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2013年12月07日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
また随分間が空きましたが、やっと空港から出たドバイ話のつづきです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20131023.html


空港の外に出ると午前4時で辺りは真っ暗なのに「もあっ」として尋常じゃない暑さです( ̄Д ̄;;な、なんじゃこりゃ!?気温は実に37℃だそうで、一日のうち最も涼しい時間帯でこの気温でした。これで昼になったら、一体どうなることやら(・・;)

当然ながら送迎用の車は冷房がガンガン効いているので問題はありません。ホテルまでは車で30分くらい。

ドバイは空の上から見てもそうでしたが、道路が実に直線です。と言うのも、元々何も無い砂漠に道路を敷いたので、くねくねと曲げる必要がありません。そして全ての土地は元々首長のものですから、首長が道路を造ると言えばそこに道路ができます。

幹線道路は片側7車線もある巨大な道路で、さすがお金持ちの国ですから道路もできたばかりのようなキレイさです(××)それがまっすぐとどこまでも続いています。信号も無いので高速道路と言っても差し支え無いでしょう。勿論無料です。

ドバイはイスラム圏のため金曜と土曜が基本お休みとのことで、私が行った金曜は道路が空いていました。なので時速120キロくらいでビューンと飛ばしていきます。逆に平日で、特に通勤時間などに重なると無茶苦茶渋滞しているそうです。片側7車線もあって渋滞するのでしょうか?(・・;)

車内でも追加で色々とドバイの文化や見所、注意点などのレクチャーを受けます。その旅行会社の方は日本人女性で、ドバイに住んでからかれこれ10年くらいになるとのことでした。

と言うわけで、本来の目的であるドバイの景況感を早速聞いてみると、ドバイは10年前の段階でも十分発展していたけれど、ここ10年で一気に加速が付いた感じだ、とのこと。不動産の価格も09年のドバイショックで一瞬下がったけれども、結局今はまた持ち直して再び上昇し続け、引き続き海外からものすごく投資が多いとのことでした。

現在例えばドバイメトロという電車が二線しか走っていませんが(後述しますが日本の企業が大活躍!)今も延伸工事が進んでいますし、最終的にはお隣のアブダビまで伸ばす計画とのこと。また空港も今もう一つ大きなものを建設中です。



↓パームアイランドの航空写真。もう少し上の方にスクロールするとザ・ワールドがあります。
https://www.google.co.jp/maphp?hl=ja&q=&ie=UTF8&t=k&om=0&z=13&ll=25.118399,55.132999&spn=0.046628,0.077248

そういったインフラや海洋工事を支えるのが、インドやパキスタンからドンドンやってくる労働者。彼らの人件費は極めて安いですから、それが無尽蔵とも言えるオイルマネーと掛け合わさった結果、非常にバブリーな経済発展へと結びついています。人口も純粋なアラブ人1割に対して、外国人労働者が9割という極端な構成比。無論、その1割の方がお金持ちです。

私は正直ドバイショックが来た辺りで「あぁ、これでドバイも終わったな」と勝手に思いました。大体世界一高いビルなんて建てると、その国の経済は下向きになるという「アノマリー」があります。エンパイアステートビルが出来た時には世界恐慌が起きていましたし、ワールドトレードセンターが出来た時はオイルショック、マレーシアでペトロナスツインタワーが出来たらアジア通貨危機が起きました。

と言うわけで、天に唾吐くバベルの塔を建てた後は、ドバイも終わってしまうのではないか、と。ですから、私は6年前に新婚旅行で行きそびれたのがラストチャンスで、その後はピエリ守山のような明るい廃墟と化したドバイを見ることになるのではないかと考えていました。その後もあんまり派手な話は聞いていなかったので、正直あまり関心は持っていませんでした。

しかしやっぱり百聞は一見にしかず。街のアチコチで高層ビル建設の土台作りや、新しいインフラのための工事が行われています。全然発展は止まっていないのです。その認識を改めると同時にそれを感じ取れただけでも来た甲斐があるというものでした。少なくともインド人やパキスタン人の人件費が上昇するくらい母国の景気が良くならない限り、ドバイは発展し続けるのでしょうね。

建設中

そんなこんなで話をしている間に太陽も出てきて空は青くなってきました。そして、私も無事ホテルに着きました。(つづく)





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Last updated  2013年12月07日 22時48分38秒
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