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今年は4年ぶりに小説を出します、という話をこのブログでも書きましたが、11月の発売に向けてただいま初校の手前の作業をしております。今回の小説は、山田真哉作品で言うと『女子大生会計士の事件簿』(2002~2010)『フラン学園会計探偵クラブ』(2010~)の続く、第3シリーズになります。『フラン学園会計探偵クラブ』も1巻までしか出ていませんが、(連載をしていた)『TACNEWS』では2巻目が出せるところまで話は進んではいます。フラン学園会計探偵クラブ(report.1) [ 山田真哉 ]『フラン学園会計探偵クラブ』の続編を出す前に第3シリーズを今回出すわけですが、ある程度『フラン学園』の反省を踏まえたうえで新作を書いています。どういうことかと申しますと、『フラン学園』は自分の中ではとても好きな作品なのですが、・税金知識の難易度が高すぎた・注釈が多く、話のラストではなく、章ごとのラストに挿入されている・話のほぼ全編に渡って税金の話が展開されているといったことがあり、全体的に難しい話になってしまいました。『TACNEWS』ではそれでも構わないと思うのですが、角川文庫という一般向けの書籍でそれをするべきではなかった、と反省しております。『女子大生会計士の事件簿』は、取り扱っているのが「会計監査」と「税金」の違いはありますが、その辺のバランスが比較的上手くいっていたのだと思います。内容も事件8割、会計2割ぐらいのバランスでしたしね。というわけで、第3シリーズでは、『フラン学園』と同じ税金の話を取り扱いながらも・税金知識の難易度を中くらいか低めに・注釈は少なめに、話のラストに挿入する・税金の話は2割ぐらいに抑えて、ストーリー重視にといった違いを意識して作っております。第3シリーズは税金の入門書と位置付けて、その次に『フラン学園』を読んで頂くとちょうどいい勉強になるんじゃないかと思っております。
2014.09.06
久々に角川書店さんとの打合せがありました。『フラン学園会計探偵クラブ』も、まだ終わってはいないのです。続編の用意もあるのです。ただ、書き直したいところもたくさんあるのです。。。消費税の増税前には、なんとか出したいところなのですが。フラン学園会計探偵クラブ(report.1) [ 山田真哉 ]
2013.07.05
個人事業コンサルタントの本多弘樹氏が、サラリーマンへの脱税指南で東京地検特捜部に逮捕されたという話。そもそも副業の赤字で還付金を不正にもらおう、という『無税入門』みたいな本がいろいろと出回っているのが、良くないと思います。あれは、完全に「犯罪ほう助マニュアル」ですからね。 脱税は、人民の公平性・平等性を損なう重大犯罪です。私も税理士として、クライアントのために税の軽減策はあれこれ講じますが、それはあくまでも法に則ってのお話。出版界も大いに反省すべき事例じゃないですかねえ。会計探偵クラブ [ 山田真哉 ](サラリーマンの無税生活の仕組みについては、この本でも指摘しています)
2013.02.15
同じネタが3日続いて申し訳ないのですが、『フラン学園会計探偵クラブ』を休載した理由をもう一つ。連載が長いと他のことをやりたくなるというのがあります。ストーリー物なら別でしょうが、毎回同じパターンが続く話の場合、どうしても「他の設定でやってみたい」「いつもと違う展開をさせたい」といった欲望が生まれます。これはもう宿命みたいなものです。なので、今回、代わりに掲載する短編『世にも会計な物語』のほうはというと、第1話 「最強経理課」 → 子会社を転々とする謎の出向社長の話(「TACNEWS」5月1日発行号)第2話 「ここは東京芸能会計事務所」 → 芸能界志望でアイドルオタクの会計事務所アシスタントの話(「TACNEWS」6月1日発行号)第3話 タイトル未定 → 平安時代末期を舞台にした歴史モノの予定(「TACNEWS」7月1日発行号予定)とこんな感じで、普段の連載では絶対あり得ない設定です。言ってしまえば、書き手の気分転換ですね (^^;なので、これらの作品の出版予定は全くありません。
2011.05.03
昨日のブログで、『フラン学園会計探偵クラブ』の休載についてお知らせしました。休載の理由はぼやっとしか書かなかったのですが、それは、たいした理由はないからです。たいした理由はないのですが、避けられなかった問題はあります。それは、連載を続けていくと内容が難しくなっていく、という問題です。特に『フラン学園会計探偵クラブ』は、「税務トリック」が作品の主題なのですが、一定の難易度の話がたくさんあるわけでもありません。前回よりも易しくすると、読み手も拍子抜けしてしまうのでどうしても徐々に難易度が高くなってしまう傾向にあります。最近、社会保険の話や細かいルールなども登場し、難しくなりすぎたので、ここでいったんリセットしようと思ったのです。『女子大生会計士の事件簿』も第3巻まで徐々に難しくなっていき、その後いったんリセットして、第4巻・第5巻は難易度が低めになっています。それと同じようなリセットを今回、意図したわけです。なお、休載中に掲載する『世にも会計な物語』は、かなり難易度低めですよ。
2011.05.02
今年で連載10年目に突入した、資格の学校TACで配布されている月刊誌「TACNEWS」。『女子大生会計士の事件簿』を長年にわたって掲載させていただいた雑誌なのですが、ここ最近は、その続編にあたる『フラン学園会計探偵クラブ』をお送りしていました。フラン学園会計探偵クラブ(report.1)さて、『フラン学園会計探偵クラブ』ですが、「TACNEWS」4月号(3月1日発刊)でとりあえず一区切りついたので、しばらく休載に入ります。「TACNEWS」6月号(5月1日発刊)より、5分でわかるミステリー短編『世にも会計な物語』を数ヶ月にわたってお送りいたします。一話完結の短編で、オムニバス形式です。まんま「世にも奇妙な物語」ですね (^^;ちょっとミステリーで、ちょっと会計の勉強になることを目的にした短編です。いまのところ、まったく書籍化の予定はないので、入手できる方はお楽しみに。第1話は、『最強経理課』です。
2011.05.01
今日は、脚本家の小林雄次さんとお会いしていたのですが、小説の相談に乗っていただきました。「TACNEWS」で連載中の『フラン学園会計探偵クラブ』が、第11話(前編)を書いたあと、続きがどうしても書けなくなって、にっちもさっちも行かなくなったところだったので本当に助かりました。別件の用事でお会いしたので、5分ほどで原稿を読んで頂いて10分ほどの助言だったのですが、1ミリも進まなかった原稿が、1キロは進みそうです _Φ(^。^)まさに、スクリプト・ドクターのようでした。もう続きが書けないかも、と思っていたので、主人公たちも命拾いです。。。フラン学園会計探偵クラブ(report.1)
2011.01.08
100歳以上の高齢者の所在が分からないケースが相次いでいますが、今年の3月に出した『フラン学園 会計探偵クラブ』で似たような話を題材に小説を書いています。もしかして、先見の明? (^_^;)会計探偵クラブフラン学園会計探偵クラブ(report.1)ネタバレになりますので、詳しいことは書きませんが、年金取得以外にも小説のような理由もあるのです。あと、選挙マニア的に言うと、選挙権を1票分でも増やすために住まない土地に住民票を移したり、行方不明でも届け出を出さなかったりする可能性もあるでしょう。行方不明者が投票に行った痕跡があったりしたら、また別の大問題が発生ですね……。
2010.08.04
『フラン学園会計探偵クラブ』の第2巻が「会計探偵選手権編」になるということもあり、フラン学園会計探偵クラブ(report.1)実際に「簿記の甲子園」と呼ばれる「全国高等学校簿記コンクール」の取材に行ってきました。今回で第26回目を数える、歴史ある大会です。全国から171校、471名もの高校生が集まりました。(コンクールが行われた明治大学和泉キャンパス)(超満員の開会式)(試験開始直前の模様)大会の合間に取材をさせていただいた岐阜県代表・県立岐阜商業高校が、ナント団体戦10連覇を達成!結果発表の時には、ちょっと感動してしまいました。(県岐阜商の部員と顧問とOGの面々)(終了直後の県岐阜商・田中先生による訓示。勝って兜の緒を締めよ的なお話。 運動部より厳しそう…)この簿記の強さの秘密を探るべく、いつか学校のほうにも取材に行きたいなぁと思っております。
2010.07.18
『会計探偵クラブ』(東洋経済新報社)が再び増刷されることになりました!第3刷、15000万部です。これまでの私の本と比べるとどうしても少ない部数です。しかし、「確定申告書の学園ミステリー」というなんとも微妙なジャンルが、(少しずつではありますが)ちゃんと売れてくれていることは大変嬉しいです。まあ、確定申告シーズンが終わるとどうなるんでしょうね???
2010.03.12
朝日新聞3月7日付朝刊の『会計探偵クラブ』の書評を見ました!「確定申告がエンタメと融合」というタイトルで、ジャーナリストの梶山寿子さんが紹介してくださっています。『――特に税金講座がわかりやすい。災害や盗難にあった際の「雑損控除」、 仕事か私用か迷ったときの経費の判断など、豆知識も役に立つ。 「会社員が所得税をゼロにする法」をいった際どい内容を交え、 税金を身近に感じさせてくれる。』いやぁ、大変有難いことです。自分の本がちゃんと書評欄で書評されるのは、6年前の『女子大生会計士の事件簿DX.1』以来だと思います。本当に、有難いことです。
2010.03.07
ご質問があったのでお答えいたしますが、『フラン学園会計探偵クラブ』(角川書店)第2巻の予定は、ずいぶんと先になります……。来年の確定申告シーズンぐらいかなぁ、という感覚です。第1巻が気になるところで終わってしまったのですが、しばらくお待ちくださいませ。『会計探偵クラブ』(東洋経済新報社)の第2巻については、現在まったく白紙です。こちらは第1巻が売れないと……という感じだと思います。もともとの掲載誌「TACNEWS」では連載が続いておりますので、「資格の学校TAC」に通われている方は、ぜひそちらをご覧くださいませ。
2010.03.06
『フラン学園会計探偵クラブ』『会計探偵クラブ』の中学・高校プレゼントキャンペーンをやっているのですが、すでにいくつかの学校にお送りしております。そのなかの一つ、新潟市秋葉区にある新潟市立金津中学校からお手紙と贈り物をいただきました。ありがとうございます。「図書館だより」と、金津地区の写真と俳句が載った「写俳」、そして、特別支援学級の子どもたちがつくった「しおり」をいただきました。じーん、としました (;_;)
2010.03.04
asahi.comの情報によると、3月7日(日)付の朝日新聞の書評欄で『会計探偵クラブ』(東洋経済新報社)が紹介されるそうです。ネタ元 → http://book.asahi.com/paper/next.html確定申告ネタというのは、正直そんなに取り上げられやすいジャンルではないので、どんな形で紹介されるのかがとても楽しみです。文庫版の『フラン学園会計探偵クラブ』(角川文庫)のほうはというと、まだ増刷はかかっていませんが、「増刷目前!」ぐらいの感じまでは売れてきております。ただ、売れるペースで言うと、『女子大生会計士の事件簿』に及ばないので、どうしたら『女子大生会計士の事件簿』ファンに目を向けてもらえるかなぁとただいま思案中です。
2010.03.03
土井英司さん主催のセミナーでトークバトルをしてきました。超満員でした。内容は、かなりマニアックなビジネス書作りネタでしたね。今日の二人の話に付いてこられたら、なかなかのビジネス書ファンだと思います。あと今日は、メルマガ「ビジネスブックマラソン」に『会計探偵クラブ』を取り上げていただきました。 「ビジネスブックマラソン」バンクナンバーズ(後日、UPされると思います)そして、「ほぼ日blog~通勤読書で継続力を高めよう!~」 【読書日記】明るく楽しく学ぼう税金!-「会計探偵クラブ」「「継続は力なり」を実践している書評」 大人も知らない税金事件簿 会計探偵クラブ@山田真哉でも取り上げていただきました。地味な本であるにも関わらず、ありがたいことです。ありがとうございます。
2010.02.11
いま「TACNEWS」連載用の『フラン学園会計探偵クラブ』第8話を書いています。ストーリーが進展するのは、4ヶ月ぶりです。第8話は、「全国簿記コンクール 競技会計の部」H県予選・二回戦芙藍学園高校 対 武庫川工業高校 戦です。武庫川工業は、工業高校なのになぜか簿記に打ち込む“女装番長”が率いる高校です。自分で書いていてなんですが、なんだかもうドカベンのような展開です。会計テーマ的には、「零細企業の会計」です。第2巻に収録する際には、話が全く変わっているかもしれませんが…。 (県予選直前までなら『フラン学園会計探偵クラブ』(角川文庫)、 県予選一回戦までなら『会計探偵クラブ』(東洋経済新報社)をご覧ください。)<『会計探偵クラブ』を紹介してくださっているブログ>マコトの書庫 ~読書1000冊やってみる~ 会計探偵クラブ (単行本(ソフトカバー))
2010.02.08
発売したばかりの『フラン学園会計探偵クラブ Report.1』(角川文庫)『会計探偵クラブ 大人も知らない税金事件簿』(東洋経済新報社)の高校・中学の図書館や学級文庫への寄贈キャンペーンですが、2校からご応募をいただきましたので本日お送りいたしました。・北海道札幌北高等学校・新潟市立金津中学校まだしばらく受け付けておりますので、学校関係者および図書委員の方は気軽にお申し込みください。詳しくは、http://plaza.rakuten.co.jp/kaikeishi/diary/201001250000/ そういえば、この『会計探偵クラブ』シリーズについては、下のポッドキャストでいろいろ語っております。興味のある方は、お聴きください。(どうやったら聴けるのかは、私にはわからないのでごめんなさい)・ポッドキャスト「人生を変える一冊」早川洋平のブログ 山田真哉さんの執筆現場におじゃましました http://ameblo.jp/kiqtas/entry-10412781201.html<『会計探偵クラブ』を紹介してくださっているブログ>Stupid Student Spire シュチエーションは大事です。五反田なんかだと特に。出版業界の片隅から送る、ビジネス書レビュー 『フラン学園会計探偵クラブ(report.1)』みんビズ! 会計探偵クラブをナメているすべての人たちへ:「会計探偵クラブ」山田真哉たれわんこ的生活 フラン学園会計探偵クラブ [本]ざわ…ぶろぐ 『フラン学園会計探偵クラブ Report.1』(山田 真哉)
2010.02.03
3日前に発売された『会計探偵クラブ 大人も知らない税金事件簿』の増刷が決まりました!ありがとうございます、本当にありがとうございます……(ノ_<。)自分なりに自信作だったのですが、不安はあったので本当によかったです。増刷の部数は、今日の日経広告の反響を見て決めるそうです。→ 3000部の増刷予定だそうです。<さっそく感想を書いてくださっているブログ>経済・経営・会計および趣味 会計探偵の勧め-今日から僕も会計探偵-※ Amazonさんの順位も2000位台から598位になりました(午前11時現在)※ 午後5時半現在、347位※ 午後7時半現在、135位※ 午後9時半現在、87位※ 午前1時現在、64位※ 午前4時現在、18位
2010.02.01
本日、『会計探偵クラブ 大人も知らない税金事件簿』(東洋経済新報社)が発売されました。早い書店では今日から店頭に並んでいましたが、全国的には2月1日までには並ぶと思います。さて、直前に発売された『フラン学園会計探偵クラブ Report.1』(角川文庫)となにが違うのかと申しますと、半分は同じ内容です。ただし、次の点が異なります。1.小説の続きである「県予選1回戦」の模様が追加されている (第7話「ポケットに無税を」)。2.小説が角川文庫版より3割程カットされた「ダイジェスト版」になっている。3.小説のほかに、「税金がちょうど安くなる年収は?」「節税のための法人成り」 「サラリーマン限定! 所得税・住民税がゼロ円になる方法!」など、 全12回の「なるほど!税金講座」を収録している。4.312ページにわたる分厚い本なのに、1400円+税。著者的にはどちらか1冊を読んでいただいて、面白ければもう一冊!という感じでいいんじゃないかな、と思っております。<会計探偵クラブを紹介してくださっているブログ>思ったことを思いのままに…―OBATAの思いつき日記― フラン学園会計探偵クラブ経済・経営・会計および趣味 フラン学園会計探偵クラブに入部希望
2010.01.29
1月27日(水)に、NIKKEIラジオ『深野康彦のマネーマガジン』「話題の著者に訊く」のコーナーにゲスト出演するのですが、新作『目のつけどころ』(サンマーク出版)と『フラン学園会計探偵クラブ Report.1』(角川文庫)の2冊セットが、抽選で10名様にプレゼント!http://market.radionikkei.jp/market/oshirase/entry-179189.htmlNIKKEIラジオさん、ありがとうございます。ポッドキャスト版を含めるとかなり長々としゃべっております。ぜひお聴きあれ。 あと、私のほうからもプレゼントを。『フラン学園会計探偵クラブ Report.1』『会計探偵クラブ 大人も知らない税金事件簿』の舞台が学校なのを記念して、高校・中学の図書館や学級文庫等に寄贈いたします!先生方、図書委員など学校関係の方は、タイトルに「会計探偵クラブを我が校に」と書いて、学校名を明記とともに下のアドレスまでご連絡ください。shinya-yamada●cam.hi-ho.ne.jp(●を@に変更) 勝手にサインを書いて、学校にお送りいたします。
2010.01.25
1月25日発売、『フラン学園 会計探偵クラブ』Report.1(角川文庫)ですが、もう店頭に並んでいるみたいですね。 文庫は発売日がしっかりしていますからね。明日には、全国でちゃんと並んでいると思います。あらすじはこんな感じ。―――――「真相はここに書いてあるわ」私立芙藍(フラン)学園――憧れのヨット部に入部しようと、期待に胸を膨らませてその門をくぐった杏莉だったが、ヨット部は突然の廃部!彼女の前に現れた謎の美女は、自分が潰したのだと言って、1枚の紙切れを手渡した。確定申告書だという。それって何?確定申告書1枚を見ただけで事件を解決する、会計探偵クラブの活躍を描く。―――――担当の野崎岳彦さんが考えてくださったのですが、面白そうに書きますねえ。著者自身、「そんなに面白い話だっけ?」と思ってしまうほどです (^^;)(姉妹本『会計探偵クラブ 大人も知らない税金事件簿』は金曜に発売)
2010.01.24
今日、見本を頂戴しました。1月29日発売、『会計探偵クラブ 大人も知らない税金事件簿』(東洋経済新報社)です。1月25日発売、『フラン学園 会計探偵クラブ』(角川文庫)の姉妹本です。この2冊、いったいどういう違いがあるのか。詳細は、また明日以降。
2010.01.22
『目のつけどころ』については来週動きがありますので、連休明けまで置いておきまして、1月下旬に出る『会計探偵クラブ』の話。『女子大生会計士の事件簿』の正統な続編です。画像は、角川書店版の『フラン学園 会計探偵クラブ』Report.1です。あともう一冊、東洋経済新報社版の『会計探偵クラブ 大人も知らない税金事件簿』もほぼ同時期に出ます。つまり、『会計探偵クラブ』2冊同時発売です。この2冊がどう違うのかは、また来週以降ご説明いたします。1月下旬をお楽しみに。
2010.01.09
先日発表された、「平成22年度税制改正大綱」をだいたい読みました。業界の評判どおり、今回のは凄いですね。いつもは30ページぐらいだと思うのですが(平成21年は26ページ・平成20年は28ページ・平成19年は24ページ)、今回は100ページ超。民主党政権の気合の入れようがわかります。扶養控除の廃止やガソリン税の暫定税率、たばこ増税といった、どちらかというと瑣末な話題がニュースでは取り上げられていましたが、今回の税制大綱はよくできてますよ。まず内容が充実してます。課税の意図が良くわかります。・チルドレンファーストの考え方に立ち、子どもは「社会の宝」 → 子ども手当・豊かな地球環境は子どもを育む宝 → 環境税・男女の働き方を制約している要因を取り除き → 配偶者控除の廃止検討・「公平・中立・簡素」ならぬ「公平・透明・納得」 → 「中立・簡素」は気にしない?・「ふるい」による租税特別措置の見直し → 「事業仕分け」に次ぐ流行語?・租税特別措置は補助金と同じ、外国では「租税歳出」 → 租特透明化法・「更正の請求」の期間(1年)の延長 → 3~7年?・歳入庁の設置で税と社会保険の賦課徴収を一元化 → 日本の税負担は重くないことを主張?・所得控除から税額控除・給付付き税額控除・手当へ・給与所得控除の上限制・特定支出控除の対象範囲拡大 → 確定申告の増加・オーナー課税をあっさり廃止などなど、書き出すとキリがないですが、気になるところがたくさんです。こういうわかりやすいのを見ると、政権交代も悪くないなと思います。これらの税制改正の解説も『会計探偵クラブ 大人も知らない税金事件簿』(東洋経済新報社・1月下旬発売)にあわてて反映させますね。
2009.12.26
「KIQTAS(キクタス)」のポッドキャストインタビューがアップされました。「山田真哉さんの執筆現場におじゃましました/ポッドキャスト「人生を変える冊」Vol.68」【ポッドキャスト】http://j.mp/kiqtas-pod(iTunesが起動します)【ブログ】http://ameblo.jp/kiqtas/entry-10412781201.htmlお話したのは、来年1月発売の■『フラン学園会計探偵クラブ』Report.1(角川文庫)■『会計探偵クラブ 大人も知らない税金事件簿』(東洋経済新報社)について。番組内では、◆予備校講師時代に出版デビューも……◆会計士になった意外なきっかけ◆『女子大生会計士事件簿』の続編として生まれた今回の二冊◆なぜ2つの出版社から発売されるのか?◆「会計×エンターテインメント」発想のルーツ◆山田真哉さんが欠かさず見ているテレビ番組は、土曜日深夜の……◆山田さんの「人生を変えた一冊」など、たっぷりとしゃべっているようです (^^;☆ポッドキャストだけでなく、今回のインタビューは早川さんのメルマガで テキストで読めてしまうそうです。======「著書への想い」「座右の書」「仕事・人生」について聞く【音声も聴ける!】元新聞記者による著者インタビューメルマガ「人生を変える一冊」 毎週ビジネス著者のインタビュー記事が無料で読めて、登録者には、 有名ビジネス著者15人へのインタビュー音声「モチベーションを上げるならこれを読め! 著者15人オススメの一冊」が無料プレゼントされるそう。 僕へのインタビュー記事を読みたい人はチェックしてみてくださいね。 メルマガ「人生を変える一冊」の登録はこちら→======
2009.12.17
2010年1月に3冊発売を控えているのですが、1月6日発売『目のつけどころ』はいまごろ印刷所で製本中なので、私がいま“てんてこまい”なのは他の2冊。『会計探偵クラブ』シリーズです。で、いま「TACNEWS」用にこんな宣伝文を書いています。―――――「この確定申告書から何がわかる? すべてを見破ってみなさい!」女子高生探偵が「税金のシステム」を解き明かす、学園ミステリー。シリーズ100万部『女子大生会計士の事件簿』の続編が、『会計探偵クラブ』シリーズとして2冊ほぼ同時刊行!『フラン学園 会計探偵クラブ』Report.1 1月25日発売 山田真哉著 (角川文庫) TACNEWS掲載時とはすべて別バージョン。 角川文庫版の特徴として、ヒロイン、キロリ視点の心理描写が中心。 顧問・藤原萌実や芸術科・毬衣のちょっとした追加エピソードも。 小説の冒頭にミニ解説本『はじめての確定申告』付き。 もちろん、楽しみながら会計・税務に強くなる! 【収録】第0話「そしてヨット部は誰もいなくなった」 第1話「なぜ、アンリに頼まなかったのか?」 第2話「終わりなき関係に生まれつく」 第3話「マリイの秘密」 第4話「黒幕登場」 第5話「部員は縦にひび割れて」 第6話「不死が最後にやってくる」ほぼ同時発売の姉妹本 本気で税務に強くなる!『会計探偵クラブ 大人も知らない税金事件簿』 1月下旬発売予定 山田真哉著 (東洋経済新報社) 東洋経済版の特徴として、小説のほかに「12の税金講座」を追加。 初心者から中級者にまで目からウロコの「税金のシステム」を解説。 理念から学ぶことで、税法を得意科目に。 第0話から第6話に加え、第7話「ポケットに無税を」を追加した全8話を収録。約350ページ。―――――角川文庫版のほうは、再校を終えたばかり。東洋経済版はいま初校の著者校正中です…。
2009.12.15
2010年1月6日に『目のつけどころ』(サンマーク出版)が発売すると書きましたが、同じく来年1月には、『フラン学園 会計探偵クラブ』の角川文庫版と東洋経済新報社版の2冊も発売されます。―――――2010年1月6日発売予定 『目のつけどころ』(サンマーク出版)1月25日発売予定 『フラン学園 会計探偵クラブ』Report.1(角川文庫)1月下旬発売予定 『会計探偵クラブ ~大人も知らない税金事件簿(仮)』(東洋経済新報社)―――――ということで、出版直前の12月が死ぬほど忙しくなっています……。
2009.12.05
・12月発売予定としていた『フラン学園 会計探偵クラブ』ですが、 来年1月にズレることが決定的になりました。 角川文庫版『フラン学園 会計探偵クラブ』第1巻は、1月25日発売。 東洋経済新報社版『会計探偵クラブ』は、発売日未定です。 楽しみにされていた方、本当にごめんなさい。・『フラン学園 会計探偵クラブ』第1巻の発売が遅れるので、 同じく角川文庫から発売予定だった最終巻『女子大生会計士の事件簿 DX.6』も 遅れるかも……。・来年1月5日にある本を緊急発売します。 「隠し玉」として出版社サイドもずっと内緒にしていた本で、 初めて会計(法律)以外のものを書きました。 タイトルもまだ内緒です。 出版社さんがチカラを入れているので、大々的に展開予定です。・月曜夕方に某ゴールデン番組の収録に行きます。 久々に専門分野(税務会計)でのテレビ出演です。・同人誌「山田真哉の玉手箱 Vol.1」ですが、初回直販サービス分の入金がすべて完了しました。 お買い上げくださった皆さま、本当にありがとうございました。 最後の直販サービスは、来週中には始めますね。
2009.11.29
『世界一やさしい会計の本です』『世界一感動する会計の本です 簿記・経理入門』新装版の発売があと2週間となっている状況ですが、いま作業しているのは、2冊の発売と同時に作る同人誌「山田真哉の玉手箱 Vol.1」と『フラン学園 会計探偵クラブ』です。『フラン学園 会計探偵クラブ』については、「TACNEWS」で連載していたものとは時間軸自体を変えてしまうので、かなり大幅な変更作業を入れています。「TACNEWS」では7月の1ヶ月間の話でしたが、単行本版では4月から7月の一学期を舞台にしています。12月の発売が決定しました。どうぞお楽しみに。
2009.10.03
新企画発表、第3日目。山田真哉、2年ぶりに新刊を出します。―――――100万部ベストセラー『女子大生会計士の事件簿』の続編、会計ミステリー第2弾今度の舞台は商業高校。 めざせインターハイ!?『フラン学園 会計探偵クラブ』(仮)角川書店&東洋経済新報社から出版決定楽しみながら、会計&税金も学ぼう!―――――現在、「TACNEWS」で連載中の『フラン商業 会計探偵クラブ』を改題して発売します。『商業』が『学園』に変わるだけですが…。『女子大生会計士の事件簿』最終回から数年後の物語です。そして、角川書店さんと東洋経済新報社さんの協力で発売されるという、おそらく前代未聞の“謎のプロジェクト”です。詳しくは、また今月末に発表いたします。
2009.09.20
現在、「TACNEWS」で連載中の「会計探偵クラブ」。だいたい1話に1度、藤原萌実が「カイケー語録」というのを発言しています。―――藤原萌実のカイケー語録 その1 『会計は伝票で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ』 その2 『小さな数字には小さな理由、大きな数字には大きな理由』 おまけ 『焦るほど貸借は一致しないもの』 その3 『困ったら、資料をとりあえずもらっとけ!』 その4 『バランスが大事なのは、貸借対照表(バランスシート)だけじゃない』 その5 『隠された現実は、仮説の光で照らし出せ』―――……言葉だけ抜き出しても、なんのこっちゃですけどね。いま第6話を書いていて、あと「カイケー語録その6」を書けば完成なのですが、そこで手間取っています。語録作りって、意外とそんなもんです。特に本筋に絡んでくる場面ではないんですけど……。第7話からは、激闘の「県予選編」です。
2009.08.14
4月から、資格の学校TACの月刊誌「TACNEWS」のみで連載を開始している『会計探偵クラブ』。現在、第3話まで掲載しています。「会計・税金の知識を使って、浮気やら副業やら人の裏側の謎を解いていく高校生たちの話」という、かなりマニアックな作品です。そして、「TACNEWS」での反応を見て、ストーリーを変えていくつもりでいます。せっかくアンケートで評判を確かめられるので、それを存分に生かそうと考えているのです。そのため、ネットでの一部発表も考えていたのですが、いま書いている内容が単行本で出る際に変わる可能性があるので、いまのところ止めています。ご了承くださいませ。ちなみに、第5話までが「クラブ編」。第6話から「甲子園編」に突入する予定です。(未読の方には、なんのこっちゃ、でしょうね……)
2009.06.21
昨日のブログ(会計探偵クラブの話)のお答えをば。> エリアさん> 5月からTACに通い始めるので絶対読みます♪ありがとうございます。第2話からになってしまうので、第1話が掲載されている4月1日発売号はTACの方に「バックナンバーください」と頼むともらえるかもしれません(残っていたら、ですが…)。> taktramanさん> TACに通う予定がないので、本にしてください。順調に執筆が進んだら、年内には単行本化したいと思っています。まだ出版社もなにも決まっていませんが。> マエノさん> 前作からのキャラは出てくるんですかね~?> 萌さんが出てくるのかも楽しみですもちろん出てきますよ。「続編」って名乗ってしまってますしね。萌実さんが無事に大学を卒業した後の物語です。―――――みなさま、ご質問をありがとうございました。なお、『フラン商業 会計探偵クラブ』というタイトルは、単行本の段階で変わると思います。実はまだタイトルについては、考え中なのです‥‥。
2009.04.30
『女子大生会計士の事件簿』の続編、4月から「TACNEWS」で連載を開始した『フラン商業 会計探偵クラブ』。5月には第2話を発表、現在第3話を鋭意執筆中です。現時点の掲載誌が「TACNEWS」のみなので、このブログを書いている時点では、ほとんどの方がまだ見られない状態ですが‥‥ちょっとこの作品についての話を書きます。『会計探偵クラブ』の舞台は、商業高校です。全国レベルの簿記部の中に結成された、レジスタンス的なチームが会計探偵クラブです。(一般の方にとっては、簿記部自体も珍しい存在だと思いますが)会計探偵クラブは、「会計を使って探偵活動を行う」ことを目的とし、「確定申告書の1枚目だけで事件を解決する」など、変なルールがたくさんあります。このクラブは小さなクラブなのですが、ひょんなことから簿記部以上に有名になってしまい――――――という作品です。こういうものを書いています。いや、これから書いていくつもりです。
2009.04.29
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