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親先生のところで、今度の日曜日の三月度研究会の1級の課題のお稽古をしてきました。観水型です。花留めは七宝を使っています。観水型は一昨年の地区別研究会の課題ということで徹底的にお稽古をしたので、ある程度は身についていると思います。それであまりお稽古をしていない1級のお社中さんたちには、自信を持って指導できそうです。役枝を入れる七宝の場所も決まっているので指導しやすいですね。これは本勝手ですが、逆勝手もお稽古してきました。一緒にお稽古した先生が逆勝手でされたのですが、私にご自分の作品の生け直しをして良いよ!と気軽に言ってくださったのです!皆さんに良くしていただいてありがたいです。その先生は客枝を照葉椿では無くアイリスで取っていました。生けてみたらその方が生け易かったです。一級の先生にはご自分で選んでいただくつもりですが、どちらが客枝になっても指導出来そうです。明日のお稽古はむしろ自分の2級のまわるかたちの方が悩みそうです(^^;
2010年02月23日
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今日は家で研究会のお稽古でした。2級の課題は、谷渡りの様式です。これ、2級脇教授の時の研究会で85点だった生け方です(^^;)。今回はリベンジしたいなあ・・・・・やっぱり3年ほど前よりは、少しは進歩しているかな?谷渡りを生けている時、落ち着いて手に馴染んで出来たように思います。七宝に断然慣れてきているせいもあります。4級くらいの時は、七宝が嫌いだったのに、今ではすっかり七宝の方が私も楽になりました。剣山は案外難しいのです。もう一つ!おばあちゃまが、花展に向けて、もう一回琳派調を生けてくれました。前回の器ではなく、この花器にしたのはこちらは惜しげなく使えるから。前回の琳派専用の織部焼きはやはり高級花器ですので気を使います。それに剣山三つより今回の二つの方が、初心者には生けやすいかもということでした。集会所のベテランクラスのみなさん、明日は7人全員それぞれ花材を使って、希望の花型でバラバラに生けて、予行練習をします。どんな風に入るか、楽しみ
2008年10月01日
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このブログを読んでくださるお友達や、集会所の生徒さんから、お花の水揚げ方法を聞かれることが多くなりました。綺麗なバラをいただいたり購入して花瓶に入れたら次の日の朝、既に花首が垂れ下がって水が上がらず、お花がダメになってしまった経験はどんな方でも大抵一度はあると思います。生け花をするようになって、お花を長く生き生きと持たせるのも、一つの技術だということが分かってきました。でも、特殊技術ではなく、誰でも簡単に出来るのです。知っているか、知らないか、それだけです。お花の水揚げを良くして、長く持たせる技術の一つは、塩、ミョウバン、酒、酢といった台所に普通に置いてある調味料を切り口にすり込むことです。調味料が殺菌の役目を果たして、水が上がるのを助けます。例えば水が上がらない筆頭のお花はまずはバラ。これは茎を水切りして、茄子漬の色留めに使う焼きミョウバンを切り口に擦り込めばOKです。このやり方は、お花の水揚げの為の代表格の方法で、バラ以外にも紫陽花、ヤマゴボウ、秋明菊、唐胡麻などの水揚げの悪い花材に有効です。ミョウバンの次に良く使う調味料はお塩です。ダリア、桔梗 アネモネ、カラジウムなどは塩を使います。次に酢。これはススキ、段竹、アシ、クロトンなど。最後にお酒(アルコール)。紅葉、藤、くちなしなど。もみじは枝先を割って、酒をつけて、赤唐辛子を間に挟むと良いと聞きます。お花を生ける時、なるべく水揚げを良くして、お花を長持ちさせるように心を砕きます。又水揚げが良ければ、見栄えも綺麗で生き生きして見えます。特に最初のミョウバンはお薦め。大抵の水揚げの悪いお花におまじないのように効き目があります。漬物の素売り場にありますので、茄子漬しない方でも100円くらいでスーパーで簡単に購入できますので、一家に一袋お求め下さい薬的に調味料を使わなくても、切り口の処理でかなり水揚げがよくなる方法もあります。切り口をつぶすのも良いです。切り口の断面が広がるので水揚げが良くなります。桔梗も塩を付けなくてもこれでOKの場合も。切り口を焼くのも良いです。これも殺菌になり、茎に入り込んでしまった空気を追い出す力になります。この空気が茎の水揚げの通り道に入り込んで水揚げの邪魔をしてる事が多いのです。水が下がってしまったバラなどは、葉の後ろから逆水をかけてあげて、切り口を出して新聞紙でお花までくるみ、切り口を炭化するまでやいてあげて、深水の中に入れてやれば、大抵次の日までにはしっかり水が上がります。ぼたん、しゃくやく、ゼラニウムなどの水揚げにも有効です。あと菊は、花バサミで切らず、手で折るのが一番良いらしいです。菊は刃物を嫌うと聞いています。私がおばあちゃまから伝授された方法は、大体これくらい。 後は、市販のお花の延命剤は役に立ちます。1本500円くらいで購入できます。私は延命剤は使わず、EM菌という有用微生物群を培養させた液体を花瓶や花器の水に入れてやります。このEM菌については、又いつかブログにアップする機会があれば。 ネットで調べれは、お花の水揚げはもっと詳しく分かるかもしれませんが、要はお花の癖をつかんで、なるべく長く生き生きさせてあげるべく、少しだけ手をかけてやること。お花に愛情を持つ事。基本はそういう気持ちがあればということだと思います。 おばあちゃまが以前100円ショップで購入した花瓶と庭の花や残り花でまわるかたち。集会所祭りの指導の前の練習です。主枝とか副枝とか難しいことは抜きです(爆)。楽しく可愛く入れば良いなと。
2008年09月24日
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6月の研究会の1級のお稽古を昨日、先生のところでしてきました。私は基礎的な生け方です。直立型の生け方に近い形で。枇杷のボリュームがあります。かなり葉を落としたのですが、それでもまだ多いかもしれません。ギボシの葉も入るので、枇杷の葉がまだうるさい気もします。そして、今日の家での1級のお社中さんのお稽古作品はこちら。お社中さんはたてるかたちでまとめあげました。流石のすっきり作品。最初は直立型で生けられたのですが、二度目にこの作品となりました。すっきり綺麗です。思い切って枝の数が少ない生け方が良いかもしれませんね。土曜日に義妹のお稽古で両方意識して考えてみたいです。
2010年06月02日
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親先生宅のお稽古は何と瓶花の桜の一種生けでした先日の日曜日の研究会で〇専の先生方の事前に知らされない花材と生け方がこれ。今日の花材はその時の残りだそうで、お値段を下げてお花屋さんが提供してくださったものだそうです。他の花材もあったのですが、私は桜に惹かれてそれを選んだのですが、良い花材を選びました! 桜一種で過去、現在、未来を表現するのが基本です。主枝の太い枝で過去(少し現在が入り混じっている)、副枝の蕾で未来。足元の綺麗に咲いた花で現在。主枝は5か所ほど切り込みを入れて枝を作り、付き枝の細かいところも折ったり曲げたりして古木を表現しています。一種生けで客枝にあたるものはありません。全体の印象として品格良く入れば良いのかな?主枝も副枝も切り込みを入れて枝を曲げるところは、先生に教えていただきながら、全部自分でやってみました。完全に折れてしまわないかドキドキでしたが、桜は皮がしっかりしているので、よほどのことが無い限りボキっとおれてしまうことは無さそうです。水盤での一種生けは見たことがありますが、瓶花の一種生けは小原流ではとても珍しいと思います。良い経験をさせていただきました。一緒にお稽古をしていたベテランの1級の先生も過去に経験が無いとおっしゃっていました。
2010年04月16日
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昨日は研究会のお稽古を家で、今日は風クラスさんのお稽古でした。今回の2級クラスの花材は「虫狩、バラ」2種で盛花観水型です。昨日はおばあちゃまの生徒さんもいらっしゃいました。皆さんにおばあちゃまの病状を隠さずお話ししました。皆さん、それを納得された上で、しばらくはおばあちゃまの生徒として研究会に出席してくださるとのこと。同じ2級のOさんには特に申し訳なく私の親先生のところに移るお話もしたのですが、しばらくはこのままでというお返事。おばあちゃまにもきっと生徒さんが残ってくださるのは、回復の励みになると思います。今回の花材はバラが立派過ぎて虫狩とのバランスが今一つです。今回七宝と指定がある観水型なのでしっかり位置確認はしました。又明日の親先生の所でのお稽古で煮詰めたいと思います。今日の風クラスさんの花材は「姫あおか、カラー、ナデシコ」でした。皆さんは観水型にされた方がお二人、ひらくかたちがお一人、後の方はたてるかたちでノビノビでした。私はお稽古中は皆さんへの指導で忙しく、その場で生ける時間はありませんでした。家に帰って簡単にかたむけるかたちで生けました。姫あおかがまだ葉が開かず緑が少なかったので迫力に欠けているようです。でも春らしい優しい雰囲気のお花になったかも。このところ18日に退院するおばあちゃまの受け入れ準備で忙しくしています。実は12日13日の日月で一泊で帰ってきていました。レンタルのベッドが土曜日に入ったので正式退院までに、一度外泊をして問題点を確認した方が良いと看護師さんがアドバイスしてくださったので頑張りました。おばあちゃまは帰ることが決まってから、精神的に不安定になり先週前半にとても大変なことがあったりしたのですが、実際1泊で帰ってからはだいぶ落ち着いて来ているように思います。私はちょっと介護で力が入り過ぎて首から肩にかけて痛めてしまいました。しばらく自分自身が整形外科に通いながらの介護になりそうです。
2009年04月16日
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お稽古の話になる前に。夏はぜってブルーベリーの仲間だって皆さん知っていましたか?私は全然知らなくて、でも、集会所のベテランクラスのおばさまたちに、夏はぜの実って食べられるのよって聞いてはいたのです。今回お稽古に来た夏はぜの実が黒く熟していて、食べごろでした(笑)。木の実をちょっと口に入れたら、酸っぱくて懐かしい味でしたよ潔癖症の癖があるオババ様は、そんなもの食べるんじゃありません!なんて、騒いでましたが(^^;)。それで、ネットで調べたら、ブルーベリーの仲間って書いてるじゃないですか!生け花で生ける夏はぜの風情と洋風なブルーベリーとイメージが違いすぎる!でも面白いですね(^^) さて週末8/31の日曜日は研究会です。昨日、おばあちゃまの生徒さん、1級の方と先月2級に上がられた方お二人が見えられてお稽古しました。私の2級の作品。 この花材ですと、今まで親先生宅でお稽古してきたように、夏はぜで環境設定をして茂みの中から女郎花が出ていて、桔梗を添えるという生け方で練習しようと思ってこういう作品になりました。夏はぜを傾斜型の基本を踏まえて入れて、女郎花は直立型の基本で入れています。もう一人の2級の先生はこの生け方ではなく、夏はぜを主枝にした傾斜型で生けました。写真を撮れなかったのが残念です。夏はぜの枝振りを生かして大きく主枝に入れて、中間高を女郎花にします。夏はぜの中間枝は低めに、桔梗や女郎花の周りに茂みを意識して入れています。もう1本の女郎花は少し低めに花瓶の口元を締めるように入れます。この入れ方の方が、伸び伸び夏はぜの枝振りが生かせて私は好きでした。ただ金曜日、親先生のところでのお稽古を踏まえて、自分はどういう風に入れるか決めたいので、取り合えず今回はこの生け方でしました。又金曜日の親先生宅でのお稽古の作品はブログでアップしたいと思います。1級の先生方の課題はグラジオラス、ドラセナゴッド、トルコ桔梗、吾亦紅のよそおいです。土曜日に義妹が来てお稽古をする予定なので、その写真がアップできたらしたいと思います。
2008年08月28日
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集会所祭りの後、一回お休みいただいた風クラスのお稽古日でした。ネリネが全く咲いていないので、チョットバランス悪いです。スプレー菊を短く抑えに使ってボリューム感を出しています。淵が白くて濃いピンクの菊で珍しい色でした。ベテランのみなさんは一応ひらくかたちっぽく生けていました。それなりに皆さんバランスが取れているので、あまり小原流の花型にこだわらず生けてもらっています。 11/3の日、仙台に隣接する市の芸術協会主催の文化祭で小原流の体験コーナーがあったので、お手伝いに行ってきました。体験コーナーではこういったプリンの使用後のカップに小さく切ったオアシスを入れて、皆さんに生けていただきました。大変好評で列が出来るほどでした。少しだけカップが残ったのでいただいてきて、今日残り花で生けてみました。適当に庭のお花や残り花を入れたのですが、楽しいですね。ホントに好きなように入れれば良いのですが、生け花を少しでも習っていると、収まりよく入れられるかなと思います。文化祭では伝統文化子供教室の生徒さんも20名近く生けていました。 花材はこの4種類。皆さん大人顔負けに生けていました先生の手直しは入っているとはいえ、子供の感性は侮れないですね。 ネット花展開催中 http://photos.yahoo.co.jp/ikebana147
2008年11月06日
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おとこのいけばなさん主催、ネット花展がはじまりました。 http://photos.yahoo.co.jp/ikebana147皆さん秋風と言うテーマに沿って、菊を取り入れての素敵な作品ばかりです。是非見に行ってください。小原流ばかりでは無くて、生け花を特に習っていらっしゃらない方でもどなたでも参加できるのが特徴です。生け花は流派によって、かなり生け方が違うので、小原流の範囲内では絶対にこうは生けないなあというようなお花もあって、とても新鮮に感じます!今回、亡くなったおばあちゃまの作品も出品しました。ちょうど昨年の今頃の時期に生けてくれたもので、一度こちらのブログにもアップしたことがあります。でも、この作品は私はとても気に入っており、菊が指定花材と分かった時に、真っ先にこの作品が頭に浮かびました。主催のおとこのいけばなさんに許可をいただき、参加させていただきました。この作品をなるべくたくさんの方々に見ていただければ嬉しいです。 今回私はむべを生けることと菊ばかりが頭にあって、テーマの秋風が頭からすっぽり抜け落ちていました(^^;それで私の作品はどっしりしていて、重たくて風が感じられない作品になってしまいました(>< 今思うと花器の蓮葉口にこだわらず、口の狭いひびねいか辰砂で秋明菊を使って生ければ良かったかも!と改めて思っております(^^;なお、おばあちゃまと私が使っている小紫式部、おばあちゃまが使っている南天の葉、ともに庭の花材を使っており、菊のみ購入しました。 でも、毎日ホントに忙しくていろいろな事を考えねばならなこの時期に、参加出来ただけでもありがたいことです
2009年10月01日
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今日の親先生のところでのお稽古は花ずおうの瓶花でした。昨年の4月の研究会で花ずおうとこでまりの瓶花で合格点が取れませんでした。良く覚えています。ちょっとリベンジの気持ちもあってこの花材を選びました。 花ずおうの主枝は2箇所大きく折って形を作っています。この主枝の作り方は先日の桜同様思い切りの良さが必要です。雪柳をふんわりかけるようにするのも難しいですね。最近、以前にも増して生け花のお稽古が楽しいです。瓶花は花材によって同じ直立型でも雰囲気も生け方も変わってきます。いろいろな花材の組み合わせでお稽古を続けて行きたいと思っています。
2009年04月03日
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