでは…20代後半~ひょっとしたら30代なんじゃないか…なんて思いました。いやぁ こんな無理な設定詰め込んだキャラクターなのにちゃんと筋を通してくるから凄いなぁ、と。メイニャン様、とにかく何でも欲しがっていて自意識過剰で強欲で嫉妬深い面を最大限に見せつけてきていますが…「私も 自分にはきっと四龍の加護があるんだと 緋龍王の血を引く特別な人間だと 信じてた」「頭痛ェよ毎日毎日ガンガンガンガンそんで血筋は早死にしてんのに どこの馬の骨お姫様が全部持ってんの ずるくない?」このあたりの発言から察するに、元々は自分の価値を信じて、女性ながらに将軍職にまで上りつめる程自力でストイックに頑張ってた人物なんですよね 多分。ーでも、おそらく緋の病が発症して出来なくなってしまって。多分。今はチャゴル殿下の寵姫という立ち位置で、国政になんとか関わっていて(この立ち位置に本人は納得してるのか チャゴル殿下との間に愛はあるのか…は気になる所)「これだけの苦しみに見合う特権がなくちゃ不条理だろ!」という事なのでしょう。ー多分。ーいやもう全く以てその通りだと思います。ヨナ姫、狡すぎますよね!少女漫画のヒロインだからね!!でも同じ立場のはずのスウォン様には、同意してもらえませんでした。ーで、次はやっぱりハク様の方に絡んでくる展開が来るのでは…と思ってます。どちらも若くして「元将軍」の立ち位置ですから。ハク様にも今回同様、切り込んでくるんじゃないかなぁ。今の所そーゆーキャラにしか見えないなぁ。でも明後日の方向に突っ走っていくのもヨナだからなぁwどうなるかなぁ。う~む…それにしても回りくどい!! 流石草凪先生です!次回も楽しみです♪by妹
2021.02.07
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先日「自作アクリルグッズ楽しいですね///」という記事を上げたのですがまぁそれはそれは楽しくて楽しくてその後も色々試行錯誤してたんですよ。最初はアナログ塗りしましたが、やっぱりアクリルにはデジタル着色が合うなぁ~ とかサイズはもっと小さく仕上げるべきだったなぁ~ とか透けさせる色はもっと濃く塗らなきゃだったなぁ~ とか裏表の噛み合ったデータはこう作るべきだったんじゃないか とか色々反省点を踏まえて、再び色々…なんやかんや色々作りましたv*印刷業者さんについては2021年1月現在の仕様となります*じゃん! 昨年末の大晦日に必死で入稿していたのがこちら↓になりますvアクキーにも出来るアクリルスタンドですvyousei印刷さんという、アクリル専門の印刷業者さんに作っていただきました。ちょっとお高め&送料もお高めなんですが、1個から対応して下さっていて発色が綺麗&アクリルの種類やグロス加工など色々盛り込める!という人気の業者さんです。「いくつかデータを作ったら、まとめて頼んでみたい!」とずっと思っていました^^自分で作っておいてなんですが、 その…これはこれでか…可愛く出来たんじゃないかな…!? (←アホ)1.ハクヨナハート先日作った構図を、デジタル塗りにしてブラッシュアップ出来れば…と作り直しました。ラメが入ったきらきらアクリルで、ハートの部分だけ透かしています。ーはい、いきなり裏面のスペル間違えました!!(HAKUではなくHAKだった!!)文字を使うのはこれっきりにしとこう…(デザイナー目指さなくて良かった)2.腹減り集合!腹減り達がギュッと集まっている構図…と考えて、このようになりました。シンア君のもふもふがデカすぎる事はお見逃し下さい…。腹減り達がワチャワチャしてる裏では、スウォン様が孤独に読書してますvyousei印刷さんは「アクリル板に表面から印刷している」という特徴があります。(普通は裏面から印刷されていて、セル画みたいになっています)表面印刷+保護加工+グロス盛り で、とても存在感のあるおもちゃっぽい仕上がりになっている気がします。印刷はとても発色良く…青が強く出る印象かな。結構業者さんによっては赤が強く出たり…やっぱり色々違いがありますね。これはもう色々試してみないと分かりませんね!(沼)3.若葉風3人組ハクヨナスウォンのアクスタも作りたい…と34巻表紙のイメージで描いてみました。耳元がどうしても寂しくて、ヨナ姫の耳飾りだけは付け足しました。こちらは裏面も頑張りました! 実は猫ちゃん2匹居ます!表面に合わせた後ろ姿データの作り方、結構慣れてきた気がします^^本体をうっすら黄色いアクリル板にしてみました。ノスタルジックな雰囲気になってると良いのですが。サイズ感はこんな感じ。80×80mm内のサイズで製作しました^^アクリルグッズの構図を考えていると、自然と「如何に正方形の型に収めるか」を意識するようになりますね。あと、こちら↓もコソッと作っていました!しまむらのコラボグッズ… 風のスウォン様です!!いやスミマセン… だってスウォン様、あまりにもハブられすぎてて可哀想で…ーよしこうなったら私が作って並べてやるぞ! と;; いやホントスミマセン;;こちらはMydooさんにお願いしてみました。ハクヨナ(既製品)と並べてみるとこんな感じ。ううーん もう少し線を太くして瞳のトーンを落とすべきだった…。頑張って特徴を真似したつもりなんですけどね…やっぱり色々と甘い部分が多くて反省ばかりです。ーでも このスウォン様を描こうと必死に既製品の真似してみてデフォルメの奥深さを痛感いたしました。すごく勉強になりました!最期にこちら。(まだあるんかい)上記したYousei印刷さんが丁度デコニワキャンペーンを行っていたので滑り込ませていただきました…!デコニワとは、このようなアクリル板を組み立てて…(今回はシールを貼り付けるタイプのものでした)アクスタなどのBOX型背景に出来るものです!今回は急ぎだったので、スウォン様の背景用に描いていた窓っぽいデータを転用して作りました。いつかもっと凝った背景にも挑戦してみたいな~(沼)窓部分だけ光を通す仕様にしています。ほんの数年前までは「最低でも20個~製作OK!」だったり「入稿にAdobeのイラストレーター(めっちゃ高いプロ用デザインソフト)必須!」だったりして、個人で楽しむためのグッズ製作を業者さんに頼むのはすごくハードルが高かったように思います。それが最近は「1個から製作OK!」「クリップスタジオさえあればOK!」「なんなら それなりの大きさのイメージ画像1枚あればOK!」という体制を整えて下さる業者さんが増えて、こんな事になっているとは…こんなの遊びたい放題じゃないですか…!知人の誕生日プレゼント用~ って気軽にグッズ作りたい放題じゃないですか…!恐ろしい…!!1個からであれば学生さん達でも手が出せる金額ですし、こんなに手軽に「形にする」事を頑張っていればそりゃ今の若い方達はお絵かきスキル高くなるはずだよな~ と思いました。私の私による私のためのヨナグッズ…そのうち…多分またこそこそと作ってると思います^▽^(沼)by妹
2021.01.22
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付録のエコバックが豪華で嬉しかったです!ヨナ姫が一番とぼけた顔してるのがツボでしたv本誌感想参ります~。 暁のヨナ 202話「毒のある客」*以下単行本35巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*・「生き生きしてます」byハク様 「ぶんぶんしないで」byヨナ姫ハクヨナちゃんシーンの続きから始まった!!(↑どうせさらっと場面転換してるだろ…と期待してませんでした)~いやはやラブラブですな!!なんかすごくナチュラルに何回もキスしてるというか…慣れてきたのかな…これはもう「恋仲」と断言して良いのでは?良いのでは!!…しかしハク様のテンションが異様に高いですね。「檻壊せる」発言もなんか…(だよねハク様なら壊せるよね知ってた)「生き生きしてます」「大丈夫です」「心配無用」とにかく元気アピールをしまくってました。ヨナ姫が逆に心配になっちゃってますよちょっとちょっと!妹「ハク様、ヨナ姫を安心させようと必死だね☆ 久しぶりに会えたから、嬉しくて浮かれてる感じなのかな☆★!?」姉「…スウォンの病気が思ってたより重そうで、 ショック受けてるからこそのハイテンションなんじゃない?」くっ… 姉解釈の説得力がありすぎる…!!・「姫さんそろそろ戻った方がいい ケイシュクもヒューリも見張ってる 俺の事は気にせず言って下さい」byハク様ケイシュクさん、わざわざ自分たちが外に出てハクヨナちゃんを二人きりにして話をさせてくれた、と。めちゃくちゃ優しいじゃん!!ここの所株暴上がりですよ(ラブ展開への協力姿勢的な意味で)!!!ーというかミンスさん後ろに居たんですか!!!???いやでも手当の道具を取りに行ってたはずだから…多分ちゅー現場は目撃してないはず…はず?…まぁいいかミンスさんだし。ハクヨナファーストキス現場にも居合わせてたミンスさんだし。スウォン様を幼少期から知り、イルパパの側近として働きヨナ姫の片想い&ハク様の「あの2人には幸せになってほしいと思ってる」を見守り…そして今現在、スウォン様の病気とラブラブなハクヨナと向き合っているミンスさん。周囲の変化に左右されることなくひたすら職務を全うしようとする姿勢はいっそ清々しいですね…!・「実際 スウォンの事を一生許さないと泣き出しそうな声で叫んでいたハクが 今スウォンをどうしたいのか 私にもわからない…」byヨナ姫ヨナ姫は本当にぶれないな!格好いいなぁ! と思いました。まぁここに関しては、ハク様自身が一番分かってなさそうなのでヨナ姫に分かるはずないかと…。でも31巻の「どんな理由があろうと 俺は一生許す事は出来ない…!」のハク様の言い方は、自分に言い聞かせてるようにも見えましたよ。私には。・「今更母上の事をこれ以上言う気はないしあなたに私の言葉は響かないかもしれないけれど ハクの命を奪わないで もう憎みたくないの」byヨナ姫ハク様に対してはこれ以上何も言えなくなったので、ヨナ姫はヒューリさんに釘を刺しておくことにしました! カシ様の件を引き合いに出す→お願いする言い回しが素晴らしいです。流石ヨナ姫様です。ヒューリさんは相変わらず無表情…ですが、これ響いてる気がしますよコレ!!妹「これは… ヒューリさんがハク様を庇って殉職(?)するフラグが立ったね!!」姉「ヒューリさんにそこまで求める!!??」・「陛下 現在雷獣は城の牢に一時幽閉されております その理由について少々ご報告が…」byケイシュク参謀スウォン様、おそらく一番バレたくなかった相手に病状がバレた事を知るの巻。この二人は本当にさぁー!!! …はぁ。・「さあヨナ姫様 こちらへ ここで這い蹲ってランタンに土下座なさって 這い蹲ったら許します」by戒帝国の使者・メイニャン場面は変わってランタン氏の壮大な葬儀の場へ。ヨナ姫が(たとえ一瞬でも)ランタン氏を偲ぶ描写があって良かったですv(私はヨナ姫を何だと思っているのか)そして…何か…まさかの新キャラが出てきた。草凪先生らしからぬ女性キャラ(ツンツン嫌われ系美人)出てきた!!このタイミングでぶっ込まれるという事は、何かしら明確な役割があるキャラだと思います。メイニャン様の戒帝国での立場は不明ですが、使節団に入って高華国に来ているのでそれなりの地位なのではないかな。なんかものすごい勢いでヨナ姫にマウント取ろうとしてるし…;;肩にぷっきゅーみたいなリス(??)を乗せて、ビジュアルも白髪ストレートロング&つり目でヨナ姫と並ぶと「狐vs狸」見たいな 対になるデザインになっている気がします。・四龍登場!「ケイシュク兄ちゃんに神官の代理頼まれたから」by黄龍ゼノ四龍の登場の仕方がいちいち格好良かったですvハク様より四龍たちの方が「ヨナ姫の名誉・プライド」に敏感なのが面白いなぁ、と思います。我らが緋龍王(生まれ変わり)だからね!シンア君に至っては、お面かぶってるのに「顔の審査でもあるのか」と言われているのは笑いましたwそしてケイシュク…ハク様に頼まれたからってこんなにすぐにヨナ姫を皆と会わせてあげるなんて…やっぱり優しい!!(ケイシュクの好感度暴上がり中)・「主…四龍はヨナ姫のものなのかしら 雷獣というのはどの方?雷獣は誰のもの?」byメイニャン様新キャラのメイニャン様、早々にがっつり核心をついてきます!~イイヨイイヨ!その調子でガンガン責めていって下され!!(←ゲスい読者)ここで一番重要なのは、彼女が「四龍」よりも「雷獣」に興味を持ってる所でしょうか。話の流れ的に、メイニャン様は四龍の事はあまり知らず「高華国には雷獣が居る」とだけ聞いていた、という事ですよね 多分。ハク様(雷獣)が戒帝国でその名を知られている…とすればまぁ真っ先に思いつくのは、クエルボ戦での活躍ですよね。戒に戻ったクエルボが、かなり大々的に「俺は雷獣にやられた!!」と吹聴した…とか。メイニャン様自身がクエルボ一族と親交があったのかもしれないですね。うむ。最期に。・メイニャン様の役割についてさて。ものすごく「少女漫画の横恋慕ライバル美女」みたいなキャラが登場しました。普通少女漫画では、こういったキャラクターはヒロインにプレッシャーをかける存在としての役割がありますよね。ーが、…まぁ、暁のヨナなので。いや上記↑のような面はもちろんあって、ヨナ姫のリアクションも気になる所ではあるんですよ うん。戒帝国(敵国)の女性なので、今後の戦展開においても重要な立ち回りをしてくれるんじゃないかな、とも思いますし うん。ただ私たちがメイニャン様に期待してしまうのは、なにより「高華国外の人間から見た雷獣さん」像にフラットな目線で切り込んでくれるんじゃないかなーという点です。彼女は今「高華国の雷獣」=「高華国の英雄」だと、四龍と並んで讃え称される存在だと思ってるはずなんです。当の雷獣さんは何処に居るかといえば、牢屋ですよ。殺されかけてますよ。「なんで?何か悪いことでもしたの?してない?なのになんでこんな扱い受けてるの? こんな国の為に闘うことないよ うちの国においでよ!」 ーと…まぁ普通に国外から今の雷獣さんを見たら、言いたくなると思うんですよ。ものすごく普通に。この点↑は、姉が先日「暁のヨナ 第201話「翳り」感想(姉編)+高華国と腹減り一行の体制とハク様について」という記事でつらつらと語っていました。メイニャン様は、まさしくこの部分を指摘して顕在化してくれるキャラなんじゃないかな~。うう~ん でもあさっての方向に展開していくのも暁のヨナだからなwどうなるかな?次回は2月5日!楽しみです♪by妹
2021.01.11
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暁のヨナ 34巻読了の叫び(姉編)33巻中盤から始まった、スウォン母・ヨンヒ様の手記(過去)編、完結です。1巻の出だしから、親世代が血みどろであったことは真っ先に提示されていました。時系列的には、10年前・ジュナム前王逝去→次男・イル王即位→王妃(カシ)死亡(賊が殺害?)→王兄・ユホン将軍死亡(事故?イル王が殺害?)ということで、まぁ、なんかあったのだろう、と。普通に考えれば、王座をめぐるあれこれで、なんかあったのだろう、と想像がつくところでしたが、それらのエピソードが、しっかり描かれましたね。ちゃんと、描いてはありました。ただ、ちゃんと説明してない!!!!33~34巻にかけてやっていたことは、例えて言うなれば、こんな感じ↓だと思ってます。どんぐりを拾いに、森に入って、どんぐりの木の下で、持って行ったビー玉を巻いて、ビー玉だけ拾って帰ってきた。…みたいな筋立てになってました。読者的には、なるほど、どんな森なのかも見ることができたし、どんぐりがたくさん落ちてることもちゃんと確認できた…でも結局、当初の目的だったどんぐり自体は拾って来なかったけども?!ってなってる感じですね。これぞ、『暁のヨナ』だな、と思ってます。流石に、「草凪先生、ドS過ぎるだろ…。」と思わんでもないですが、なんか今更かなって…。ちゃんと、描いてはありました。むしろ、設定のすべてから、それしか描いてなかったというか…ありました!!!絶対に「あるはずの感情」が!!!過去編…むしろ、「それ」しか描かれてなかった!!!説明されてなかっただけで!!!*以下、作品初期からの読者として、どうしても言いたいことがあって書いてます。全編通して、マイナスベクトル方面のめんどくさい感想列記です。妹の感想ともかぶってます。勝手に決めつけて叫んでるだけです。閲覧はご注意ください。*●過去編について非常に、ややこしい描かれ方をしていたな、と認識しています。本来は…というか、連載開始時に想定していた話筋は、もっとシンプルなものだったのだろうと思っています。本来描くはずだった大筋自体は、(おそらく)変えてません。ただ、やりたいことの為、要素を追加をしてまとめてる。だから、すごくややこしく見えました。草凪みずほ先生は、「動機の神」です。キャラクターの「動機」を生み出すために、周囲の人物配置から、キャラクター個々の設定から、作品内のすべてを構築してくる作家様だと思っています。この作家様が、キャラクターの動機に直接関わってくるような、重要キャラクターたちの過去編をいじって来るというのは、おそらく通常の作品の作り方では考えられない…一番やらないことだと思っています。連載初期からの愛読者としましても、「えっっ??よりによって、ここをいじるの!??」と驚く気持ちが大きかったです。『暁のヨナ』の作品規模が、これほど大きくならなければ、まずやらなかったことだと思います。これに関しては、正直なところ、私としては非常に残念な思いがあります。初期から振ってきた要素を、きちんとダイナミック且つエゴイスティックに拾い上げて欲しかった…美しくまとめ上げて欲しかった。ただ、これほど・・・草凪先生が、作品の作り方の(おそらく)タブーの領域にまで踏み込んでまでも、あえて、作品初期初期からの要素をいじって来たということは、そこまでしても、やりたいことがあったのだろう、と思っています。やりたかったこととしては、・過去編を詰める段階での心情づくりという面も、もちろんあるとは思いますが、基本的には、1、一部読者層の期待する要素を話筋に絡める配慮2、今後の本編で向かいたい方向への、バランス再編成の2点だろうな、と思っています。1、一部読者層の期待する要素を話筋に絡める配慮まず、今回の過去編の描き方で大きく変更して来ていた点としては、●ヨナ姫の母親・カシ様が、神殿の巫女で、ヨナ姫と四龍の関係を、予言していた というものがあります。作品初期からの描かれ方として、まず、イル王に、「ヨナ姫が四龍を集める」ことを期待している、信じているというニュアンスは、全くありませんでした。イル王は、一人娘のヨナ姫に対し、城からは一切出さず、「蝶よ花よ」の限りを尽くした箱入りっぷりだったわけで、実務はやらせたくない、実政には出来る限り関わらせたくない、というニュアンスでした。端的に言うと、初期設定では、描写を見る限り、「イル王は、ヨナ姫が緋龍王の生まれ変わりだとは、思っていませんでした」。まずもって、「ヨナ姫が緋龍王の生まれ変わりだった」という事実に関しては、この物語上において、全く重要事項ではないと思っています。いや、重要事項ではあるとは思いますが、「動機」構築においては、まず考える必要はないものだと認識しています。ヨナ姫にとっては、「(よく分からないけど)四龍が従ってくれる」という設定なだけで、ヨナ姫は目的のために、それを「ありがたく利用」してはいますが、背負ってはいません。「緋龍王伝説」の為に動く気は、全くありません。スウォンさんも、ヨナ姫も、まず気にしてない。これに関しては、おそらくですが、「この部分が作品の核である」ことを期待する読者層が一定数存在しており、その読者層への配慮なのだろうな、と受け取っています。今巻では、前王・ジュナム王に対し、イル王子・カシ様が自身たちの子どもが緋龍王の生まれ変わりであることをプレゼンしたようなニュアンスが含まれていました。それを受け、ジュナム王が次男・イルを次期国王に指名した…と受け取れなくない描き方になっていました。「ヨナ姫が生まれてきたから、ジュナム王は次男・イル皇子を次期国王に指名した」という解釈ですね。↑おそらく、これを期待している読者層が相当数居て、その読者層への配慮だと思っています。ジュナム王が、次期国王にイル王を指名した理由ですが、ヨナ姫が緋龍王だなんだという要素は、特に必要はありません。もともと作品初期から、単純明快なものがしっかりと設定されています。「ユホン皇子が高華国王職に向いていないから」です。イル王も、「王に向いていない」と周囲にさんざん言われ、本人も「私は王に向いていない」と明言していますが、もし私がジュナム王の立場に居たとしても、この場面ではイル皇子を次期後継者に指名します。採用情報に記載するような単語を使って説明すると、ユホン皇子には、「高華国王」職における必須条件が抜けており、イル皇子には、「高華国王」職における歓迎条件が抜けている。歓迎条件の方は、ユホン皇子を将軍職に配置することで補完可能ですが、必須条件の方は、明確に国王に求められる資質の為、抜け落ちていると潰しがききません。よって、この状態での選択としてのベストは、間違いなくこの「イル皇子→次期王、ユホン皇子→空の将軍」という配置であると思っています。このあたりの、思い切った設定変更に関しては、既に、第1巻で提示されていたエピソード・ニュアンスと、はっきりとつながらなくなっています。かなりのリスクを負い、無茶をして行った設定変更だと思います。「一定の読者層への配慮」は当然あるとは思いますが、それだけでは、ここまで思い切った変更という選択はしないと思います。今巻の過去編では、上記設定変更に加え、もう1点、非常に重要なニュアンス変更を加えて来ていると思っています。2、今後の本編で向かいたい方向への、バランス再編成もう1点、加えている重要なニュアンス変更だと思っているのは、「イル王の非」というニュアンスです。もともと、連載初期のイル王というキャラクターには、「信仰深い」というニュアンスは全く織り込まれていませんでした。25巻…かな?真国編の途中で、突然このキャラクターの「悪い顔」というか、「信仰深く、排他的な顔」というものが描写され始めました。このニュアンスに関しては、個人的には、今後の為に、「イル王の非」という面を強調したい意図だと受け取っています。もともとのイル王は、非常に「現実的なキャラクター」だと思っています。平和主義の信念と、現実的な思考回路こそが、このキャラクターのアイデンティティだとすら思っていました。完全にキャラ崩壊です。こんなキャラじゃなかった…!!これは、作品のために、イル王に犠牲になってもらった結果だと思っています。これほどのリスクを負ってまで、このニュアンスを強調した理由は、おそらく「スウォン様の為」…なのだろうと受け取っています。元のあらすじのままだと、スウォン様の非が大き過ぎるんですよ。いや違うか。スウォン様には「非」があるけど、イル王に「非」がなかった。だからわざわざ、「イル王にも悪い面があったんだよ」と思って欲しいような描写を無理やり入れて、更には、イル王が「スウォン様に殺されることを知っていた(カシ様の予言)」とか、もろめっちゃ不自然なこと言い出して…。私は、元のままの筋立てでもよかったと思ってるんです。初期からの草凪みずほ作品を読んでいれば、草凪先生のキャラクターの動機というのは、ほぼほぼ超エゴイスティックなものばかりなのは当然であり、いや、「エゴイスティック」という形容も生ぬるい、行き過ぎた身勝手な「Agape」こそがその真髄であり、草凪先生の生み出すキャラクターの、他にないアイデンティティ・魅力・パワーを生み出している源泉だと思っています。スウォンさん自身は、自身の起こす行動に関して、当然、すべて自責で行うつもりでしたし、それならそれで、私は良かったと思ってるんです。大丈夫だよ、このキャラクターはちゃんと、一人で責任とれたよ! と。それこそが、草凪キャラクターの生命力だよ!と。ただこれも、拡大した読者層の目線を配慮した結果なんだろうな…と。おそらく、元の筋立てのままで突っ切ろうとした際に、スウォン様を救ってあげることに関して、一定数の読者からの拒絶反応が予想されたのではないかと思います。「因果応報」を正だとする考える方は、世界的に見ても一般的なんじゃないかな、と。元の大筋上、イル王には「譲れないもの」はありましたが、それが彼自身の「非」だったかというと、そこまでは言い切れないものだったと想像しています。私たちのような、花とゆめイズムが染みついた、少女漫画至上主義読者だけの規模の作品であれば、元のままの筋立てで問題なかったと思うんです。どれほどの不条理でも、描かれているのが「愛」であれば、納得できるように調教されてますので。私は、元のままの筋立ての上で、スウォン様が救われても、全然納得して読みます。ただ、やりたかったことは分かる。「暁のヨナ」を読んでいる読者は、少女漫画脳の読者だけではなく、現状ではそうでない読者の方が、圧倒的に数が多いのだろう、と思います。海外の方が大勢居らっしゃることも承知しています。やりたかったことは分かる。これほどの規模の作品になった以上、作品を追いかけてくれる読者への配慮として、そこに気を使ったんだな…と。理解はしています。…ただ、残念だった!!!元の筋立て&バランスで、描き切って欲しかった!!!そっちの方が、キャラクターにパワーがあった!!!少女漫画作品として、キレイだった!!!伏線回収が、芸術品のように美しくできた!!!!残念だった!!!!!●ヨンヒ様第1巻より、名前が示唆されていた超重要キャラクターだと思っています。ずっと登場を心待ちにしていましたが、本当にしっかり、素晴らしい描写がなされていたと思います。想像をはるかに上回る作り込みで、どのセリフや行動にも説得力がありました。今回、彼女視点で過去編が語られましたが、そのすべては『真実』だったのだと思っています。ユホン様の言うように、「信頼できる女」だと思っています。●ユホン様彼に関しては、以前196話の個別感想でも書いているのですが、描写が素晴らしかったです。私は、このキャラクターがとにかく好きです。様々な設定変更により、元のあらすじとは違う条件の中でも、一切キャラクター軸をぶらさず、自身を貫いたキャラクターだったな、と思います。極端な設定変更が多すぎた(ように思われた)今回の過去編、初期からの読者としては、ハートブレイクしまくりながらの鑑賞でした。そんな中、ユホン様が強い意志で元の筋立てを力強く踏みしめてくれており、もはや過去編の光…救世主(メシア)かと、オアシスかと思って読んでおりました。強いキャラクターでした。非常に安心感がありました。●大神官今回の過去編の話筋において、これまた複雑な描かれ方をしたのが、神殿・神官たちの描写だったと思っています。連載当初の設定においては、おそらくですが…ユホン様が神官弾圧を行った原因としては、「神官たちが、ユホン・ヨンヒ夫妻の結婚に反対したから」もしくは、「神官たちが、ヨンヒ様たち緋龍王の子孫一族を攻撃したから」だったのではないか、と思っています。単行本3巻のユンくんの解説によると、ヨンヒ様たちの一族(緋龍王の直系子孫)を、王座から引きずりおろし、城から廃したのは、神官たちであったことが見て取れます。神官たちが、王族にマウントを取る立ち位置として確立したのも、このタイミングだったのではないでしょうか。本来玉座に居るべき「緋龍王の末裔たち」の存在は、神官制度に対し「自身たちの存在意義への矛盾を突き付けてくるもの」だったのではないか、と考えています。こちらの方が、連載初期から振ってきた要素に対し、話回しとして断然スムーズだと思います。カシ様を神殿の巫女・「予言キャラ」に再構築し、ユホン×イルの対立図式に、非「神の力」×「神の力」 の要素を盛り込む過程で、弾圧時の神官様を明確に「本物」にする必要性があり、こういった話筋になったのかな…と解釈しています。●カシ様なんか変な女だったな…超デンパキャラだったな…元々は、特に神官関係者でもなんでもなかったんじゃないかと思っていますが、謎の予言を複数残して逝きました。基本的に、彼女の残した「予言」に関しては、連載初期から設定されていたものではないので、各キャラクターの「動機」に関係するものとは考えていません。関係するように、滑り込ませてはありますが、その「根幹」にはなりえないものだと考えています。作り方的に。謎設定を背負い、終始悲劇を背負う、難しい立ち位置での登場でしたが、自分に自信がなく、甘え下手・コミュニケーション下手である点は、ヨナ姫の母親だという説得力が非常にありました。ハク様には、ヨナ姫にどんどん「愛してる」アピールをして、基本的には甘えたいだけの生物であるヨナ姫を、安心させてあげて欲しいです。(最近その重要性に気づいて、かなり頑張ってやり始めてるけど。)●イル王上述参照。くどいので…最後に一言だけ。イルパパは…イルパパはっ…こんな変なキャラじゃなかった!理解はしています。ただ、やはり初期からの読者としては…どうしてもどうしても残念で仕方がない感情があります。過去編の伏線回収は、振ってきた要素に対して、もっともっとスマートで、美しかったはずなのにっ…!!イル王に、これほどの犠牲を払わせた…ちぐはぐなキャラクター像を押し付けてしまった代償として、また、作品としてのスマートさ、美しさを手放した代償として、スウォン様のことは、絶対に絶対に幸せにしてあげて欲しいです!!!ここまで、私自身の個人的な決めつけの見解のもと、「残念だった」といった、マイナスの心境も書き記してきてしまいましたが、今巻・34巻のコミック中、草凪先生が下記のようなメッセージを記されており、非常に心に残りました。「自分の選択が、皆さまに楽しんでもらえる事を願いつつ」わざわざ、この書き方をしているということは、草凪先生は、今の「暁のヨナ」という作品の規模を踏まえたうえで、様々な読み方をしている読者各々の期待に対し、譲歩する部分をどこにすべきなのか、何年にも渡って、様々な選択肢を模索し、熟考に熟考を重ねたうえで、「決断」して、31巻以降の緋龍城編に突入していることが窺えます。草凪先生は、当然ながら、私たちのような読み方をしている読者から、今巻の展開に対して、この記事上のような反応があることも分かっているはずです。それも当然想定したうえで、あえてこのように描き出してる。今巻を読む限り、「イル王像」には明らかな設定変更を加えて来ていました。ただ、おそらくですが、この先は、おおよそ初期からの大筋通りに描き切ることも、同時に選択しているのだろうと今のところは感じています。「スウォン様像に関しては、読者の期待や意見に譲歩せず、描き出すつもりなんだろうな」と。これまでにも何度もこの書き方をして来ていますが、「暁のヨナ」…この作品は、まだ、その「正体」を読者にちゃんと説明していません。草凪先生が、何を選択し、この作品をどう位置付けていくのか…そういった目線からも、この妖怪のような作品の生き様を今後とも追いかけていきたいと思います。by姉
2021.01.02
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2021年明けましておめでとうございます。今年も相変わらずヨナヨナしていると思いますので何卒よろしくお願いいたします。…去年も全く同じ挨拶してましたね。実は去年思い切って液タブ(XP-PEN製)を購入していまして、デジタルで加工しやすいイラストデータ作りも精度を上げていけたら良いな、と思ってます^^by妹
2021.01.01
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暁のヨナ しまむらコラボグッズを購入しました。まさかの全国展開ファッションチェーン「しまむら」で、暁のヨナコラボグッズが発売(12/29~)されました!昨日、ツイッターで回っていた情報をチラ見しまして、半信半疑で、家から車で数分のしまむらに行ってみたら…あった!!!!トートバック2種(各890円+税)ポーチ2種(各890円+税)アクリルキーホルダー7種(各390円+税)しかも、すごく カワ(・∀・)イイ!!最近、妹が自作アクリルグッズ作り(アクキーやアクスタ)にハマっていて、そこで、「デフォルメが…!大きさが…!」という説明をさんざん私にしてきていて、そういった目で見ると、本当によく出来たデフォルメイラストだな!と思います。「暁のヨナ」は、少女漫画原作にしてはデフォルメが少ない、基本的には、リアルの質感に近い重厚感が売りの作品かな、と思っていますが、そのキャラクターたちを、ここまで簡素な線で表現できるのか…と。当たり前のことなのかもしれませんが、イラストのプロはやっぱり、必要な条件の中で、きちんと可愛らしく形にできる凄いな!と思いました。今回のグッズに関しては、しまむら展開ということで、ガッツリのアニメグッズというより、より一般に受け入れられ易いよう、また、布地への線だけのプリントでも表現し切れるよう、よりサンリオキャラクターちっくに、というか、より線を少なく、着色はマイルドな色合いになっていることが見て取れます。見れば見るほど、洗練されたイラストだなぁ…!!正直、私は普段、キャラクターグッズ等にはそれほど興味を示さないことが多いのですが、デフォルメキャライラストの質自体が、非常に高かったこと、また、何よりも、家から車で数分の場所にある店舗で、ヨナグッズを購入できたことが、本当に嬉しいんです!!いや、都会でイベントが開催されるのも、それはそれで嬉しいんですよ。でも、やっぱりこんな地方の田舎で、いちばん大好きな漫画(アニメ)作品のグッズが手に取れるというのは格別の嬉しさがあります!(暁のヨナのアニメ本編が放送されていた時期には、キャラクターグッズは…そんなに多くは発売されず、近場の都市(電車で●時間以上)のアニメイト店舗を覗いても、ヨナグッズはそんなに置いてありませんでした…。)ハクヨナポーチは、ピンクの布地に、どこまでもハクヨナカラーで文字や模様がプリントされています。ポーチ裏も可愛い!四龍トートバックも、色合いが綺麗に収まっていて、お気に入りです。縁取りにプリントされた、龍たちがイイですね!トートバックの裏もいちいちカワイイ!※以下、小売業に全然精通していない人間の、勝手な想像感想文です。発売日(12/29)の午前中に直近店舗に行ったため、おそらく他には誰もヨナグッズを購入していない状態で、トートバックとポーチは、各種2つずつ、アクキーは、ヨナ・ハク・ゼノの3種が2つずつ、残りのキジャ・ジェハ・シンア・ユンの4種は1個ずつ、が、店頭に並んでいました。現在のしまむらの国内店舗数は、HPによると1,400店強。全ての店舗に陳列されているかは不明ですが、私たちの行った、相当ド田舎の店舗にこれだけ入荷されているということは、ある程度この個数は、各店舗に入荷されているのではないか・・・と思います。もっと人口の多い町では、もっと入荷があるのかもしれませんが、仮に各店舗に同じ数の入荷があると仮定すると、トートバックやポーチは、各3,000個くらい?アクキーは、全種で計15,000個くらい?という規模で発注を行っている…のではないか、と予想されます。暁のヨナという、言ってしまうとニッチ層を狙った作品で、これだけの数がさばききれるのかどうか…心配する気持ちがあったのですが、どうも、しまむらが今年の10月からオンラインショップ展開を始めていると知り、「あぁだから…ニッチ層向けの作品(製品)でも、さばける体制を構築していこうという方針なのかな」と感じました。いや、実際のところは知りませんけど。アニメイトも、(自グループ内で商品製作から行える体制を整えたうえで、)実店舗及びオンラインというチャンネルを使った、小売販売部分を重視・特化した会社だ、と認識しておりますが、やはり実店舗は「都会」と言われる場所に限られますし、店舗面積も、そうも広くとれるものではありません。それに比べ、しまむらの実店舗チャンネル数や売り場面積の広さは、その比にならないものです。いや、しまむらのようなチェーン店で、暁のヨナのような規模の、ニッチ層狙いのアニメ・漫画グッズの展開をするのは、けっこう画期的というか。アニメイトのような既存アニメグッズ店にとっては脅威だと思いますし、逆に私たちのような、田舎住まいの漫画・アニメファンにしてみたら、大歓迎!!ってことです。しまむらでしたら、安価で使い勝手の良い商品を展開してくれるでしょうし…。しまむらは、グッズの作り方からして、どういった場面で使えるものなのか、実用的な部分をよく考えているというか、どちらがどう、というわけではなく、アニメイト製品との出発地点の違いをすごく感じました。後は、入荷した商品が、どれだけ定価で買ってもらえるか。ある程度値下げをして、定価の30~40%くらいで処分したとしても、利益は出る値段設計にはしてある…んじゃないかとは思っていますが、最終処分価格ばかりになっては、しまむら側としてもツライでしょうし…。地元の店舗限定にはなりますが・・・もし、残してきたグッズたちに引き取り手が現れない時には、救出に行く覚悟でおります!!追記・しまむらでの同時購入品。しまむら店内を見渡す中で、思わず目についた『キングダム』キャラクター枕。まさかの、値引価格300円(税抜き)!! ↑定価は1,790円(税抜き)。思わず、大好きな王騎将軍枕を購入してしまいました…!肌ざわりも良い、立派な枕です。(これを追加したことで、少しは暁のヨナ狂信者であることがカムフラージュされたはずだ!)しまむらさん、この度は、本当にありがとうございました。最初のうちは、簡単に商品をさばくことが難しいかもしれませんが、「しまむらで、割とコアでオモシロいアニメ・漫画グッズ売ってる」と私たちのような地方アニオタ・漫画オタ層が食いつき始めれば、自然と店舗に足を運ぶ回数も増え、企画商品の勝率も上がっていくのではないかと思います。今後とも、こういったニッチ層向けの商品展開を是非!忍耐強く、よろしくお願いします!!!by姉
2020.12.30
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良かった年内にアップ出来ました…遅くなりましたが本誌感想参ります~。 暁のヨナ 201話「翳り」*以下単行本35巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*・扉絵…紅色妖艶ヨナ姫! …ええ分かってましたよ最近のヨナ姫が「剣」じゃなくて「女の武器」で何とか現状打破しようとする路線を突き進んでるのは分かってましたとも…。ヨナ姫、多分あと一歩です! 頑張れぇえ!!・気付いてしまったハク様「スウォンの弱々しい姿を見たハク…」 ←煽り文… いやたいへん適確ですね。ハク様、スウォンの体調不良にしっかり気付きました。同時にヨナ姫の真意も気付きました。気付いてしまいました。・ハク様独り 襲いかかるヒューリここの漫画表現は面白かったなぁ~ アクションシーンの迫力がスゴイ!タイマンで負けるハク様は初めて見ましたね。まぁ本人曰く「わざと」だったそうですが(本当か?)ーというかですね、何より衝撃的だったのはヒューリさんの左眼ですよ!サラっと「影背負ってないver」で出てきたわけですが…超・普・通!!!いやてっきりユホン様関連の話の中で、右目よりヒドイ状態になっているものと思っ…初登場時あれだけ左側に影背負ってたのは、右目付近の大傷を強調するためだったのかな?・「今は忙しい 正直じっとしてて欲しかったんだが」「お前が陛下に一定距離近づいた時は殺せと伝えてあるお前にも警告しておいたはずだ」byケイシュク参謀幽閉されてしまったハク様… 左腕が一番重症ですかね。胸元の青金石のお守りがめっちゃ存在をアピールしてますね 良いと思います!しかしこれ本当に、なんでハク様殺されなかったんだろ?という疑問は浮かびます。いや ハク様の死=作品終了だからだろ、と言われればそうなんですが;ヒューリさんというキャラが「任務遂行特化型」の存在といいますか…あえて人格描写を排除したキャラクターとして描かれていますので、「殺せ」と言われてれば殺すだろ、と思うのです。ケイシュクさん、本当は「殺せ」じゃなくて「捕らえろ」と命じていた…とか?ヒューリさん自身に、ここで躊躇してしまう理由があった…とか?深く考える所じゃないかな?姉の追記:「ヒューリさんは、流石にハク様が重要人物だとは分かってるので、ケイシュク様が『(ハク様がスウォン様に近づいたら)殺せ』と言っていたとしても、鵜呑みにするのは当然危険。実行可否の判断は上司に仰ぐべき。だって結局、ケイシュク参謀、ハク様殺してないし。ちゃんと指示はされてたよ?でもこれ、殺しちゃってたら、ケイシュク参謀はどうするつもりだったの?居るよ、自分で責任とれない事態を招くような命令しといて、後で部下を責める人。考えてから指示を出せと言いたい。本当に。」(姉の実体験より)・「…なにも不治の病って訳じゃねーんだろ? …まさか本当に そうなのか?」byハク様あああああああああ!!ケイシュク氏顔に出るタイプ過ぎるぅぅうう!!!・「待てケイシュク! お前にひとつ言いたい事があるんだよ姫さんと四龍とユンを自由に会わせてやってくれ」byハク様部屋を出ようとするケイシュクを「ちょ待てよ チョ待てよ!」と引き留めるハク様の構図が新鮮すぎて面白かったですv…ハク様、殺される寸前で叫ぶ最期のお願いがそれなのですか…(泣)・「私と四龍を敵に回したいの…?」byヨナ姫ケイシュクが扉を開けるとそこには…ヨナ姫(般若)が!!さすがミンス!寝返る事に関しては天下一品ですね!(←イヤミ)…いや、本当にね、作品史上最大のピンチだったと思うんですよホント。ここでハク様が殺されちゃってたら…ヨナ姫(主人公)が「ああ私が四龍を集めたのは現政権(高華国)をぶっ壊す為だったんだ☆」くらいブラックな悟り(闇堕ち)開いても仕方ない場面でしたよホント!「私と四龍を敵に回したいの…?」いやー良い台詞ですよねコレめっっっっちゃくちゃ重要な台詞だと思います。遂にここまで来たかー と感慨深いです!!・「来てくれてありがとうございます」byハク様とりあえず「戒との戦で最前線で頑張る」という形で、見逃される事になったハク様。ケイシュクだって、本当はハク様の力利用したいんですよね知ってます。そして何故かヨナ姫とハク様を二人きりシチュにしてくれました!さてはケイシュク…隠れハクヨナ派ですね!!!??実に1年数ヶ月ぶりのハクヨナちゃんシーンが来ました!!!ヨナ姫、真っ先に泣き出しちゃうかな…と思っていたのですが泣く余裕もない程参っていて…へたり込んでしまいましたね。スウォンが倒れようが親世代のグロテスクな怨恨が明かされようが立ち上がれるんですけどねハク様が殺されちゃったら本末転倒も良いとこですからね。ヨナ姫の様子を見て、安心させようと牢の中から笑顔を向けるハク様。ああ変わったなぁ…としみじみ思いました。13-17巻あたりの超絶無表情期と比べると、特に。・(スウォンが私の箱を掬い上げないと言った時 妙に納得した だからあのように生きられるのだと 大切なもの全て掬い上げてしまおうとするハクにどう話せばいいんだろう)byヨナ姫ハク様がヨナ姫に唯一確認するのが、スウォン様の病状ではなく「ユホンはイル陛下に殺害されたと聞きましたが本当ですか?」なのがスゴイ。イル陛下に善ではない顔があったとして、それを背負ってしまうのはやはり娘のヨナ姫なので…彼女が認めるのなら、自分もそれを前提として考えよう、という事だと思います。 …ハクヨナちゃん、話がしっかり噛み合ってない気がしないでもないですね;;まぁハク様的には、スウォンの真意に関してはスウォンに聞くべきだという感じなのかも知れません。ヨナ姫のこの「切り捨てることが出来るスウォン様」と「全てを掬い上げてしまおうとうするハク様」という対比、めちゃくちゃ重要な観点だと思います。ここの2人の性格設定に関しては、連載開始当初からずっと丁寧に描かれ続けてきた部分です。・「専属護衛いらないって聞いたんですけど そんなに俺を守ろうとしなくていいよ」byハク様最期に来ました!! ハク様からの…!!!!!姉とは「牢屋ラブだから”獄チュー”と名付けよう」と話し合いました!(名付けるなよ)…キス出来る牢屋の構造ってどんな… いや良いんだ。ハクヨナの愛の前には物理的な障害など消滅するのだ。うむ。いやぁ…ハク様が…あのハク様ですよ…!!?(落ち着け)何が嬉しかったって、ハク様が「ヨナ姫の(専属護衛いらない)は、自分を守るための言葉だ」と分かってくれてる所ですよ。3巻で「ハクを守りたいから武器を持ちたい」と張り切るヨナ姫に「じゃー(練習のために)俺狙ってください 殺すつもりで」的な事言って泣かせてた男ですよ。16巻で「ハクが笑ってくれた」と涙をこぼしたヨナ姫に(多分 あヨナ姫だってスウォンに会ってツラかったよな自分が先に取り乱して 泣くに泣けなかったよな 泣かせてあげなきゃ とか考えた上で)「…何も 見ていませんよ」という見当違いにも程がある慰め方し始めた男ですよ。ーいやちゃんと見ろ ヨナ姫はお前の為に泣いてるんだよ。。流石にここ(16巻)でヨナ姫に抱きつかれて、何かしら感じるものがあったのか17巻以降…少しずつ…すこーしずつヨナ姫から自分に向けられた気持ちに反応するようになってくれました。ヨナ姫の方も「私はハクが好きなんだ」と宣言&露骨にラブアピールしはじめましたしね…ああ本当にここまでたどり着いたんだなぁ~と感慨深い想いでいっぱいです。ここまで分かってくれれば、もう大丈夫だと思うんですよ。ハク様は、ヨナ姫が望まない事は絶対しないので。「そんなに俺を守ろうとしなくていいよ」あえて敬語外してきましたね。小憎いですね。これ普通に敬語だったら、従者が「場合によっては自分を見捨ててください」という自己犠牲的なニュアンスになっちゃうので…そうじゃないんだよ、対等な立場からの言葉だよ、という事だと思います。ヨナ姫、ホッと出来たのだと思います。やっと涙を流せました。良かった良かった!あああああああああ面白いなぁぁああもう!!!次号も掲載されるとは… 豪華(エコバック)付録付!楽しみです♪by妹
2020.12.27
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暁のヨナ 第201話「翳り」感想(姉編)+高華国と腹減り一行の体制とハク様について暁のヨナ、単行本34巻 及び暦画付限定版発売!花とゆめ本誌 2021年2号 発売!池袋マルイ プチ原画展開催!おめでとうございます!!盛りだくさんですね。毎年12月は、供給過多にもほどがあり過ぎて、いつもあっぷあっぷしているような気がします。原画展へは、もともと私も妹も「行かない」と決めておりましたので、グッズは、通販していただける可能な限りで購入しよう!と思っておりました。コロナの状況を鑑み…だと思いますが、細かなグッズも含め、一通りのラインナップをWeb通販上で揃えてくださり、本当にありがたく思っています。(本日12月20日朝6:00~、通販解禁との情報を受け、朝6:00に2人してPCの前でスタンバってました。)購入したグッズが届くのを楽しみにしています…!!34巻の限定版・暦画も!しっかりした、紙も非常に高級感のある仕様のカレンダーで、感動しました。やはり、大きなサイズで、じっくりと鑑賞すると、今までとは違う印象を受けますね。は~~、ヨナ充…幸せ…。*以下、花とゆめ最新号のネタバレを含みます。ご注意ください。*で、それはそれとして。花とゆめ本誌がですね…「暁のヨナ」本編が、これまた殺傷能力抜群な感じでですね。これだよ!!!前回・第200話「待った無し」の3人の邂逅シーンもそうだったのですが、今回・第201話「翳り(かげり)」もこれまた…、シチュエーション・演技動作・セリフのやりとりがどこまでも示唆に富んだ、概念の結晶!!!オモシロいなぁ…本当に。これだよ!!!噛めば噛むほど味が出る、『暁のヨナ』の真骨頂だよ…!!たまりません。今回に関して、非常に印象的だったのが「牢屋」というシチュエーション。柵越しに、お姫様の格好のヨナ姫と、傷だらけのハク様が向き合う…ヨナ姫が、必死になって自分と四龍を盾にしながらハク様のことを守って、気が滅入って座り込んだ姫様に、牢屋の中からハク様が慰め、手を伸ばす…概念的ですよね!!本当に!!<以下、つらつらと「概念」の話です。>以前より、こういった書き方↓をした記事を複数投下して来ていました。1、現状の高華国の体制は、建国神話時の緋龍王と四龍の関係を踏襲したものである。つまり、●建国神話⇒高華国現体制現状についてのみ、要素としてまとめると、こんな↓感じ。上記の「1」は、「暁のヨナ」本編を読む進める上で掴んでおかなければならない大原則だと思っているのですが、もう1点、あたり前過ぎるのでしっかり書いて来ていませんでしたが、この↓観点も大事です。2、作品の主役主体・腹減り一行は、建国神話に則ってヨナ姫が形成したコミュニティである。つまり、こう↓です。●建国神話⇒腹減り一行の体制で、1、2がおおよそ成り立つとするのであれば、これ↓も成り立ちます。●高華国現体制 = 腹減り一行の体制つまり、これをもっと作品の作り、キャラクター配置という点に寄せて言い換えると、こう↓です。暁のヨナの主役主体・腹減り一行は、『簡易・高華国』とも言えるキャラクター配置になっている。現在、この上記2つの体制・・・高華国現体制と、腹減り一行の体制が、ドッキング…というか、要素として重なり始めてます。「重なり始めている」と言うか、ヨナ姫が無理やり、行動でもって、自分たち(腹減り一行)の存在価値を、周囲に認めさせた。高華国現体制側が、腹減り一行の存在感を無視できなくなり、それらを緋龍城に迎え入れている、という言い方の方が、話筋上とも合致していて、分かりやすいでしょうか。前置きが長くなりましたが、こっからが本題です。「これが、『暁のヨナ』の大前提だ!」と上記2つの図を提示された時に、「暁のヨナ」の愛読者は、すごく違和感を覚えると思います。「ハク様」が、どこにも居ません。作品の、メインヒーローですよ。これまでずっと、「ヨナ姫」のくくりの背後に、「従者」という肩書きであったり、「四龍」にまぎれて、「5匹目の龍」みたいな顔してみたり、なんやかんやで腹減り一行にまぎれたふりしてましたが、改めて要素分解してみると、居ません。元々は、高華国体制の要素上に居場所があったんですよ。風の将軍でしたから。でも、コミックス第2巻で、風の将軍職を降り、部族を出た時点で、このキャラクターの居場所は、この作品の要素上には、なくなりました。↑これが、今回の牢屋シーンで示唆されている概念だと思っています。そもそも、緋龍城に入る時点で、現政権(空)に、ハク様だけ完全に拒否られる描写がありました。そこから、「空の部族の末端」に、自ら紛れていたんです。ハク様は。でも、ちょっと自ら情報を取りに動いた瞬間に、コレですよ。牢屋です。…やっぱり、居場所がないんです。ハク様には。言い換えると、この作品で提示されている「体制」は、このキャラクター(ハク様)の存在を許容できないとも言うことができると思います。…といった概念として、今回(201話)の牢屋シーンの、ヨナ姫とハク様のやり取りを読むと、とってもとっても×100 超オモシロいんですよ!!!ひねり過ぎた少女漫画、最高ですよね!!!ということが言いたいだけの長文でした。暁のヨナで頭いっぱいにしてたら、土日が終わっちゃいました…。幸せ!!!次号も掲載、楽しみです!!!by姉
2020.12.20
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遅くなりましたが本誌感想参ります~。 暁のヨナ200話「待った無し」*以下単行本35巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*・「百万歩譲って譲らなくてそうだとして 王は何故共に出席しない?」byハク様譲らなかった!!!!(←超重要!!)しかしヨナ姫のピンチだというのに、この男なんか「スウォンスウォン」ばっかで…いや極めて冷静に状況を捉えようとしているので良いんですよ。ええ良いんですがねちょっと腹立ちますよね!!…すみません 今回の感想は終始こんな感じです;・華やかに暗躍する(!?)文官・ジェハこの方はね…四龍の役割から明らかに逸脱した働きをしちゃうキャラですネェ!でもやっぱりハク様と比べても「いち早くヨナ姫の潔白を証明したい」という感じなのが面白いな、と思いました^^しかし気遣い屋すぎて逆に面倒くさいよお兄様wハク様の「姫さんがお前に会えて嬉しくないはずないだろ」に救われましたv・「専属護衛はいらないって伝えてってさ」byジェハ「…そうきたか」byハク様おっ 良い反応!! これは期待が高まりますなぁ!! ハク様のこの「反射的には判断しない」態度は本当に凄いです。恋愛方面で派手なリアクションを求められがちな少女漫画ヒーローの中ではホント希有な存在なんじゃないかなwそうです、ハク様は空の部族兵の格好めちゃくちゃ似合ってなかったのでマントを羽織ってくれて良かったな と!・「仕掛けてきたこの機会は逃せませんよ今なら五部族全てが一丸となって南戒を制圧出来る寧ろ 今しかないんです」 私が生きている 今しか… byスウォンスウォン様、ちょっと生き急ぎすぎではないですか。焦るとろくな事ありませんよちょっとちょっと。。…でも自分の意志ではどうしようも出来ない「死に至る病」が発症して冷静でいられる人なんて居ないですよね…;;・(後継者候補は他にもいるのに 何故ヨナ姫など)byケイシュク参謀えええ後継者候補他にも居るんですか!!!??? いや初耳ですね。まぁ今のいままで全く登場してないので、特に考える必要性はなさそうですが。万が一スウォン様が戦に出れない場合、総指揮は誰が…という問いに、思わずヨナ姫を連想してしまうケイシュク氏。…いや確かに一部の支持を得てはいる&四龍を従えてインパクトはあるかもしれないけど、「戦」では頼れないでしょうよ…;;・「体調は? … 無口になったのね 昔はあんなにお喋りだったのに」byヨナ姫姫様…スウォン様はおそらく体調最悪で立ってるのもやっとなんですよ勘弁してやって;;ヨナ姫、意中の人(今はハク様v)以外の男達に対してはホント容赦ないな鬼だな と思いました…wでもヨナ姫的には、やっぱり「私達をここまで踏みつけてまでやってる事なんだからシャンとしててよ」って気持ちにはなりますよね。・様子を窺うハク様妹「ハク様は、ヨナ姫が追い詰められた顔してないか心配で来てくれたんだね!」姉「違うよ スウォンが何してるのか気になって覗きに来たんだよ」・「せめて我々の誠意の証として ランタン殿を丁重に葬らせて下さいここで盛大な葬儀を行いますのでご参加願います」byスウォン様…うむ! 「いやありえないだろ」とか野暮な事は言いません!これがまかり通るのが暁のヨナの世界線!!チャゴル殿下が来るのかは分かりませんが、戦の前に皆が注目する場所で何かありそうな気配ですね。・幼なじみ3人組の再開ああああああああああ!!200回記念(!?)で何か派手な仕掛けはあるだろうとは思ってましたが…こう来ましたかあぁアアア!!妹「ハク様、ヨナ姫が足を踏み外したから流石に出てきちゃったね☆」姉「違うよ ふらついてるスウォン様に(大丈夫ですか)って確認するために出てきたんだよ」あぁぁアアアう゛ぁあああ!!!ーまぁ両方だと思うんですよ。ハク様はヨナ姫&スウォン、両者の様子を見に来たのだと…-それで、まぁ「ヨナ姫はピンピンしてるな 弱ってるのはスウォンだな」と認識した、と。ヴあぁぁアアアァアア!!!頑張れヨナ姫!負けるなヨナ姫!!!(まぁ、元々姉と「次ハクヨナが再会しても、どうせスウォンが盛大に倒れるとかして全部持ってくだろ」と話していましたのでね…予想通りだったというか;; スウォン様、持ち前の精神力で倒れはしなかったけど)最後に。暁のヨナ連載200回到達おめでとうございます!!…丁度6年前の12月に「100話到達おめでとう!記事」上げてました。この時はTVアニメが凄いクオリティを保ったまま中盤に差し掛かり…ハク様の秘めたフラストレーションが大爆発する16巻が発売し…という怒濤の時期でした。やっと…やっと世間がヨナに追いつく時が来たのではないか! この勢いのまま、これからクライマックスに向けて大盛り上がりしちゃうんじゃないか!ーと…。 そんな事を思っていた時もありましたが…まさかここ(100話)が折り返し地点ですらなかったとは思わないじゃないですか!!!そりゃずっと「ぼく地球(21巻完結)やフルバ(23巻完結)みたいな大長編傑作になってほしい!」と夢見てましたよ。でもまさか脅威の35巻越え(to be continued…)なんて事になるとは 流石に思ってなかったですよ!!分かってたら…感想なんて書き始めなかったというか…(オイ)でもですね でもですよ 暁のヨナはずっっっと面白いから困ってるんですよ!16巻以降…ハク様がスウォン様に向き合うまでの過程をこんなにも丁寧に丁寧に描かれていくなんて!ここを一番重要視してる読者ですらビックリしましたよ最高です!!ーさてさて。草凪先生は何処まで全力で走り続けてくださるのか…作者様が40歳を過ぎると、どんなに筆の速い方でも今まで通りにはいかなくなるのは... 経験上とっくに覚悟しております。先生のペースで、無理のない形で作品の到着点まで連れて行って欲しいです!…原画展、行きたかったなぁ…(地方民、流石に今池袋に乗り込む覚悟がつきませんでした)。また…いつか企画して下さい…!次回も楽しみです♪by妹
2020.12.12
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もうすぐ200話だな、と思ったら・・・つぶやきたくなりました。*思い込みの激しいち読者が、暁のヨナに関して超漠然とボヤいてるだけの、本当にどうでもいい記事です。ご注意下さい*「暁のヨナ」・・・2009年中頃に連載開始し、大きな休載・減ページ等なく、隔週30ページの連載を丸11年以上・・・既刊33巻、12月に34巻発売、現在の本誌掲載分は、おそらく35巻収録・・・シリーズ累計で30巻を超える漫画作品は数あれど、少女漫画というくくりで、30巻・・・いや、35巻を超えてくる作品は、本当に、一握りかと思います。少女漫画ですと、出版社によっては、100万部をこえる人気パッケージでも一通りのメディアミックス含め、10巻前後でまとめてくることが多かったりしますし・・・。巻数を重ねる毎に、発行部数も積み上がり・・・「全世界合計(電子書籍含む)」という、規模が大きすぎて実態がよく分からないながらも、200話を前に、とうとう「累計1,000万部」のあおり文が躍るようになりました。出版不況と言われて久しい中で、大勢の方が熱心に読んでいる少女漫画作品・・・本当にすごい!すごいんですが・・・なんて言うかな・・・私から観てると、本当にものすごい状況が何年もずっと続いているんです。単純計算でも、数十万人の読者が、一生懸命読んでいるわけなんです。なのに、『この漫画作品が何を描いているか』が、ずっと不明瞭なままここまで来てるんですよ。・・・きちんと、本編中で説明してないから。もう、連載11年目なのに。もう、単行本30巻以上になるのに。メジャー雑誌を支える、少女漫画業界指折りの人気コンテンツでありながら、その『正体』を読者に明かしてないというか・・・。・・・どんな状況だよ!!!?? と。違うんですよ!!!この作品が描いてるのは・・・違うんですよ!!!ずっとずっとずっと、言いたいことがあるのを我慢してるんです。いや、結構・・・このブログには自由に書いちゃってますけど。読解は、難しいとは思います。情報の出し方が、どこまでもひねくれてますので。もうずっと、四龍を集め終わってからは、そっちに話を持っていかなければならないという大きな流れがあるんだと思うんです。でも、草凪先生のくせだと思うのですが、いざそっちに話を持って行こうとする際の前振りというか、「匂わせ」を、一番遠い真逆のところから始めるんですよ。いきなり「その話」をし始めたら、作中で描き切りたいものは、そこで軽く示唆された概念の真逆のところにある部分です。・・・それくらいひねくれた描かれ方をしている作品です。難しとは思うんですけど・・・でも、いざ、説明しようと思ったら、「答え」はたった一言で言い切ることが出来る作品です。ある一つの観点さえ掴んでいれば、びっくりするくらい、ものすごく単純だし、簡単です。たぶん。すっごく『少女漫画』だし。いや・・・なんで、これほどまでにばれないのかな?って・・・。ずっと何年も思って・・・。ばれないも何も、もう全部はっきり描写までされてるので、あとは、読者側が想定してるかどうかの話だと思うんです。連載10年、単行本が既刊30冊を超えて、なおこれほどひねくれた描き方を貫いている少女漫画作品があるなんて、読者に「想定されてない」んだろうなぁ・・・って。「暁のヨナ」の描き方が、時代に合ってないだけなんですよ!少なくとも、ここ数年で「SNSで読む漫画」へのシフトも起こっている中で、「じっくりとした深読み」が必要な商業作品(特に風呂敷を広げた長編)は、売れないし、リスクが大き過ぎるしで、確実に減って来てます。取り上げられるのは、出オチ一発ネタみたいな漫画がすごく多くなってる印象。そういった、隙間時間でスマホ等で楽しむ用の作品の需要も分かるし、世の中の流れの中で妥当そのものだとは重々承知していますが、漫画にどこまでもワールドを求め切る、感情のすべてを求める漫画至上主義読者としては、やはり・・・「いや、読みたいのはこれじゃない」と思ってしまうんです。暇つぶしがやりたいんじゃなくて、がっつりどっぷりしっかり、浸らせてほしい。ちゃんと仕掛けて、あっちの世界から、戻って来れなくして欲しい。・・・少なくとも「暁のヨナ」は、細切れにスマホで読み進める用の作品ではありません。まだ、こういう描き方をしている少女漫画作品もあるんです。・・・「まだ」っていうか、数十万人の愛読者がしっかり読み込んでも、(おそらく)ほとんど解読されていない、信じられないような描かれ方をしている、前代未聞の作品なんです。とにかく、そのつもりで読んで欲しい・・・!!!もうここまでくると、「はっきり出したところで、大多数の読者に納得してもらえないんじゃないか」という余計な心配が大きくなってきましてですね・・・・。・・・本当に余計な話でした。もうこの辺にしときます。200話&単行本34巻、楽しみです!!!!!by姉
2020.11.26
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暁のヨナ全世界累計1000万部突破おめでとうございます!…ですが今まで通り国内累計の方も出してもらえると有り難いというか…ジワジワと増えていく発行部数推移を見守るのが楽しみだったというか…いや今までもどんな換算の仕方してたのかよく分かってないんですけどブツブツ(こじらせファン)さて駆け足ですが本誌感想参ります~。 暁のヨナ199話「南戒の要人」*以下単行本35巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*・3日間スウォンの執務室で本を読みまくっていたヨナ姫引き続き ヨナ姫vs南戒の要人達 の会談が続きます。戒帝国の概要が最初に語られたのは11巻の時だったはず。もう忘れているので読み返しましたwしかし戒高公法って何ぞや初耳ですぞ!!法律の名前が出てくると途端にインテリな雰囲気になりますね。ヨナ姫、3夜づけのヤマカンが当たった様子!毅然とした立ち振る舞いを見せます格好良い!…ヤマカンというか、多分 戒と戦になる という話を聞いていたので「自分も話についていこう」と戒関連の書物を読んでたんでしょうね。・「如何にも 四龍は我が国の誇る伝説の戦士高華国の王が所有する勝利の象徴です」byケイシュクここはケイシュクのいやらしさが存分に発揮されていて良かったですね~!最近(ヨンヒ様の手記編で)ケイシュクの人となりがある程度語られたわけですが、ユホン様大好きでユホン様信者! …の割には彼が全否定していた伝説の力を利用しようとしてるんですね。28巻でしっかりと四龍の力を目の当たりにする描写はありましたが…ケイシュクは割と手段を選ばない柔軟さがあるよな、面白いな、と思って見ています。立場が違えば結構ヨナ姫とも相性良い気がする…w・「神話の時代では 戒帝国も高華国もひとつの巨大な国であった」by戒帝国のおじさん…んん??えーっとなんかさらっと語られてますが、これイマイチ意味がくみ取れなくてですね;戒と高華、大昔はひとつの国だった という事ですよね。神話の時代ということは(この巨大な国に緋龍王が登場して、新たに高華国を建国した…)という事でしょうか。ううーん?ちょっと分かりかねますね。「四龍の力は戒帝国に入ると弱る」設定などからあまり重要視はしてませんでしたがまぁ…気になる存在ではあるんですよね 戒帝国の北に位置する「神水湖」。うーん…でもなんか全く関係がない気がしないでもないような…やっぱり私は神話関連に関しては本当に考えが及ばない;;新たな情報が出てくるのを楽しみにしています!・「ご気分はいかがですか?ランタン殿」by聖女ヨナ姫戒の使者達の中で、顔色が優れない青年を見つけ声をかけるヨナ姫。どうしたいきなり聖女ぶるやん…! 善意には善意を、高圧的な態度には高圧的な態度を、そして弱ってる者には等しく救いの手を…なヨナ姫であります。格好良いですね!しかしちょっと優しくされたからって、対立国の姫君相手にペラペラと自国に対する不平不満をぶちまけるランタン氏ぃ…よっぽど追い詰められてたんだなぁ 貴方は多分政治家に向いてなかったなぁ;;でもこーゆー人が報われる世界こそが「健全な世界」だと思うんですけどね;・「…いる… …いやいない いやっどうなの!?」byヨナ姫「恋人は?」の問いにとっさに「Yes」と答えるヨナ姫様!!!思わず2巻ラストの「ううん全然違う」と見比べてしまいましたよTT10年以上かかって遂にここまで来たか! …というか10年以上かかってまだここなのか!! …というか;;;まぁおそらくハク様に同じ質問をしたら、全力否定が返ってきそうではありますね。ヨナ姫が断言出来なかったのは、奴のこの性質↑を理解しているからでしょうね。しかしランタン氏、あまりにも突然ラブコメ要素をぶっ込んでくるので(おいぃいいなんだお前こんな場で いきなりどうして…ハッ!もしかしてランタン氏、お忍びで来た戒の皇族だったとか??そんでヨナ姫を見初めちゃったりとか!!??)ーとか一瞬考えを巡らせてしまったのですが、全然そんなことありませんでした。なんか変な疑いをかけてしまってホントすまなかったよランタン氏ぃ…(合掌)・「あの姫だ…! あの姫が介抱するふりをしてランタン殿に毒を飲ませたのだ!ヨナ姫…赤い髪の鬼のような姫だ!!これは南戒への宣戦布告である!!」by戒帝国の使者達夜が明けると、毒殺されたランタン氏の遺体が…!戒の使者達はあらかじめ彼に遅効性の毒を飲ませ、高華国の人間に殺されたと言いがかりを付け戦に発展させる大義名分にするつもりだったのです。スウォンの体調不良などの要因が重なり結果的に運悪くヨナ姫が濡れ衣を着せられる事に…!ヨナ姫が一気に「戒vs高華のキーマン」になってしまいました!いやぁこんなウルトラC展開が来るとは!!!コレは想像だにしてなかった いや参りました!!自分で火を付けておいて、対抗勢力のせいにして攻撃を仕掛けるやり方は実際あらゆる国で起こっている事例かと思います。ヨナ姫&高華国がはめられた形ですが、そもそもスウォン様も戦をする気は満々だったので(向こうからけしかけてくれて手っ取り早いな)という状況ではありますね。スウォン様の体調不良を悟らせなかった点でやっぱりヨナ姫が出ていって正解だったと思いますよ。・伝説の四龍&暗黒龍様ヨナ姫が戒の使者を毒殺したという噂は瞬く間に城内に広がり、腹減り達の知るところとなりました。スウォン陛下ではなくヨナ姫がターゲットにされた事で、何が一番違ってくるかって四龍&暗黒龍の逆鱗に触れてしまったという点だと思います。今までも腹減り一行は戦に参戦していましたが、あくまで助っ人的な立ち位置でした。しかし今回はヨナ姫が名指しで攻撃されている&空の部族内に味方がほぼ居ないという状況から相当主体的に、なり振り構わず動き始めちゃうんじゃないでしょうかワクワク!・無視できない存在感を放つぷっきゅー…このシリアス展開にして、さらにその存在感を見せつけてくる我らがぷっきゅー!ジュドの肩に乗った絵面には驚いたよぷっきゅー!!ヨナ姫は心配ですが、腹減り一行がどんな動きを見せてくれるのか楽しみです!次回は12月…なんと連載200回(記念企画もアルよ)だそうです!!楽しみですvby妹
2020.11.09
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駆け足ですが本誌感想参ります~。 暁のヨナ198話「王家の人間」*以下単行本34巻(35巻?)収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*・ユン君とミンスと千樹草ミンスさんは緋の病を治すため、あらゆる可能性を試してみたい様子。母親世代からの悲願なのでしょう。う~ん。千樹草でいきなり緋の病が治る!ーというよりは痛みを和らげたり進行を遅らせたり…といった方向で効力を発揮してくれるんじゃないかな、と期待。緋の病からの開放は、やはり四龍達の超能力からの開放とセットというか「脱神話」の一環なんだろうな、と思っています。ーいや四龍たち同様、スウォン様にも長生きして貰わないと困りますからホント!ハクヨナが大手を振って幸せになるためにも!!頼みますよホント!!(↑結局ソコ)ユン君に外出許可がおりると良いなぁ。腹減り達がどう動き出すのか楽しみです!・四龍とスウォンミンスが中庭に出ると、そこには四龍たちに囲まれ頭痛に苦しむスウォン陛下が!四龍×スウォン様のこの… お互いどう出れば良いか分からない感じの微妙な関係が結構好きだったりしますw四龍達はゼノ仙人の知識なども相まって、大体の状況把握が出来た模様。優秀なパーティだなぁ!・「俺は ヨナが一緒に行こうって行ってくれたからここにいるんだ」byシンア君ここにきて ゼノが本性&マル秘情報を出し始めたりシンア君が力強い意志を見せてくれたり… 良いですネェエエ!!・(ヨンヒ様はイル王の娘である私の事も気遣って下さっていた…そして母上のことを少しでも知れて良かった…)byヨナ姫王家の男達がやらかしたあれやこれなエピソード…に関してはとりあえずスルーして、ヨンヒ様の人柄や自身の母親の記述に目を向けるヨナ姫。流石です姫様!クール&ドライだなぁ!!!…スウォン様の謀反には、確かにこの「復讐」という面があると思います。ケイシュク一派の存在は、まさしくその象徴というか。ーでもスウォン様の謀反、それだけでは説明のつかないやり方をしているんですよね。この「復讐」という要素だけでは、ヨナ姫が完全に納得出来る訳ないと思います。・(母上は36で発病し39で亡くなった)byスウォン様ヨンヒ様 お亡くなりになってたぁあああああTT!!!断言されていなかったので一縷の望みをかけていたのですが…イルパパに手記を託した後、間を置かず亡くなったようですァァアTTしかし表に出る女性ではなかったとはいえイルパパ&ヨナ姫の耳にも入らないレベルでその死をひた隠しにするとは。うう…一目お会いしたかった もっともっと続きを見たかったヨナ姫と対峙して欲しかった 素晴らしいドラマが生まれたはず;ーまぁそこまで描いてるワケにいかないですよね;;うう;;;全ての連鎖は次世代に引き継がれました。いやぁ重いわ;;あ、そうです。死没確定と同時に、やっとヨンヒ様の年齢が判明しましたね。36歳で発病→39歳死去(おそらく10年前)となると、ユホン様と出会ったときが22-23歳。ユホン様とは7歳差くらい…スウォンを産んだのは30歳前後ですかね。ふむふむ!・まさかここ数日で急激に悪化するとは 流石にこれは想定外……「いくら何でも早すぎる…」byスウォン様今回の最重要ポイントはここだと思います。スウォン様、真国編までは忙しなく国中を飛び回ってたんですよね。まだ発症してからそんなに時間経ってないんじゃないかな、と。ヨンヒ様は39歳で、ヨンヒ様の父親は(娘の年齢的に)おそらく40代~後半?で亡くなっています。一族の描写でも中年層が多数でしたし、そもそも緋の病を発症しない者もいる…スウォン様、おそらく「どんなに短く見積もっても今後10年は大丈夫」だと思ってたのではないでしょうか。いやぁ このモノローグがあってほっとしました。「実は10代でこうなる可能性がある事は分かってました…」とか言われたら「いやじゃあ尚のこと なんであんな派手に謀反起こしたんだ 高華国荒れさせるだけ荒れさせて 滅ぼしたかったんか」という話になってしまいますので;;・「使者を帰せとは言ってないわ 王家の人間ならここにもいる」by凜とヨナ姫体調不良でも戒帝国の使者たちとの会談に出向こうとするスウォン様。ヨナ姫が「やつれた姿を見せに行くのか馬鹿が」(意訳)と制止します。スウォン様がツラそうな表情を浮かべてるせいもあってか、ヨナ姫のしれっとした表情が目立ちます。ヨナ姫…やっぱりちょっとスウォン様に対して怒ってるんだと思うんですよね。父親を殺した事にではなく、「一番スウォンのこと信じて支えようとしてた私達を遠ざけるからだ この馬鹿が」って。わざわざヨンヒ様の名前を出して「緋の病の事知ってるんだぞオラ」とまくし立てる姫様にシビれましたv・威風堂々ヨナ姫「それでは 会談を始めましょうか」ヨナ姫をそのまま出向かせちゃうんですかソレで良いのかケイシュク&ジュド!!!!-とまぁツマラナイ突っ込みしたく所ではありますが、少女漫画なので。少女が少女として大活躍するのが少女漫画なので!!イル王だったらここでペコペコしちゃってたんだろうな、という場面ですがヨナ姫様、皆の予想に反して超強気に立ち振る舞います。これはスウォン様の代理として(スウォンならこうするかな)と真似してるのだと思います。勿論今までの旅の中で、実感として「調子のんなよ戒帝国」という気持ちもあるでしょうし。あとは…ここまで喧嘩腰なのは、ヨナ姫自身が相当フラストレーション溜めてるからというのもあると思うんですよね。彼女、しばらくハク様に甘えれてないからね!!!↑いや格好良いシーンなのにすみません…私はどうしてもヨナ姫をこんな感じでしか解釈出来ないもので^^;…今回はもっと軽めの感想書けると思ってたのですが…(遠い目);;;国内外でその存在感を認められ始めたヨナ姫様。これからどう扱われていくのか楽しみです♪by妹
2020.10.24
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本誌感想参ります~。参りますが……もうですね、ここの所 めちゃくちゃ感想に困ってるんですよ!!「私は丸くて真っ赤な果物が大好きです!そのまま食べても美味しいし、お砂糖で煮詰めてパイで包むのも最高♪秋には必ず食べたくなります 黄金の輝きが堪りません☆本当に最高ですよね サツマイモは!!」ーとか言われても困るじゃないですか。いや確かにサツマイモは美味しいですよ。それは真実。それは紛れもない真実なんですが…明らかにサツマイモ以外の描写もあったよね!それは何処行った??ーという話なんです。はぁ…30巻を超えて「ド級の関係者の手記(過去編)」が登場したかと思えば元々ややこしすぎる話をさらにややこしくしてくる草凪センセェ…先は…長そうですね(遠い目)暁のヨナ 197話「ふるえる文字」*以下単行本34巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*・巻頭カラー 寝そべり四龍!久々の四龍!圧巻でしたね。柄の描き込みが凄いです!付録でメイキングがありましたが「巻頭カラー(B3)だと3~6日かかる」と仰られていて「やっぱそれ位かかってますよね この描きこみですもんね!イラスト集or複製原画プリーズ!」となりました。連載作家の中でも相当時間かかってる部類なのでは…草凪先生の場合は、おそらくカラー作業の時間は 今後の展開を練ったりキャラクター達と対話する時間でもあるんじゃないかな、とは思うのですが。・ヨンヒ様の手記、イルパパの元へヨンヒ様の日記、どう締めくくられるのかなーと思っていましたが…成程。イルパパの元に送り届けられていたのですね。成程。執務室にあったのは、スウォンの私物だからではなくイルパパの私物だったから…でしょうか。当然スウォン様も読んでいると思われますが…さてそれは何時頃なのかなぁ?・「私は この死の連鎖を断ちたい これ以上スウォンと陛下を延いてはスウォンとヨナを憎しみ合わせたくないのです」byヨンヒ様ヨンヒ様、日記の最後にイルパパに向けたメッセージを綴っています。・ユホンを慕う者達が、スウォンの元に集まってきている という情報(ジュド…お前もうこっちに参加しとるんかい;もっと後からだと思ってましたよ まだイル陛下政治の結果も出ていない時期でしょうに…つくづく残念な男だなホント)・スウォンには色んな面がある でも和解して欲しい子供達には仲良くして欲しい という要望イル陛下は、ヨンヒ様の夫・ユホン様を殺した当の本人…普通はこんな働きかけは出来ないと思います。どこまでも争いを嫌う、心優しいヨンヒ様らしい結論だな~ と思いました。これが彼女の真実。うん。これも紛れもないひとつの真実。ーでも見方を変えると、もうひとつの意図が見えてくる手紙にも思えるんですよね。。いやもう言葉のチョイスが逐一最高です。最高ですヨンヒ様!貴方には期待していましたが、そんな期待を軽々飛び越えてくるキャラでした!最高です!ヨンヒ様…日に日に弱っていったようですが、最期の時は描かれていませんね。生きてて欲しいなぁ… この方にはまだまだ役割があるはず。生きてて欲しいなぁ…!・イルパパの返事(ヨンヒ様には未達)手記に挟まっていた可愛らしい栞…分厚いので中を開いてみると…イルパパからヨンヒ様への返事レター(挟んでいただけで届けてはいない)でした!!うん。ここはサクサク。サクサク行きましょう!!ヨンヒ様目線で語られた過去編に対するアンサーといいますか…イルパパ目線での補足かな、と思いました。注意すべき点としては、この手紙が書かれた時期。おそらくユホン様死去から間もない頃、「10年前の段階でのイルパパの所信表明」だという点ですね。なんか色々な事が散漫と綴られていましたが、重要なのはこの辺り↓ですかね-。「カシが好きだった 愛していた」「私は王に向いていない 私はスウォンに殺される(カシ王妃の予言でもあった)もう争いはしたくないのでそれは受け入れるしかしヨナ姫の傍にはスウォンではなく、絶対に裏切らない者を置く」自身分の駄目だった所を挙げ連ね、反省の弁を述べつつもヨンヒ様の「スウォンと和解してほしい」という要求にだけは明確な「NO!」を突きつけています。・ヨナ姫の反応は…母親が叔父に殺され、愛する父親が叔父を殺し大好きだった従兄弟からは「切り捨てる」宣言をされていて…という内容です。もう何処にショック受ければいいのか分からない程ショッキングな情報の連続でしたね。ただ…まぁもう終わったことですから。「イルパパがユホン様を殺した」という話は、1巻の段階で知らされていましたし何より実際スウォンには裏切られちゃってますしね。イルパパの「カシを愛していた」これだけはちゃんと記述されていて良かったなぁ、と。今のヨナ姫にとっては一番重要な情報だったはず。「もっと愛を真っ直ぐ伝えるべきだった」というイルパパの後悔の念に触れて…ヨナ姫、今後はさらに積極的に愛を叫び始めちゃうんではないかと心配…期待していますよ!・イルパパに関しての嘆き*いちファンがかなり勝手な思い込みを元に嘆いているだけです。本当に面倒くさいのでご注意下さい。*今回でとりあえず過去編(ヨンヒ様手記編)は一旦終了…だと思います。ユホン様・ヨンヒ様 そしてスウォン様…スウォン一家の方の描写に関してはもう洗練され尽していてキレッキレでした!期待を超えてきました最高です!ありがとうございましたぁああ!!という言葉しか出てきません。そしてスウォン様の真意については、まだまだこれからですから。今後の展開がめちゃくちゃ楽しみです! 期待しています!!という一方で… はぁ。まぁ覚悟はしていました。覚悟はしていましたが…イルパパ、こんないびつなキャラじゃなかったんだけどなああ!!!はぁあああああ;;!!!という残念すぎる気持ちがあったりもします。元々初期から描かれていたイル陛下は、こんな人物↓でした。・「臆病な弱い王」と馬鹿にされ疎まれながらも断固として戦を嫌い 超穏健派という自身のスタンスを貫いていた。・妻の死去後も新しい妻を娶らず、一人娘を過保護に過保護に育て上げてた。 (結果 娘は公の場や城外に出ること無く、無垢で無知のまま16歳になった。)・風の部族長であるソン・ハクを娘の護衛に任命、城に招き入れた。・ハクヨナスウォンの交流は優しく見守るが「スウォンは駄目だ」そこに25巻以降「緋龍王への信仰心が強く、妻(巫女)の言葉を信じていた」という要素が付け加えられました。前回の記事で姉が語っているのですがまぁ…「かなり思い切ったキャラ変」をされたのだと思います。これにより、イル陛下はこんな人物↓になりました。「臆病な王」と馬鹿にされながらも、断固として戦を嫌う穏健派を貫きつつ(いつの日か 緋龍王の生まれ変わり:ヨナ姫が四龍を集結させる未来を信じ)彼女を過保護に過保護に、城外に出さず無垢で無知のまま育て上げた。(スウォンが自分やヨナ姫に刃を向ける時が来ると分かっていたので)ハクヨナスウォンの交流は優しく見守り、ハクをヨナ姫の護衛に任命した。善人か否か、優れている人物か否か…以前にキャラクターとしてちぐはぐ感が否めなくなってしまいましたね;;;ハクヨナだって、ここまでバチバチやってれば流石にイル・スウォン間の違和感には気付くでしょ…と;今回の手記は10年前までの事なので、もちろんここからの描写で可能な限りのフォローをしてくださるだろう…とは思っています。ただ…やっぱりどう取り繕ってもいびつなキャラになっちゃうよなぁ、もうなっちゃってるよなぁ、と。初期からの読者としては、やはり「最初からあるピースをきちんと使って 完璧なパズルを完成させて欲しかったその洗練された絵を見たかった」という残念さがあります。ただ…じゃあ 何故草凪先生がここまでリスクを負ってまで「イルパパに緋龍信仰の要素を付け加えたのか」は 分かる気もするんです。あまりにも連載が長期化し、少女漫画ファン以外の読者もかなりついているであろう本作です。四龍の存在を含め「緋龍伝説・信仰」の面を重視する読者層への最大限の配慮なのかな…と。あとは最終的にスウォンを救ってあげるためもあるのかな… とか。えー本当に勝手な思い込みによりグダグダと愚痴ってしまいました。すみません!!ただの解釈違いでだだこねてる可哀想な読者ですので; 許して下さい;;とにかく今は「ややこしい話が…さらにややこしくなったなぁぁぁああ!!!」と遠い空を仰いでおります。次回はやっとハク様や四龍に会えるかな? 楽しみです!by妹
2020.10.07
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こんばんは。9月中は完全に居なくなっていました妹です。色々忙しかったのもあるのですが、基本にはこれら↓を必死で作ってました。ハクヨナアクスタ&ハクヨナアクキーです!!いやあの…先日花とゆめ本誌懸賞でハクヨナペアアクキープレゼント企画があったんですよ。めっちゃ可愛いんですけど 50名… 当たらない、当たらないよ!→もうこうなったら自分で作っちゃえば良いんじゃない!!??という限界オタクの末期的思考回路&異常な行動力により、このようなアクリルグッズが誕生するに至った訳であります。作ってて気付いたんですが、私…親世代のお話をそれはそれは楽しく読んでるんですがそれはそれとして やはりハクヨナに飢えていたんですなぁ!!どっちもおおよそ10cm大・完全自己満足用のデカデカサイズです。ふぃー^^;自分で作っておいてなんですが、初めてにしては その…か…可愛く出来たんじゃないかな…!? (←アホ)以下それぞれの詳細です~。*印刷業者さんについては2020年10月現在の仕様となります*☆ハクヨナアクスタ(花冠)~ゆらゆら蝶々チャームを添えて~こちらは 『mydoo(まいどぅー)』さんに作っていただきました。ド素人の癖に、後ろ姿まで描いて両面印刷にチャレンジしました。透明アクリルに裏面から印刷されてます。花畑台座&蝶々チャームは、mydooさんの期間限定フェアのものです。蝶々がゆらゆら揺れます。か…可愛いんじゃないかな!!♪mydooさんは「初心者向け」と評判だったのですが、その通りでした!テンプレートや説明がとても分かりやすくて、季節ごとのフェアではチャームなどが無料でつけられるようで…創作意欲を刺激するのが上手ですね^^発色も万人に好まれる「明るい発色・くっきり」という感じです。1コから低単価で、送料も300円から対応して下さるので本当に「初心者はまずこちらで創ってみましょう!」という業者さんだと思いました。☆ハクヨナアクキー(ハートラメ)~ぷっきゅーチャームを添えて~こちらは 『きょうゆう出版オンデマンド』で作っていただきました。ハートのラメが入ったアクリルに表面から印刷されています…ハート型の中抜きとか表面コーティング(本体のみ)もしてもらいました…ぷっきゅーチャームも付けました… か、可愛いんじゃないかな!!☆きょうゆう出版さんは、mydooさんほどメジャーな業者さんではなさそう…なのかな?でもこちらも1コから低単価で、送料も300円から対応して下さっていました。印刷面コーティングも出来ますし、中抜きやチャームやアクスタ台座の自由度がめちゃくちゃ高いので、凝った作品を作りたいなら絶対コチラだと思いました。(ただテンプレートの難易度は高かったです…;次はもっとスマートに作れる!はず!)色味は(mydooさんと比べると)落ち着いた発色です。このあたりはもう作風や好みによりけりですね~^^ーという訳でハクヨナグッズに四苦八苦していたら9月が終わっていましたという記事でした。いやぁ…前々から少し興味はあったのですが…遂に手を染めてしまったアクリルグッズ作り…楽しいですねぇ…vv(沼)by妹
2020.10.01
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暁のヨナ 196話「奪う者に奪われた痛みを」(姉編)今回は、妹に「私が本誌感想書きたい!」と名乗り出ました。妹のようにワンシーンワンフレーズについて細かく書くことはできませんが、ノリノリで書きます!*以下、花とゆめ最新号及び暁のヨナ単行本34巻収録の内容に係る思いっきりネタバレあり感想です。未読の方はご注意ください!*<前回までのあらすじ>死の間際、ジュナム王は次期国王に次男・イルを指名。当然長子・ユホンが跡を継ぐと思っていた高華国中に動揺が走った。同時に、緋の病が重症化したヨンヒを静養させる名目もあり、ユホン一家は緋龍城を出ることに。初めはイルが次期国王に選ばれたことに納得できていなかったユホンだが、周囲の目線があまりに冷ややかな中、空の将軍として王である弟を立て、守っていこうと考えるようになる。神官弾圧の件でわだかまりのあったイル・カシ夫妻とヨンヒの関係も穏やかになりはじめた矢先、別邸にヨンヒを訪ねる最中、カシ王妃が賊に襲われ、殺害される事件が発生する。病状も進行する中、最後までユホンと共に居たいと願うヨンヒだが、2か月後、ユホンは謎の死を遂げる。<今回のあらすじ>ユホンの死を受け止められず、憔悴するヨンヒ。スウォンは気丈に母を励ます。ある夜、ヨンヒは邸内で、ユホンの取り巻き達&スウォンが会話している場面を目撃する。一部始終を目撃したというケイシュクによると、「ユホンはイル陛下に殺害された」というが、その真偽は・・・?過去編最大の見せ場、カシ王妃殺害及びユホン将軍殺害。2つの事件が、前回&今回で描写されました!・・・嘘です。一番描かなきゃいけないこの2つの事件について、「カシ王妃の死」については、描写は極力控えられたナレ死、「ユホン将軍の死」については、幼いケイシュク参謀の見聞きしたものが回想として語られました。嘘が描いてあるとも思っていませんが、ちゃんと描いてあるとも思ってないです。前回、カシ王妃の死があのように描かれた段階で、今回のユホン将軍の死も、ある程度こういう風に切り取られて描かれるんだろうな、と思っていた通りの描かれ方をしたな、というのが素直な感想です。まぁ・・・なんて言うか・・・「そこまでややこしくないはずの筋道を、よくもまぁ、ここまでややこしく魅せて行くことが出来るよなぁ」と。草凪みずほ先生の、「何をやろうとしてんだ誰も付いていけねぇぞこんなもん」という高みを目指し過ぎて、漫画媒体をとっくに突き抜けた意識と、それを可能にする魔術のような描写・話の構築力、そしてあまりのドSS(ストイック・サディスティック)さに、感服です。個人的な注目ポイント↓●ユホン様、死に様!!今回は、彼の描写に尽きます!私の中での「理想的なユホン様」像で、拍手喝采でした!大満足です。「訳のわからん妄想に取り憑かれてないで現実を見ろ!!お前は高華国の王なんだぞ!!」最後、イル陛下に向けた言葉は凄かった。痺れました!・・・本当は、この先、自分が支えていってあげようと思っていたところなんですよ。「伝説を妄信するな!」と道を正してあげようとか、そういうことではなくて。現実の部分で、周囲・諸部族たちに睨みを利かせるつもりだったんです。自分が。それが叶わなくなって、自部族内に味方があまりおらず、ムンドク将軍以外は、他部族にも軽んじられているであろう、新米の王様・・・独り、過酷な立場に残して逝く弟に向けた、愛情から出てくる精一杯の言葉ですよ。●イル陛下、キャラ変。過去編を描いていくにあたり、完全にキャラ変されちゃってますよね。連載初期には、このキャラクターが「信仰心厚い」設定なんてそもそもなかったと思って読んでいます。よって、私の思い描く筋道においては、イル王とユホン将軍の「神に対する信仰の違い」が、こんな、次世代たちにも禍根を残すような、どす黒く殺しあう兄弟関係を生んでしまった、とか全く認識しておりません。・・・まぁ、本題を濁す為の、「目くらまし」だよね・・・と。いや、大事な観点なんですよ。もちろん。この「神官や建国神話・伝説・神信仰」という観点は、『暁のヨナ』という作品を俯瞰して見たときに、描かれている大きなテーマの一つだと思っています。信仰と言うか、もっとはっきり言っちゃうと、『脱“神話”』という観点ですね。最終的に、作中に登場した数多のキャラクター主体を総括的に位置づけるのは、この観点以外にないのかな、と思っていますし。この観点があるからこそ、ハク・ヨナ・スウォンの物語と四龍たちの存在意義がきちんと重なるのだと思います。・・・でも、一番重要なのは、「そこじゃない」!イル陛下に関しては、「ここまでやっちゃうか」と驚くぐらい、あまりにも思いっきり変更し過ぎちゃっているため、第1巻のエピソードと、既に繋がりづらくなっちゃってる部分も出て来ていると思います。例)カシ様が元々神殿の巫女で、ユホン様&取り巻きたちに知られぬよう、イル陛下が必死に彼女&ヨナ姫を隠していたなら、カシ様が賊に殺害された直後、ユホン様を疑うのは当然の流れで、時間軸的には前回・今回の間にあるであろう、第1巻第4話「遠い空」、ハクヨナスウォンの仲良しほのぼの風邪引き&ユホン様見舞い・・・なんてシチュエーション、簡単に許すはずがないよね☆ 等。後々、イル陛下の主観は串刺して魅せる必要は当然あり、そこで補完してくるのだとは思いますが、補完し切れないレベルまで手を付けちゃってるんじゃないかな、というのが正直な印象です。心配してます。ただ、草凪先生もそんなこと百も承知の上で、熟考の末、作品の魅せ方としてこれがベストだと判断して、思い切ってやっていることでしょうから。このまま、迷わず突っ走ってもらいたいです。●スウォン様、9歳。ユホン様の死に不信感を抱き、イル王に対して憤るユホン将軍の取り巻きたち。彼らに対し、若干9歳のスウォン様が、淡々と冷静に対応していました。ものすごく冷酷なことを言っているようですが、今回描写されたシーンで、結局彼が言いたかったこと、持っていきたかった場所は、おそらくコレ↓です。『待て。』『全部俺が、全部見聞きして、決める。俺が判断するまで、勝手に動くな。』父の遺体検分も、主導権を自分に持ってくるために、率先してやったことだと思います。「冷静に物事を判断したいから」やってることに見えますかね・・・?私には、ものすごく必死に、「何かを守りたいから」やってるようにしか見えませんが。若干9歳。この出来事を経て、スウォン様があまりに重た過ぎるものを背負ってしまったことは、確かだと思います。言いたいこと、語りたいことは、山のようにあります。ただ、本編がわざと濁して描かれているもので、受け手としても、グダグダに濁した形で書くしかありませんでした。とにかく、ユホン様を大絶賛したかった!しかし、画面がノッてます。1カット1カットの表情に、『なんだこれは』って驚きます。素晴らしいです!!!!そして、いち愛読者として、最終的に言いたいことはただひとつ。こんな・・・「信仰に対する方向性の違いは仕方ないよ!誰も悪くないよ!」・・・みたいな。そんな甘っちょろいものを、あの草凪みずほ先生が、重要キャラの、話筋に大きく関わる「動機」として設定してくるわけがない。そんな甘い話じゃない。この作品の登場キャラクターたちは、もっともっともっと狭窄的で、偏見に満ちた、個人感情の権化・・・「エゴイスティック」です!!!!現時点で、作中でうっすら示唆されている事態なんかより、本来は、もっともっともっと悲惨な状況です。・・・と、私は思っています。ただ、まぁ所詮、ただの「過去話」ですから。心して、読み進めて行くつもりですが、まだ気楽に読んでていい段階ですよね!だって、作品としての本題は、まだこっからだし。草凪先生の仕掛けてくる、全部の要素・描写に付き合ってたら・・・一喜一憂してたら、読者の身が持たねぇよ。次回掲載も、本当に楽しみですね!!半開きの薄目で、淡々と読む気満々です!!!by姉
2020.09.06
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暁のヨナ 33巻感想(姉編)*以下、ネタバレありまくりの感想です。未読の方はご注意ください。*33巻…途方もない巻数になって来ましたね。数多のキャラクターの感情が取っ散らかり過ぎてますが、この作品、私の認識的には、大元の描き切りたいことはたった一つです。他はすべて、それをやるための、あくまで「布石」という位置づけのものだと思っています。今巻、スウォン様の母親・ヨンヒ様視点で親世代のあれこれが語られ始めましたが、すべて、「物語の前提の解説・説明」でした。ここに関して、誰が、どのように語るのか・・・こんなド級のトップシークレット話に関して、よりによってハクヨナ(及び読者)に説明してくれる人がどこに居るのか…と思っておりましたが、まさかあんな簡単に、思いっきり渦中の人であろうヨンヒ様の手記が、ポローンと出てくると思いませんでした。・・・いいと思います。サクサク行っていただきたい。サクサクというか、もう33巻ですので、サクサクも何もあったもんじゃないですが。前提は、あくまで「前提」。淡々と読む以外にないです。変な話、ここに感情移入すると、逆に分からなくなると思うんですよ。今巻から、おそらく34巻に向けて描かれるものは、暁のヨナという物語における、「ただの前提」です。基本的には、登場人物はほぼ全員、時間軸で言うところの故人・・・もしくは既に俗世を離れ、人との関わりの中で生きていくことをしていない人たちです。もう、終わっている、どうにかしようもない話をしているわけです。うっかり感情移入できるように描かれているからいけないんです。私は、この過去編、うっかり感情移入できるように描かれていること自体、罠だとすら思っています。妹が記事で少し書いていましたが、この過去編、変に描写で肉付かず、新聞記事のように淡々と事実だけ書き記されている方が理解しやすいと思っています。まぁ、過去編だけではなくて、暁のヨナという物語全体に言えることですが。淡々と、起こった事実だけを新聞記事のように羅列した方が、何が描かれているかはよく分かります。要は、描写が引っ掛けだらけなんですよ。嘘は描いてないですよ。ただ、事実はちゃんと描いてあるのに、魅せるバランスで引っ掛けて来ます。そういう、恐ろしい描き方をして来ますから。誰も着いていけないような次元の引っ掛けを画面に落とし込んでくる、本当に怖い作家ですから。草凪みずほ先生は。くどいですが、繰り返します。前提は、あくまで「前提」。ただ、「物語」は、その土台の上にしか成り立ちません。以下、個々に個人的な注目どころです。●スウォン様、緋龍王の末裔であることが発覚。同時に、その血筋だけがかかる「緋の病」が発病していることが発覚。体調不良が鮮明なってきたスウォン様に、ゼノさんがいきなり突っ込みました。スウォン様の母・ヨンヒ様が、緋龍王の血筋をひっそりと守ってきた一族の出だということ。また、その一族は、半数が「緋の病」という謎の病に侵され、短命であること。血筋に関しての事実に対する、個人的な感想はこれです。「へぇ…そうなんだ。なるほど!」。全くこの血筋要素は想像していませんでした。…というのも、この血筋要素がなかったとしても、その他の要素だけで、思い描いていた筋道は出来上がると思っていて、特に深く考えていなかったからです。ただ、この血筋要素については、当然作品の最初から出来上がっていた設定だと思います。わざわざ3巻の段階で、ヨナ姫が「私は緋龍王の血筋ではない」と明言していましたしね。また、個人的にいち読者として思い描いていた筋道に対して、この要素があることで、補強されるというか、説得力が増すな、と思いました。なので、すんなりと素直に、「そうなんだ!へぇー!」と思いました。ただ、緋の病については、今のところ「後付け設定」だと思っています。お話を詰めていく中で、ただ「末裔」というだけでは、キャラクターがそれを背負わなかったんじゃないかな、と。キャラクターに、「そんな大昔の話、知るか!」と言われちゃうと、そこでせっかくの設定が終わってしまいますので。「血筋」をキャラクターに背負わせる為。そしてやはり、スウォン様を目で見える形で揺らし、苦しませるための要素かな、と。この「緋の病」自体が、キャラクターの動機に直接繋がるものだとは思っておりません。●親世代のキャラクターたちについて。これまで、かなりふわっと存在を匂わせているだけだったユホン様とヨンヒ様、そしてヨナ姫母のカシ様が、ここで肉付いて描写され始めました。各々のキャラクターに関しては、描写や心情筋に関して相当練り込んで、どのような順番で描くのかまで全部出来上がった上で、草凪先生が意を決して出してきているものなのが伝わってきます。実際のハク・ヨナ・スウォンという主役たちを見るよりも、ずっと安心して読んでいます。もう、終わったことの話ですから。●ヨンヒ様について。このキャラクターの描写については、作者渾身の練り込みを感じます。もう…何も言えることはありません。絶妙な表情の一つ一つ、物腰の柔らかさの一つ一つ、魅力的で本当に素晴らしいです。控えめで心優しく、どこまでも可憐な女性です。●ユホン様について。かなり極端なキャラクターです。このキャラクターの存在が、約2000年に渡って続いてきた高華国の在り方自体を揺らすきっかけとなっています。それほど、衝撃的な天才性を持った、強烈なキャラクターなのだと思っています。私個人としては、このユホン様というキャラクターのことは非常に好きです。彼が主張していること、そして実際に行ったことには、非常に一貫性があります。33巻で描写された神官弾圧への流れは、一時の感情で動いたように受け取れなくもない描写になっていましたが、そもそもこのキャラクターは、最初から「神殿の在り方を変えるつもりだ」と言っています。神官制度自体、建国神話の時に「王族を守るため」にゼノさんが作った制度でしたが、26年前当時の神殿の造りを見る限り、長い時間を経る中で、王族にマウントを取る立ち位置に変化していました。建国神話時の存在意義に対して、歪みを持った制度になっていたんです。おそらく、ヨンヒ様たちの先祖…緋龍王の血筋を宿す一族が廃された際の神官たちは、神官としては「偽物」だったんじゃないでしょうか。ジュナム王やイル王の言う通り、26年前当時の大神官様の力は本物だし、特に王族にマウントを取ろうとしていなかったかもしれません。しかし歴代、この神官制度の中で「偽物」が少なからず居たはずですし、この先、自欲にまみれた神官たちが出てくる可能性は限りなく高いわけです。ユホン様は、全然感情・衝動だけで動いているわけではないと認識しています。自分の判断基準で、ちゃんと判断してやっていることですよ。神官弾圧や、他国への侵略の残虐さ…等、作中で非人道的所業と語られていますが、彼自身のキャラクターの活かし方としては非常に納得のいくもので、本当に自分自身のことがよく分かっているキャラクターだな、と思います。ただ、とにかく極端なキャラクターです。賛否が出るのは当然です。「極端に動く」って、そういうことです。●カシ様について。34巻収録の内容にもかかって来ちゃう感想になりますが…なかなかに喰えないキャラクターとして描写されていましたね。彼女自身、神の声を聴くことが出来るシャーマンだったようですが、言ってることだけ拾うと、完全に電波ですからね。このキャラクターに関して、個人的に好き勝手申しますと、作品的にはジュナム王みたいな描き方でよかったキャラクターだと思っています。存在とスタンスだけ匂わせて、具体的に描写する必要はなかった。神官関係者であるという設定を付けた時点で、少なからずの描写が必要になったのかな、と。ただまぁ…神官関係者であり、ヨナ姫が緋龍王の生まれ変わりだと知ってた設定は、過去編を描くにあたり出て来た、完全に後付け設定だと思っていますので。このキャラクターに関しては、正直彼女の主観を一生懸命捉えようとして読む必要はないかな、と思っています。ただ、当然、存在自体は非常に重要なキャラクターです。1巻、第1話出だしから、思いっきり「彼女の死」は強調されていましたので。同時収録番外編●いつかどこかの海でこちらは、昨年(2019年)の秋頃発売された「ザ花とゆめファンタジー」掲載のハク様13歳を描いた16Pの番外編です。番外編とうたってはいますが、作品的には非常に重要なことが描かれている作品だと思っています。まず、とにかくこの番外編が出てくるまでの草凪先生の苦しみっぷりが凄かったというか・・・。特に、戒帝国クエルボ侵略の話筋~緋龍城に戻ってくる辺りを描いていた頃、コミックスの表紙やカラー扉、SNS上の落書きやもろもろのカット・・・ありとあらゆる場面で、ひたすらハク様を描かれていました。一時期は、「草凪先生、もうハク様しか描く気がないんじゃ…」と感じるほど、ずっっっっとハク様と向き合い、彼の表情の試行錯誤をし、ハク様の内面と対話(自問自答)している感じでした。2019年夏、花とゆめ本誌で、読者から暁のヨナのファンアートを募集する、ファンアートグランプリという企画がありました。(妹が張り切ってました)こちらの賞品として、複製原画や図書カードが用意されていたのですが、恐るべきことに、用意された賞品のすべてが、ハク様のイラストのものでした。(ヨナ姫の姿は、ひとつもなかった・・・。)それが、この16P番外編を出せてから、憑き物が落ちたように、他のキャラクター(スウォンさんや親世代)を描けるようになったというか、「(ハク様が)ちゃんと出来上がったんだな、手放せたんだな」と感じました。この短編の中で、ようやくハク様が1巻の段階で夢見ていた、『自分は風の将軍になって、雁字搦めの政治権力社会の中で、スウォン王とヨナ王妃を生涯支える』・・・ではない、自身の未来について、語ってくれました。『高華国を旅して、広い世界を知りたい。今は知らない、強い人にもっと出逢いたい。』もともと、地位権力への執着は皆無なキャラクターですし、「当然時期部族長になる」という周囲の期待に対して、自信もなかったんだと思います。自分には血筋もないし、広い世界も知らないし・・・。(若干13歳で、「自分はモノを知らない若輩だ」という意識自体、大人び過ぎてますけどもね・・・)ただこの2年後、15歳の段階で、この時の思いとは裏腹に、史上最年少で将軍職に就くことになり、やると決めたからには、自信がないだのしのごの言わずにやってたんでしょうね。偉いですね。・・・第1巻、スウォン様の謀反劇で、思い描いていた未来が全部なくなってしまっていたハク様ですが、絶望から始まった旅は・・・あれ?悪いものじゃなかったじゃん!13歳の君が、やりたかったことが出来てたんじゃん!!読者に「どこに向かってるか分からん」と言われ続けながら、30巻もかけてやって来た逃亡劇、無駄じゃなかったじゃん!!!事実、ハク様はこの旅を経て、仲間も得て、元気になって来ましたからね。ってことが言いたい、とてもとても大事な番外編だと思っています。33巻本編に関しては、出来る限り淡々と読んで、淡々と好き勝手感想を書いたつもりです。しかし・・・『暁のヨナ』、ほんとにオモシロい漫画作品ですね!!漫画媒体に、どこまでもどこまでもどこまでも感情の深みを求める漫画ファンにとって、これ以上オモシロい作品はありませんね!!たまりませんね!!大好きです。by姉
2020.08.30
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遅くなりましたが本誌感想参ります~。暁のヨナ 195話「最後の願い」*以下単行本34巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*なるほどこう語られるのか~ ふーんふんふん。でもまぁ…なんとなくこんな感じになるだろうな、とは思ってました。うん!めちゃくちゃ感想言いにくい感じなので今回はサクっと行きます!・「次期国王は イルだ 高華国王ジュナムの 最後の厳命である」byジュナム王遂にヨナ姫&スウォンじぃじ・ジュナム王のビジュアル(瀕死)が明らかに…!!?まぁ目元は見えないけど。やっぱりなんとなくユホン様寄りですかね。若くして王座に就き、息子(主にユホン様)の働きもあり長期にわたり支持されてきたという…彼自身はかなり幸せな立ち位置の王様かと思います。イル王を指名した理由に関して、本人の言葉はありませんでしたが…イルパパ同様信仰深い一面もあったようですし、神官弾圧が原因だと単純に考えるべきかな?少なくともヨンヒ様はそのように捕らえ、またまた罪悪感を募らせていった様子…・カシ様とヨンヒ様2年前に話すようになってから、二組の親子は頻繁に絡むようになったようです。一族や自分の存在に意味を見出したい緋龍王の末裔と、緋龍王の存在を感じる事が出来る巫女さん。お互い複雑な感情はあれど、結局自然に緋龍王の話が出来るのは貴重な存在ですよね。倒れ込むヨンヒ様…を抱きかかえるカシ様が男前すぎてですね…しかしカシ様さぁ~ すごく伝えたい事があって、でも伝えられない事も沢山あって…というのは分かるのですが、ちょっと含みのある言い方しすぎではないですか;結局ヨンヒ様の「ジュナム王にヨナ姫=緋龍王と説明したのか」にも答えてないし;はがゆい;;ーでもこの何も語らず気持ちだけ伝えようとする辺り、本当にヨナ姫のママだなぁ!! と感じました。あとは…そう…色々…色々ですね…このシーンはちょっと深読みしたい台詞が多すぎて!!もう語りようがないですね!!!・「大丈夫ですよ お引っ越ししても会いに来ます」byミニスウォンこのタイミングで城を離れることにしたユホン一家。ヨンヒ様の養生のため・彼女が城内で感じるプレッシャーを少しでも和らげよう、という事と王となったイル一家への配慮もあるんじゃないかと思います。ヨナ姫とスウォンが麗しき兄妹すぎて可愛いvそっかこの時までは一緒に城に住んでたんですね。ヨナ姫にとってはやっぱり スウォン→同じ場所で生まれ育った・身内の優しいお兄ちゃんハク→たまに遊びに来る幼なじみ って感じですよね。全然同列の存在じゃないのです。しかしスウォン様、ケイシュク&ミンスとこんなに仲良かったんですね。一歩間違えば、ヨナ姫&スウォン&ミンスのキッズトリオがケイシュク兄ちゃんに遊んでもらうという地獄絵図が見れたんですね!うん見れなくて良かった!!・イル王のお見舞いとりあえず、天幕からヨンヒ様をのぞき込むカット!ですよ!3ページ前のユホン様と見比べてニヤニヤしちゃいますv(どんな趣味だ)いや本当に今回、全キャラ良い表情をしていましたね!!元々はめちゃくちゃ馬が合っていたイル王&ヨンヒ様の関係……駄目だ。もうこのシーンも言いたいことがありすぎて何も言えません。。・「イルでは駄目だ 向いてない」「…味方が少ないのなら俺が支えてやらんと国が纏まらん」byふっきれたユホン様選ばれなかった時は流石に落ち込んだものの、「弟を支えることで国を守ろう」と考えを新たにしたユホン様。まさしくこれが、幼きスウォンが憧れた「立派な公人」としての父親の姿ですね!ユホン様は「善人だったのか・賢い人だったのか否か」という観点からはなんとも言えませんが、守るべき身内にはとことん優しく、外敵は容赦なく排除できる「優れた仕事人間」だったのだと思います。しかしまぁユホン様、ここでめちゃくちゃ重要な事言ってます。「イルは向いてない」と「俺が支えてやらんと国が纏まらん」 これは本当に超重要な観点です。現状の「高華国王」は一般的なイメージの「国王」とは異なる性質を持っています。・カシ様の死成程こう描かれますか…うん。こう描かれますよね。うん。ヨンヒ様に会いに外出した際、賊に襲われた…と。ヨナ姫は幸運にも同行しておらず難を逃れた…と。ヨンヒ様自身は伝えられた情報以外知らないので、犯人は不明…と。とりあえず「カシ様の動きを認識していた何者か」による犯行ですよね。カシ様自身、何か不吉な予感を察知してヨナ姫を同行させなかったのかもしれません。ー成程。うん。やっぱり言いたい事はいっぱいあるのですが、ありすぎて何も言えませんね!! 後々…。・私の最後の願いが神に許されることはなかったユホン様がこの二ヶ月後亡くなられたのです by病床のヨンヒ様に…二ヶ月後…だと…!? じゃあカシ様が亡くなった後、ヨナ姫がスウォンを好きになったのも幼なじみ3人組が雪合戦して寝込んだのも、11巻若葉騒動も全て… この二ヶ月の間に…!てっきり半年くらいは間開いてるかな、と思っていたのですが…ううむ、まぁ2月ー4月くらいの期間だと思えばおかしくは無い…か。あ、気にするところが違いますね;ユホン様とヨンヒ様の(ラスト?かな?)イチャシーンですね。まさかここまで忠実に8巻の「甘雨」ハクヨナの構図が再現されるとは…!出会いから最期まで、本当にラブラブなご夫婦だったんですねぇ…!ーうんまぁ知ってました。・カシ様を死に至らしめたのは…さてここからは、毎度の事ながら勝手な妄想語りです。ご注意下さい。今回はヨンヒ様目線で「カシ様が亡くなった事実」だけが提示され肝心な所がぼやかしてありました。「誰が彼女を殺したのか」 この過去編における最大の見所だと思います。…「誰が殺したか」というよりは、「誰の・どのような感情が暴走した結果なのか」ですね。実行犯はおそらくそう重要ではなく…(各々の立場を含めた)感情論が重要です。暁のヨナという作品は、基本的に「気持ち」を描いている少女漫画なんです。うん。過去編が始まる前から、姉と「この人しか居ないよね」と予想をしてまして…過去編が終盤にさしかかり、まぁもう「期待通りこの人だったね!」という感じです。実はものすごく単純なお話だと思っています。「誰かが誰かを完膚なきまでに攻撃する時」って、どんな時なのか。嫌いだから・恨んでいるから…ではないと思うんです。どんな生物でも、一番凶暴性を増すのは「相手に脅威を感じた時」ではないでしょうか。う~ん。誰かの偏った語り口調より、新聞記事を読むように淡々と事実を俯瞰した方が分かりやすいのかもしれないなぁ…。うん。多分…ここは結構単純な部分だと思うのだけど。はてさて。次回も楽しみです!by妹
2020.08.29
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1ヶ月半ぶりの暁のヨナ! 見所しかなくて大変です! …って感じの本誌感想参ります~。*以下単行本34巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*暁のヨナ 194話「赤い血の執着」・「その子は嫌な感じがするんでね」byイル王子いきなりヨナ姫ご誕生されたぁアアア!!サクサク進みますね良いですね!思わず18巻のゼノ&キジャのシーンを見直してしまいました。ゼノは感慨深かっただろうなぁ。ヨナ姫にこっそり会いに行ったスウォン…を連れ戻して嫌悪感を見せたイル王子。「イルパパとスウォンが手を繋いでる絵面☆地獄味しかなくて良い☆」と姉が喜んでました(ヒドイ)。真国編あたりから、イルパパがスウォンに冷たく当たる場面がちょこちょこ出てきていますね。彼が幼いスウォンを警戒しているのは、自身のカンなのかカシ様のカンなのか…ユホンへの恨みなのか。でも1巻を見ると、ハクヨナは普通に「甥っ子(スウォン)を可愛がっている叔父(イル)」と認識していましたし、スウォンも「私もイル陛下が大好きでした」と言ってるんですよね。正直… たぶん初期設定ではイルパパこんな人じゃなかったよねコレ真相を描いて行くぞという段階で、色々な考慮のもとキャラ変されてるよねコレ なんて疑っこの辺りの心持ちの変化は、後々語られるのかなぁ?なんならイルパパも手記を残してくれていれば!スッキリ解決する気がしますw・(そんなことないわと抱きしめたけど 私の言葉はこの子には響いていないようでした)byヨンヒ様齢2・3歳にして妙な貫禄とつかみ所のない雰囲気を纏っているスウォン様。母親・ヨンヒ様がもう手に負えなくなっている感じというか…このモノローグ、とても印象的でした。・カシとイグニ月日は流れ、ヨナ姫と供に庭に出てくるようになったカシ様。庭園の片隅でイグニ様と談笑中。ヨナ姫が生まれた時にもお祝いに来たという火の部族のイグニ様。イル王子の鉄壁ガードぶりからすると、元々2人は親交が深かったのかな、と感じます。パッと思いつくのは、カシ様もしくは大神官様が火の部族出身だったのかな…神官弾圧の後、火の部族でお世話になってたのかな…等々。・「ハクはすごいんですよ一番高い木にひょうひょい登るんです木から木へどんどん移動するから私も負けてはいられませんよ一緒に登ってたら さらなる高みへ臨む姿はさながら孤高の獣…」byハクに出会ったキラキラスウォン様成程!スウォン様はハク様に一目惚れして、速攻で追いかけ回してたんですね…!好きすぎるだろいや分かってた…分かってましたが…いざ描かれると叫ばずにはいられない好きすぎるだろ!!しかしまぁこの早口台詞、めちゃくちゃ興味深い事言っていますね。この台詞&ハクの腕を掴んで放さないスウォン様の瞳が!ね!間違いなく今回の一番の見所だと思います。好きすぎるよねヤバイよね!・ハク(⇔スウォン⇔)ヨナの出会いハクスウォンが6-7歳、ヨナ姫が4歳位でしょうか。ヒーロー&ヒロイン 運命の出会いですね!ヨナ姫の訝しげな瞳が最高に可愛いですvハクは幼少期からハクですねぇvvしかしスウォンの存在感が強すぎますね!!ーまぁこれは当然といえば当然だと思います。そもそもハクとスウォンが年が近い・馬の合う親友同士でなければ、3歳差・性別違い・他部族に属するヨナ姫とハク様は幼なじみにすらならなかった気がします。しかし草凪先生は「猫可愛い」が森羅万象全人類共通の理だと思っている節がある気がしますw・「……ヨナを… 守ってね…」byカシ様ハクヨナ萌えの起源はカシ様からでしたか!!!「自分以外の人間の未来が見える」というカシ様。即座にロマンスを感じ取ったご様子。ハクヨナ可愛いですもの!読者も萌え萌えですよこんなのォ!!この能力、具体的にどこまで分かるのかはまだ不明ですが…未来の動向が逐一分かる、というよりはなんとなく(四龍に囲まれてるヨナ姫)(ハクと並んでいるヨナ姫)といった断片的な一場面のビジョンがパッと脳裏をよぎる…とかなのかな、と思いました。カシ様も謎が多すぎますよ; カシ様手記もプリーズ!!・「…イル様が幸せだと仰ったのは赤い髪の子供を授かったからだと思います」byカシ様どんだけひねくれた夫婦関係を築いてるんすか主人公親夫妻~~!!?ユホン×ヨンヒもまぁ色々アレだけど、でもお互いの愛情は疑ってないですぞ…!カシ様ビジョンだと、炎の中のイル王子、めっちゃ美化されてるじゃないですか。素直に「お嫁さんにして、と言ったら受け入れて貰えました私幸せです」で良いではないですか…高華国空の部族第二王子に逆プロポーズまでしておいて…「彼は緋龍王の再来に喜んでるだけですよ(意訳)」てちょっと貴方;でもなんか ああヨナ姫の母親だなぁ~ と思いました。「私にハクを頂戴!」と言っておいて「ハクは父上の命に従ってるだけだから」と自制していたヨナ姫の思考回路そのものでは。基本的には「選ばれる自信の無さ故」なのかな、と思います。特にカシ様は神官弾圧で自身の居場所を失い、顔に大きな火傷痕を負ってしまっていますしね…ーでもね イルパパが奥さんを愛してなかった訳ないじゃないですか。・「ヨナは王でも血筋でもないのよ… あの子が緋龍王なら私は スウォンは 私の一族は一体何…!?」byヨンヒ様元々何の能力もなく、病だけ受け継ぐ一族の在り方に疑念を抱いていたヨンヒ様。ユホン様に見初められ、王家に飛び込んでみた結果は…神官弾圧の悲劇と母親の死。そしてやっと生まれた、緋龍王の血をつぎ次期国王になるはずの息子・スウォン…ではない場所(しかも自分たちが虐げた弟夫婦の間)に、緋龍王が「娘」として再来してきた訳です。自分のみならず一族や息子の存在意義まで相まって…ヨンヒ様、とことん追い詰められますねぇ。そしてここで緋の病が発病。やっぱりこの病、精神的なショックやストレスが関係してるんじゃないかなぁ。ここから2年、夫に気付かれる事無く1人で我慢できていたようですが…最終的には死に至る病&運命との孤独な闘いです。心身ともに疲弊していったはずです。さて先王・ジュナム様が危篤状態に。十年前の真実ついに明らかに…!?半月後に続きが読める幸せ…v 次回も楽しみです!by妹
2020.08.10
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もうすぐ1ヶ月半ぶりの暁のヨナ(本誌続き)が読めます!ウッキウキです♪楽しみすぎるので、ずっと描きたいと思っていたこのお二方のイラストを仕上げてみました。ヨンヒ様&ヨナ姫 です!!ヨンヒ様ががっつり登場する前から、漠然と「この2人は似てるのだろう」と思っていました。基本 純朴&献身的で…乙女チック!でも賢くしたたかさも持っている女性達 なんじゃないかな、と。(…ただ生まれ&育ちは正反対なのが面白い所。ひっそりと血を繋いできた田舎一族の娘・ヨンヒ様はどこか自意識の低さを感じる一方王族に生まれたヨナ姫は周囲を巻き込む事に慣れてますし、平然とやってのけます。)一応ヨンヒ様の方が正位置のつもりで描きましたが、どっちをメインにしても大丈夫な構図にしてみました。とりあえす描けて満足です!以下メイキングです。黒ベタを使ったデザイン的な構図にしようと思っていたのでできるだけキャラクターをさらっと、塗り込まないように気をつけて描きました。計画性大事です!ラフ画です。水彩紙(今回はホワイトワトソン190g)にトレスし、ミリペンでペン入れ→水彩で着色製図用インクで塗りつぶし。ここまでが水彩使用です。細かい部分をコピックで塗り込み、ホワイトで仕上げます!完成!アナログは本当に失敗も多いし難しいですが、面白いですよ~!by妹
2020.07.31
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最近、色々なメーカーの透明水彩絵具の色を増やしていまして…もっと水彩に慣れるべくヨナキャラ一色塗りシリーズを展開していました。こんな感じになりました。まとめてみると色の違いが立って面白いですよね!すべてホワイトワトソンのポストカードサイズに描きました。このシリーズ、意外と姉に好評でした^^ヨナ姫はホルベインのローズマダー。圧が強い感じになりました…。ハク様。色が思い出せないんですよ…インティゴか、青と黒の混色か…;この方は苦手意識が強すぎて、いつも緊張しながら描いてます。ユン君。クサカベのアクアブルーです。ユン君は龍じゃないので「コレ」という色がなくてどの絵具を使おうかすごく迷いました^^;ぷっきゅー。確かオレンジ…とかを使ったんだと思います。ぷっきゅーはほぼ無心で描いているのか、記憶が薄い…。キジャさん。シュミンケのコバルトターコイズという価格が特Aランクの絵具を使用しました。気軽に手を出せるメーカーじゃないのですが、この色だけは奮発しました。すごく濃くて綺麗な色なんですよ…!シンア君。シンア君は四龍の中では描きやすい気がする…。たしかウィンザー&ニュートンのウィンザーブルー(グリーンシェード)。結構定番のメーカーなんですが、今までほとんど使ったことがありませんでした。これからちょっとずつ気になる色に手を出していきたいナ…(画材沼)ジェハ兄さん。10年以上前に買ったホルベインのパーマネントグリーンNO.3…三鷹の森美術館の宮崎駿監督セレクションに入っていた色です。しかしこの色はもう廃盤になっているそうです;ゼノさん。キナクリドンゴールドは濃く塗ると茶色、薄く塗ると渋めの黄色。面白い色だと思います。今までニコニコ顔ばかり描いていたので、ちょっと違う感じにしようとゲンドウポーズを取らせてみました。このゼノさんは「妹の解釈が入ってて面白い」と姉に好評?でした。ラストはスウォン様。ウルトラマリンとマゼンタの混色です。国産メーカーのまっちベーシックという絵具を使用しました。…この絵具すごく良いですね。色が濃くて綺麗&色の勉強に持ってこいです!容量も多くて手の出しやすいお値段なので、皆もっと使えば良いのに!by妹
2020.07.16
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遅くなりましたが本誌感想参ります~。今回はだらだら語らず、さらっと短くまとめます。…まとめますよ! (目標)暁のヨナ 193話「寵遇の代償」*以下単行本34巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*・「ヨンヒ 神官共は全て処刑した もうお前の秘密を見抜く者はいない 詮索し利用される事もない安心して過ごせよ」byユホン様前回の感想で触れたのですが、この神官弾圧はユホンのユホン都合によるユホン(の妻ヨンヒ一族)の為の行為でした。*基本的に男性目線で読んでいる姉によると…「ユホン様は元々神官達、延いては神官制度自体に存在意義を感じていなかった。神官たちが王族のために担保すべきものは、ユホン様にとって不要だった。人気・求心力は、自力で勝ち取れた。もともとマウントを取って来てて鬱陶しかった「必要ない者たち」が、ここに来て、ヨンヒ様(&自分)にとって明確に有害な存在となったため、排除した…という感じ。経営者一族の跡取りが、不良債権や赤字部門を一掃する みたいな感覚じゃないかな」…だそうです。成程。でもヨンヒ様は元々ただの村娘。当然自分のせいだと感じちゃいますよね。面白いなぁ…と思ったのは、弾圧が解説のみでさらっと語られていく点です。ヨンヒ様目線の手記なので…ユホン様は本当に守るべきものには過保護というか、彼女にはとにかく美しく穏やかな世界で生きていて欲しかったんだな、と思いました。・「ユホン様はいずれ高華国の王となられる御方守るべき者の為に行動されたのだと民は理解しております」byユホン派女官この神官弾圧は完全にユホンの暴走なのですが、それでも高華城内部の大多数や民衆達はユホンを支持し続けました。ユホン様はその恵まれた体格・容姿や戦での功績がありましたからね。イメージは本当に重要ですね。この描き方を見ると、当時王だった父・ジュナムをも黙らせることが出来る程に人気があったのかな、と。これは別に高華国の民が盲目という訳ではなく、世論なんてどこでも同じようなものだと思います。現代では メディアで持ち上げられる政治家=頑張ってる政治家になってしまっていますしね。・ヨンヒの母・ヨシノさんの死成程こうなりましたかーヨンヒ様、どこまでも追い詰められますねぇ… いや流石ですさすがキャラクターをイジメさせたら右に出る者なし!の草凪みずほ先生です!・(私があなたに出会わなければ 誰かが傷つくのを誰かが死ぬのを 止められたでしょうか?私が緋龍王の血族でなければ 私が生まれなければ)byヨンヒ様ユホンの暴走によって心優しく優秀な神官達は処刑され 巻き込まれた子供達は行方不明になり自身の母親は自殺し 仲間一族は嘆き悲しむ事になりました。それでもユホン様を責める事だけはしたくないヨンヒ様であります。だって自分の為だって痛感していますしね。もう後戻りできないですしね。ーというか ユホン様の事大好きになっちゃってますしね。元々は他人の気持ちに敏感なヨンヒ様ですが、ここであえて鈍感になる事にしたのかな、と感じました。「自分は大人しく花のように笑っている事がベストの立場だ」と認識したち振る舞うのは、城に居た頃のヨナ姫と共通しているなぁ…と。・9年後 スウォンの誕生と家族の時間いきなり9年後になったぁあああああ!!ユホン様は戦で功績を挙げ続け 跡取りの一人息子はすくすく成長中。絵に描いたような順風満帆っぷりですね。ただこの描かれていない9年の間にも、色々な変化はあったんじゃないかな、と思います。スウォンを産むにあたって、緋の病の懸念は当然あったでしょうし…ユホンの闘いっぷりはムンドクあたりがまた語ってくれるのかな?今回は悪い部分にスポットが当てられていますが、ユホン様が一番活躍したのは戦場です。また神官弾圧では守ったはずの妻に泣かれたり…弟に完全に嫌われたりそして息子が産まれたり… 彼なりにも心情の変化はあった気はするんですよね。幼きスウォンが憧れた「王座など俺にとっては些末事 俺は弟を守り民を守る為に 前戦で闘い続けようぞ」と胸を張っていたユホン様は、決して嘘偽りではない! …と思っているのですが。これからどう描かれるのかな。わくわく!・ちびスウォン様(おそらく2歳前後)!!ほっぺたがフニフニな幼スウォン様!可愛……っ …可愛くない!!!一見可愛いけど、よく見ると全然可愛くないですよこの坊や!後々自らの手で葬り去るスジン将軍やイル王子と絡みまくってますよ一種のホラーですよ!!まだヨナ姫ともハク様とも出会う前の箱入りスウォン様…自分のことを「元気で快活なわんぱく坊主」だと信じて疑ってないんだろうな~。・ヨナママ・カシ様、再び緋龍城へカシ様、ご懐妊…ですよねコレ? イルパパは彼女をずっと隠れて支えていたけど、妊娠を機に意を決して城内に招いた…という感じでしょうか。周り敵だらけの中で「絶対守り切るぞ!」と相当な覚悟だったのだと思います。お腹の子が緋龍王の生まれ変わりと悟っているのか否か…もちょっと気になる所ではありますね。カシ様はソバカスも消え、麗しく成長していました。ただ顔に神官弾圧時の火傷痕が…!最近とみに思うのですが、虐げられた者たちの痛みって、黙ってると本当に無視されるんですよね。虐げられていない人たちは一瞬はちゃんと同情するんですけど、すぐに忘れます。そしてどこかで「仕方ない」「騒ぐなよ」と思ってる。この9年、神官の生き残り等は現れず、イル王子も大人しかった。だからこそユホン夫妻は穏やかに暮らすことができていました。・「全て私のせいなのです どうか私をお恨み下さいでも…ユホン様は…」byヨンヒ様「…もういいよ 私は幸せだから」byイル王子今回のお話の最重要ポイントといえば、ここのやりとりを置いて他に無いでしょう!!!ヨンヒ様、どうしてもどーーーーしてもユホンを悪者にしたくないんですね。そして凄い形相でそうは見えないかも知れませんがイルパパのこの「幸せ」という言葉は本心なんじゃないかなぁ。ユホン様もカシ様もしっかり描いてはあるんですけどね、やっぱりヨンヒ様とイルパパがこの過去編の主役だと思うんですよ。とにかく逐一描写がキレッキレでウキウキしますぅ!!はぁ…はぁ… 今回は割と短めの感想に…(なってねーよ)この過去編も、漸く地獄の入り口にさしかかってきた所でしょうか。しかしまだまだ序の口!本物の地獄はきっとこれからだ!次回は8月…むぁああヤキモキしますが! 楽しみですーーーー!!by妹
2020.07.09
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妹です。感想に取りかかることが出来ていません…。とりあえずここの所描いたまま放置していた暁のヨナ落書きもろもろを投下します~。ターナー透明水彩の試し描きスウォン様です。瞳が目立つように描けると良いなぁ…と。どうかな。姉(スウォン好き)から「今まで描いてきたスウォンの中で一番良い!」ととても好評でした^^ハガキサイズのホワイトワトソン(水彩紙)に描いたゼノ仙人です。個人的に結構お気に入りです。なんか姉から「お前 (妹)は…ゼノに似てるよね」と言われます。う~ん…うん。確かに私の思考は、ヨナキャラの中で誰かと言われたらゼノかも…??何年も前に描いた線画が発掘されたのでコンビニでコピー&カラー筆ペンで着色しました。コピー用紙なので、実物はもう水分でしわくちゃな仕上がりになってます^^;ゼノさんにはこれからの展開、すごく期待してるんですよ。緋龍王と四龍の「神の力」の行く先について…答え探しという点では、ゼノさんの活躍に期待しちゃうんですよね。もちろんヨナ姫にも彼女なりの結論を見出しては欲しいのですが、緋龍王時代からずっと 王の子孫達&龍達の苦悩を見てきて背負っているのは、やはりゼノ仙人だと思うので。まっちベーシック(透明水彩)の試し描きリリ様です。リリちゃんは、本当に「格好良い&仕事に生きる女性」だと思います。ヨナ姫は…彼女は何というか THE・女! なので。格好良い女…というと、リリちゃんの方でしょう!…さて 早いとこ本誌感想を書かなければ…!by妹
2020.07.04
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遅ればせながら本誌感想参ります~!全ページ見所がありすぎて感想に困りますよ!もう(満面の笑み)!!暁のヨナ 192話「神の声が木霊する城」*以下単行本33巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*・「どうしてもお前が欲しい 俺と来い」byユホン様ハク様がさらっとコレ↑を言える男であれば、とっくに暁のヨナは完結してると思うんですよ。ーまぁそれが出来ないのが、彼の一番良い所なのですが。この「お前が欲しい」という独特なワード、作中のあらゆる場面に出てきます。男女間の恋愛だったり男同士の信頼だったり、はたまた相手に利用価値を見いだした上での打算的なものだったり…人から人へのアプローチを、すべて画一的に捉える事が出来るワードな気が来ます。そして3ヶ月後、(ハクヨナをよそに)艶めかしい朝を迎えているユホン様&ヨンヒ様ご両人であります。草凪先生の漫画でこーゆー表現を見るの、初めて…位珍しかったりしますw・緋龍王子孫一族の歴史と母の想いヨンヒママ、結構あっさり観念してくれた模様!!この一族は昔「血筋の正当性」を訴え反乱を企てたものの、嘘つき呼ばわりされて鎮圧されてしまった…だから今はその血を隠し静かに暮らしている、との事。ー成程、この時の神官様は味方してくれなかったんですね。(信じて貰えないかも)と思いつつ、緋の病に関してもしっかり説明。正直ですね。非常に誠意ある対応です。億劫になりつつも、次期国王に一族の娘が見初められたこと…嬉しい気持ちもあったのだと思います。本来なら王族の地位に居るべき一族なんですから。・「確証はないのだろう 俺もいつ死ぬかわからん 何一つとして俺がヨンヒを諦める理由にならない」byユホン様ユホン様、傍若無人というか…本当に竹を割ったような御仁です。彼の一番良い所であり、一番悪い所かな、と思います。この「やってみなきゃ分からないじゃん出たとこ勝負だよ」というメンタル、実はスウォン様に相当引き継がれてると思うんですよね。スウォン様、見た目と雰囲気こそヨンヒ様そっくりで一見狡猾&慎重なタイプっぽく見えますけど、やってる事は基本ギャンブルなので…根底の部分は父親似なんじゃ…と思いました。・ヒューリさんはいつも一定の距離ヒューリさん、ヨンヒ様の里関連の人って可能性も…と思ってましたが、ユホン様仕えでしたか。なんやかんや色々あってショックで人語を失った…とかではなくて、最初からこんなキャラなんですかwユホン様どっから連れてきたんですか怖いよこの人wでも隠された顔の左側に関しては、やはりここから描かれるみたいですね。・見習い巫女・カシ&見習い神官・イクスヨナ姫お母様キターーーー!!!まさかのそばかす娘!可愛らしい! …しかしチャキチャキしっかり者なイメージ。ヨナ姫のほわほわした雰囲気はパパ似なのかも。ちびイクス可愛いですね。カシ様とこんなに親しかったんですね~。ちょっと気になったのが彼女の年齢。十代…前半?後半?イルパパとは結構年の差婚だったんですね。この頃から彼女はイルパパに好意を抱いている様子。ヨナ姫はこの10年後に産まれます。しみじみ。(というか、ヨンヒ様も年齢が定かではないので、とても気になってます^^;;)そしてイグニ様の回想などから(カシ様は神官関係者なのかなぁ…)と思ってましたがやはり巫女さん(見習い)でした!ヨンヒ様に緋龍王の血が流れている事をすぐに悟りました。ほんまもんのシャーマンだったんですね!ゴメン(ヨナママ電波だったのか)とか言ってて。・「緋龍王は高華国の象徴だ 緋龍王を大切にしてこそ龍神様は我々を守って下さる それを疎かにする事は破滅を意味するんだ」by信仰心の強いイル王子「歴代の神官の中でも 今の大神官は本物だと思うよ」byクールさも見せるイル王子イル王子、ヨンヒ様に神殿を気に入って貰いたくて、懸命にプレゼンしてます。どこぞの宗教の勧誘者そのものですね!…とはいえ、緋龍伝説&神官制度は建国当時より何千年にもわたって受け継がれてきたもの。現代日本で言うと皇室制度みたいな…「天皇家=天照大神の子孫」神話のようなものだと思うんです。(まぁこういった神話の類は、時の権力者達に"自身の正当性を主張するため"に利用され続ける訳ですが)イル王子の主張としては、今までの慣例を重んじよう、伝統を大切にしていこうという所だと思います。ただ面白いなぁ…と思ったのが、イル王子、緋龍伝説こそ敬おうという意識はあるにしても神官達は非常にクールな目線で見つめている所。「大神官」と呼んで、絶対「大神官様」とは言わないんですよ。王族<神官にはしていません。そして「今の大神官は本物だと思う」という言葉。…要するに場合によってはインチキ神官が権力を持つ可能性も重々理解しているんですよね。齢15のハク様の人間性を信頼し、わざわざヨナ姫付き護衛として緋龍城内に招き入れたイル陛下です。人を見る目がないわけナイじゃん!!ーという事かと思います^^とにかくイルパパとヨンヒ様の一挙手一動にはあらゆる配慮が見て取れて面白いです!過去編、めちゃくちゃ面白いです!・(なぜ…ユホン様が神殿を嫌悪されたのか分かった… ここは頭を垂れる王家を大神官が見下すように出来ているんだわ)byヨンヒ様こういった構造物に秘められたマウント、面白いですよね。普段使い慣れてる人ほど、当たり前の様に価値観をすり込まれてしまっているものです。社会に疎い生き方をしてきて、且つ緋龍王信仰を訝しんでるヨンヒ様ならではの視点だと思いました。・テンション↑↑ の大神官たちヨンヒ様を一目見た瞬間、緋龍王の血筋である事を確信した大神官様。大熱狂です。"自身の身分と一族の事を知られたくない"ヨンヒ様の視点で、ここの場面が結構な「怖さ」をもって描かれていたのが印象的でした。なんで 怖い と感じるのか… 大神官様の力が本物だったからだと思います。元々は黄龍・ゼノがハッタリで始めた神官制度です。歴代の神官達の中には当然偽物も沢山居たのでしょう…でもこの大神官様はイル王子の言うとおり、ほんまもんのシャーマンだったのです。そして彼は他にも 能力のあるカシ様やイクスを見出し、超有能なシャーマン・コミュニティを造り上げていた訳です。ここで「緋龍王の子孫?何のこと?」というウソは通用しません。ヨンヒ様は「ただの女性」とは扱ってもらえず、「緋龍王の神聖な血を引き継ぐ者」とハッキリ認識されてしまいました。・「兄弟なんだ 兄上の嘘くらい見抜けるよ…緋龍王の…神の血が城に帰ってきたんだよ素晴らしいじゃないか これは天の意志だよ」byイル王子「ふふ…多分この(兄上の嘘くらい~)の台詞は、後々また出てくるんじゃないか?ふふふ…」by姉「神の力を全力否定」しながら「緋龍王の末裔を嫁に連れてきた」ユホン様…そりゃ支離滅裂に見えますよ。しかしムカついたからといって、イル王子の言い方は良くなかったですね。兄の「ヨンヒは神ではない!」という言葉をもっと真摯に受け止めるべきでした。まぁ口喧嘩では勝てないのか、最終的に暴力で黙らせようとするユホン様はダメダメです。兄弟の溝、ここに極まれり、ですね。ちなみにここで「天の意志だ!」とまで言っていたイルパパですが、10年後「緋龍王の生まれ変わり」が「自分の娘」として降臨した際には本人には決してそれを告げず、城の奥に隠し「普通の姫」として齢16まで育て上げています。この辺の心境の変化、過去話で描いてくれると思うので、ワクワクしてます!・神官弾圧とユホンの罪についてかくしてユホン様により、伝統ある神官制度がぶっ壊される訳であります。誰が悪いかって、そりゃユホン様の身勝手さが全ての原因ですよね。神官達を一方的に忌み嫌い、歩み寄りもしないで(バレないだろ)とヨンヒ様を連れてきて見破られるやいなや、神官達の方をぶっ壊そうと大暴れ。怖いわお前。いや(これじゃあまりにもユホン様が悪いことになりすぎるから、神官の中にヨンヒ様を「緋の病は災いだ」とか言って攻撃する者が居た…とか?)と色々考えてたんですが そんな事はなかった。純度120%で「ユホン様の暴走」として描かれていました。ー流石草凪先生!情け容赦なさすぎる!!! と思いましたwまぁ、ユホン様の行動は[少女漫画ヒーロー]としては最良だと思うんですよ。恋しちゃったんだもんね!どんな障害があろうと貫くっきゃないよね!愛こそ全てなんだからしょうがないよね!暁のヨナ・「高華国」の特徴についてーその4・血の制約の補強、形骸化姉がこの記事↑で語っているのですがそもそも「神官」という役職は「高華国王」の権威を補完するために存在していました。実態としては、ほぼ同列な権限を持つ5部族です。その内、王族(今は空の部族)だけが、神官&神殿を有している…神によってその地位を正当化されている、という事が大きな特色だった訳ですがユホン様によってこの制度がぶっ壊されてしまいました。ユホン様が王として君臨し続けるのであれば、国のバランスには特に問題ないと思うんですよ。ユホン様はその恵まれた容姿・武力・気性から、自力で民衆の支持を得る事が出来るのですから。ーユホン様が王として君臨し続けるのであれば。。はぁ…はぁ…言いたいことが多すぎて…何故…毎度毎度こんな長文に…はぁ。はぁ。次回も楽しみですーーーー!!by妹
2020.05.31
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遅ればせながら本誌感想参ります~!・花とゆめ表紙 青スーツの花ゆめ男子たちこうして並んでると改めて思うけど、花ゆめ読者は黒髪ヒーロー好きすぎますねwいやハク様センターですよ!白薔薇(をぷきゅーが抱えて)ドヤ顔ですよ!!ものすごく似合わな意外性があって格好良いと思いました!センター!・巻頭カラー 木陰のハクヨナちゃんふぐぁあっっ…!不意打ちをくらい吐血…!巻頭カラー(というか扉の絵)でハクヨナ絵が出てくるの、すごくレアなんですよ。多分今回含め3・4回目じゃないかな…(2009年23号←センターカラー・2012年4号の椿絵・2018年5号…他にはなかった…はず)何なの何してるのハクヨナちゃん~描き込みスゴイ~/// とメロメロ眺めてましたが32巻表紙のスウォンと並べて(ああ…ハクヨナが木陰でイチャついてる一方スウォンは緋龍城内で孤独に本読んでるのか…)と寂しい気持ちになりました…いや全てスウォンの行いの結果なんですが。*以下単行本33巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*暁のヨナ 191話「ヨンヒの追憶」・(ここが… 一族の始祖様が眠る城…)byヨンヒ城に着く直前に「ユホン王子だった」事を知り、半ば強制的に城に連れてこられたヨンヒ様。「緋龍王の末裔一族」の視点から城内に入る描写が素晴らしかったです!・若かりしイル陛下キターー!!!まだそこまでポヨンじゃない…!!? いや可愛い!可愛いよポヨン!!タイプの違う兄とは趣味嗜好が合わないようですが、それでも兄弟仲は悪くはない様子。ここまで正反対だと、逆に「自分とは違う」と認め合うことが出来るのかもしれません。オラオラ系の兄に言いくるめられているように見えますが、イル王子の発言を拾っていくと「お供を付けて出歩いた方が良い」「月に一度は神殿に顔を出して欲しい」と結構しっかりと強面の兄に向かって提言していたりします。そしてどれだけナメられても否定されても、自身はしっかり祈祷に参加しているようですし…この御方、人の顔色を伺って発言するタイプではありますが別に全然「弱腰」ではないんですよね。・若かりしムンドクのじっちゃんがキターーー!!ユホン&イル兄弟とは10歳ほど年が離れているムンドク様ですが、両者と良好な関係を築いている様子。あの…もうちょっと…もうちょっと表情がしっかり描かれたカットを下さい!是非!仮にこれが27年程前だとすると、ユホン29・イル27・ムンドク38…位ですか(ファンブック片手に計算) ふむ!ユホン様とヨンヒ様が華やか&ハクヨナっぽいので忘れがちですが、ハクヨナのじっちゃん&パパンはこちら↑ですw・「…イル王子様は… 私のような者の体を気遣って下さいました 私は緊張が解けてゆくのを感じてこの御方は 民に 安らぎを与える力をお持ちなのだと感じました」byヨンヒ手当てされ、ついでに何故か豪華な衣装まで着せられたヨンヒ様。イル王子の悪口で盛り上がる女性達に同調せず、擁護。………いやぁ…うん。そう。うん。言いたいとが色々ありすぎるシーンですね。今後に期待しますとしか言いようがないです。特殊な立場に産まれたヨンヒ様は、基本的に無欲のようです。だからこそ時代の常識・同調圧力にも振り回されません。怪我を真っ先に心配してくれる優しさは、誰にでも備わっている能力ではありませんよね。・「俺は信頼出来る女を探している …お前は 少し信頼出来る女かもしれんな…」byユホン様ユホン様、もうめちゃくちゃストレートに口説きにいってます。しかしヨンヒ様は目を丸くするだけ…ユホン様は誰しもに望まれた次期国王第一候補の王子様、おそらくこの時代では、高華国一のモテ男なんです。それなのにヨンヒ様は一切媚びる様子がなく、身分を知る前と同様の態度です。ユホン様からしてみれば、今まで観たことがないタイプの女性だったのだと思います。<以下蛇足>…しかしヨンヒ様がここまで奥ゆかしいタイプだと、ヨナママ・カシ様は逆に超積極的なイケイケ女子タイプだったりして…なんて;・七日置きに訪れる二人の時間と絶縁への決意ユホン様、この上なくゴリゴリ口説きにかかっていますが…それでも相手の様子を見て、無理強いはしないようにしている感じですね。ヨンヒ様も流石にここまでされれば、ユホン様からの好意は認識出来た模様。甘酸っぱい…甘酸っぱいよ!しかしヨンヒ様は(スウォン同様)感情が顔に出ないタイプですね~;嬉しかったりトキめいてたり悲しんでたり…ちゃんと感情は動いてるんですけどね。外部の人間と仲良くなりすぎた事を母親にとがめられ、約束の場所に出向くことをやめようと決意するヨンヒ様。ちょっと一族の規模が見えてこないのですが、この母親の言い方からすると一族は可能な限り一族内で相手を見つけ、血を繋いできたのでしょうか。母親も緋龍王の末裔なのだとすると、この方は緋の病にはならなかったタイプなのかな?・「私は…貴方が信頼するに足る女ではありません…」byヨンヒ「なんだそれは… 敵国の間者とでも言うのか……? それでもいい…そんな事は もうどうでもいいんだ」byユホン様数ヶ月後、ユホンとの事は想い出の彼方に秘めつつ、約束の場所を通りかかるヨンヒ様…ユホン様、居ましたよ。捕まりましたよ。こんなイケイケの俺様王子様が、何度も待ちぼうけに堪えていたのかと思うと泣けてきますよ!健気!出会いから40P程で、あっさりとハクヨナを追い越していくお二方(ラブの進展的な意味で)。でも7日ごとの逢瀬~数ヶ月の別れの期間を考えると、半年以上は経ってる感じなのかな?「敵国の間者とでも言うのか……? それでもいい…」わざわざここでこんな文言が入っているのが、一番の注目所ですね!・ユホン様と神官弾圧について最後にこれからの展開について好き勝手考えてみました。この過去話、具体的な年齢には触れていませんが、まだ神官達が城内に居る事から26年前の「神官弾圧」以前の時代だと思われます。発言権のある神官…というと真国のゴビ神官を筆頭に まぁ胡散臭いイメージもあるのですが、イクスみたいに ちゃんと「神の声」を聴くことができる神官も居るわけです。少なくとも暁のヨナの世界では決して「神官=インチキ」ではありません。四龍は実在しているんですから。う~ん。この流れからいくと、元々神官達を快く思っていなかったユホン様が「神官弾圧」に至る引き金となったのは、やっぱりヨンヒ様を巡る問題なんじゃないかな~…と。ーというか、これはずっと前から思ってました。暁のヨナ…たまに「少女漫画じゃない」とか「恋愛ばっかりじゃないのが良い」と言われることがあるのですが…私&姉の認識としては、この作品は めっちゃくちゃ、それはもう凶暴な程に少女漫画ですから!!!!恋愛至上主義すぎる女の子が自分の世界を守るために世界に喧嘩売る話ですから!!と叫びたいのです。作品の骨格が「個人的な恋愛感情の概念」で出来ている以上、事の発端となる神官弾圧も「個人的な恋愛感情」が引き起こしたものなんじゃないかな、と。そしてユホン様も、個人的な理由で「神の力」を排除したという自覚があるからこそ、その後の戦争では「人の力」で勝利しようと、鬼と呼ばれる程に頑張ったのでは…と。う~ん。別の要素も出てくるのかなぁ。どうかなぁ。どう描かれるのかなぁ。ワクワクです!次回も楽しみです!by妹
2020.05.16
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暁のヨナ32巻・感想&ハク様の行動について(姉編)ハクヨナ&四龍御一行様、祝(!?)、緋龍城帰還!!前巻・31で、ハクヨナ御一行様の環境が大きく変化しました。キャラクターたちは好きに動きまくるし…勝手なことを言いまくるし…の、激動の32巻でしたが、草凪先生が、迷いなく描くべきモノに向けて筆を進めていることが伝わって来ますので、ハラハラしつつ…ですが、ある面では非常に安心感を持って読み進めております。いろんな観点で言及したいシーンやセリフが山ほどありますが、今巻での個人的注目箇所のみ取り上げて、感想です。*以下、最新刊の思いっきりネタバレあり感想です。未読の方はご注意ください*「怒りに任せて暴れたところで 大切なものは戻ってこない俺が大人しくしていれば 姫さんと四龍とユンの安全は守られるのだろうじゃあ部屋に籠もり 姫さん達の幸せでも神に祈るか?」(ハク様)四龍とヨナ姫を利用する気満々の現政権に抵抗し、青龍&黄龍の能力を隠そうと、キジャ&ジェハが大暴れし終えた武術大会会場。四龍の能力に驚き、パニックに陥った会場全体をゆっくり見渡しながら、ハクさんの内から湧き出てきたモノローグ。このシーンが大好きです!!このシーンというか、ここからのハク様の行動!!!まさかの、「空の部族兵士(一兵卒)志願」!更に、期待されてない末端の新入り部隊への配属(ケイシュク参謀の嫌がらせ)!そこで目いっぱい頑張ってしまうという…ハク様というキャラクターの、「真骨頂」の姿だと思っています。彼のここの行動、驚きませんか!!?私はすごく驚きました。こういうキャラクターなのは分かって読んでいるつもりだったのですが、実際にこの行動をとられると、呆気にとられました。ケイシュク参謀のモノローグを見るだに、31巻から始まった武術大会自体、ハク様をわざと怒らせようという意図も見え隠れする作りだったんです。怒らせて排除しよう、っていう。謀反劇からの流れを知っている現政権内部の人々はもとより、ユンくんもハクさんの顔色を見ながら、「暴れるかな…?」と若干窺うようなそぶりを見せていました。怒って当然なんです。この場面では。何もかもに腹立てて、当たり散らしても仕方がないんです。仕えていたイル陛下を暗殺した連中がはびこる緋龍城に戻って来たものの、ひたすら大事にしてきた姫様と、絶望の淵から始まった旅の中で得た大切な仲間たちから切り離され、現政権がなにやら彼らを利用してやろうと考えていそうなこの状況。自分は一人城から締め出され、腫物扱いで居場所がなく、何も出来ないこの状況。怒って当然なんですよ。なのに、怒らないんですよ、このキャラクター。いや、実際には、個人的な怒りはあるにはあって、その闘志でもって「兵士志願」をしたわけなんですが、この怒り方、変でしょう?!!彼がこの行動に至るまでの間に、下記↓のような思考段階があるのだと思っています。1、この緋龍城に戻って来た理由としては、赤髪の姫+四龍の存在が有名になり過ぎ、現政権がその存在を無視出来なくなったという状況がある。2、現政権と敵対したところで、今の自分1人では、姫や四龍たちを守り切ることは不可能である。3、現政権は姫や四龍に利用価値を感じており、今のところ彼らに直接危害を加えようという意図は感じない。※四龍たちを実践で使える戦力として積極的に利用していく、というよりは、「四龍伝説が実在する」と国民が認識したことにより、その影響力を鑑み、今までのような存在を無視する方針から一転、彼らが「親現政権」の立場であることを国民へアピールする方針へ転換している。(↑ケイシュク参謀の独断)4、また、自分が城に戻って来た理由として、スウォンと向き合い、彼が謀反を起こした真意や目指すべきものを知りたいという意図もある。5、上記4点を踏まえると、現段階では緋龍城内に留まり、政権の様子を窺うのが得策である。6、緋龍城内に留まろうとした際、最もネックになるのが、自分の存在である。自分の、現政権やスウォンに対する個人的な怒り・恨みは城内で周知されており、極端に警戒されている。7、自分だけ大人しく緋龍城を去る、という選択肢はない。現政権が掌を返し、姫&四龍たちを攻撃する危険性は当然あり、彼らだけを残し、城を去ることはできない。また、仲間たちと別れるという選択は、自分も、仲間たちも望むところではない。8、現状のように、自分だけじっと大人しく部屋に閉じこもっているという選択肢もある。しかし、自分の立場の悪さを、ヨナ姫&四龍&ユンくんたちも非常に気にかけており、今の状態を続けることは、仲間たちを焦らせる可能性がある。9、というか、自分もこのままじっとしてるのは嫌だ。じゃあ、今のこの緋龍城内で、自分は何をすべきか。彼が選択した行動は、これ↓です。→自ら志願しての、現政権組織への「下からの」積極的な参加です。一番腫物扱いの自分から、「現政権組織と敵対するつもりはない」と。更には「現政権組織を肯定しており、その末端で尽力する心構えだ」ということを積極的にアピールしてるんです。…びっくりしますよね。なんでこの政権に対して、よりによってお前が一番「協力態勢」なの!?って。※ちなみに彼自身は、口では「専属護衛の立場を取り戻す!」と言っています。そういう面ももちろんあるし、「立場が欲しい」という意味合いだとも思うのですが、私はそれだけを目的とした行動だとも思っておらず、あまりまともに受け取っていません。彼の「頑張る」スイッチを、ヨナちゃんが持ってる(たぶん)ので、「あぁ、そういう設定にしたのか」くらいに受け取ってます。話を戻します。この、32巻における「ハクさんの行動」は、この作品における「ハクさん」というキャラクターの異質な「キャラ立て」が本当によく見て取れる行動だと思っています。このキャラクターは、「自分の感情」や「エゴ」では動きません。上記説明文で、赤字にした部分には、個人感情やエゴが絡んでいると思います。ただそれも、「現状についての総合的な判断」が前提にあった上で、最終的に行動を選択する際に初めて登場してくるものです。個人感情より、「全体」の方を、このキャラクターは優先します。ハクさんは感情で動かないので、読者には「こいつ本当に動かねぇな」とか、、悪い方から捉えようとすると、「主体性がない」と思われてしまうシーンが多いかもしれませんが、私は全くそうは思っていません。ここまで30数巻を読んでくる中で、今回の32巻のように、このキャラクターが突然、周囲が着いていけないような、超能動的な動きをすることは、多々ありました。彼の動きがあまりに早く、また本人は行動の目的や判断基準について説明をしないので、読者にはすごくさらっと読まれているような気がするのですが、彼の行動が、何に配慮したものなのかを挙げ連ねようとすると、個々の行動にはありとあらゆる物事に対する配慮が見て取れます。この作品を読む上での、大注目どころだと思っています。…「黙っている」のも、判断してやってる「行動」ですよ。ひたすら、ハクさんの行動について語り倒しました。32巻の一番の注目どころは…ココでしょう!スウォンさんだって、ハクさんのこの行動にあてられて、頭抱えて倒れてたんですから!!あのシーンは、読者もスウォンさんとハク様に「お前ら、なに…やってんのォォォオオ!」って、銀魂風に叫ぶシーンですよ。相変わらずの暴走感想でした。私は、この作品を読むのが、本当に本当に楽しいです。by姉
2020.05.10
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まだ本誌191話の感想書けてませんが、こちらから。ザ花とゆめアオハル読みました!簡単すぎる感想参ります~。今回のザ花のテーマは「アオハル」との事で、本誌のファンタジー連載作品陣に学園パロディを求める…というヒドイ無茶振りでしたw今までも増刊関係で(これはキツイ草凪先生どうやってかわすんだ)という企画は多々ありました。一番ひどかったのはやっぱり2013年(暁のヨナ12巻ー13巻辺り)の時の「本誌連載作品のラブラブKISSイラスト集!」みたいな企画。草凪先生の「いまは、これが、せいいっぱい。」というコメント付で出てきたイラストがコチラ↓でした。笑いましたw暁のヨナ 番外編「お茶して帰りましょ」*以下単行本?巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*ハクヨナは一体どーゆー関係なの???一番気になる所はフワッと濁されつつ各自のネタだけを全力で投げつけられる10Pでした…! (後はお好きに広げてね。 という作者様の声が聞こえた気がした)・喫茶店マスター・ジェハ…眼鏡ェエエプロンだと!? アップルパイ食べたい!聞き上手な彼がこんなカフェやってたら…恋愛相談所になりそう。しかしどうしても主役になってしまう罪深きお兄さん。ギガン船長の登場に萌えましたv・喫茶店バイト・ユン君…ユン君特製カレーライスxsxっっっっs!! ユン君煮込み系料理が一番得意なのかも…あ、ファンブックにも書いてありましたね。・高校3年生・ゼノ…本当に高校3年生なのですか…世を忍ぶ仮の姿とかではなくて!?純然たる高校生なのですか…1歳下の女子高生を「娘さん」て呼んでますが…気になります!・大学生・シンア…眼鏡!しかし頬の模様はそのまま!大学受かって良かったね…!・宅急便兄ちゃん・キジャ…一番男らしい体育会系仕事に従事しているとは!!意外性があり…でも凄く納得でした^^・パーフェクト女子高生・アヤメちゃん… む 胸にしか目がいかな…いや;皆のご飯をバリバリ作る&勉強出来るグラマー美人…理想を超えた完璧な女の子ですね!そりゃ同い年のヨナちゃんは気にしちゃいますよ。ー美味しいですね。はい。ヨナちゃんの無言且つバレバレの嫉妬は非常に美味しいです。。・大学生・ハク…リュック背負って…なんかすごく年相応に見える!普通に受験勉強頑張って、普通にそこそこの大学に通っていそうな気が…でも受験後は勉強なんか忘れますよねw スウォンはすごく良い大学に通ってそうだなぁ…。「ムンドクの施設」とか「一人暮らし」とか、ここだけ妙に細かい設定が匂わせられてましたよ「後は読者が好きに妄想してね!」って事でしょうかw・甘えんぼ女子高生・ヨナ…もうめっちゃ女子女子してました!可愛いv最近本誌では暗い顔ばかりしているので、仲間達に囲まれて美味しい物食べてホクホクしてる姿が嬉しいですね。セカンドラブは既に到来している模様…でも本編とは設定が違うのでハクへの依存度合い的なヤバさは感じなかったです。正にアオハル!まさかここで26巻の「はたいた…!」を蒸し返すとは思いませんでしたwそしてハクヨナは一体どーゆー関係なの???なんで当たり前のように一緒に居るの?なんで「姫さん」呼ばわりなの!!?一番気になる所はフワッと濁されつつ、ネタだけを全力で投げつけられる10Pでした! ご馳走様でございました!by妹
2020.04.28
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・本誌表紙 ハクスウォンの対比!ふぉぉお!…今回の表紙、ハクヨナ不足で苦しむラブコメラバー達にお恵みをくれないかな~…なんてちょっとでも期待した私が馬鹿でした。主役が…主役の座が(スウォンに)奪われるぅ…頑張れヨナ姫!負けるなヨナ姫!!しかし しかし良い絵ですよね…二人ともなんてムーディな表情!参りました。ヨナイラストでこんなに感動したのは…そう、単行本22巻以来ですよ!(↑どっちにしろハクスウォン)*以下単行本33巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*暁のヨナ 190話「始祖の血族」扉絵 ぶかぶかの王冠かぶった幼少スウォンが~…あ~…(頭を抱える)草凪先生の絵がノリにノッテいらっしゃる気がする!今まで描かれてきた幼少期スウォンには見られなかった表情をしていますね。そもそも今まで描かれてきた幼少期エピソードって、基本的に10年前のカシ様死去ーユホン死去の間の出来事ばかりで、実はとても断片的だったりします。これからその前後が明かされていくのかと思うと…ワクワクしますね!・「緋龍王には5人の子供がいたけど 四龍が仕えたのは緋龍王だけだから」byゼノ仙人四龍達は緋龍王が亡くなった後、表舞台から姿を消しました。やっぱり「緋龍王の子孫」には、四龍と魂が共鳴する…という特殊能力はないようです。緋龍王の5人の子供かぁ…この子供たちがそれぞれ5部族に血を繋いだ、とかなのかな?あまり深掘りする部分じゃないのかな?う~ん?・(彼女は本当に緋龍王の生まれ変わりなんだ… 魂の共鳴…四龍達が言った方がすとんと落ちる) (緋龍王か この世で最もいらない存在だ)byスウォン様気分が悪くなったのか、倒れ込むスウォン様。思い起こされるのはイル王の「あの子は緋龍王の化身なんだよ」という言葉…イルパパ…なんか真国あたりから妙に「緋龍王信仰論者」みたいな回想ぶっ込まれてきてますよね…。これはですね、連載開始時から読んできた読者的には…正直「なんで今更こんなキャラになってんの?」なんですよね;そもそもイルパパ、スウォンには緋龍云々の話をしていたとしても肝心のヨナ姫には何にも伝えてないんですよね。だからヨナ姫は元々「国政?何ソレ美味しいの?ソレより恋愛でしょ!スウォン大好き!結婚する!」という恋愛脳天気っぷりでしたし、イクスに「四龍を探せ」と言われても「え?本当に居るの四龍!すっごーい!」みたいな反応だったわけで。イルパパの真意、過去編を読めば徐々に出てくるのかな?楽しみです!そしてスウォンは「緋龍王の存在」つまりは「神の力」をとにかく否定したがります。この現実主義思考は、現高華国においては主流の考え方だったんじゃないかな、と思います。ヨナ姫が四龍集めて現れるまでは、神官達が発言力を失って25年以上…緋龍信仰なんて火の部族以外ではもう「建国神話って昔話でしょ?」レベルで無力化していた状態でした。・ヨナ姫、ヨンヒ様の手記を発掘スウォンの病気云々~それは母親譲りの~…という話が出てきてからも、私必死に「でででも死に至る病気だなんて名言されてないし!スウォンに死なれたら困るし!ヨンヒ様の登場待ち望んでるんだから死なれてたら困るし!ヨンヒ様視点の過去話は必須だと思う私は諦めない!」と言ってたんですが…手記…!!! まさかのSHUKI…!!そうかその手がありましたか…(泣)!!!・(ヨンヒ様…私… あなたのこともスウォンのことも 何も知らないんです 教えて下さい…)byヨナ姫ヨナ姫、瞬時に四龍達と同レベルの情報を入手しました。飲み込みが早いですね~。今回は本当にサクサク進むな、と感じました。シチュエーションより展開重視というか…親世代の話もちろん重要なんですけど、メインではないのでもうサクサクと行くのかな、と。膝から崩れ落ちたヨナ姫…の肩から離れる無重力ぷっきゅーがツボりましたv・(龍神達が緋龍王を天界に呼び戻そうとしておられるのだと 父様は仰っていました だから悲しくはないと) byヨンヒいきなり父様が緋の病で亡くなる所から始まったぁぁあああ!!緋の病…やはり死に至る病気なんですか…はぁぁぁああ;;;とはいえ、四龍のように「能力を有するのは一人だけ・必ず短命」という宿命とは異なり「一族の半数以上が発症」と、なんとも不安定な性質の模様。それにヨンヒ様は10年前までは確実に存命でしたしヨンヒパパも20代で亡くなった…という訳ではなさそう。スウォン様、いつから症状が出ていたのか分かりませんが…10代で発症は相当若い方なのでは?一族の病は覚悟していたかもですが、この若さで…とは本人も予想外だったのかも…・(母様…この血を守って 私達が世の為に出来る事などあるのでしょうか?)byヨンヒ待ちに待っていたヨンヒ様!意外と地味目な美人さんでした!ヨナ姫とスウォンの間の雰囲気かなぁv「地味目」という印象ですが、基本的には「その身を隠して暮らす&短命の一族」という立ち位置から来るものだと思います。そりゃ若くして諦めの境地に達しますよ…;ーただ、彼女はまだ諦め切ってはいない。「自分・一族の存在意義」をどこかに見いだそうとしています。今回一番重要な部分かな、と感じました。・ユホンとヨンヒ荒れ地を歩いている所、鷹に襲われるヨンヒ様!!そこに颯爽と現れたのは…高華国王・ジュナムの長男ユホン王子様!!!突然壮大なラブロマンスが始まりました!もう描く事は決まってるんでしょう…サクサクサクサク展開します!若かりしユホン王子、こんな方だったんですね。ビジュアルはもう「ハク様に似てる」と言って欲しい感じで描いてあると思います。鷹が舞い降りる構図も最近ハク様で見ましたよ。ヨンヒ様もどこかヨナ姫っぽい表情している場面もありますし…身長差的にも、パっと見「ハクヨナっぽい」二人だな、と思いました。ただそれと同時に、ユホン様の「ハク様とは決定的に異なる面」もしっかり強調されていました。・自分の鷹のせいで髪の毛ボザボザになった女性に対する配慮の無さ・嫌だと言っている女性を無理矢理連れて行く強引さ性格的には完全にグンテ…がさらに過激になった雰囲気。肉食系を表現するのに、本当に生肉を食べています。草凪先生の描く野生男子面白い…w「上に立つ者に武力や男らしさを求める」風潮のある高華国の民にとっては、第一王子としてとにかく理想的な人物だったのでしょう。その人気は没後10年近く経っても健在です。まぁ個人的には(コイツ本当に素敵か…?)って感じですが;基本的に「優しい人が好き」なヨナ姫的にも、ユホン様はアウトだと思いますwでも未来に希望を持てず億劫だったヨンヒ様には、これ位強引な方が良かったんでしょうね。あと一番気になるのは、このときのユホン様の年齢。30歳になって…ない?ないよね?まだ20代っぽいよね…?ファンブックによるとユホンによる神官弾圧が26年前、彼が30歳の時なんです。高華国年表はここから始まってるんですよ。要するにこの神官弾圧、そもそもの歪みの発端ともいうべき出来事だと思うんですよ。この過去編でしっかり描写してくれるはず…楽しみですv・(どうしましょう こんな国の中心地で… 一族の事がバレたら…)byヨンヒ無理矢理空都に連れてこられたヨンヒ様。そもそも何故「緋龍王の末裔達」がこんな風に隠れて暮らさなければならなかったのか、という謎があります。普通は尊ばれるべき存在のはずなのに…姉とはここ↓が関係あるのかなどうかな、とアレコレ推測してます。「神官は神の使いと崇められていたからね国の祭事や政に深く関わり 時には戦争をも左右した神官…神がお怒りだからと 王を降ろされた者までいたんだよ」(3巻ユン君の解説より)次号は巻頭カラー! なんかさらっと420円に値上がりしてますが…;32巻も同時発売!楽しみです♪by妹
2020.04.14
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舞台「暁のヨナ~烽火の祈り編~」観に行ってはいないのですが、DVDを購入&鑑賞しました!・1作目 舞台 「暁のヨナ」2016年3月16日 - 21日 新垣里沙さん主演 :単行本14-16巻、水の部族編舞台化・2作目 舞台「暁のヨナ~緋色の宿命編」2018年11月15日 - 25日生駒里奈さん主演:単行本1ー7巻、四龍探し編舞台化・3作目 舞台「暁のヨナ~烽火の祈り編~」2019年11月16日 - 23日生駒里奈さん主演:単行本8-13巻、火の部族編舞台化上記のように三回目の舞台化です! 少女漫画原作としては凄い回数だと思います!今作(3作目)は四龍などキャストの入れ替えはあるものの、脚本&演出といった主要スタッフ、そして ヨナ/ハク/スウォン/テジュン といった主要キャストが続投しているため基本的には2作目(緋色の宿命編)の続編舞台という位置づけで良いかな、と思います。*以下 舞台に明るくない&漫画原作ファン目線の感想になります。 若干ネガティブな表現も含まれます。ご注意ください!*ファンとして1・2作目も鑑賞しているのですが…本当にそれぞれの舞台で異なる良さがあるなぁ~! と思ってます。今回は「全体的に見所が散りばめられていて、見応えのある舞台」だったんじゃないかな!と感じました。ーというのも今回の火の部族編、腹減りたち一辺倒というよりは①テジュンの頑張り②スウォンとグンテ→③火の部族+千州軍の進軍…といった色んな主体が同時に動き回る、結構な群像劇だったりします。前半も場面がコロコロしつつ見所の多いシーンが続きますし、後半は緊迫感のあるクライマックスがありますし…今までで一番「舞台全体の構成バランス」が良かったかなぁ! と感じました。そしてドラマ性としては、やっぱりカン親子がメインだと思います。腹減り達は基本ワキ役ポジです。だからこそ今回は若手アイドルグループメンバーの起用など思い切ったキャスティングが出来たんじゃないかな、と。ーいや後で触れますが…正直、観る前は若いキャストさん達に不安はあったんですよ…;でも鑑賞後はすごく好印象で(これはこれで良いなぁ~!)と感じました。皆さん本当に頑張っていたので、これはアイドルファンの方達は嬉しいだろうなぁ! と。・脚本について・・・ 脚本に関しては、上記した通りです。見せ場が多くて飽きがこない、とてもバランスの良い舞台でした!…原作ファンはシナリオが分かってるので良いのですが、初見の方達は分かったのかなぁ…?「火の部族が千州の豪族と手を組んで、空(王族)を責める」とか高華国五部族の図解&地図が頭に入ってないと難しいのでは…パンフレットとかに書いてあったのでしょうか?主体が多いため、ジュドやフクチといった従者ポジのキャラは省かれていましたね。でもモブの兵士達などが補足的な台詞を挟んでくれたので、違和感なく観れました。…ただ…ただ… すみません。ここからは完全に面倒くさい原作ファンの叫びになってしまうのですが。。やっぱり…主要キャラクター達が…違うんですよ;;そうじゃないんだ…その台詞のニュアンスはそうじゃないんだ;それじゃこの後に繋がらないんだぁぁ;;ハクヨナスウォンは…違うんだ!!!そうじゃないんだウガァアアアア!!!!このように↑どうしても私はこの舞台を「暁のヨナじゃない暁のヨナ」と思わないと鑑賞出来ませんでした;:いやメイン3人に関しては、草凪先生の漫画以外の媒体で表現しきれるものじゃない!と思ってまして。はい。舞台としてのハクヨナスウォンは、これで完成形だと思ってます!はい!・演出に関して・・・舞台馴れしていないので、どこをどう観ても目新しくて面白かったです!特に今回は、物理的な距離を表現する為に客席通路を多用していたのが印象的でした。後はクライマックス…ドラの音で強制的に場面転換していたのが面白かったです。こんな表現方法があるのかぁ~舞台って凄いな! と。・音楽について・・・2作目に引き続き、やっぱりめちゃくちゃ良かったです!今回はギターの…ちょっと疾走感のあるサウンドが、渇いた火の土地に合ってた気がします。あとユウノ茶の唄が何気に名曲だと思いましたv・役者さんについて…アイドルさんから安心安定のベテランさんまで色んな役者さんの演技を楽しめる舞台だったと思います^^・ヨナ姫(生駒里奈さん)・・・1年前と比べて上達されたなぁ! と感じました。生駒さんは乃木坂卒業以降、沢山の舞台に出演されているようで…台詞がハッキリと聞き取りやすくなっていた気がします。上達するアイドルさんは素敵ですね^^ぴょんぴょんと動き回る仕草がいちいち可愛らしくて!本舞台の見所のひとつ・11巻の剣の舞では原作カットのポーズを入れ込んで踊ってくれていて、嬉しかったです。…あとは「相手をよく見る・反応する」演技が出来ればもっと良いかなと感じる部分はありました。いや演劇素人が偉そうに語るな!って感じですが;すみません。ただ賊に扮して貧民を威嚇するのと、テジュンとの再会での警戒、スジン将軍への啖呵…同じテンションで発せられる言葉ではないはずなんです。これからも頑張って下さい!・ハク(矢部昌暉さん)…「10代とは?な風格の原作ハク様」に比べ、やはり「ちょっと若々しいハク様」でしたね。格好良い…というより、ホント姫さん大好きで可愛いなお前! …って感じでv今回はお話的にも脇に徹する役割ではありましたが、テジュンを構ったり姫様とちょっと良い雰囲気になったり何度も大刀アクションシーンがあったり(これが格好良いんです!)と、存在感がありました^^・スウォン(陳内将さん)・・・威風堂々スウォン様!格好良かったです!前作の感想で「かなり怖さ・シビアさが強調されたスウォン様」と書いていたんですが今回はまさにその「風格のあるスウォン様像」がお話にマッチしていたなぁ~と感じました。戦ごっこのシーンでは茶目っ気全開&クライマックスでは流石の迫力!見所が多くて魅力的なスウォン様でした。・キジャ(塩﨑太智さん(M!LK)…四龍の内、3人が若手アイドルグループの方でした。前述しましたが(正直不安だな…)と身構えて鑑賞したのですが…思いの外(という言い方は失礼ですが;)とてもとても良かったです!そりゃまぁ…辿々しい印象がなかった訳ではないですが各々がちゃんとそのキャラクターに見えました!あとやっぱりダンスを学ばれている方は、アクションシーンがキマりますね!キジャ役の方は、姉が特に褒めていました。「ちゃんと他の登場人物を把握して演技してる。気遣いなキジャの雰囲気が出てる。」だそうです。確かにそうだな、と思いました。・ジェハ(山中柔太朗さん(M!LK)…舞台映えするイケメン君でした!設定上では腹減りパーティ最年長ですが、まだ10代&初舞台…という役者さんだったんですね。台詞のない時など、ちょっとソワソワしてるかな~とは思いましたが…キメ台詞ありアクションあり見せ場も多い兄さんを、華やか&爽やかに演じられていました。・シンア(曽野舜太さん(M!LK)…さりげない動きがシンアっぽくて良かったです!最年少の17歳!初舞台!お若い!言葉数は少ないながらも、見せ場もしっかりあるシンアへの配役は納得です。周りをしっかり見ていて、欲しい所で前に出てくる演技をされていて良かったと思います^^・ゼノ(堀海登さん)…安心安定のゼノ!四龍のまとめ役という印象でした。1作目2作目3作目と役者さんが全て替わっているのですが、本当に皆安定して”ゼノ”なんですよ。重要な台詞が多いから、上手な方が演じられてるのかな~とも思うのですが…誰が演じても一番ブレない・強烈なキャラクターなんだな、と。・ユン (熊谷魁人さん)…説明台詞の多いユン君。やはりここは安定の役者さんですね。とにかくイザの実おじさんとの掛け合いが良かった。面白可愛かったですv・テジュン (釣本南さん)…今回の舞台最大の功労者&主役ですね。舞台の端から端まで、時に客席に降りてまで走り回り天国と地獄を行き来する感情の起伏、そして成長…全身全霊でテジュン様でした!前作と同じキャストさんだからこそのドラマ性を感じました!・キョウガ (山田ジェームス武さん)…安心安定の役者様その1今回の舞台、後半のクライマックスの見せ場はやはりカン親子のドラマだったと思います。最初のテジュンへの跳び蹴りが見事すぎて笑いましたw・スジン (武智健二さん)…もっと殺陣が見たかった…!!スジン将軍を演じるのは殺陣師でも活躍されている方…というのは知っていたのでめっちゃ格好良く動くスジン将軍を期待してました。OPではズバ抜けて格好良かったです!もっと見たかったなぁ…でも誰よりも俊敏に動くスジン将軍じゃ、キャラが違っちゃうか…;「火の部族は緋龍の末裔 自分は緋龍王だ」と信じるスジン将軍。最近の本誌展開を見ると、また味わい深いキャクターですよね!・グンテ (瀬戸祐介さん)…安心安定の役者様その2えらい完成度の高いイケメングンテ様だなぁ~と思って見てましたが、テニスの王子様や刀剣乱舞、2.5次元舞台に引っ張りだこの役者さんだったんですね。傍若無人さがあって…登場シーンは少ないながらも存在感が凄かったです!・ユウノ(本西 彩希帆さん(劇団4ドル50セント)…可愛いとにかく声が可愛い!女の子キャラが居るとやはり華やかですv生駒さんとは違った可愛らしさで眼福でしたvまさかお茶を育てている表現に、歌いだすとは思いませんでした!!……はぁはぁ…。こ…こんなに語るつもりは無かったのに…(いつもの事)今回の舞台は本当に、キャラクターそれぞれに見せ場があって満足度が高い舞台だったんじゃないかな と思いました!舞台に連動して、ヨナカフェという企画も立ち上がりました。凄い事です!一大事業なので軽々しくは言えないのですが…またヨナ舞台があれば、是非鑑賞したいです~^^by妹
2020.04.02
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暁のヨナ 189話「緋龍王」*以下単行本32巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*・姫様に逃げられた理由を考えこむハク様タイトルが「緋龍王」……なのに、そこにババーンと「伝説とは一番無縁の」「凜々しい」ハク様が描かれている扉絵が最高です!この概念戦が堪らない2020…!逃げ去る足音で姫様だと確信しているハク様。愛ですね。ジェハ…言いにくいのは分かるけど、事後報告ぐらいしてあげないと…;しかし空の三十五番隊にすっかり馴染んでいるハク、流石です。ファンブックではコミュ力3(5段階中)になってはいましたが、この男の「組織体を下から掌握していく力」は本当に怖いと思うんですよ…。・「昔ー… 敵わないと思った奴がいた」byハク様ヒューリさん…スウォン様の何人かいる師匠の内の一人だったのですね…彼が幼少期スウォンに剣を教えている絵面が想像できません;;すみません正直「なんかスゴイ後付けな絡みキタコレ」と思っちゃいましたがハク様、幼少期にヒューリさんと出会っていた様子。これは何歳の頃かな…13歳位かな?齢13歳にして栄誉ある武術大会で優勝しているハク様ですが、異常なほどにその能力をひけらかしません。そこには「もっとスゴイ奴がいる」という意識があった…というのは納得です。ヒューリさんのキャラに関しては「空の王族内の悪意・闇」の権化というか…顔の傷や年齢的な事から、ジュナム・ユホン・イル時代の戦争や権力争いのいざこざに話を持って行くためのキャラクターかな、と思っています。それと同時に、最近の展開(ハク様が空の部族内でのし上がる)ための最大の障壁・ラスボスとしての役割を担ってくれるのかな~ と期待しています!・負けるものか スウォンの前でだけは byヨナ姫威圧感の塊・ヒューリさんの視線に怖じ気づくヨナ姫。そら怖いよ…というか今までよく隠れてましたね……16巻の時は何してたんだろう?彼の有無で、スウォンのイメージ相当変わってくると思うんですよ;今回の暁のヨナ、私にはこう見えましたw・支度中のスウォン陛下、ヨナ姫に戒帝国との戦について語る。支度中しかヨナ姫と話す時間がとれないんですか。どんだけ忙しいんですかスウォン様。淡々と「戦争を始める」と語る18歳…。せっせかとスウォンの世話を焼くミンスね。うん。可愛いんだけどね、イル王の事考えるとちょっとね。なんだお前って気持ちにはなりますよね。・千樹草に興味を持つミンス「あまり公にしない方が良いかも」と濁したユン君の配慮を尻目にあっさりとミンスに千樹草の概要を喋ってしまうヨナ姫でありますwやっぱりミンスとユン君で、なんやかんや良い感じの特効薬を作ってくれるんじゃないかな。うん。期待してますよ!・王家の死はいつも不審な影が付き纏う母上は 本当に賊に襲われて亡くなったのだろうか… byヨナ姫イルが王座に就いて間もなく殺されてしまったカシ王妃…ヨナ姫はイルパパから「賊に襲われ」と教えられ、「母は無差別な蛮行により命を落とした」信じてきました。でもまぁ普通に考えれば、タイミング的にも「明確な目的のある殺意」の存在を感じる事件です。前回の記事で姉が語っていましたが、暁のヨナの作中において「イル陛下殺害事件」とともに重大な、10年前の「連続皇族怪死事件」ですね。姉とは今までも「既出情報から考えると、状況的にまぁこうだよね…って事はこうか?」とアレコレ推測してきました。答え合わせを待ってる感覚ですw謎が明かされるのが楽しみです!・「…我々の主は緋龍王…即ちヨナ姫様只一人ヨナ姫様の命なくば四龍の力は発動しないということだ」by白龍キジャ四龍が軍事演習に参加! ドヤ顔四龍が麗しいです…今回は本当に絵力がありました!白龍キジャに突撃するのは…ケイシュクに指名されたラパ。やっぱりラパ。お前本当に有能モブだな!最近ケイシュクとラパの絶妙な主従関係に、若干萌えを感じはじめて…いや話が脱線しましたスミマセン。キジャ達は注目が集まる場所で「自分たちはヨナ姫にしか従わない!」と宣言し今の閉鎖的な状況を打破しようと考えていた模様。・「問題ありません 四龍さんの能力が無くても 我が高華国軍は常勝なのですから」byスウォン陛下そこでスウォン様の「別に伝説に頼らなくても大丈夫ですよ~」という切り返しです。流石!彼は元々「神の力はいらない 欲しいのは人の力だ」と一貫して強調していましたからね!…というか、伝説や神の力に関しては拒絶するレベルで倦厭していました。真国でのゴビ神官との会話とかが顕著でしたね-。・「お前の母親を知っている 発病したんだな緋龍王の血筋だけがかかる緋の病に」by仙人ゼノこれにてお開きになりそうな空気の中…ゼノ仙人が動きました!にこやかにスウォン陛下を拉致(語弊)! スウォン&四龍のみでの会談の場と相成りました。先日のスウォンとゼノの絡み、大した話もなかったし何だったんだろ~と思ってましたが成程ゼノはここでスウォンの体調不良に気付いたんですね!流石仙人!一番気付かなきゃいけないのに未だにアレなジュド将軍とは大違いです!(馬鹿にしすぎ)そして爆弾投下です。スウォンが緋龍王の末裔であるという事実が明かされました。正確には「スウォンの母方の家系=緋龍王の子孫一族」という事ですね。絶対色々知ってるはずなのに、今までハクヨナの思考には全くと言って良いほど干渉しなかったゼノ仙人。そうか…ここで動くのか。本人嫌がってるというのに…対スウォンに対してこうぶっ込むのか…成程!!・以下「緋龍王の末裔」に関して、思い込みと妄想を含めて勝手に語り散らかします。成程それは盲点だった!これはしてやられた!! ーと思いました。ゼノ過去編(18巻)で「緋龍王の妻子の存在」はがっつり触れられていたので何かしらで絡んでくるのかな~…とは思いつつ… ただ3巻でヨナ姫がハッキリと「私緋龍王の血筋じゃないよ 緋龍王の血筋なんて残ってないと思う」と言っていたので、同じ王族のスウォンもそうなのかなぁ、と。なるほど母方ヨンヒ様の方でしたか!これは一本取られました!ヨナ姫の発言&ゼノの「ひっそりと」という表現から、緋龍王の末裔の一族は、その存在を潜めながら血を繋いできたのだと思われます。でも緋龍王って「四龍に協力して貰える」能力以外、普通にただの人間だったんですよね。要するに「緋龍王の末裔」って、今の所「特に超能力はない&代々頭痛に悩まされ続ける一族」という情報しかなく、 いや可哀想でしょ!!! としか言いようがありません;;ーで、当の緋龍王はケロっと四龍を従える能力を有して王族の姫に生まれ変わってきている訳で…いやズルイでしょ!!! としか;;;そもそも緋龍王は長生きではなかったとはいえ、頭痛に悩まされていた描写はなかったような…果たして「緋の病」は「死に至る病気」なんでしょうか? 教えてゼノ仙人!!…緋龍伝説絡みのアレコレに関しては、私達本当に推測が出来ないんですよ;;ファンタジー系の小説とか全く読み慣れてないので…もう出てくる情報を「へぇ!そうなんだ!」と認識していくことしか出来ません。ただ暁のヨナの一番面白い所は、こういった↑設定が全てではない所だと思ってるんです。こうした能力や呪いが存在して… で、当事者にはどんな感情が産まれるんだろう!という点が最も重要な所なんです。四龍達が自分の宿命に対し、各々四者四様の向き合い方をしてるのが良い例だと思います。スウォン様に至っても同様です。スウォン様は緋龍王の末裔だ!→だから謀反を起こして王座を手に入れた!ーという訳ではないですよね。彼はずっと「伝説は伝説」と今の高華国統治において神の力を必要としていませんし、自身の血を繋ぎたがってもいませんでした。スウォンさんの今までの言動を踏まえると、この「緋龍王の末裔である」という事実が、彼がイル王弑逆事件を引き起こした直接的な動機だとは考えにくい…と思います。勝手な推測上の推測なのですが、スウォン様本人が末裔だった事より母親のヨンヒ様が緋龍王の末裔だったという事実の方がはるかに重要事項なんじゃないかな~と思ってます。以前も触れたのですが…私達ずっとヨンヒ様にはめっっちゃくちゃ期待してるんですよ!期待が膨らみすぎて「俺たちのヨンヒ様」呼ばわりして今か今か…と登場を待ちわびてました。緋の病が死に至る病気だと…ヨンヒ様、過去系でしか出てこないじゃないですか。それは寂しすぎる。登場してほしいなぁ…どうしてもヨンヒ様生存の可能性を諦めきれない;;まぁこの辺りもゼノ仙人の語りに期待ですね。新事実が発覚した事で、ファンブックの暁のヨナ年表を片手に…アレコレ妄想が膨らみます♪次回は4月!楽しみです!by妹
2020.03.14
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姉の方です。今回は本誌感想書きたくなりました。暁のヨナ 第188話『追う瞳』感想(姉編)+緋龍城編のこれまでについて見解 です。とりあえず、188話に関してのつらつら感想から。*暁のヨナ33巻収録分ネタバレ含みます。未読の方はご注意下さい!*イラストby妹今回・第188話『追う瞳』については、↓こんな感想です。●ジェハさん「専属護衛いらないなんて…ハクには辛いだろ」前回のヨナ姫のセリフに言及するジェハさん。内容的には、「今更『専属護衛』を目指されても困るんだよ!」というヨナ姫のハクさんへのダメ出しなんで、伝えてもいいと思いますよ。●ヨナ姫3変化やたらと胸を強調した衣装着てますよね。本当に最近色仕掛けで突っ切ろうとしてますね、この娘。●ヒューリさん適当な名前のキャラ出てきた!顔右側の大きな傷も気になりますが、ずっと影を背負っていた左側が俄然気になります。●ヨナ姫とスウォンさんの会話ヨナ姫がハッキリ確認しないからスウォンの明確な病状は未だに闇の中ですよ…!!基本的に、私はこの2人は「性別と髪の色が違うだけの同一人物」くらいに思ってます。この2人が話し合ったたところで、何も進展しないし、何も出てこないかな、って。●ハクさんを見かけて涙ぐむが、ヒューリさんの視線を感じて逃げるヨナ姫。よし。良かった…我慢出来て。後で長々と語りますが、私はこの流れを作るためにスウォンさんの病気という要素が出てきたのかな、と思っています。緋龍城に戻って、ヨナちゃんがお姫様の地位に戻って、じっと我慢が出来るか不安だったんです。今のヨナちゃんじゃ、すぐにぴょーんってハクさんのところに行っちゃいそうじゃないですか。いや待て。せっかくここまで戻ってきたんだ!せっかくお姫様の恰好にまで戻ったんだ!自分から降りて行ってはいかん!!!我慢だ!!!…と。本当になんてオモシロい概念戦!!!!●追う瞳今回のタイトルの面白さ!第一話の「追う瞳」と、ヒューリさんの登場をかけていますが、後半のヨナ姫の視線と、そこから転じて「ハクさんがヨナ姫を追いかける」現状況までの変化を端的に表現してますね。●ヨナ姫に逃げられたハクさん逃げられましたね。見事に避けられましたね。さあ、全力で追いかけようか!!とにかく、この作品がずっと抱えていた謎が明かされる瞬間と、今まで30巻以上に渡りやって来たことが実を結ぶ瞬間が、同じタイミングでやって来るんじゃないかな、と思います。楽しみです!!!!! そしてえー…ここからは私・姉による緋龍城編(主に31巻~)の要素について見解を語り倒していこうと思います。*いつものことながら決めつけ・思い込み激しい一読者が、話回しフェチの観点で、好き勝手に語ってるだけです。ご注意下さい*緋龍城編に入ってからの話回しの要素としては、●ヨナ姫&四龍は、現政権を立てる役者として歓迎される。●ハクさんだけ入城拒絶。●武闘大会の開催→黄龍・青龍の能力を隠したいキジャさん&ジェハさんが暴れて途中中止。●ヨナ姫はスウォン陛下の婚約者!?な演出。●ハクさん、ヨナ姫の元へ行く為に、空の部族の一兵卒になって上を目指してみる。●ユンくんは、最高峰の知識の集まる場所にようやく来れた。●スウォンさんは黄龍の不死の身体に興味があるようだ。●ハクさんとグルファン邂逅。スウォンさんが目撃。●スウォンが頭痛で倒れた! →緋龍王伝説を妄信し、それをヨナ姫に転嫁している(?)イル陛下の悪夢●ミンスが医務官であることが判明。●ケイシュク参謀とジュド将軍、スウォン陛下の体調不良を口実に 戒帝国侵略を急ごうと話し合う。●ヨナ姫『スウォンの症状は、スウォン母・ヨンヒ様と同じ病…?不治の病では!?』●スウォンさんの護衛という謎の男・ヒューリさん登場●ヨナ姫『スウォンが死ぬかも、なんて事を知っている私と会ったら、仲間の命が危ない!』 →心配して来てくれたジェハさんを追い返す。 →ハクさんを見かけて逃亡。↑今、ココ。書き出すと、いっろいろ…新キャラやら、今後の示唆やら、様々なキャラクターの感情変遷やら、本当にいろいろやってますよねぇ…。ここまでの展開は、妹が花ゆめ発売時に各話感想を書いて来てくれていますが、私の見解としても、だいたい同じ感じです。この『暁のヨナ』に関して、私が記事を書くたびに全力で強調しているのが、「この作品は、『ミステリー作品』だ!」という観点です。だって、第一話が「事件」から始まってるじゃないですか。スウォンさんによる謀反劇。あれは、スウォンさんというキャラクターが、確固たる意志で実行したれっきとした「国王殺害事件」です。暁のヨナは、まずはこの『事件』の謎を解き、その事件が起こってしまった状況に向き合う物語だと思っています。で、その事件の前提として、もう一つ事件があります。第1~2話の間で概要だけ提示されていた、10年前の出来事です。10年前、イル王の先代・ジュナム王が亡くなった後、後を継いだイル王の奥さん・カシ様と、イル王の兄で空の将軍だったユホン将軍が相次いで亡くなっています。ジュナム王に関しては、病死(というか寿命)という認識でいいのかな?と思いますが、(そこに疑問を持っているキャラクターは居なさそうなので)後の2人の死去は、明らかに自然な流れのものではありません。言わば「連続皇族怪死事件」ですよ。今回の緋龍城編では、上記2つの事件の真相に迫って行くのだと思っていますが、「どっちから出すのかな…?」って思ってました。上記2つの事件は、10年間の間が空いていることからも分かるように、当然ながら、「別の事件」です。ただ、関係はあると思っています。スウォンさんの謀反劇の土壌にあるのが、10年前の事件…でしょうね。普通に考えれば。スウォンさん自身も、2話の段階ではそんなことを言っていますし。作品的に重要なのは、もちろんスウォンさんの謀反劇なわけですが、その土壌にあるもの(10年前の事件等)を出さないと、読者に対する説明にならない。読者への情報提供的には、当然「10年前の事件」→「謀反劇」の順番じゃないと、納得してもらえないと思うんです。…でも、そもそもハクヨナの興味関心が、「10年前の出来事」にいきなり行かないじゃないですか。スウォンさんの謀反劇の真意は知りたくても、その前に「じゃあ10年前の謎解きだ!」なんて遠回りに調べ始めるはずもなく、また、こんなヤバそうな出来事について、聞きもしないのに、ベラベラ簡単に説明してくれる人が居るわけもない。当然、スウォンさん本人が話すはずもない。事件の真相の説明に至るまでの話回しのハードルが、とにかく高いと思ってたんです。どうするのかな、コレ…?って。で、最近数話の本誌展開です。「やっぱり、こっちから行くんだ…!!」上記2つの事件に関しては、私(&妹)の中で、ある程度「こういうことなんだろうな」という筋立てが、もう何年も…かなり前から、あります。もちろん、漠然とした、いち読者の「深読み・予想」という次元のもので、話の展開がどうなるかとか、どういう順番に何の情報が出て来るのか、とかは全然分かりません。ただ、連載開始当初から10年この作品を追いかけていく中で、展開だとか、新しく出てくる情報だとか、含みのある言い回しだとか…大きなところが「想像とズレた」と感じたことは、これまでほとんどありませんでした。でも、ここに来て初めて、示唆される描写が想像から「ズレ」ました。1、スウォンさんの頭痛設定(特に、死に至るような重病であるという解釈)2、イル王が緋龍王を妄信している(?)描写の2点です。大々的に描かれた描写の中で、この2点だけは、私の今までの認識と大きくかけ離れていました。まず、「暁のヨナ」の中でのスウォンさんというキャラクターの役割として、「もともと実は重病である」という設定の必要性は感じません。*あくまで私は!です!*このキャラクターの起こした謀反劇の原因に、「自分の先が短いから」があるとは全く想像していませんでしたし、今でも、「この要素は必要ない」と思っています。この描写に関しては、本当に話回しのために出てきた要素だな、というのが今のところの私の受け取り方です。●まず、スウォンさんの謀反の土壌となっているであろう 「10年前の出来事」について突っ込んでいく流れを作るため。●ヨナ姫を、「姫」の立場で大人しく待たせる&黙らせておくため。●スウォンさんが平常時に自身の思いを吐露するはずがなく、 そこを無理やり崩すため。(「スウォンさんが苦しんでいる」絵面も、分かりやすく作れるし。)…このあたりを一手に担うのが、この重病(?)設定だと今のところは解釈しています。どれも、すごく難しく高いハードルなのですが、よくこれだけ最低限の設定・描写で回しますよね。すごいです。もう1点、イル王の描写ですが、これは本当に酷いと思っています。草凪先生のサドっぷりが。私的には、「引っ掛け以外の何物でもない」という認識です。この、「緋龍王とヨナ姫の関係」についてイル王がどう思っていたのか、描写自体は、25巻にスウォンさんの回想として突然登場しました。今回の頭痛で倒れたスウォンさんの夢(?)や、27巻のヨナ姫の回想も含めて、↓下記2点のベクトルが描写されています。●イル王が、「ヨナ姫は緋龍王の生まれ変わり」をやたらと強調する。●イル王が、スウォンさんと緋龍王との関係をやたらと否定・拒絶する。これらから素直に読み取ろうとすると、「イル王は建国神話に対する信仰心が非常に厚い人で、ヨナ姫が緋龍王の生まれ変わりだと信じてて、だからスウォンさんを絶対に王にしたくなかった」ように解釈できなくもない。↑このイル王像は、私(&妹)の認識していた「暁のヨナ」として、…いやありえないよね。そんな人じゃなかったよね。という描写でした。これは…10年前の話をしている時に、スウォンさんの謀反の真意についてバレたくないから仕掛けた完全なるフェイントかなぁ、と今の所…私はそう思ってます。ーというわけで、グダグダと自分勝手な解釈を書き連ねてきましたが、とにかく、「スウォンさんの頭痛」と「緋龍王を妄信するイル王像」については、緋龍城編の話回しを構想する段階で登場した、後付け設定だと思ってます。要素として重要じゃないわけじゃないんですが、作品の出だし段階で設定されていたものではない。…あくまで、私の思い描いていた筋書きが正しければ!です。え~話がどんどん脱線してしまってますが…草凪みずほ先生の作品は、とにかく「出だし」!!キャラクターにしても、登場時に与えたい印象が一番注目どころだと思っています。暁のヨナにおいても、新キャラクターが登場して来る際には、だいたい本人が「私・僕はこういうキャラクターです!」って強調しながら出てきます。例外もあると思いますが、主要キャラ以外のキャラクターに関しては、この登場時の印象が、そのまま「このキャラクターの役割」です。でも主要キャラに関しては、逆。登場して来た時に強調してきた人物像や人間関係が、「そのキャラクターが乗り越えるべきハードル」だと思っています。ヨナ姫とか分かりやすいと思いますが、「何も出来ない、わがままなお姫様です!」って強調して登場しておいて、本編は、そこからの変化を見せていく物語なんです。キジャさんも分かりやすくって。「四龍が血をつなぐこと」「王に絶対忠誠!それが幸せ!」を強調してましたが、もう1点、本当に出だしの出だしで要素として出てきてたものがあります。「見合いを断りまくってる」要素です。キジャさんの父親とのエピソードが出てくる中で、この見合い要素こそが、このキャラクターの物語としての大きなハードルだと受け取っています。「女性が積極的過ぎて怖い」と言ってますが、本当は違うでしょ。もし自分の子供が生まれたときに、次代の白龍だったら父親と同じことしそうで、全肯定したいはずの運命を呪いそうで、それが怖いんでしょ。ゼノさんも分かりやすい。わざわざ、「命あるもの いつかは等しく天に帰る」って言いながら登場しましたからね。もし、スウォンさんの重病設定がキャラクターの根幹に関わるような設定なのであれば、まずスウォンさんは「俺は超健康優良児です!」っていう筋肉ムキムキなキャラで登場してると思うんですよね。イル王については、どこかの感想でも書いたことがあるのですが、私の中のイル王像としては、非常に「リアリスト」の印象があります。「今ある手持ちのツールで、実現可能な道を模索できる人」。あとは、「ちゃんと実行する人」。作中の他のキャラクターたちがあまり良い評価をしていませんし、最近は読者さまに嫌われてしまいそうな描写も多いですが…周囲の反対を押し切って、断固として平和主義を唱える王様を、現代日本の感覚では、「弱い王」とは言いませんよ。長く続く国の、ねじれた部分…歪みを一手に背負ってしまった、本当に大変な立場に立ってしまったなかで、なんとか理想とする国の形を作ろうともがいた人物だと思っています。作品にとって、本当に重要なキャラクターです。このキャラクターがやろうとしていたことに、読者が共感できないようになんて、作ってあるわけがないと思っています。全然、今回についての感想じゃなくなりました。いつものことですが、一生懸命書こうとすればするほど話が脱線していって…感想書くの苦手過ぎて嫌になります;;;by姉・イラスト by妹
2020.02.24
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暁のヨナ 187話「秘事」*以下単行本32巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*今号を読んだ私の図↓「S・・・」とは「草凪先生どこまでサディスティックなんですか!!(蒼白)」の意です。今回までが32巻収録になりますね。ハクヨナラブコメはお預けですね。・・・これは読者がフラストレーションをためる巻になりそうだ・・・;;・「四龍から娘さん取り上げると暴走するから」byゼノ仙人ヨナ姫に会えるはずだったのに「姫様体調不良」と言われ会えなくなった四龍たち。女官さんに詰め寄ります。最近シンア君が言いたいこと言うようになってきて、すごく嬉しいんですよね!良いよこの調子でドンドン突っ走っていこう!しかし皆で動くと目立ちすぎるので、結局ジェハ兄さんが単独行動することに。相変わらず美味しすぎる兄さんであります。・「私とケイシュク参謀 ミンス以外の人間との接触を断って頂きます」byジュド将軍一方のヨナ姫もイライラ状態。ジュド・・・これさぁ・・・ちゃんとスウォン陛下と打ち合わせしてやってる?まさか本人の意志や病状を確認もしないで暴走してないよね? 大丈夫だよね??なんか「私とケイシュク参謀 ミンス」の人選にそこはかとない不安を感じるんですけど;;いやまさかね。流石の暴走ケイシュク&ジュドでもね、さすがにスウォンに確認くらいは取ってる・・・よね??・「これ以上 失望させないでジュド」 「スウォンに会わせてジュド 空の部族将軍として誠意を見せて」byヨナ姫イイヨーーー!ヨナ姫様超イイヨ!!そもそもジュドは空の軍隊を総括しつつ、空の王族・・・つまりイル陛下やヨナ姫を守護することが仕事だったはずの人間。役職面では、一番やっちゃいけない事しちゃってる訳なんですよ。ガンガン責め立てましょう!ヨナ姫にはその権利があります!!しかしジュド、ヨナ姫に弱いなぁ・・・と感じますね。・「会えないならこっちらか行く事にした 君も来るだろ?」by文官ジェハテキパキと雑用をこなすハク様(一兵卒)の元に現れた、文官コスプレの緑龍さん。なんか・・・なにかの宮廷恋愛モノに出てきそう。ヒーロー3辺りのポジでものすごく出てきそう。ハクと情報共有。そしてヨナ姫の元に行こうと誘います。・・・しかしハク様、この申し出を拒否。まぁ自分が一番警戒されていていて、少しでも怪しい動きをしたら難癖をつけられるのは分かってますからね。・「何かやべぇ事になってたら知らせてくれそん時は何があっても姫さんを奪いに行く」 「実力で偉くなって 専属護衛取り返そうと思ってよ」by一兵卒ハク様結局ハク様はジェハにヨナ姫の部屋を教え、様子を見てくるようにお願いします。でも「姫さんを奪いに行く」という力強い言葉が聞けました!!元気元気!・文献・資料に埋もれる執務室&寝落ちスウォン陛下ジュドを脅して頼んでスウォンとの面会を許されたヨナ姫。執務室に出向くも、机に突っ伏し眠るスウォンの姿が・・・。お前こんなに無防備で良いのか;護衛が居るから大丈夫・・・なのか?描きこまれた資料文献の山が印象的でした。最初の頃、スウォンって「ゆるふわ賢い坊ちゃん」というイメージだったのですが、ムンドクに武術を教わったり、ファンブックではあらゆる部活に入部していたり・・・と最近は全方位に興味津々というか、知識に強欲な感じで描かれていますね。・「見てはいけない事なら やはり普通の病ではない・・・ 思い出したの ヨンヒ様も同じ病だった・・・私が小さい頃倒れて・・・」byヨナ姫「それ以上はお話になってはなりません・・・!」byミンスここでヨナ姫、幼き頃に目にしたスウォン母・ヨンヒ様の姿を思い出します。今のスウォン同様、頭痛に悩まされているヨンヒ様・・・顔は見えませんでしたが、やはりスウォンは母親似ですね。「ヨンヒ様も同じ病だった・・・」ミンスの顔色が変わったのはここですね。ミンス、全部知ってるくせに本当に何も教えてくれません。ヤキモキ。ここまでスウォンサイドに詳しいと逆に「お前なんでイル陛下の付き人やってたんだよ」レベルです。・ああ・・・本当に スウォンは 死に至る病なんだ byヨナ姫ミンスの取り乱し方を見て、どんどん悪い方向へと思考を巡らしてしまうヨナ姫。(ヨンヒ様はもうなくなっているのでは?スウォンも死に至る病気なのでは??)ミンスはただただ「これ以上話すな詮索するな外部に漏らすな!!」の一点張りです。・・・う~ん・・・う”~~~~~~ん・・・うん。これはですね、読者としては反応の仕方が2パターンありますね。■その1:素直に受け取った場合そんなぁぁスウォン!!お前今までピンピンしてたくせにオマッ・・・いきなり・・・卑怯だぞ!今更病弱カミングアウトとか卑怯だ!!死ぬならなんで王座奪ったぁああぁあ!?読者どうしたら良いか分からないじゃんかウ”ァァア唖!!っていうか・・・やっと・・・30巻かけてやっと前向いてくれたのに・・・ハク様がまた動揺しちゃうだろぅがぁああ!!!■その2:穿った見方をした場合ああ・・・うん。これはあれです。「ヨナ姫(&読者)を萎縮させるためのミスリード」でしょうね。そもそも最近出てきたスウォンの病気関連のアレコレに関して、連載初期から開示されてる情報は「ヨンヒ様が病弱だった」位しかないんですよね。スウォンは頭痛に悩まされてなんかなかったし、ミンスが医務官だなんてそれこそ初耳ですよ。というかヨンヒ様は生きててくれないと・・・親世代のアレコレを、ちゃんと説明してくれるキャラは居て欲しいんですよね。ヨンヒ様がまだ存命していると仮定すると・・・・病弱で、とても表に出る&人に会える状況ではない・スウォンにもヨンヒ様の病気が受け継がれた兆候が見られる・ヨンヒ様の症状は、王族として決定的なウィークポイントとなるものである物語的には、こんな感じ↑で捕らえておくのが良いんじゃないかな~なんて今の所は思ってます。う~ん分かりませんが・・・う~~んwちなみに私と姉の間ではずいぶん前から以下↓のような予想があったりします。「ヨンヒ様は精神面でのバランスを崩している女性なのでは」う~んどうかな~・・・今後に期待!・・・という訳で、「ああ・・・ 本当に スウォンは 死に至る病なんだ」byヨナ姫には色んな考え方が出来る訳ですが・・・どう捕らえても行き着く結論はただ一つ・・・草凪先生・・・サディスティックが過ぎます!!!!・「・・・いつだったか言ったよね 僕が君の脚になるって」by文官ジェハスウォンの病気にショックを受け、呆然としているヨナ姫・・・そんな彼女の元に舞い降りたのは、水も滴る美しき緑の龍(文官姿)・・・ヒーローじゃん!!めっちゃヒーローじゃん美味しすぎるぜ兄さぁあああん!!!ーでもやってる事は「ヨナ姫の脚」じゃなくて「ハク様の使いっ走り」ぃぃ!!今号でジェハファン増えたと思いますv・「ごめんね来られると困るの専属護衛もいらないって ハクに伝えて」byヨナ姫「ハクの所に連れて行ってあげる」と言うジェハの手を離し、ハクを拒絶してしまうヨナ姫様であります。ケイシュクたちはスウォンの病気が外部に漏れることを恐れています。一番警戒してるハク様になんてもってのほか。ヨナ姫が仲間達に接触したことが感づかれれば、そこで同盟関係は一発アウトです。そしてやっぱり「スウォン死ぬかも」なんてハク様には言えないですよ・・・せっかくここまで元気になったのに・・・どれ程ショックを受けてしまうのか、と・・・。ちなみに「専属護衛もいらない」←これは相当重要な台詞だと思います。ハク様は今「専属護衛を取り返そうと」空の一兵卒になった訳ですが・・・ヨナ姫に拒否られてしまいました。もう目指すべきは専属護衛じゃないぞ!もっと違う形で奪いに行けよ!ーということなのだと思います。ハク様ファイト!・さりげなくヨナ姫の元に残留するぷっきゅージャハを追い出し、カーテンを握りしめながら切なく想い人の名をつぶやくヨナ姫!!ーを、何故か残留したぷっきゅーが見てる。超見てる。切ないのに笑える。え、笑って良いんですか先生!?ぷっきゅーの活躍にも期待が高まりますね^^次号はお休み。ヤキモキしますが1ヶ月おあずけです。しかし本誌が付録を餌にヨナファンを全力で釣ってくる・・・;とりあえず草凪先生、ゆっくり休んで下さい!次回も楽しみです!by妹
2020.01.23
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年末に描いていたスウォン様絵です。髪を短く描きすぎました・・・。評判の良いウォーターフォードホワイト(中目)という水彩紙を初めて使ってみました。確かに透明水彩を使うには最高の紙ですね・・・残念ながら値が張るけどもTT 正直に言うとですね、ラスト付近のイルパパに動揺しすぎてどう反応しようかめちゃくちゃ困ってるんですよね・・・;;とりあえず本誌感想参ります!暁のヨナ 186話「向き合わなくては」*以下単行本32巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*向き合わなければ・・・前回のハク様の台詞ですが、今回はスウォン視点の台詞なのかな?・(なんで昔みたいに優しい声で ハクの話するの・・・?)byヨナ姫倒れた初恋の人を抱き留めながら、胸を押しつぶされそうな切ない表情を浮かべるヨナ姫・・・!こう書くと、まだ彼女の中にスウォンへの想いが残っているかのような表現になりますね。多分違います。ヨナ姫は「スウォンとハクの関係」に心を痛めてるんですよね。いや本当にこの場面はスゴイと思いました!ここが暁のヨナの一番面白い所だと思ってます。草凪先生は随所にフェイントを仕掛けまくってくる「サディスティック作家様」なんですけどね・・・ヨナ姫だけは絶対に、最重要課題を見失いませんよ!!・「・・・構わないで下さい 問題ありません」byスウォン我に返ったスウォン様。立ち去ろうとするもやはり頭痛。ヨナ姫に強制的に寝かしつけられます。ヨナ姫の肝の据わりっぷりよ・・・従兄弟同士、やっぱりどっか通じるモノがあるのだと思います。ヨナ姫とスウォン様両者の表情がめちゃくちゃ良いなぁ!! と思ったシーンでした。・スウォン様の護衛あ、出てきた出てきた。ちゃんと傍にいたんですね。未だに姿をしっかり見せてくれない護衛、今後の話に深く絡んできそうな気もしてます。・「ああっ 楽しいっ」byユン君ミンス(1巻登場)&ユン君(3巻登場)初めての対面です!!!姿形も同タイプというか、ちょっと似てますよねこの二人。幼くして宮廷入りしていた頭脳派マネージャーと、極貧生活を知る野生の頭脳派マネージャー。国家の書物に触れ、嬉しそうなユン君・・・を観て、私もめちゃくちゃ嬉しいです!ユン君は最近皆のお母さん役に徹しすぎてて、流石に可哀想というか・・・ちゃんと学びの場も用意してあげてー! と思ってましたので。良かった良かった!ミンスと仲良くなったので、ユン君&四龍もちょっと自由に動き回れたりしないかな(希望)・「陛下はお元気ですよ 少しお疲れになっただけで・・・」by王の主治医・ミンスミンスって医務官だったんですか知らなかった!!!だってヨナ姫すら知らなかったんだもの!読者が知るわけないじゃない!!ミンス母がスウォン母の医務官だったから・・・成程。ミンスがわざわざ生かされたのも頷けます。ということは、スウォンの症状も母関連だったりするのかもしれませんね。ーというかスウォンの状態、ケイシュク様すら全く知らなかったらしい。ミンス曰く「普段は問題ない」とのこと。参謀相手にはぐらかして答えるのはどうなの・・・;個人的には、スウォンのこの頭痛?発作?は、精神的なものが原因の症状なのかな~・・・なんて感じがしました。全然説明してくれないので分かりませんが・・・きっとホラ、千樹草で治るよ・・・(希望)!・スウォンの母上・ヨンヒ様出ましたスウォン母・ヨンヒ様の話題!これまたはぐらかされてる感じで全く詳細が分からないですねぇ!!この人は1巻4話で既にその存在を語られていたので、まぁ物語的に・・・おそらく超重要人物のはずなんですよね。とりあえず生きてはいるのかな?ミンスは「別邸に居る」と言っていますが・・・実は緋龍城内に居て、ヨナ姫とバッチリ出会っちゃっても良いのよ^^!(↑早くどんな人なのか知りたい読者)ちなみに私&姉の間では「ヨンヒ様はヨナ姫に似てるんじゃないか」という推論があります。実はヨナ姫母・カシ様よりも断然気になってるヨンヒ様・・・早く登場して欲しいなぁ!・「・・・陛下には時間がないということか・・・?」byジュド将軍「戒帝国の進軍計画・・・急いだ方が良いでしょう」byケイシュク参謀初公開☆空の部族将軍・ジュド(独り身35歳)のお部屋!・・・いやそれは置いておくとして。ジュドさん、ここまで来ても「目の前で目眩を起こしてた陛下」に全然気付かないのが素晴らしいですね流石です。(←どこまでもジュドを嘗めきっている読者)そして・・・ノンストップ☆ケイシュク健在!! ですね。スウォン様が倒れた!(事実)→どうやら初めてではなさそう!(推測)→まさか陛下には時間がない!?(推測の飛躍)→急いで隣の国に進軍しなきゃ!!(足の浮いた状態で大暴走)いやまずミンス&スウォン当人に病状聞き出そうよ!!!っつーかそんな大々的に戒帝国に喧嘩売るつもりだったんですか知らなかったよ!!!・・・これはケイシュク様(&ジュド)がまた勝手に突っ走りそうですね。いやぁ早急に、さらなる戦力が欲しくなりますよね。そういえば最近、空の部族軍に期待の新人(先日大軍での勝ち戦を主導した元将軍)が入隊してましたよね!彼の要求をのむ形で、頑張って貰うのはいかがでしょうか!!(↑満面のゲス顔)・「やぁ 来たねスウォン 私を殺しても 緋龍王にはなれないよ 試してみるといい そして振り返るといい ほらそこに 赤い髪の真の王が きっと君を 死に落とす」byスウォンの夢の中のイル王・・・・・・・・・。。。・・・・・・・・・・・・。。。。いや反応に困るんですけど!!!!イルパパめっちゃ邪悪な顔してスウォン煽ってますけど・・・どどどうしよう!!??・・・?? ~いやいやこれではまるでイルパパが 緋龍王=ヨナ姫説 を盲信していてだからスウォンは緋龍王になれない駄目! ーみたいな・・・そんな人だった感じに見えてしまう訳なのですが・・・いやそれはナイでしょ! と。そもそも生前のイルパパは「ヨナ姫を王に」なんて言ってないし動いてもなかったじゃん!!! と。このシーンは何なのかなぁ・・・と姉と話し合いまして(オタク談義)「この場面は回想ではなくスウォン自身の不安の顕在化なのでは」という結論に達しました。11巻でハク様が(彼にとって)怖い夢を見る場面があります。「スウォンを殺しに行きましょ」と言い放つヨナ姫。そしてそんな彼女に刃を向けるスウォン・・・の夢です。ヨナ姫が剣を練習していたのは、ハク様を守りたいからです。父上の仇を取りたいなんて、そんな事一言も言ってないですし、思ってもないんです。この嫌な夢は、ハク様自身の疲労や不安が「こうなったら嫌なヨナ姫像」として現れたものかな、と。物語的にもこの場面以降は、ハク様のメンタル面が描写されるようになっていきました。そう考えると、今回はそのスウォンverなのでは・・・と。ハクヨナの帰還や体調不良が重なり、四龍の力を目の当たりにしたこともあってイル陛下やヨナ姫への罪悪感&漠然とした不安などが、こうした夢として現れたんじゃないかな と。物語的にも、これからスウォンの内面を描いて行くよ・・・という狼煙というか。そう考えるとしっくり来ました。・・・多分そうだと思うんだけどなぁ。自信はないのですが流石にイルパパはこんな人ではないかと・・・うーん・・・。次号こそはお休みだと思ったのですが、掲載されるようです。いやぁ次回も楽しみです!by妹
2020.01.05
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2020年明けましておめでとうございます。今年も相変わらずヨナヨナしていると思いますので何卒よろしくお願いいたします。今回は水彩毛筆(水性染料のブラシペン)で色を塗ってみました。カラーインクの筆ペンバージョンみたいなもので、良く併用してます。以前家族が奈良土産で買ってきてくれた あかしや「彩」シリーズ、発色が良くてめちゃくちゃ気に入ってたのですが、ちょっと薄い色がなくて使いにくく・・・色数が多く小回りのきく 呉竹「クリーンカラー リアルブラッシュ」の淡色を追加することでめちゃくちゃ使いやすくなりました^^ヨナ姫の方は普通の官製ハガキ(懸賞用)に描きましたが、コピック(油性)のように裏うつりしないので便利です!最近はやっと「画材の特性」「画材と画用紙の相性」というものを考えられるように・・・なった・・・気が・・・気がして・・・(←自信なさげ)by妹
2020.01.01
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800万部突破…!800万…800万…(反芻)嬉しいです。素晴らしいです。暁のヨナ31巻・感想&高華国に関するロジックについて(姉編)*以下、最新・31巻についてのネタバレあり感想です。未読の方は、お気を付けください。*一度、本誌で緋龍城に返って来た回(179話・虚しい歓声)の際に感想を書いていますが、改めて。北戒(千州)の豪族・クエルボの襲来を撃破し、囚われていたヨナ姫や四龍たちも取り戻したハクたち高華国軍(火の部族+空の部族軍)。負傷した兵士たちの救護を行っているキャンプ地にて、ケイシュク参謀は、ヨナ一行に「同盟を組み、緋龍城へ戻らないか」という提案をする。物語の舞台は、いよいよすべての要素の地理的中心地、緋龍城へ!!!以前、クエルボ編が終了した際に、「戒帝国千州(クエルボ)編について」記事を書いたのですが、そこで、こんな↓書き方をしてました。とにかく。作品的には、丁寧に丁寧に、詰めるところは詰めた!という状態までいよいよ来ていると思います。こうやって書くと、かなりクライマックス感があるような…作品的に、最終決戦的なイメージがするかと思いますが、私の考えでは、おそらくそれはまだだと思っています。まだ、やらなくちゃいけないことが山ほどあります。とにかくまずは、要素バランスを整える必要があります。私の認識的には、この『暁のヨナ』という作品は、要素バランスをわざと悪く見せることで構成してある、ミステリー作品です。作品の釣り…パッケージや作品導入部から、決して嘘をついているわけではないんですが、かなり意図的に、要素バランスを不明瞭にする仕掛けが施されていると思っています。前作・NGライフをご存知の読者なら、分かると思うのですが、草凪先生は、話筋にとても論理的な仕掛けを施される作家です。論理的というのは、「○○という事象があるから、△△ということが言えるんだ」という因果関係がしっかりあり、また、説明する要素の抜けのない状態で、誰しもが納得できるように説明すること…だと思います。※NGライフにおける「前世→現世間のロジック」とは、具体的には◆生まれ変わった際の記憶の喪失は、前世に悔いのない場合、もしくは生まれ変わった後に、前世の悔いがなくなった場合に起こる◆生まれ変わる際には、前世に憧れていた人物像等、望んだ人物像で生まれることが出来るという決まり事の2点から、◆故に、裕真君に前世の記憶がないのは、前世のセレナが悔いを残さない状態で亡くなったからか、もしくは悔いがなくなったからである◆故に、裕真くんが男性として新たな生を生きているのは、前世のセレナがそれを望んだからであり、現世はその望みが実現している幸せな状態なのだという、敬大くんの前世への悔いを和らげ、現世を否定する感情を打ち消してくれるような証明へつながる流れのことを言います。『暁のヨナ』に関しても、NGライフ同様に、作品を成立させるための、ある「ロジック」があると思っています。(あまりこういった作品解説をされることはありませんが…。)もう少し細かく言いますと、「第一話でスウォンさんが引き起こした謀反劇」の原因、それを読み解くことが出来る「高華国に関わる、あるロジック」が、最初からきっちり作り込まれています。NGライフにおいては、主役を救う事が出来る「前世→現世」間のロジックについて、それをそれぞれ体現するような前世仲間たち(凌さん、榊原姉妹、御影)が作中に投入され、一人ずつの描写に尺を取った後、作品のクライマックスで、主役の前にそれらが「ロジック」に繋がることが一気に提示される、という作りになっていました。ただ、このロジック提示に関しては、要素の最重要キーマンであった麗奈ちゃんについて、前世と関わりがあるという点や、前世における彼女の動向について、終幕付近まで一切の説明がなかったため、読み手側がロジックとの繋がりを予測することは、非常に困難な作りになっていたと思います。最終回付近まで読んで、ようやく「こういう作りだったんだ!」と驚く感じです。ただ、『暁のヨナ』は違います。恐ろしいことに、ロジック形成に必要な要素は、そのすべてを、かなり初期からちゃんと出してるんです。本当に粗々のロジックを形成するだけの要素出しだったら、1~3巻までの間でほとんど終わってる!!…と思っています。4巻以降は、ひたすらその「ロジック」を裏付けるような動向・エピソードであったり、骨格だけだった「ロジック」を肉づけるような補完的な要素出しが、30巻まで積み重なっている…という認識で、私は読み進めています。このロジックは、強固です。作中、複雑怪奇な設定群で補強しまくってあり、ちょっとやそっとじゃ壊すことは出来ません。これほどはっきりしたロジックに関して、何故、一生懸命読み込んでいる読者ですら、ほとんど掴むことが出来ないのか…。理由としては、挙げ連ねると、6点。1、作品のパッケージとして、読み方を提示していない点。ロジックを読み解くミステリー的な作品だと、説明していない。認識しやすい、「伝説の少女が成長し、活躍するファンタジー作品」だという入口と、それっぽい道筋が作ってある。※この入口と道筋は、引っ掛けというわけでありませんが、明らかにそれだけをやっている作品ではない。2、ロジックが、少女漫画としては異常に社会的な観点の要素で構成されており、複雑である点。この点については、男性読者の方が解読が得意なんじゃないかと思います。(魔法的な要素も大真面目に組み込まなければならない為、そこは頭を柔らかくして受け入れる必要があります。)3、あくまで、この作品がやろうとしているのは『少女漫画』である点。2で見たように、この作品を読み解くことは、男性読者の方が得意なんじゃないかと思うこともあるのですが、そういった方たちは、逆に「『少女漫画』へ集約するパワー」を読み解くのが苦手なのかな、と。「ぼくの地球を守って」や「フルーツバスケット」のような、白泉社・花とゆめの歴代作品を読み慣れていると、ヨナのやろうとしてることも実はとても掴みやすいのですが。4、作中で、当該ロジックを壊そうとしているキャラクターが居る点。このキャラクターの動向は、常に当該ロジックに対してのアンチテーゼになってます。このキャラクターの行動が、読者の作品読解上、要素認識を大いにかく乱させている、とも言えるのですが、だからこそ、このキャラクターの動向の反対側に何があるのかを冷静に捉えれば、当該ロジックの存在は、ありありとその形を見て取ることが出来る、とも言うことが出来ます。5、作中に登場するほとんどキャラクターが、当該ロジックについて明確に認識出来ていない点。作中に登場するキャラクターは、「個人の」主観で、さも当然のように物事を説明して来ます。そのキャラクターにとってはそれが真実なので、決して「嘘」ではないのですが、それをまともに受け取ると、読者の要素認識が、作中の要素バランスの実態とズレるんです。6、作中で30巻に渡り、当該ロジックについて、ひらすら隠そうとして来たキャラクターが居る点。コイツが、本当に厄介。「暁のヨナ」がこれほど超長期シリーズ化した元凶です。まぁもうこの段階ですので、はっきり言っちゃいます。ハクさんです。大変ややこしい書き方をして来ましたが、結局何が言いたいかと言うと、要は、「ロジック形成の為の要素は、初期初期から思いっきり出してあります。それでもこのロジックが読者に認識されないのは、わざと要素バランスが悪く描かれているからです」、ということです。要素は出してあるんだから、あとはそこのバランスを整えるだけなんです。それが、今回の「緋龍城帰還」という展開でやるべきことだと思っています。『暁のヨナ』は、この先も長い!!…と思っています。NGライフのロジックは、主役を救ってくれるものでしたが、暁のヨナで設定されたロジックは、違います。このロジックそれ自体が、混沌の原因です。このロジックと、それに伴って巻き起こっている「今の事態」がはっきり顕在化したところで、あらゆるキャラクターが真っ青になるだけなんです。「で、この事態をどうするの!?」というのが、物語の本題です。↑ここに、あれだけの数のキャラクターたちが、それぞれ向き合わなきゃいけないんです。もちろん、関わりの大きさや、役割の重要度の大小は多分にありますが、一人ひとり、抱えているバックグランドが違いますので、既に他界したキャラクターたちも含めて、本当に一人ひとりの主観を描く必要があると思うんですよ。ヨナ姫が30巻に渡り、ひたすらやって来たことは、この事態の打破に向けた足場固めというか…この事態を受けとめるための、心の形成…準備?というか…。ヨナ姫だけは、今起こっている事態に対して、一切間違いのない動きをして来てます。ずっと。最初から。一人だけ。ヨナ姫は、事態の全貌をはっきりと認識しているわけではないと思いますが、ロジックも、現在起こっている事態に関しても、感覚的にはしっかり掴んでます。最初から。「暁のヨナ」は、少女漫画ですから。単行本30巻を越えての、緋龍城帰還…!私としては、クライマックスと言うより、どちらかと言うと、ようやく『スタート』に辿りついた!戻って来れた!!といった感覚です。31巻の感想でもなんでもなくなっちゃいましたが、とにかく!!来るべくして来た展開だと思っています。この記事上では、「ロジック」という言い方をして来ましたが、「謀反劇の原因」となるもの。これに関しては、おそらくもう、作中で何も隠してはいません。「答え」は、全部そのまま描いてあります。あとは、とにかく要素バランスを的確に捉えること。そしてもう一つ。「スウォンさん」を、なめて捉えないこと。きちんと、地に足のついたキャラクターとして彼の見ている世界を、思いっきり立体的に考えて読むこと、です。「もし自分がスウォンさんだったら、何が、どんなバランスで見えてるか」、を本気で想像すること。このキャラクターは、「聖人君子」なんていい加減な作りのキャラクターではありません。現実世界に生きている人間に、天然の聖人君子なんて居るわけがないんです。本誌で、ゼノさんですらスウィンさんを「掴めない」と称していましたが、…そんなことはない。スウォンさんは、作中で最も「感情」から作られているキャラクターだと思っています。「最も」じゃないか…「ヨナ姫と同じで」…かな。ヨナ姫とスウォンさんに関しては、正直なところ、本当に読者に誤解されてることが多いというか…(草凪先生の描き方が、いやらしいだけなんですけど…)とにかく、「エゴ」を捉えてください!!ヨナ姫とスウォンさん、この2人のキャラクターは、「『感情』と『エゴ』がすべて」です。キャラクターのアイデンティティです。この2人の感情とエゴを捉えて、初めてこの『暁のヨナ』が描いているものが何なのか、はっきりと見えて来ると思います。最初から、そういう作りの少女漫画です。…と、私は思っています。by姉
2019.12.31
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たいへん遅くなりましたが、本誌感想参ります!・巻頭カラー・・・ヨナの巻頭カラーって、ハクヨナ縛りのカレンダー絵&編集部さんの意向をくんだ本誌表紙絵とは異なり結構草凪先生が好きに描かれているのかな~という印象です。・・・イヤ流石です。脅威のむさ苦しさです流石です先生!スウォン一派は青~紫系統に偏りますね。空の青がめっちゃ綺麗!・・・グンテが居るなら、ジュンキやキョウガも居て良い気もしますが・・・う~ん・・・。暁のヨナ 185話「冀求」*以下単行本32巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*ききゅう【希求・冀求】願いもとめること。望み欲すること。 「自由と平和を-する」出典 三省堂大辞林 第三版姉が「草凪先生がちょっと分かりづらいタイトルにするときは気付いて欲しいけどはぐらかしたい気持ちもある時だと思う」と言ってました。確かに。・ハク様×グルファングルファンがハク様にデレデレであります。・・・尊い!!!まるで「ヒックとドラゴン」のような人と獣の愛情であります!(↑ヨナ感想にまで推し映画の布教絡めるのヤメロ)しかしグルファンはリアルテイストでずっと描かれるのかなぁw・「主君の誓いを俺が一方的に反故にはしねぇ」byヨナ姫に絶対忠誠のハク様この男は、ヨナ姫を隠れ蓑にして好き勝手動くのがすごく上手なんですよ。いやホント狡いんですよ。よくぞここまで爽やかに責任転嫁できるもんだと感心してますよ。ーまぁヨナ姫も、そのために自分が前に出てる節があるので良いのですが。ジュド・・・納得するのか・・・ヨナ姫の名前出されると弱いですね・・・;;・ついに(ちょっとだけ)明かされるケイシュク参謀ヒストリー!・・・いや何歳で戦に出てたのケイシュクさん!!!ギリギリで見積もっても15・・・14歳以下ですよね・・・う~む惨い。しかしユホン&スウォン&ケイシュクのスリーショット、結構衝撃的でした。君たち昔からそんなに仲良かったんだ・・・。・「ですが空の部族に・・・いや高華国に ユホン派は大勢います」「全ては スウォン様を高華国の王にする為!!」by空の兵士・ラパラパ・・・お前こんなシビアな解説者役までこなしてしまうのか・・・なんという有能モブ!ここの説明は面白かったですね。ラパの言うように、高華国中に「イルよりもユホンを王に求めていた」人々は沢山(というか大半)居たのだと思います。・・・だから一人息子であるスウォンが、王に相応しかった・・・・・・?「スウォン王に求めているのは、ユホンの血統&ユホンの息子らしさだ」という事らしいです。どうなんでしょうねそれって。だってスウォン様、残念ながら明らかに父親似ではないんですよね。・(俺もそう願っていた 俺はイル陛下もスウォンの事も知らなかったと・・・?思えば姫さんとも あの裏切りの夜の事を話し合うのを避けていたでも もう 向き合わなければ 早く あんたのそばに)byハク様でも もう 向き合わなければもう 向き合わなければ向き合わなければ!!!今まで散々・・・散っっ々、30巻ほど逃げに逃げまくってきたハク様が!遂に!!ついに「向かい合わなければ」にまでたどり着きましたよーー!!!もうもうっ・・・感無量ですよーーー!!!ジュドとかラパとかがやんや言ってきて弱気になってるハク様ですが・・・ユホン云々一切関係なく、スウォン自身だけを観て「王の器だ!時期国王に!」と願っていたのって(謀反以前は)ハク様だけだと思うんですよね。その辺は自信持ってほしいですね。(ヨナ姫もそうっちゃそうなんですが、彼女の場合は自身の恋愛至上主義が故でしたし・・・^^;)・(・・・掴めねー兄ちゃんだな)by黄龍仙人・ゼノ狸同士、腹の探り合いも慎重すぎて全然深い話が出てきませんでしたw!!何千年と時を重ねたゼノ仙人が掴めないなら、もう誰もスウォン陛下の本性なんて掴めませんよ;・・・からの→「兄ちゃんが関わると ちょっと人間らしい顔するんだな」by黄龍仙人・ゼノこれですよ・・・コレ!!・「・・・・・・ ・・・・・・なに やってんの・・・」by空の兵士達やグルファンに囲まれ生き生きと仕事をする一兵卒・ハク様 を一目見た瞬間、目眩を起こし頭を抱え込むスウォン様ーそんなに好きか!!!気が遠くなるほど大好きなのか!!!知ってた!!!・・・いやすみません。何らかのフラグなのは分かってるんです。ただ一兵卒・ハクの姿をスウォン様が遠目に観てしまうシーンは必ず来ると思ってまして(どんな反応するのかなー)と楽しみにしていたもので。想像以上のリアクションでしたよ・・・いや知ってたけど、想像を超えてきたよスウォン・・・。・(今なら部屋から出て皆に逢いに行ける・・・!?)byヨナ姫(思いの外)部屋の中で大人しく待っていたヨナ姫ですが、我慢の限界が来たようです。なんかヨナ姫の部屋着がネグリジェっぽいですね可愛い。・突如倒れ込んでくるスウォン陛下何故わざわざヨナ姫の部屋まで来て倒れる!?イヤガラセか!!!(←ミンスを探しに来たそうです)今回事前に2回も体調不良フラグを立ててきたスウォン様、衝撃の急展開です。そして想像以上の苦しみ方です。う~む・・・どうしたお前;そして護衛は何処行った;動揺しつつもちゃんと介抱してあげようとするヨナ姫・・・優しい!・「鎮まれ 鎮まれ・・・ 鎮まれ」byヨナ姫面白いシーンだなぁ、と思いました。とっさに介抱しようと動いたヨナ姫ですが、緋龍城×スウォンと二人きり・・・このシチュで思い起こされるのは、父親が殺された夜の事。そりゃそうですよね。スウォン様も大変な状況ですが、ヨナ姫もパニックしてます。「鎮まれ」はスウォンに語りかけてますが、ヨナ姫自身の突発的な恨み・憎しみを抑えようとしてるんですよね、きっと。・(なんだ・・・夢か 夢ならいいか)by意識朦朧スウォン様薄れゆく意識の中で、暖かさに触れたスウォン様。夢ならば・・・と、ヨナにハクの様子を語り始めました・・・。いやどんだけハク様の話をしたかったんですかそんなに大好きか!!!知ってた!!!!いやぁ(こう来たか~!!)と思いました。物語的には、ハク様が漸く「向き合わなければ」までたどり着いたのでいよいよ後はスウォン様が心情を語ってくれれば・・・という所なんですが・・・この人本当にどっから責めれば心を開いてくれるんだ・・・と思っていまして。。リリちゃんとか頑張って色々きわどい質問してくれてたんですが、全く心の内を見せなくて。これはもうハク様が優しく「どうしたん?怒らないから何でも言ってみ?」ーって話を訊いてあげるなどしないと心開かないだろ・・・と。(何故ハク様がそこまでせねばならぬのか;)ー成程。体調不良で思わず弱音を吐いてしまう!こう来ましたか!しかし・・・ヨナ姫、ちゃんとスウォンの支えになれたはずじゃん・・・とも感じました。なんとも切ないシーンでした。・スウォンの病状について上記のように、私は真っ先に今回のスウォン様はインフルエンザみたいなもの・・・だと思いました。後から「う~ん・・・でもこれは不治の病の可能性もあるのか?」とも思いました。う~ん。う~んちょっといきなりな気もしますが・・・まぁ最近はゼノの能力に興味持ったり、「時間がない」発言はありましたよね。う~ん・・・。ただスウォン様の謀反って「ハクヨナは死んでも仕方ない」やり方でしたし、部族間が荒れまくる事は目に見えてましたし・・・。スウォン政権になってから他国にガンガン喧嘩売って(今は上手く行ってるとはいえ)警戒されまくってる状態なわけで・・・。ここで「実は病気でした!後の事はお願いしますケイシュク&ジュドさん!」なんて無責任な事は、流石にしないんじゃないかな~と思うんですが・・・勿論他の理由があるとかなら話は別ですが・・・う~ん。次号の展開に要注目です!次号はなんと付録にお箸がつくそうです。楽しみ!・・・そして絶対休載だと思っていたのですが、ヨナ掲載されるみたいです!楽しみです!by妹
2019.12.28
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遅くなりましたが・・・本誌感想参ります!えーと・・・まずは表紙!ハクヨナちゃんです!ヨナ姫・・・「少女は今、剣を取る」というあおり文句を完全に忘れた感じになってますね!おみくじも、恋愛運しか見てなさそうな気がしないでもないような・・・wハク様の余裕そうな顔が腹立ちます。そしてぷっきゅーが乙女で可愛いv12月カレンダー絵 ・・・いやびっくりしましたよね。私も先日、クリスマスヨナ姫イラストを描いたんですよ。最初ミニスカサンタのラフを描いたんですよ。でも(う~んこれは露骨かな☆)と思ってちょっと幼仕様のほっかむりverに描き直してたんですよ・・・。いやまさか公式さんから「(プレゼント渡す体で)男の寝所に忍び込むミニスカサンタ&狸寝入り狼男」的ないかがわし意味深なイラストが投下されるなんて思わないじゃないですか!!(ヨナ姫は色仕掛けモードになると、グラマラス方面に体型変える技を使ってきますよね)ボソリ・・・いやぁびっくりしました・・・。カレンダー絵はいつも「今後のハクヨナの方向性」を匂わせるものが多いかな~と感じていまして、毎年楽しみにしていたのですが・・・ そうか・・・ウン。来年からは・・・こ、この方向性・・・? 色々覚悟しておきます!!暁のハク 暁のヨナ 184話「違う景色」*以下単行本32巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*・空の部族第三十五番隊の新人一兵卒・ハク一兵卒の窮屈そうな服、めちゃくちゃ似合わないですねwサンド隊長の「あれをどうしろってんだよ」が一番笑いました。雷獣が「煮るなり焼くなり好きにしてねv」って言ってきても困るよね。怖いよイヤだよこんな部下w胸キュン兵士のラパ、まさかのエリートでしたねそういえば。・「すごい奴は 時の流れが違う」by空の部族第三十五番隊隊員一同三十五番隊は、主に掃除や給仕・洗濯をこなす雑用部隊でした。ついこの間まで城に居たハク様も、彼らを認識していなかった位の新兵たちが多いみたいです。ここで華麗なる小間使いスキルを発揮する我らがハク様!!窮屈そうな兵士の格好よりは、割烹着の方が似合ってる気がしますwユン君に鍛えられたのでしょうか?ファンブックでは料理下手みたいな描かれ方をされてましたが・・・まぁ「いざ仕事」となれば、基本何でも器用こなしちゃうんでしょうね。そして「天才は出来ない人の気持ちがわからない」と並ぶ名言が登場しました!・思い出した 声もかけられない位遠い存在だったけどなんとなくこの人の強さに憧れていたことを by空の部族第三十五番隊隊員一同城時代の「ハク様と空の部族兵との関係性」って、結構気になる所だったりします。空の部族コミュニティの中で完全アウェーの風の部族長!でもイル王のお気に入り!ーというのは、かなり気を気を遣うポジションですよね。ジュドはあんなだし・・・;・「いや 誰よりも必死だったんだ 強くなるために」 byハク様ヨナ姫は「師匠が良いのね」と言われて「ハクが褒められたv」って喜んでましたのに・・・謙虚にヨナ姫を持ち上げるハク様であります。愛ですね。サンド隊長・・・命令口調で頑張ってたのに、結局は敬語になってしまったw・驚愕のジュド将軍空の部族兵に紛れて雑用をこなすハクを見つけ、驚愕するジュド将軍・・・ーっていや知らされてなかったんかい!!!この人一応「空の部族・武力部門のトップ」ですよね?どんだけ部下から煙たがられてるの!?ケイシュクはどんだけジュドのことナメてるの!確かに言動がすべてバカっぽいし頼りにならないけどさ・・・あまりにも可哀想!!・四龍お見舞いをするスウォン陛下スウォン様は(ヨナ姫もだけど)見かけによらず仲良くなりたい相手にはゴリゴリ責めて行くタイプですよね。今回も四龍たちに突撃です。「ジェハの警戒した感じが良いよね!」と言ったら、姉が「ジェハは(好きになっちゃいそうな相手)には最初すごく警戒するからね・・・阿波の都でヨナちゃんにしてた態度とそっくりじゃん」と返してきました。あ、本当だw・スウォン&ゼノ仙人が2人でお散歩するそうです。王族の狸×伝説の狸一騎打ちですか!!!(別に対決ではありません)何の話するんだろう!? うわぁあ気になります!ワクワクします!!ゼノさん貴方・・・きっと色々知ってますよね?ちょっと意地悪な質問とかして、スウォン様困らせちゃって下さい。読者が喜びます。・「どうしてもと言うなら・・・! 誓え スウォン陛下に忠誠を」by主君・イル陛下暗殺に荷担した空の将軍・ジュドハクを信用できない!と詰め寄るジュド将軍。何故これを皆の前でやっちゃうの・・・。いやぁ面白いシーンだなぁ、と。ジュドの台詞の「スウォン」を前王「イル」に置き換えてみましょう!全部Uターンしてジュドの脳天にぶっささってくる切れ味抜群ワードばかりですね!罪悪感があるからこそ、今のスウォン政権を正当化しようと必死だし攻撃的になってるんじゃないかな。・「どうしてイル陛下は殺されなければならなかった・・・?どうしてイル陛下と姫さんはあんな裏切りを受けなければならなかったんだ!?イル陛下のやり方では国を滅ぼすと危惧していたにしても スウォンならばイル陛下と話し合い解決することは出来たんじゃないか・・・?」by牙をむくハク様ウウウウゥウウウンンイイヨーー!!凄く良いよ!!ちゃんと向き合うべき所に向き合うことが出来てきてるヨーー!後はコレをちゃんとスウォンに投げかけることが出来れば完璧だよーー!!・・・いや違うな。ジュドにはこれで良いけど、スウォンにはもう一つの最重要問題点を投げかけなければいけないな。ブツブツ・・・ハク様も全体把握できてるはずのくせに、なんでそこだけ盲目的なんだろうな。ブツブツブツ・・・ああ楽しい!ヨナ考察楽しい!!・「ユホン様はイル陛下に殺害されたのだ・・・お前はイル陛下が最も寵愛していた部下だった・・・知らされぬ事も多いだろう」by主君殺しに荷担したジュド将軍そういえばヨナ姫とハク様、極力スウォン様関連の話は避けてきた気があるのでハク様はこの話を知らなかったんですね。事実か否かはさておき「まさか・・・いや真実だったとしても・・・」と冷静な反応で良かったです。しかしこれ、スウォンがイルを殺害する動機としてはそれっぽい説明になってますけど・・・「ジュドがイル陛下を裏切った説明」には全くなってないと思うんですよね。はぐらかさないで欲しいですね~。そして「いやハク様ってイル陛下の部下でしたっけ!?? 部族違うよね!!」とか「生まれながらの溝って言ってるけど、ユホンの死は10年前ですが!!?」とか色々ツッコミ所が多すぎて面白い・・・面白いよジュド将軍・・・!・だったらずっと前から 俺とあいつは同じ景色を見てはいないby弱気になったハク様「スウォンが復讐のためだけに謀反をおこす訳ない」ーとそうは思っても少年時代の、夢を語り合ったスウォン像を思い返し、弱気になってしまうハク様。あの頃のハクには、確かに「スウォンと同じ未来を描いていける」という確かな信頼と手応えがあったのだと思います。それはハクの一方的な思い込みだったのでしょうか?・・・はてさて。・グルファン降臨!グルファァァアアアンンンンン!!!!!13巻でハクに「忘れました(嘘だけど)」とか言われていたグルファンですが、グルファンはちゃんとハク様の事を覚えてましたよ!!いやぁ・・・一兵卒の格好をした青年の元に舞い降りる鷹・・・めっちゃ綺麗な絵面で良いですね。そしてめちゃくちゃ象徴的ですしね・・・ーいやぁ良い良い!次回は巻頭カラー!楽しみです!by妹
2019.12.09
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昨日 当ブログが300万ヒットに到達していたみたいです!始めたとき、こんなに長く続ける&こんなに開いていただけるブログになるとは全く思っていませんでした・・・ありがとうございます!今後も暁のヨナ&漫画&音楽 その他諸々・・・(流行云々まる無視して)好き勝手に語っていくと思いますので気が向いたときに開いて下さると嬉しいです~^^話しは変わりますが。12月を迎えるので、暁のヨナクリスマス仕様のイラストを描きました。ブログに加えTwitterも細々と始めまして、ブログトップ&Twitterヘッダー用に季節イラスト(当然の如くヨナ姫)を描くのが最近のマイブームです^^透明水彩さんと・・・仲良くなりたいんですよ・・・。。頑張って透明水彩で描き始めるんですよ。ーで、案の定失敗して躍起になって色を塗り重ね、コピックを持ち出し結局パソコンで修正するという・・・いつものパターンに陥っていますT▽Tあ、でも今回はヨナ姫だけは修正ナシで使えました・・・。アナログオンリーで綺麗に仕上げたいです。頑張ります!by妹
2019.12.01
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先日描いた草凪みずほ先生の過去作線画に、コピックで色塗り&仕上げをしてみました~。色々反省点が多いですが;「ゲーム×ラッシュ」の藤枝芽護&結城シン草凪みずほ先生の(連載としては)3番目の作品になります。2005年連載・全2巻。2人の男の子達の確執がメインで描かれています。後のハクスウォンの片鱗を見ることができるかなぁ^^主人公がボディーガード職・・・という汎用性のある設定で、多分人気がでれば長期連載化も見越していたのだと思いますが、残念ながらその軌道には乗らなかった作品、というイメージ。でも最終回までにしっかりと伏線回収していますので草凪先生の作品で「読み物」として成立してるのはこの作品からかな、と思ってます。(ただ話詰め込みすぎ&絵が完成されてないので、漫画画面としては相当読みにくいです;その点で、誰しもにオススメできる作品ではないですね;)本作の中で私が一番好きなキャラは・・・実は朝霞深雪さんです。こんなイカれたキャラを描ける作家さんだったのか!と当時とても感銘を受けました^「NGライフ」の榊原朱奈&深影蒼一フリー素材有り難い・・・有り難いです(羽根)!NGライフの脇キャラカップルです・・・が(どう考えても普通の前世モノだったらこっちの方がメインになるよな)というドラマチックな設定を抱えたお二方です。この2人の確執は・・・しっかりと描かれているのですが特に深影の方の闇はなかなかに色濃くて・・・本編中でスッキリ解決はしていません。草凪先生はそのモヤモヤを、そのまま暁のヨナに活かされてるなぁ・・・と感じています。だってこの2人、どう見てもハクヨナの原型その2!(その1は夢幻スパイラルの弥生&温羅)ちなみにこのイラスト、最初こんなカラーリング↓で塗ってしまっていました。完全にハクヨナカラーに引っ張られて、深く考える事なく塗り塗りと・・・完成してから「いやこんな髪色じゃないじゃん!!」と気付いて塗り直しました;塗り直して良かった;;草凪先生の過去作は、なかなか完成された作品群という訳ではないのですが後の暁のヨナに繋がる描写が随所にちりばめられていますので、草凪先生の思考ルーツを探りたくなるようなヨナマニアの方は、是非ご一読を!by妹
2019.11.23
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遅くなりましたが・・・本誌感想参ります!*以下単行本32巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*ーと言っても・・・・・・・・・・・・・・・いやぁ。もう何というか。もう何も言えないというか・・・。以前からこのブログ内でひたすら語っきたのは、ここです。この部分なんです。「ハク様が立ち上がる・能動的に動き出す」という事に関してはこの辺りの記事↓とかで(姉が)語り尽くしていて正直もう何も言う事がありません^^;暁のヨナ・ブルーレイ第2巻 感想ーその2暁のヨナ 戒帝国千州(クエルボ)編 感想(姉編)このためにヨナ姫がどれだけ尽してきたか・・・!待ってました・・・10年待ってましたよ! 感無量です・・・!!以下気になった点だけ箇条書きピックアップです。・「まともな大会と違うだろこんなん 俺はハク様の様子が知りたくて来たんだ」by腕組みテウ様風の子達がワイワイはしゃいでいる中、ひときわクールな若きテウ将軍。皆と一緒に「ハク様おかえりー!」と声をかけることをしない姿が印象的でした。まぁテウだけは、ハクにはっきりと「戻らない」と告げられてますからね。テウ・・・良いと思います。この先ハクが自由に動き回るには、風の新部族長として「風の部族は一切関係ないよ」「でもハク様に何かあったら黙ってないよ」というアピールをしていく必要があるはずです。テウ、すごく良いです!・「四龍の能力・・・ 成程・・・伝説になるわけだ」by意気消沈のグンテ将軍ジェハ兄さんの人たらしっぷりがスゴイ・・・!グンテ将軍・・・武力的にも手を抜かれ、人間性でも負けてるんじゃないですかね・・・;そしてキジャは何故お姫様だっこなの・・・観客達も、何かよく分からないけど「神の力」を見ることが出来て満足した模様。・「俺とゼノを隠してもキジャとジェハが危険になるのなら それは解決じゃない」byシンアくんゼノが何か言うかな~と思ってましたが、シンア君がビシっと言ってくれました。良いね!この調子でドンドン喋っていこう!シンア君に叱られてぐうの音も出ないお兄ちゃんズが可愛いv・胸キュン兵士・ラパ前回から妙に存在感があった、ハク様にときめいてしまった兵士さん。今回もめっちゃときめいてる・・・ケイシュクとハク様の狭間で苦悩している・・・少女マンガとはこうあるべきですよねw(雷獣のあの目で命令されると 思わず「はい」って言っちゃいそうでーっ)←笑いましたw言われるがままに独りでのこのこと部屋に行っちゃってる時点で、もう駄目だって。がっつり話に絡んできてくれて嬉しいです^^・「同盟結ぶのは千歩譲って了承したが専属護衛剥奪される筋合いはこれっぽっちもねぇよ」by怒りのハク様・・・感無量です。「私にハクをちょうだい」この台詞が響いてきましたカァアアア唖!!!!この頂戴シーンが花とゆめ本誌に掲載されてから、実に10年弱。感無量です。このヨナ姫の言葉への返答は「いーですよ 俺はアンタのモノです」・・・でも良いんですよ。良いんですが・・・そこを超えていって欲しい!!だってハク様は決して「モノ」ではないのです!!それはそうと、「俺が大人しくしていれば 姫さんと四龍とユンの安全は守られるのだろうじゃあ部屋に籠もり姫さんたちの幸せでも神に祈るか?」ーこれ、2巻のヨナ姫の(神に問う前に、自分に問うことがあるはずよ)の台詞とリンクしてるんですね。姉に指摘されて(そう言われてみればそうだな!)と思いました。だからいきなり「神」とか出てきたのか・・・素敵!・「私の血を受け継ぐ子が王に相応しいとは限らないでしょうそれより王の器を持った人を探す方が早いので」byスウォン陛下 「その・・・陛下からご覧になって 王の器を持つ者は・・・既に決まっておられるのですか・・・?」byグンテ将軍まぁた意味深な単語が盛りだくさんですね。なんとなくミスリード的な部分もあるような・・・!とりあえず「高華国の王」には「血統」の概念がなんとなく踏襲されてきている訳ですが、スウォン的にはそこを重視する気はないようです。・・・むしろ嫌がってる節がある気がしますね。親世代の確執含め、想うところがあるのでしょう。・「俺を空の部族軍に加えてくれ」「見てるだけはもうやめだ 自分の欲しい居場所は自分で作ることにした一兵卒から駆け上がってやる」by元将軍・ハク様・・・・・・感無量です!!!いやもう・・・「ハク様が動いてくれない事にはお話にならないから!!」ーと今かいまかと待っていましたが、まさか「空の部族軍に入る」という形になるとは!!!成程・・・今までは「風のハク将軍」だったのが王族・空の懐に・・・ふふ。成程。ふふふふ。とりあえずジュド将軍なんか、その気になれば一発KOできるハク様です。どう動くつもりなのか・・・次回も楽しみです!!次号はヨナ休載ですが、付録に描き下ろしミニ色紙が・・・卑怯だ!by妹
2019.11.10
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花とゆめ23号の暁のヨナ183話を読みましてですね・・・あまりにも待ち望んでいた展開だったため「ああああ待ってたYO!ハク様わっしょいバンザーイ!」ーてな感じで盛り上がりまして、いそいそと落書きしてました。ドヤァ・・・な、俺様オラオラオーラのあるポーズをさせたくて・・・安直な思い込みにより、木村拓哉さんの写真を引っ張り出してきて描きました。カラーインクで仕上げ・・・たんですが失敗しまくり、デジタルで相当修正してます。いやまぁデッサン狂いは修正し切れてないですが・・・;完成間際で(青金石持たせれば良かったんじゃ!)と思いつき、描き足しました。そこまでいじるなら最初からデジタルで描けよ! ーって話なんですが、どうにもタブレットをいじるより絵の具を触ってる方が楽しくて^^;はい、こんなん描いてるから感想に取りかかれないんですねスミマセン。あ、あとですね。ずっと欲しかった水彩色鉛筆(36色)を漸く購入しました!なんで今まで持ってなかったんだ!・・・って位使いやすいです。記念に描いた秋イラスト↓色々試してます。カラーインクや水彩色鉛筆含め、そろそろ水彩と・・・透明水彩さんと仲良くなりたいんですよ!!!しばし落書きは、水彩系で頑張りたいと思います。by妹
2019.11.07
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現在東京池袋にて暁のヨナカフェが開催されていますね!残念ながら行く予定はありません!!悲しいので、メニューにある「ユン君の鶏粥」っぽいものを自作して余計に惨めになってます!さて本題です。とても遅くなってしまいましたが・・・ザ花とゆめファンタジー(2019年度版)読みました。簡単ですが感想参ります~!*以下単行本未収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*・とりあえずザ花の表紙ですよ!ハクヨナスウォン(2年程前)3人組ですよ!!あああァァアあ可愛い!ハクヨナの信頼しきった無垢な瞳がなんとも泣けます・・・しかし草凪先生がこんな「パースのきいた淡い人物塗りのイラスト」を描かれるなんて!!A3ポスターを広げてニヤニヤしてます^^・そしてそして770万部突破おめでとうございます!!(本誌の方にちらっと掲載されていた画像では730万部と書いてあったんです。なんでこの間から変わってないんだ~!! と思ってましたが、ちゃんと増えてて良かったですv)←細かいさて本編(というか番外編)感想参ります~。暁のヨナ 番外編「いつかどこかの海で」・ハク(13)・テウ&ヘンデ(12) 風の部族の悪ガキトリオ in地の部族!最初からすごい情報量で、思わず身構えましたよ・・・!地の部族というか、阿波の都ですね。じっちゃんに連れられて来たことが~とは言ってましたが、テウヘンデも一緒だったとは!やんちゃ盛りの3人が可愛いv結局「じっちゃんが迷子になった」に帰結するとかホント可愛いvハクが2人の諫め役というか、かなり真面目キャラですね。お兄ちゃん気バリバリです。・・・実は今回、なんとなくハク&スウォンのエピソードが来るんじゃないかと思ってたんです。草凪先生、最近どんなカラー&小さなカットでもハク様ばかり描かれてるのでもうそこ(ハク様方面)を詰めようとしてるんだろうな、と感じてました。しかし対スウォンじゃなかった。その前だった。今回のお話は、所々に風の部族の実情を匂わせつつ、「スウォンの右腕になって、空の政権を支えてくぞ!」と覚悟を決める前の幼少期ハクのスタンスを描く・・・という、想像以上にハク様ハク様!な内容でしたw・「風の部族三原則 三つ目は「死んでも俺について行く」に変更」byハク様ハク様不在の今でも、風の若者達は(テウヘンデを筆頭に)この原則を大事にしています。適当にこんな事言って、大した説明もなしに出ていって・・・めちゃくちゃ罪深い事だと思いますよハク様。まぁあの時「空&火と風の衝突」を避けるためには、最良の選択といえばそうですが・・・。・ハク様 meets 大刀風の部族は主に槍使いが多いので、ハクの大刀はどこから来てるんだろ~と気になっていた・・・気がしなくもないような・・・(←そんなに気にしてなかった)成程ここだったのか!目新しいものを見て興味津々な若きハク様、可愛いですね!・「風の部族なんざ 軍事力は五部族中最下位だろうが」by武器屋店主・・・いやぁ、この辺りの会話は間違いなく一番面白い場面でした。色々・・・そう色々、五年前の高華国の情勢情報がぶっ込まれてました。①イル王は子供に武器を持たせる事を制限していたこと②そんなイル王の姿勢を評価しない平民達(一部武器商人の意見ですが)が居たこと③グンテを倒したものの、雷獣の存在は地の平民達には知られていなかったこと④風の部族は軍事力の面で、他部族に劣っている・・・という共通認識が、国中一般的にあったこと①②はまぁ、そうだろうなぁという感じ。イル王、やはりきちんと持論に沿って法整備してたんですね。③も納得。ハクの存在は風の部族、もしくは緋龍城近辺に在住&城に出入りするような兵士達にこそ知られているものの、世間一般にはまだまだだったようです。今までの旅からもそうなんだろうな、とは思ってました。ハクは13歳でグンテに勝利していますが、それ以降は主立った武術大会に出ていないのでは。部族長に就任してまだ3年・・・しかもその間ずっと城内部でひっそりと姫様の護衛。イル政権下では戦は起こりませんでしたし、武人が目立った武功を立てる機会もなかったのです。④これは結構驚きました。風の部族は地と同様、武力の高い者を長にしているようですしおそらく農作物などには適している風の地です。基本は自己防衛意識が高い部族だと思っていましたので・・・。そうかそんなに弱い認定されてたのか。ハク様曰く「兵士の数が圧倒的に少ない」らしいです。今までの情報をふまえると、おそらくこれは「ジュナム王時代の戦争で、相当数の兵士達が亡くなってしまったから」だと思います。本作では、風の部族の中年層世代の兵士達がほぼ描写されていません。真国にあれだけ戦争の爪痕があるという事は、当然最前線で闘っていたであろう風の部族も甚大な痛手を被っていると思いますし、事実ムンドクの息子達も戦死してしまったようですし。だからこそムンドクは平和主義のイル王を全面的に支持して支えてましたし、ハクを筆頭に若手世代の育成を頑張ってたんだと思います。しかしテウヘンデがハク様大好きすぎて・・・;;特にテウ君は普段クールなだけに、生粋のヤバさを感じますwハク様は本当にモテます・・・頑張れヨナちゃん!・風の部族は平和でいいとこだ でも こんな・・・自分に優しい世界に漬かっていたら俺はきっと 駄目になってしまう あいつになんて 遠く及ばない by13歳悩めるハク様ムンドクはハクが幼少期の頃から目をかけていて、かなりシゴいていたようですが・・・物足りなかったのかな?まぁ何と言っても13歳!思春期突入!心も体も大人に!・・・という血気盛んな時期ですからね。そしてどんだけスウォンを美化してるんだよぅ・・・多分彼、キミが思ってるような聖人君子じゃないよ;;・・死ぬ程会いたくもなるけど これ以上忘れられなくなる前に いつか俺はby13歳悩めるハク様おまっ・・・そんな情熱的な恋心を燃やしていたんですか!!?こんな顔してるくせに!いやぁ私、ハク様のヨナ姫への気持ちを計りかねてる所がありまして・・・この頃も「アーお姫様可愛いなーゲヘヘ」位なものかと思ってたんですが(少女漫画ファン失格発言)、想像してたよりこじらせてましたね。そしてどんだけヨナ姫を美化してるんだよゥ・・・彼女、キミが思ってるようなか弱く可憐なだけの女の子じゃないよ;;結構ガツガツ自己主張する恋愛戦士だよ・・・・20歳?のジェハ兄さん登場!運命の出会い(!?)キターーーーー!!このサービス展開は待ってました!いつかどこかで出会っていた2人・・・ロマンティック!何故それを暗黒龍さんと緑龍さんでやっちゃうんですか草凪先生!しかし若い兄さん可愛い&格好良いですね!ハク様との年齢差を思い知らされました。しかしこの盗人、兄さんに顎&ハクに腰をキメられて・・・生きてますコレ・・・??・いつか高華国を旅して 広い世界を見たい そして さっきの男みたいな 俺より強い奴に会いに行きたいby13歳ハク様今回のお話の着地点ですね。13歳ハク様は自分の可能性を信じ、大きな世界に興味津々!・・・しかしこの2年後、スウォン&ヨナ姫を支えるために窮屈な緋龍城内に入る事を選択します。スウォンの謀反により、思い描いていた未来図を奪われたハク様ですが、元々は「ゆるやかに風の向くままに世界を見たい!」-という願望も持ち合わせていた男です。不本意な現実に失望しながらも、憧れの姫と一緒に新しい世界を巡り新しい仲間を出会う旅は彼にとって十分に人生の糧となるものだったのではないでしょうか・・・―と、今までの腹減り一行のキャンプ旅の意義を見いだすようなそんな番外編だったかな、と思います。・・・なんか・・・なんか・・・ 面白いのは元々この旅って、何の為の旅でしたっけ?ーという所なんです。この旅はヨナ姫が世界を見るための旅じゃなかったですっけ? ーと。作者様によって旅の意義づけの転換が行われているというか・・・ はい。ふふ。ふふふふふ堪らない。暁のヨナはだから面白いんですよ!!by妹
2019.10.30
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おはようございます姉の方です。花とゆめ2019年12号。45周年スペシャル企画として実施された、「作中アイテムプレゼント 合計60名様」の、暁のヨナ・ヨナがスウォンからもらった簪(8名様)が当選し、先日、品物を届けていただきました。誌面での当選者発表はなく、「賞品の発送を持って発表」という形式でしたので、いきなり届いて、喜ぶより先に茫然としました。この、「作中アイテムプレゼント」企画、過去15年ほど、花とゆめを購読し続けていますが、今までにない力の入りようで、結構驚いた企画でした。ヨナも含めた、全7作品の作中に登場したアイテムを、きちんとした製作者様たちにオーダーメイドで頼み、それぞれ6~10名様へプレゼントします!というもので…これは、編集部様の手間も、また費用面も、相当かかった企画だったと思います。こちらのヨナの簪は、昨年・そして今年も11月より公演される舞台「暁のヨナ」の、生駒里奈さんが持っていたものと同モデルだよ!と誌面には記載がありました。花弁がぶわっとなったこの複雑な形象は、生半可な造りで再現できるものではなく、よほどのことがない限り、「これを作ろう」とは思わないものだと思います。規模の大きな商業舞台の公式小道具ということで…当然、下手な造りだとは思えませんし、なにせ、この「簪」は、作中随一の超重要アイテム!!こんな機会はめったにない!っていうか、たぶんもうない!超欲しい!!…と意気込んで、かなり頑張ってハガキを書きました。しかし、本当にいただけるとは、流石に思っていませんでした。見れば見るほど精巧な出来で…また、舞台映えを意識してだと思いますが、あらゆる部分が光を受けるとキラキラ輝るようになってます。凄い!以下、作品内のこの簪にまつわる私自身の見解を語ります。*嬉しくって嬉しくって、テンション振り切れてて、ウザいです。お気を付けください!*暁のヨナ・第1巻、第1話。ヨナ姫の16歳の誕生日…この日の夜、ヨナ姫の父・国王イルを殺害するクーデターを起こすはずのスウォンさんが、誕生日プレゼントとしてヨナ姫に手渡したのが、この「簪」でした。ヨナ姫は、クーデター後もずっとこちらを大事に持っていましたが、単行本24巻・真国編にて、戦争勃発を止めるため、協力を仰ぐ対価として空都の裏の顔である情報屋・オギに譲り渡しています。現在は、この簪はオギさんが持っているようですが、それを知ったヨナ姫の友人である水の部族長娘・リリちゃんが、買い取るのを「予約」している状態です。様々な人々が気をかけている、こちらの簪ですが、誰が一番気にしてるかって言うと、ハクさんです。とにかく超っっっっっーーーー複雑な感情が渦巻いているようです。ヨナ姫がこの簪を大事に持っていることにも、神妙で辛そうな表情を浮かべ、ヨナ姫がこの簪を手放すことにも、思わず「手放さないで欲しい」的なことを言いかける…この簪は、ヨナ姫が頭に付けている&手にしている描写が多いので、「ヨナ姫のアイテム」のような印象が強いかと思います。「ヨナ姫の城時代」を象徴するようなアイテムというか…また、「ヨナ姫のスウォン様への恋心」を象徴するようなアイテムというか…。もちろん、そういった意味合いの小道具として機能もしていると思います。でも私は、この簪が本当の本当に体現しているのは、「ヨナ姫」ではなくて、贈り主の「スウォンさん」の方だと思っているんです。今回いただいた簪を、まじまじと観て、とにかく感じるのが、コレ↓「これを、『あなたに似合う』と贈った相手が、大切な人じゃないわけないな」本当に華やかで、可憐で、大事に大事に手に取りたくなる逸品なんですよ。ハクさんが、どうしても割り切れないのは、「この簪が体現する『スウォンさん』が、ホンモノだから」でしょ?…と。幼少期から、「ヨナ姫のこと大事に思って来たスウォンさん」を、ハクさんはずっと観て来て、そんな彼を心から尊敬して、その先にある3人の未来を見据え、その為に生涯を尽くすつもりだったんですよ。思い描いていた未来は、スウォンさんが何らかの意志を持ってぶっ壊したはずなのに、そのほんの直前に、思い描いていたままの、「ハクさんが大事にして欲しかったものを、大事にしたいスウォンさん」がちゃんと居て、簪という形になって、ヨナ姫の手の内に存在してる。こんな事態に至っても尚、「この簪の体現する、スウォンさんの想いは本物だったんだ!」と、一番言いたいし、それを一番信じていたいのは、ハクさんなんだと思うんですよ。だからこそ、「どうして・どうして・どうして」のループです。単行本22巻では、「この簪」を追いかけて川へダイブし、スウォンさんに対するハクさん自身の感情を探そうとした…その途端に、身体を動かす気がなくなり、傍から見ると「自殺未遂」としか受け取れない状態に陥ってました。少し脱線しましたが…とにかく、この「簪」は、ヨナ姫のアイテムというより、「スウォンさんのアイテム」だと思ってるんですよ!という話でした。…あまり下手なこと書けないので、今まで控えて来ていたのですが、この「簪」をいただいたタイミングですので、言ってしまいますと、私が、『暁のヨナ』という作品を読むうえで、一番自信を持っているのは、「スウォンさん」というキャラクターの読解です。細かい部分は、情報も少ないですし、分からないところもいっぱいありますが、大きいところに関しては、外している気がしません。私にとっては、本作品中で、誰よりも感情移入できるキャラクターです。(妹は、とにかく「ヨナ姫目線」なので、だいたい私と妹の「暁のヨナ討論」(オタク談義)は、「ヨナ姫寄りvsスウォン様寄り」の概念討論会になります。)この簪が体現する「スウォンさん像」は、今後もますますその存在感を増して、キャラクターたちや読者の心を揺さぶって来ると思います。最後は、巡ってどこへ行きつくのかな…?出来る限りの良い場所へ、行きついてくれるといいな…!!花とゆめ編集部様。この度は、本当に力の入った、素敵な企画をありがとうございました!「暁のヨナ」の大ファンとして、この、とてもとても重要な「簪」というアイテムを手に取ることが出来るなんて、本当に夢のようです…!嬉しいです!宝物にします!!by姉
2019.10.29
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暁のヨナ 182話「劇薬」花とゆめ22号読みました。簡単ですが感想参ります~!*以下単行本32巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*32・・・32巻・・・(天を仰ぐ)(一大長編になって欲しいと願っていたけど花ゆめ的に30巻までには終わるだろうと高をくくっていた過去)しかし「劇薬」・・・劇薬とは?? 四龍の力が良くも悪くも劇薬的だという事でしょうか・・・んん?・「参謀の考えは分かるんですけどね・・・」byスウォン陛下前回何か言うかな~・・・と思って待っていましたが、無反応だったスウォン陛下。やっと口を開きました。 「グンテ将軍に何か言いましたね」あ、そこですか。まぁグンテが不本意な動きをさせられるのは、後々の信頼関係に関わりますしね。やんわりやんわり不快感を表わしています。・「・・・なぜ ケイシュク参謀の勝手を許しているの・・・?」byヨナ姫こちらは思いっきり不快感を表わにしてきました。立場の違いは勿論ですが、男女の違いのような気も・・・wミンスがビビってますよ;・(どうかな 雷獣はこの状況下 恐らく怒りを抑えられなくなるだろう 千州との戦で殺すには惜しいと思ったが 従う気がなければやはり生かしてはおけまい) 「この機に乗じて奴は動く 陛下を弑逆し四龍とヨナ姫を連れて逃げ出す気だ」 byドリーミング・ケイシュクお前はハク様の何を知ってるというんだケイシュク今まで接点なんかほぼなかったじゃん!!どんだけハク様に期待してたんだよ!!・・・ケイシュクがヨナ姫をあの席に座らせたのはハク様の反応を試す意図もあったんですね~。一瞥もしないで「ハクは 貴方の思い通りになんかならない」と言い切るヨナ姫が格好良いです!そして今回の話は基本的に「ハク様が動くかどうか」に焦点が当たられていましたね(ニッコリ)・キジャジェハ大暴れ!コマ割りと演出が完全に少年漫画! 目指せドラゴンボール!!?今までも四龍の力ドヤァ・・・な描写は多々ありましたがここまで荒々しく壊滅的に表現されているのは初めて見ました。作画がめちゃくちゃ良いと思うんですよ!兄さん達格好良い!グンテとジュドのタジタジな表情もスゴく良い良い(ゲス顔)!草凪先生・・・ 夢幻スパイラルの時は「ゴゥッ!!」とか書き文字のある戦闘シーンがあっても、何が起こってるのか分からず正直(この作家さんはアクションは諦めた方が良いのでは)とか思ってました。それが今やこんな・・・スゴイです。漫画家の神秘ですね><(↑感動する所がおかしい)ジュド将軍が(こいつら・・・どんどん力を上げていってる!?)と言ってますしやっぱり四龍にとっては、緋龍城が一番力を発揮できる場所なんですね。回復も早いんじゃないかなぁ・・・希望的観測ですが。・(ここまで暴れろとは言っていないぞ まさか反乱を起こす気か!?)byケイシュク・・・ウン!四龍が暴れ出すのは結構想定し得た状況だと思うのですが、そうか思いつかなかったか!!ちょっとドリーミングハッスルしすぎたんじゃないかな参謀!!・無重力ハク様キジャジェハに押されっぱなしのジュドグンテを観て、観客は悟る「やっぱり四龍には人間じゃ太刀打ち出来ねぇ・・・ 神の力だったんだ・・・」ーという流れからの、コレ。重力無視のハク様。こんな周りくどいアゲ描写せんでも・・・イヤ;しかし・・・ハク様が人間超えた強さを持つ理由が分かりましたよ私。彼は重力を自在に操ることの出来るフワフワの実*の能力者だったんですね!!*ワンピース FILM STRONG WORLD に登場した、ラスボス・シキの能力です。・「前見とけ 危ねぇぞ」byハク様またコイツは空の部族兵相手に無駄な色気を振りまきやがって・・・あ 彼・・・頬赤らめてるね良かったね!!何度も言ってますが、ハク様は女より男にモテるタイプだと思ってます。・力尽きるキジャジェハグンテを挑発して斬られるジェハ&大暴れして倒れ込むキジャ。暴れるだけ暴れて武術大会そのものを中断させ、シンアとゼノの出番をなくそうと考えていたようです。ハク様は途中から2人の意図に気付き、あえて大人しくしていたみたいです・・・すげーや私にはその観点は全くなかった^^;ゼノがね、なんか凄くもの言いたそうな顔してますよね。絶対怒ってますよねコレ。ジェハキジャの自己犠牲推進すぎるやり方はね、私もちょっとどうかと思います・・・;・「・・・違いますよケイシュク参謀彼は今 私の事など眼中にありません」byスウォン陛下あらヤダめっっっっっちゃ寂しそう!!!スウォン様は(ケイシュクと違って)ハク様の気持ちが分かってしまうのですね~でも大丈夫!ハク様が一瞥のしないのは・・・多分貴方の事を気にしすぎてるからだと思うよ!!ヨナ姫、色々動揺する状況ばっかりだったのに微動だにせず堪えました!頑張りました! 頑張ったので、ハク様に甘えさせてあげたいですね!(そればっか)今回は個人的に、結構(意外な展開キタ!!)と感じる回でした。ちょっと先が読めないな・・・城内部の描写になってくるのかな?いやぁ次回も楽しみです♪・・・というかその前に25日のザ花とゆめの番外編ですよ!そして草凪先生、どうかお身体にはお気を付け下さい・・・;;by妹
2019.10.20
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結果は8月下旬発売の本誌で発表されていたのですが、賞品を届けていただきましたので・・・改めて記事をアップします。暁のヨナFA(ファンアートグランプリ)にて準グランプリ(5名)をいただきました!ヨナのファンアート(イラスト)コンテストなんて・・・私が頑張らなければ!ーと調子に乗って、新規絵と元々描いていた落書きのリメイク絵合わせて6枚ほど応募していたのですが・・・^^;今回賞をいただいたのは、こちら↓のハクヨナイラストでした!元々描いて放置していた線画があったので、色を塗り直してリメイク。さらに、元々ハクヨナをイメージして創ってあった和紙ちぎり絵で装飾してみました。そんな素材が手元にある事が異常ですかね;;イラストと素材を馴染ませるために、かなり色調補正に時間がかかりました。そのかいあってか、普段私の絵に辛辣な姉にも好評な一枚でした・・・大好きで大好きで、何年も描き続けてきたハクヨナ・・・そのイラストで準グランプリをいただくことが出来て、本当に本当に嬉しいです!草凪みずほ先生、花とゆめ編集部の皆様、この度はありがとうございました!準グランプリの賞品は、直筆サイン&額縁付複製原画(B4サイズ)です!水も滴る流し目ハク様!!格好良いです!!(しばらくの間「襟元が破れた服を着てるハク様」だと思ってたらまさかのプッキューの後ろ姿で驚愕しただなんてそんな・・・!)お宝です・・・!大切にします~~!!ちなみに今回のファンアートグランプリに応募していた、他のイラストはコチラ↓1枚目&2枚目は線画から仕上げた新規絵で、残りの3枚は元々描いていたイラストをハガキサイズにリメイクしたものでした。この夏はサイン会に参加させていただき、ファンアートで受賞させていただき・・・これは完全に運を使い果たしましたね・・・!by妹
2019.10.17
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暁のヨナ・「高華国」の特徴についてーその4その3の続きです。■「高華国」とは?ーその6・「血の制約」を補強する役割の存在前述してきたように、高華国というのは、想定している体制と、実質の権力図が合致していない国である、と考えられます。そもそも想定されている体制は、建国神話内においても、「血の制約」という、人外の反則技を土台に成り立っているものでした。特徴4で見たように、この「血」は、建国神話内で初代四龍たちが、人の手に余るものと判断し、早々に政治権力の外へ出しています。そこから約2,000年近く、この国は「血の制約」なしに、運営されて来ていることになります。これを可能にしていたのが、まず第一に、特徴その1でも書いた「地理的特徴」が挙げられます。例え政権を巡る内乱が起こったり、一時的に部族の分裂・併合が起ころうとも、「この国は5つの個々に強靭な要素を必要とする」という前提は変わらないため、自然とこの形に再び収まり、それを踏襲していったと考えられます。ただ上記前提とは別に、かなり意識的に、この体制を維持させるための機能も存在しています。それが、建国神話の後に誕生した、神官職と、王の部族の将軍職である、と私は捉えています。神官職は、初代黄龍・ゼノが、緋龍王亡き後、他の三龍が城を離れる段階で、王職を継いだ緋龍王の子供たちを心配し、設定した役職です。成り立ち自体から、「血の制約」部分を補完するために存在する役職であったことが見て取れます。神官職は、人々に天の存在を示し、建国神話を語ることで、国民…もっとはっきり言うと、他部族の将軍たちに、王職に服従することの正当性を訴える存在であったと考えられます。また、もう一つ。建国神話内での血の制約を補間する役割として、王の部族の将軍職があると思っています。王の部族の将軍は、建国神話内ではその存在を確認できません。この役職は、国家の象徴的な存在として王族間より選出する王職を、武力面で補うために、後から誕生した役職であると私は考えています。特徴3にあるように、高華国は、人々の価値観の中で「武力」の地位が非常に高い国です。また、各部族が自由に選出できる他部族の将軍職は、四龍を踏襲しているという成り立ちの経緯もあり、生粋の武人を据える傾向が強く、彼らの「武力」ベクトルの志向性は、一般民衆よりも更に強いと考えられます。この、王職と他部族の将軍職のアンバランスな部分を、王職寄りの武力面で補強する役割が、「王の部族の将軍職」だと考えられます。この役職は、部族長を兼ね、五部族会議の議決権を有する他部族の将軍職に比べ、政治的な権力が与えられている描写はありません。(軍事面ではどうか分かりませんが。)非常に純粋に、武で他部族を威嚇し、また有事の際には、王の意向を武力的面で具現化するための総司令塔です。 ここまで、高華国について思いつく特徴を列記してきました。魔法的な要素も登場し、かなりなオリジナル設定と、独特な価値観満載の国家であることが見て取れたかと思います。とにかく説明に骨の折れる…複雑に入り組んだ設定群なのですが、この辺を冷静に認識しておかないと、マジでこの作品は読解不可能だと思っています。マジで。この土壌の上で、数十に及ぶ主要主体がそれぞれ一生懸命、自分勝手に生きているのが、「暁のヨナ」という作品だと思っています。まだまだ、ここから派生していろいろと語りたいことはありますが、今回は最後にあと1点だけ。■「高華国」とは?ーその7・形骸化上述してきたような高華国の特徴について、実際の作中の登場人物たちは、皆、それを理解できてますでしょうか?高華国が、どのような成立過程・変遷を経て、現状の体制があるのか。自身の置かれた役職について、何を大元に受け継がれて来たものなのか、それぞれの役目やその存在意義を、理解できてますか?だいたい、理解出来てない状態じゃないですか?本編を読んでいると、「お前、何のために自分の役職があるのか分かってる?」と言いたくなる行動言動が各キャラクターたちの間に散見されます。また、体制と権力図の不一致から派生しているものだと思いますが、責任の所在についても、相当めちゃくちゃなことになってるように感じます。特徴5で観たように、5つの各部族が独自に内政を行っている現状において、各部族内の治安や、構成員たちの生活に関して責任を負うべきは、どう考えても各部族長です。空の部族以外…例えば火の部族において、構成員たちが貧困の不平不満を王職にぶつけることは、妥当ではないでしょう。権限についての細かい設定が新たに提示されれば、そうとも言い切れなくなるかもしれませんが、少なくとも30巻まで読んで来た限りでは、王職に、他部族内の運営体制に無理やり干渉して行ける、実を伴った権限があるようには見えません。「四方に、個々に強靭な部族を配す」という高華国の想定する強国像の為には、むしろそこの過度な干渉はやってはいけないことだとも思います。建国より約2000年…体制や役職の大元の意義伝承が薄まり、形と価値観だけが暴走する・・・ゼノさんの話を聞く限り、国家体制の大元を読み解くことが出来る建国神話自体は神官職の存在もあってか、かなり正確に伝承されてきているようですが、それも、「本当にあったことかどうか疑わしい」…と人々が思っている状態です。仕方ないことではあるのですが、こういうのを、「形骸化」って言うんですよ。長々と…4記事にも渡って書き散らしてきました。私が勝手に想像で補完しているところがかなりありますので、特に細かい部分は、今後作中で明かされる情報でどんどんズレてくるかと思います。ただ、とにかくこういう観点で読むと、「暁のヨナ」はものすっっっごく面白いです。「こんなところに注目して、暁のヨナを楽しんでる人が居るんだ~」くらいに受け取っていただければ…と思います。今後の本編の展開が、超楽しみです!by姉
2019.10.14
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