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2006年09月05日
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こんなことを書いたら世のお父さんお母さんを不安にさせるかもしれないが、

私だって親の監督下にあった時代は、
親(主に母)の言葉に心の中で「プチン!」と音がしたことは何度もあったし、
私の息子たちだって、私の言動に「カチン! プチン!」は日常茶飯事だったと思う。
それでも私は親を殺めなかったし、私が息子に恐怖を感じたこともなかったと思う。
それはどうしてだったのか、単に運が良かっただけなのか・・・。

学校に行っている子どもたちにとって、親の言葉で一番「ムカツク」のは、
多分「勉強しなさい」だろう。

成績を一番気にしているのは、子ども自身であろう。
気にしているからこそ気にしない顔をしたり無視したりするのに、
そんな気持ちには全く無頓着に、追い討ちをかけるように背後から容赦なくバッサリでは、
防衛反応として一太刀切り付けたくなるではないか。
その一太刀が「完全無視」なのか、「言葉」なのか、「暴力」なのか。
それは、子どもの性格やその他の場面での親の態度などで異なるだろう。
子どもは、特に何かの気質的な障害がなければ、結構忍耐強いものだと私は思っている。
だから、多分、
「無視や態度での反抗」→「言葉での反抗」→「行為での反抗」という過程をたどるのではないか。
「態度での反抗」の時の親の反応は、「親に向かってその態度は何!」という叱責。
「言葉の反抗」も然り。

この場合の「危険」は、もちろん親自身の危険という意味だ。
本当は、そのようなサインで
「子どもの内部に起きている危機(危険)」を感じなくてはならないだろうが、
親は自分が痛い思いをしなければ気付かない「未熟者」である場合が多い。
だから多分、色々な事件が起きた時の、どんな評論家や教育学者の言葉も、


難しいことはさておき、子どもが切れるきっかけになることが多い、
「勉強しなさい」「なんでこんな成績なの」などという
勉強や成績に関する言葉は、禁句にしてはどうか。
親がこれらの言葉を口にしなくなるだけで、子どものストレスは随分軽減するだろう。
繰り返すが、親があらためて言わなくても、成績を気にせざるを得ない状況は十分にある。
自分で本当に「まずい」と思ったら子どもは自ら動き出すし、
「勉強は苦手だ」という子は、それを気にせず図太く生きる術を身につけてゆくだろう。

「勉強しなさい」と言いたくなる時、自分の胸に手を当てて思い出してみよう。
自分自身は、親のその言葉で勉強するようになっただろうかと。
もしも親の言葉でやる気になったとしたら、それはどんな言葉だったのだろうかと。
少なくても私は、親が成績のことを言う時はとてもイヤだった。
私は小学校の頃は成績が良いほうだったので
(それは、友達と遊ぶよりも本を読んでいるほうが好きだったから)
勝手に期待してしまった母は、中学→高校と成績が悪くなったことを、結構責められた。
私は勉強が好きだったわけではなく読書が好きなだけだったのに、
成績が落ちてくると「くだらない本ばっかり読んで」と叱責した。
だから一層、勉強は嫌いになった。
なのに母は、自分の言葉が私には逆効果だとは全く気付いてはいないようだった。

それでも、私も親になったら「親ばか」になり、
多少は「勉強しなさい」とは言ったと思う。
しかし、幸いなことに自分の不快な体験は覚えていたので、
勉強のことや成績のことを口にするときにはブレーキになったと思う。
(ブレーキのかかる要因は他にもあったが、今日はそれには触れない)

親や教師が子どもに恐怖を感じるようになるのは、かなり鬱憤が蓄積されている時だろう。
「いい子が突然・・・」なんて、鈍感な人の言い訳だと思う。





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最終更新日  2006年09月05日 10時28分25秒
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