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2005年02月21日
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テーマ: ニュース(100345)
カテゴリ: ニュース
「死亡」と判断、安置所に その後「生きている」
20日午前10時15分ごろ、北海道北見市豊地を流れる無加川の堤防で、北見市内の女性(27)が倒れているのが見つかった。現場に駆けつけた北見消防署の救急隊員は死亡と判断し、女性は北見署の遺体安置所に搬送された。ところが、北見署の刑事課員が「心臓が動いているのではないか」と不審を抱き、検視のため来署していた医師の診断で、約1時間半後、生きていることが分かった。

 女性はその後、病院に搬送されたが意識不明の重体。遺書があったことから、北見署は川への投身自殺とみている。(朝日新聞) 20日


このニュースを聞いた時には、とても複雑な気持ちになった。
息を吹き返した時の医師の驚き、それを知った救急隊員の衝撃、そして命を取り留めたあとのこの女性の人生。
これが「運が良かった」となるか「運が悪かった」となるのかは、この女性のその後の人生にかかっているのだが・・。

それにしても、自分の命は自分でどうにかなるものではないのだなと、つくづく思う。
自殺という方法だけが、自分の命を自分の意志で決定できることだと思いがちだけれど、このようなことも多い。
やはり「命」は何かから肉体と共に預けられたものであり、
安易に個人の都合で左右してはいけないものと、私は思う。
命がある間は、生きるのが最大の仕事。


それにしても、日本人の自殺者数の多さにはいつもビックリする。
確か、20年程前には「交通事故死の二倍」と聞いてビックリした記憶があるが、今では三倍近いと聞いた。
【参考資料 】 H16年7月発表 警察統計資料より. 自殺者数の年度推移
これを見ると、50代以上の男性が圧倒的に多い。
(つまり、私と同世代もしくは以上の人たちだ)
色々な分析がされているのだとは思うけれど、働き盛りで生命力旺盛であるべき人たちがこれほど死にたくなる社会というものは、やはりどこか歪んでいるのだろうと思う。

私は、若い頃には何度も死の誘惑にかられた体験があり、
それを抜けてからの人生は「お釣り」のような気がしてきた。
誘惑に駆られていた頃に「死」がとても近いものだったせいか、死に対する恐怖感も人より薄いような気もする。
(ちなみに、その当時一番良い死に方として考えたのは、「酷寒の季節にお酒(もしくは睡眠薬)を飲んで雪原で寝込む」方法。今回のニュースのようなパターンを目論んだ)
その後は、福祉の世界で仕事をしたせいもあり、様々な死を考えることも多かった。

そんな今の私には、「自殺」という選択肢はない。
もしも「うつ病」になって、その症状として「自殺念慮」が生じたとしても、
きっと「ダメダメ、それだけはダメ」と自分に言い聞かせることだろう。

今のNHKの朝ドラ「わかば」では、
「人生生きてるだけで丸儲け」というセリフがよく言われている。

「生きていればこそだな」と思える瞬間をいっぱい心に刻んで、忘れないようにしたい。
今、死にたいと思っている人にも、きっと楽しい瞬間はあったはずだ。
死にたい気持ちになるのは「どん底」の証拠。
どん底まできたのだから、後はきっと浮上するに違いない。
それを信じて、何とか今日一日を生きて欲しい。
疲れたならば、休めばよい。
思いっきり休んだら、きっと自分の中の生命力が動き出すに違いないのだから。
その時を待ちながら、生き生きした自然や動物達と触れ合ってほしい。
私達は自然の一部として生まれ、生きているのだから。
自然は、自然の死しか優しく受け入れてはくれないのだから。





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最終更新日  2005年02月23日 10時06分41秒
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