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ストーリーも登場人物も好きなイギリスで作られた「テンペスト教授の犯罪分析ノート」シーズン3の#6のラストでテンペスト教授が階段教室で歩きながら講義をしていた。その内容がまさしく私が親に言ってやりたい事ずばりだったので、メモしときます。(読み返す度にあれこれ追加してしまって、 何度も何度も加筆してしまった。 思いはまだまだ整理し切れていないのである。)「ナルシストな親は我が子に対し、 注目と称賛、従順を求める。 そのため精神的な脅迫を執拗に繰り返したり 冷淡な態度を取ったりする。 その子供の多くは 子を持たない大人になる。 親の付属物として育ったため 自分の子供を持ち親離れすることが 受け入れられないからだ。 またナルシストな親は そうした要求を満たす義務を我が子が怠ると 侮辱や激怒、心理的虐待、 または身体的暴力といった反応を示す。」私の母は亡くなる2年くらい前だったか「どうしてあなたは、自分の能力を生かせなかったの?」と私に言ったのだった。「聞いた」ではなく「言った」と書いたのは、母は私の返事を期待して話したのではなく、「この優秀な私の娘のくせに、どうして世間に自慢出来る娘にならなかったのかしら」と愚痴っただけだから。だから私は返事をしなかった。いや、母の機嫌を損なうのが怖くて返事が出来なかったのが本当の所で、長い間に擦り込まれた習慣だった。母が望まない事はしてはならない。そういう母であった。外面の良い母を知っている人達、親族・教え子・職場の人々・知り合い・友人全て外面しか知らないので、私の苦しみも嘆きも孤独感も全く知らないのである。私の前でしか見せなかった顔が沢山あったのである。母は私を侮辱したりこき下ろす時には弟を取り込んで同意させるのだったが、弟は自分に都合の悪い事は消し去るタイプのため私が高校生の時のやり取りは憶えていないのである。ましてや弟が傍若無人な仕切り屋自己中のそう、自分がわがまま三昧の気分屋だった事に気付いた高校2年生までの事はもっと消し去ったのである。大学入学時に家を出て、夏休みに帰った私に「これまでの俺の事は忘れてくれ」と弟は言ったのだった。つまりあれらの日々は何の証拠も無いのである。私の自己欺瞞と言われても反撃する手段がないのである。でも十代二十代の私が強気の人に逆らえなかったり、断れなかったり、流されたり、巻き込まれたりして大変な目に合っていたのは、自己肯定感が低くて自分で自分を守る事が出来なかったからだと思っている。なぜ自己肯定感が低いのかと言うと母が自分を満足させるために私をいたぶったからだと思っている。何をしても褒める事は無く、不足分だけを高圧的に言い続けたし、子供の頃にはしょっちゅう往復ビンタされたし、高校生の時は箒の柄でなぐられた。私からのお願いは必ず条件付きだった。家の掃除をしたら外出しても良い、洗濯をしたら友達に会いに行っても良い、とか。いやいや平日の家事は小学5年から全部私がやっていたのでこれは休日の条件。他に、弟の高校入学時にお小遣いをやる事になり、弟だけにやるわけにいかないので高3になって私もようやく3千円のお小遣いを貰えるようになった、とか。とにかく暖かい愛情を感じた事をあまり憶えていないのだった。これでは母に反則な気がするので、週末にピロシキを買って来てくれたとか、焼き芋を買って来てくれたとか、まあ子供が嫌いな人だったからね・・・。猫も犬も嫌いだった。動物には何も反応しない人だった。あ、だけど退職後に、私の飼っていた平和な性格の猫達に出会って猫は許せるようになったんだよね。晩年はチビタロウという凶暴なトラ猫を溺愛していたなあ。よく本気の猫パンチされて威嚇されてたけど。母は国語の教師だったので、話していても手紙を書いても一々訂正された。赤字で添削した手紙が返送されて来た。はがきまで添削されて送って来た。(夫が雰囲気で適当な単語使いをしたり、 意味を成さない事を発すると ついつい指摘してしまうのは、 母にみっちり教え込まれたからだよね。 ようーーやく最近私も流す事を憶えました!)分からない漢字や意味はすぐに教えてくれた。間違った単語の使い方も注意された。自信がないと母はすぐに辞書を引くので、これは私も良い事を身に付けさせてもらった(*^▽^*)私もすぐに辞書を引いたりスマホで確認してどんどん調べて行く。母は音楽も得意だったので、子供の頃は夕食後によく文部省唱歌を輪唱した。これもしょっちゅう訂正された。口を大きく開けろとか、腹から声を出せとかいつも指導されていた。私は地声が大きいので、合唱コンクールでは前の人が耳をふさいでいたなあ。あれは良かったのかどうなのか。家でも常に指導される事ばっかりだった。母は完璧主義者で、適当な私が許せなかったのよ。その割に母は、嫁いびりをする姑への憎しみを緩和するため毎週少年サンデー・少年マガジン・少女フレンド・少女マーガレットを買って来て読んでいて、何年にも渡って積み上げられた漫画本で床が抜けていたんだよおーー。母の現実逃避の漫画本をついでに読んでいた私は今も漫画を読むし、それは私の娘にまで続いているんだよ。なんじゃこりゃ。私が高1の時に姑と小姑のいる家を出て天童に全額借金の家を建てた父と母は、最大の敵から離れてホッとしたのもつかの間、今度は、母の誇りを満たそうとしない出来の悪い娘に怒り心頭となり、私に関わる事はみんなイライライライラしていたよ。一番大事なのは世間体だと、大人になってからでさえ2度言われたよ。私の気持ちなんて問題にならない訳で、外面がどうかが一番大事な両親だったのよ。私とは全く相いれない両親だったのよ。あの人達は物事を他人の物差しでしか考えられなかったのだろうと思う。自分で正面から向き合って、根掘り葉掘り分解して矯めつ眇めつして己の気持ちを切り刻んで手のひらに載せたりしなかったのよ。死んでも理解し合えない関係のままだったのよ。と言う訳で、テンペスト教授の講義のシーンで余りにもあの状況を的確に言語化していたため震えたのだった。「我が子に対し、 注目と称賛、従順を求める。 そのため精神的な脅迫を執拗に繰り返したり 冷淡な態度を取ったりする。」ブルブルブル・・・・・(´;ω;`)「親の付属物として育ったため」ブルブルブル・・・・・(´;ω;`)「そうした要求を満たす義務を我が子が怠ると 侮辱や激怒、心理的虐待、 または身体的暴力といった反応を示す。」ブルブルブル・・・・・(´;ω;`)そして今更気付いたのだった。「そうか、あの人はナルシストだったんだ」愚直な私は何十年も考え続けてようやく気付いたのだった。だけど私は子供を生み、沢山の失敗をしつつも子育てが出来たのは、小学校入学時まで母の実家で、実直で誠実で寡黙な祖母に育ててもらったからだと思っている。心の温かい、温和で真面目な人だった。このテンペスト教授の言葉を聞いて私はほら見ろと思ったのだった。母「どうしてあなたは、自分の能力を生かせなかったの?」私「あら、お母さんがそうしたんですよ♪」にやりと笑って言ってやりたかった。母は自分が望まない展開が大嫌いですぐ怒るため、私は言葉を控えるのが習い性となっていて、気持ちを飲み込んだのである。言語化するのって大事だよね。こうしてテンペスト教授の講義文を読むと色々と腑に落ちて、長い間考えていた事が無駄なく言葉にされていて実に痛快である。これを当時知っていたら教えてあげたのに。返事を待っていない母に言ってやったのに。「『常に自分が正しい』と思っていた」と語っていた母はさぞかし驚いただろう。でも拒絶するだろうね。いや、思いを伝えると言う点で言えただけでも大成功だったと思うんである。何十年経ってもまだ抜け出せないのよね。でも、母が「ナルシストな親」ってラベリングしたら私の中ですごく整理しやすくなった。ラベリングを嫌うカウンセラーさんもいるけど、私の心の整理整頓のためにはラベリングは大切と思う。これからは「ナルシストな親からの脱却」と文字化して壁に貼って日々を大切に過ごしたいところである。■「テンペスト教授の犯罪分析ノート」概要ケンブリッジ大学法科学犯罪学部のジャスパー・テンペスト教授は、常にゴム手袋をつけている上に、アルコール消毒は当たり前、一切の埃も許さない潔癖症で、人を寄せ付けない独特の雰囲気を持つが、犯人の心理を見抜く鋭い洞察力を持っている天才的な犯罪のスペシャリスト。そんな彼も実は幼い頃に受けたトラウマが原因で強迫神経症を患っていた。ある日、テンペスト教授は、元教え子であり、現在は現役刑事であるリサの強引な依頼を受けて、捜査協力をすることになる・・・ベルギーの人気シリーズを、舞台を英国ケンブリッジに置き換えてリメイクされた本作。ドイツ版、フランス版も誕生し、世界中でドラマ化。「ミステリーinパラダイス」の初代主人公を演じたベン・ミラーが主人公テンペスト教授を演じる。
November 23, 2025
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食品添加物に詳しいドクター達が「納豆は良いけど、タレが危険」とよく言うので、タレの何が危険なのか調べてみた。某○かめ納豆ミニ3のタレについては【たれ】たんぱく加水分解物、 砂糖混合ぶどう糖果糖液糖、 しょうゆ、食塩、醸造酢、鰹節エキス/ 調味料(アミノ酸等)、アルコール、 ビタミンB1、(一部に小麦・大豆を含む)と書いてあり、一番目に記載されているものが一番多く入っているものなので「たんぱく加水分解物」を調べると●ウィキペディアでは「タンパク加水分解物は、コクやうまみをもたらす目的で 加工食品に使われているアミノ酸混合物。 化学調味料、酵母エキスとともに旨味を添加する目的で、 1970年代後半以降、 日本の加工食品において広く使用されている。 食品衛生法では食品添加物に指定されていないが、 JAS法で表記が義務づけられている。」●日本生活協同組合 「たんぱく加水分解物」は 小麦や肉などを原料とする食品の一種です。 様々なアミノ酸を主成分とし、 加工食品の調味目的で使用されるものですが、 分類上は「食品」で、食品添加物ではありません。 「たんぱく加水分解物」は、「加水分解」という 比較的単純な加工で製造されることなどから、 添加物ではなく、食品に分類されています。」とあります。1970年代後半から「うまみ」として広く使われているとあります。では「たんぱく加水分解物」の安全性について見ると、「日本では規制のないたんぱく加水分解物ですが、 EU・アメリカ・オーストラリア・カナダ・中国でも 規制がかけられている添加物です。2023/12/03」と出て来ました。中国でさえ禁止されているんですね。ここで驚愕しました。続いて「名古屋生活クラブ」さんのサイトにタンパク加水分解物の日本における歴史やラットによる発がん実験の数値が載せられていました。――――――――――――――――――――――――――――――――――――https://www.nagoyaseikatsuclub.com/essay/syokuhinnzyouhou/081.htm●「タンパク加水分解物に発ガン性」アミノ酸は、うま味のもと(グルタミン酸が有名)なので、多くの加工食品に「味付け」目的で加えられています。タンパク質を塩酸で分解することが多く、その際に、塩酸中の塩素が反応して、数多くの不純物ができます。その不純物の中に、クロロプロパノール類と総称される一群の物質があり、とくに、3-MCPDと1.3-DCPの毒性が高いので、WHO、FAOなどの国際機関を中心に安全性の検討がすすめられています。2006年6月に、このFAO/WHO 合同食品添加物専門家会議(JECFA)が開かれ、3-MCPDと1.3-DCPの毒性を再評価しました。その中で、1.3-DCPについて、発ガン性が重大な健康影響であると結論しました。農水省は、食品中のこれらの物質の実態調査を、平成16年、17年と行っています。その結果をみますと、一部のしょうゆに高濃度に含有する物がありました。しょうゆ:本醸造しょうゆと、混合しょうゆがあり、混合しょうゆは、タンパク加水分解物が多く入れられています。値段の安いしょうゆにつかわれていることが多い。納豆のたれ、さしみ用のたれ、など付属の様についてくるしょうゆが危ない!!説明2.1mg/kg 体重/日1日に体重1kgのラットなら2.1mg(0.0021g)の1.3-DCPを投与すること。体重が2kgならこの倍。この発ガンレベルの高いのに驚きます。この実験を読むと、発ガン以外にも肝臓の紫斑などの症状が低濃度でも出ているし、投与したラットの死亡率も高いので、毒性の高さが分かります。タンパク加水分解物の歴史「味の素」の最初は、小麦タンパクのグルテンの塩酸分解だったという記事を目にしたことがあります。それ以来、日本人は、今にして思えば、発ガン物質まみれの「味の素」を長期間食べてきたわけです。昔のことだから、仕方がないとも思いますが、株式会社「味の素」がそのこと(発ガン物質を日本国民に食べさせてきた事)を反省しているのなら、救いだが、その様な反省は無いどころか、いまだに先端科学技術の利用に邁進しています。なぜ、そうなのか、答は簡単です。その道に大きな利益がころがっているからです。しょうゆをちゃんとした大豆で作っていれば、価格は高く競争力は弱いです。しょうゆを水で薄めて、味付けに安いアミノ酸を入れれば利益は莫大です。味付けの研究、添加物の研究さえすれば、消費者好みの味は、作れます。この様なメーカーが日本の食の工業化を押し進めてきたのです。又、それを後押しする学者が「許容基準」などの概念を作って、支えてきたのです。昔ながらの作り方のしょうゆに危険性はないとは言い切れませんが、この種の危険性は無いと言えるのです。「食の安全・安心」は、「工業化された食品」には、無いのです。参照 ▲ 「タンパク加水分解物から見えてくるもの」――――――――――――――――――――――――――――――――――――これで日本のがん蔓延の一端がある程度理解できたようです。この一年は添付タレは捨てていますが、家族に話しても届かないのが残念です。私は死にそうになり何年も苦しんで来たので食品については沢山の事を調べて段々と核心に近付いて来ましたが、それを他の人に説明するとうざがられるかうるさがられるか変人扱いです。添加物まみれ、日本人に合わない食品まみれのただただ美味しい味覚をあおるテレビ番組。義姉さんの二女さんは十代で脳腫瘍になり二十代で亡くなりました。長女さんもがんで三十代で亡くなりました。「どうしてがんになるんだろう」と嘆く義姉さんの答えを最近見つけましたが、伝える事の方が難しいです。がんは食品添加物と仲良しの小麦問題があります。小麦は殆どの食品に入り込んでいるため、辞めるのも辞めるよう勧めるのも難しいです。『絶望に追い付かれないように走る』覚悟が要りますね。(これは朝ドラの『あんぱん』に出て来た言葉で 具体的に映像化しやすくて胸を掴まれました)とは言え、手作り白だしを作るのに疲れて市販品を買い「うわーぶどう糖果糖液糖まで入ってるーー('◇')ゞ」と震えながら味噌汁・煮物三昧な私であります。今の市販の食品の添加物から逃れるのはすごい根気と元気が要りますね。それが無いから健康になりたい私は堂々巡りですわ(;^ω^)
November 22, 2025
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&TEAMの「 Back to Life」を車移動で聴きたいと思い、ブルートゥースしかない車に乗り始めたためCDプレーヤー・ブルートゥース・ラジオ付きなるものを注文してみた。でCDを持っていないので、聴ければ良いので安いものを頼もうと思った。【先着特典】Back to Life (ソロ盤) ランダム(応募抽選用シリアルナンバー) [ &TEAM ]音源をPCに取り込んでスマホに入れて・・・もう面倒臭くてCDそのもので良いなって思った。具合が悪い間に脳神経もだいぶ死んだようでいろいろいじるのも面倒なのよ。ようやく一人で少しずつ移動できるようになったので楽しみに音楽を♪デビューしてからずっと「職人気質」のグループだと感じていて今回の曲もすごく好きなんだけど、これで韓国デビューなんだって。これまでのすごい曲は日本での曲だったの?あんなに?と驚いた。
November 22, 2025
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3月に読んだ本の感想をやっと書き起こしてます(;^ω^)『捜査官ケイト』A Grave Talentローリー・R・キング著 森沢麻里=訳集英社文庫 1994年11月18日出版【中古】 愚か者の町 捜査官ケイト / ローリー・キング, 森沢 麻里 / 集英社 [文庫]【メール便送料無料】【最短翌日配達対応】■あらすじ サンフランシスコ郊外で、3件の連続幼女殺人事件が発生。新鋭の女刑事ケイトは、ベテランのホーキン刑事と組んで、恐るべき犯人を追う…。エドガー・アラン・ポー賞受賞のデビュー作。■感想コツコツ事実を積み上げつつ、主人公ケイトや上司アル・ホーキンの推理・感性がきらめく良い推理小説だった。何より登場人物が全員人物像がはっきり仕上がっていて豊かな彩りにあふれていて、みんなそれぞれが物語の中でしっかり生きていた。そして全員好きだった。読み終わって思った。私にとって非常に珍しいのだけれど、沢山の登場人物がみんな好きだった。この人が事件と関係していないと良いなと思いながら読んだ。事件はタイラーズ・ロードと言う、電話やテレビや電気も部分的にしか通っていない、文明をセーブして自然を大切にしている人達が100人くらい暮らしている所で起きた。こんな所があったら面白いと思った。生活の中心に人間がいて、それぞれを大切に扱い、丁寧に生きている。ロードの外に働きに出ている人も沢山いて、週に2回だけロードで車が使える。この、自然や人間を大切にしているコミュニティを理解するまで時間がかかったが、地主であるタイラーが世間の悪意やマスコミの暴力的好奇心から住民たちを守り、平和で静かな暮らしを守っている。面白い人だらけだった。ホーキンは始め、女性刑事ケイトの対処に困ったけれど、どちらも誠実で実直な人柄なので仕事に徹したらすごく良い相棒になった。なぜこの事件が起きたのか?を掘り当てるまでが面白かった。犯人を誘き出す所は先が見えてしまって興味が失せてしまい、最後は頑張って読んだ!(笑)■著者情報ローリー・R・キングローリー・キング表記あり。女性作家。カリフォルニア州オークランド生まれ。・『捜査官ケイト』A Grae Talent(1993)・『愚か者の町』 To Play the Fool (1995)・『消えた子』 With Child (1996)・『捜査官ケイト-夜勤』Night Wark(2000)経歴 大学での修士論文は「エホバの女性的側面」。1977年宗教学の教授と結婚し、夫と共に5大大陸20か国以上を旅行した後執筆活動を開始。宗教学の名誉博士号を持つ。サンフランシス市警の女性捜査官ケイト・マーティネリを主人公にした「捜査官ケイト」で米国探偵作家クラブ(MWA)と英国推理作家協会(CWA)の最優秀新人賞を受賞。同シリーズの「捜査官ケイト 消えた子」はMWA賞最優秀長篇賞にノミネートされる。シャーロック・ホームズの愛弟子となった〈メアリ・ラッセル〉シリーズも書き、「シャーロック・ホームズの愛弟子 女たちの闇」でネロ・ウルフ賞を受賞。―2025年3月中頃読了―に恵まれます。 そしてこれ以後はこのデビュー作に登場した女性捜査官のケイト・マーティネリと、シャーロック・ホームズの弟子の女性素人探偵メアリ・ラッセルの活躍するホームズ・パスティーシュの2つのシリーズを中心に作品を発表し、人気作家としての地位を確固たるものとしています。 ちなみにデビュー作は「捜査官ケイト」でしたが、これは彼女自身3番目に書いたものらしく、そのひと月ほど前には既にメアリ・ラッセルものを二つ執筆していたといいます。従って彼女自身が初めて書いたミステリ作品というのは実は「シャーロック・ホームズの愛弟子」ということになるようです。「シャーロック・ホームズの愛弟子」(1994年)(集英社) メアリ・ラッセル・シリーズについては1915年、イギリスのサセックスの丘で15歳のメアリ・ラッセルが探偵を引退したシャーロック・ホームズと出会うところから始まりますが、不幸な事故で家族を亡くしたメアリが、友人として、教師として、父親として、そして時 そしてこれ以後はこのデビュー作に登場した女性捜査官のケイト・マーティネリと、シャーロック・ホームズの弟子の女性素人探偵メアリ・ラッセルの活躍するホームズ・パスティーシュの2つのシリーズを中心に作品を発表し、人気作家としての地位を確固たるものとしています。 ちなみにデビュー作は「捜査官ケイト」でしたが、これは彼女自身3番目に書いたものらしく、そのひと月ほど前には既にメアリ・ラッセルものを二つ執筆していたといいます。従って彼女自身が初めて書いたミステリ作品というのは実は「シャーロック・ホームズの愛弟子」ということになるようです。「シャーロック・ホームズの愛弟子」(1994年)(集英社) メアリ・ラッセル・シリーズについては1915年、イギリスのサセックスの丘で15歳のメアリ・ラッセルが探偵を引退したシャーロック・ホームズと出会うところから始まりますが、不幸な事故で家族を亡くしたメアリが、友人として、教師として、父親として、そして時
November 15, 2025
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