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2013年05月23日
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日経平均は大暴落。前日のNYは朝方こそ高かったものの、バーナンキ議長発言を受けて出口戦略が意識され急反落。乱高下の展開となりました。

それを受けた日経平均は朝方は買いが先行。バーナンキ発言を受けてドル円が103円台回復と円安基調が強まったことで、輸出株中心に買いが集まりました。昨晩の先物市場では16000円を付けていたこともあって、一旦は先物主導でその値にサヤ寄せする格好にも。



元々指数の大幅高の割には値下がり銘柄数が1000を越えるなど、歪な上昇が続いていたため、一旦下げ足が着くとアルゴリズム取引を巻き込んで更に急落。ここまでの株高の反動から売りが売りを呼び、後場にはとめどない大暴落を引き起こしました。先物にはサーキットブレイクが発動され、値幅が一段と拡大される事態に。

結局引けでは1143円安とITバブル崩壊以来の下げ幅に。下落率は歴代10位の記録となりました。出来高は76.5億株強、売買代金は5.8兆円強と過去最大。


投資判断は「中立」に。まず投資判断に関しては一旦保留の意味を込めて中立にしました。

今日の大暴落は株を知らないうちの母親などに言わせて見れば「ほら、言わんこっちゃない」の暴落ですが、私に言わせればむしろ正常化の動きではないかと思います。

昨日、いや今朝までは「グレートローテーション」と言われる債券→株への資金シフトが出て、債券売り=株高に繋がっていました。これまで債券の下落は「意図して下げている」、すなわち換金して次の投資先に回すという前向きな資金移動の結果として評されていました。

しかし昨日の黒田日銀総裁の会見を受けても債券売りは止まず。それが「意図」されたものではなく「逃避」という形に変わりました。債券を買い支えてくれる者が頼りない。このまま140円以上もする債券を黙って持ってたら確実に損をすることになる。なるべく早い内に逃げなくては・・・と、債券トレーダーが考えるのは極々自然な流れです。

同じように過去に暴落したのが小泉政権下の03年6月の「VaRショック」。長期金利が史上最低の0.43%まで下げた後債券価格が急落し、金利は2%近くまで急上昇。丁度今の債券市場と状況がピッタリ符合します。当時も今と同じく債券バブルが発生し、破裂しました。

そして一番の引き金となったとされるのは、昨晩のバーナンキ議長の会見。会見自体では当たり障りのない極々普通な対応をしており、NY市場も最初は高く。さすが対話巧者の議長だなぁ・・・と思って私も安心して寝たのですが、目覚めてみるとNYは急反落に。どうやらその後行われた記者会見で「今後数回のFOMCで資産購入ペースが縮小する可能性もある」と言ってしまったのが災いしたとのこと。

上述したように前場の日経平均は歪でした。NYが売られても買われている。しかし全体を見渡すと大部分の銘柄が下げており、上がっているのは日経平均を構成する一部のファーストリテイリング(9983)やソフトバンク(9984)らだけ。実感としては朝から元々下落相場でした。

そして結果は御覧の通りの内容に。2週間かけてジワジワと上げてきたものをわずか1日でチャラにしてしまいました。一般的に相場というものは上昇よりも下降の方が早いのは当然ですが(心理的に持たざるリスクよりも保有リスクの方が回避傾向が強いため)、今回はかなり極端な例ですね。

しかも、引け後の先物市場は更に波乱含みで、17時半には突然の急落。一時600円以上下げて14000円割れの場面がありました。その後戻してプラス圏になってみたり、また大きく下げてみたり。方向感が定まりません。明日の朝が来るまでは、何とも言えない状況です。



直近では何と言っても震災後の大陰線。原発事故が発生して、2営業日目には放射能漏れによる日本崩壊が危惧された日でしたが、この時も2本目の大陰線が大底出尽くしのサインとなり、翌日は陽のはらみ線。その後戻りを試す流れになりました。

ただどちらとも「下落が続いた後の最後の投げ」のケースなので、今回のように「高値を付けた後の急反落」を単純にあてはめるわけにはいきません。そんなわけで、これらは明日陽のはらみ線が出た後の相場展開を占うものでしかありません。

では明日どうなるか、が気になるところですが、普通に考えて明日の寄り付きはまず下がるでしょう。やはり追証発生に伴う投げ売りや、注文が間に合わなかった人や外国人投資家のリスク回避売りが出るであろうからです。今晩のNYが余程頑張らないと多分その流れは変わらないでしょう。

ただ、そのNYも昨日自国で織り込み切れなかった出口戦略の悪材料を受けて下がるでしょうから、ちょっと期待するのは酷な感じがします。

で、どの程度の水準で日本市場に帰ってくるかは明日の朝にならないとわからないわけですが、とりあえず明日の寄り付き開始30分は様子見に徹するべきだろうと思います。9時半くらいの段階でまだ安値近辺に値があるようなら更なる下落を見込んでもう15分ほど様子を見るべきでしょうし、寄値を上回っているようならリバ狙いの買いを見込んでも良いかも知れません。



私は前回「日経平均超長期の上値抵抗線(96年、00年07年の高値を結ぶ線。現在16000円弱辺りの水準)が目先の目標」としましたが、このまま下がっていくようなら本当に見事な天井ということになってしまいます。

一応、私の結論としては11月から始まった長期的な上昇トレンドは変わらないと思います。ただ、本日の高値を超えるのは容易ではなく、目先の天井にはなったのではないかと見ています。史上最大の出来高となり高値での包み陰線のような形になっていますから、普通に考えて一相場終わりを決定付けています。

目先というのはどのくらいかというと、とりあえず参院選やドイツの総選挙が終わる秋口まで、ではないかと思います。ここ2週間分の戻り待ちの売りが出るわけですし、明日下げればもっと大きなしこりを上値に残すことになります。つまり中期的には潮目の変化を示すサインではないか、と。

私は正直「もっと下げても良かったんじゃないの?」と思っています。と言うのも、案外ストップ安銘柄が多く無いんですよね。これまで散々色々な銘柄がストップ高を付けてきた割には大した下げじゃない、と言うより指数の下げのインパクトばかり強過ぎて、個別株自体の下げはそこまでパニックな感じではありません。値上がり銘柄は17しか無いですけどね。

なので、今回の下げはあまり致命的な下げでは無い感じがします。が、引け後に見聞きしたどの解説者も皆が皆「潮目の変化ではない」と口を揃えて言うんですよね。何かそれが余計に心配で、じゃあやっぱり本当に潮目の変化になるのではないかと思います。

とりあえず最終判断は明日の値動きを見てから考えます。もし明日無事「陽のはらみ線」が出てくれるようなら「あの時はびっくりしたけど、今思えばなんてこと無かったよねー」と笑い話にできるのかも知れません。

・・・で、今回は文字数制限ではないものの、今日の相場で激疲れなのでこの辺で。

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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。





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Last updated  2013年05月23日 22時42分11秒
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