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neko天使 @ Re:化粧地蔵でほのぼの (その41 八浜 宗蔵寺の化粧地蔵 2)(11/27) New! おはようございます。 いつもありがとうご…
風とケーナ @ Re:化粧地蔵でほのぼの (その41 八浜 宗蔵寺の化粧地蔵 2)(11/27) New! おはようございます♪いつも本当にありがと…
LimeGreen @ Re:化粧地蔵でほのぼの (その41 八浜 宗蔵寺の化粧地蔵 2)(11/27) New! 綺麗ですね。住職さんの心がこもっている…
mimi2385 @ Re:化粧地蔵でほのぼの (その41 八浜 宗蔵寺の化粧地蔵 2)(11/27) New! こんにちは 可愛いらしいお顔されています…

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2011.07.31
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カテゴリ: ***** 生物 *****


1844年、ダーウィンは、完成目前の「種の起源」を棚にしまいました。
そして、進化論の名著は、長く資料とともに眠ることとなります。

進化論のまとめをやめた、ダーウィン。
1846年から9年間、37歳から46歳の研究者として最も充実した時。
彼は、ひたすら”フジツボ”の研究に没頭します。

彼の手紙に散見される言葉、「愛しのフジツボ」。
調べたフジツボの標本は、12,000点。
書き上げた「フジツボ総説」は、全4巻、1,200頁の大著。

彼の息子ジョージは、友達に聞きました。
「きみのお父さんは、どこでフジツボを見てるの?」
ジョージは、どこの父親もフジツボを見ていると思っていたのです。

「フジツボで、進化の本を書こうと思う」
友人に相談していた、ダーウィン。

しかし、その時、アルフレッド・ウォレスの進化の理論のうわさ。
大慌てで、彼は「種の起源」をまとめ始めます。
愛しのフジツボの研究をやめて。

「ミョウガガイ(フジツボの一種)の発見ほど、興味深いものはなかった」
「種の起源」発刊後も、ダーウィンは、そう語りました。

仕方なく、進化論。
好きなものが、評価されるとは限りません。

仕方なくが、評価につながる。
人生は、しばしば、皮肉なものです。


【過去の日記】  「いつのときも かわりはしない - チャールズ・ダーウィン -」

【参考】 倉谷うらら,「フジツボ 魅惑の足まねき」,岩波書店,2009年,118P

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Last updated  2011.07.31 06:17:33
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