アンチエイジングの鬼

アンチエイジングの鬼

PR

Profile

korrida

korrida

Free Space

ブックマーク

私のフェイスブックです。
鬼のフェイスブック

私のインスタグラムです。
鬼のインスタ

私のツイッターです。短文が苦手でほとんどつぶやきません(笑)
鬼のツイッター

私の施術院です(現在ご新規の受付はしておりません)
ナチュラルカイロプラクティック

Archives

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

2020年08月14日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
​​​​​​みなさん、こんにちは。

梅雨があけて、案の定あまりにも灼熱の夏が来ましたね。
お盆休みはいかがおすごしでしょうか。

紫外線やブルーライトによる光ダメージと光ケアについて、ユーチューブにアップしました。
夏らしいことがあんまり出来ない夏なので、意味不明に浴衣を着て撮影したんですが(笑)、絵づらだけでも夏気分が出たかなと思っています。
良かったら、見てみてください!

https://www.youtube.com/watch?v=jl7wRRr-QDI





さて、少し前になりますが岩手県で初の感染者が出て、その方が勤めている会社に中傷のメールやら電話やらが100件以上あったというニュースを見ました。
岩手県はさすがワカメの消費量日本一なのもあるのか、今までゼロだったのは素晴らしいですが、これは残念なニュースです。感染した人を叩くって何ででしょう?
岩手県だけでなく、感染者やお店が差別されたり批判されたりということが、ちょいちょい全国で起きているようです。


当たり前ですが、感染した人が悪いわけじゃありません。
それなのに、感染した上に責められるというのは、とても理不尽に思います。

各地で自粛警察、マスク警察といった一般の方々も出現していると聞きます。
お盆で東京から地方に帰省したら、批判文章が玄関に貼られたというニュースも見ました。
東京は人口が多いので、比例して感染者数も際立ちますが、連日東京の感染者数ばかりを報じているのもあり、東京差別のようなことも起きているようです。

PCR検査で陽性が出ただけで、感染者数が何百人とかって、毎日毎日発表していますが、ウイルスって喉の粘膜にちょっといたからって、それで感染しているとは言えないです。
いたからって必ずしも粘膜免疫を突破出来ないし、たいていはマクロファージに食べられて終わりです。
でも、白血球にやっつけられて死んだウイルスが喉にいても、遺伝子検査ですから陽性が出てしまいます。
陽性者は必ずしも感染者ではないですし、感染していても今現在日本では、ほとんどが軽症か無症状。
自然免疫で治っている方が多いようですね。

日本の新型コロナでの死亡率が欧米の100分の1である理由は、医療制度が整っている、核家族化とか介護施設、老人ホームでの対策が優秀だったこと、マスク好き、肥満の方が少ない、ハグ、握手、あいさつのキスの習慣がない、飛沫が飛びにくい言語、土足で部屋に入らないなどの理由が考えられますが、自然免疫にも差があったようです。


●昨年の段階で、かなり弱毒性の新型コロナが入ってきていて、多くの日本人が知らないうちにすでにこれに感染していたため、交差免疫が働いた(京都大学大学院医学研究科の上久保靖彦特定教授と、吉備国際大学の高橋淳教授らの研究グループの研究)

●普通の風邪の中に4種類のコロナウイルスがありますが、これによく罹患していることで交差免疫が働いた(カリフォルニア州ラホヤ免疫研究所の免疫学者であるシェーン・クロッティとアレッサンドロ・セッテ率いる研究チーム等)


●BCG


●海藻、発酵食品の食文化


高齢の方や、基礎疾患のある方と暮らしている方はご心配だとは思いますし、高齢のご両親に会いに行くことを遠慮されている方も多いと思います。
こうした配慮はリスクを考えるとたしかに必要ですが、今現在毒性が低い新型コロナでここまで気にして、コロナより約10倍の死者数が出ているインフルエンザでは、こういう話にならないのは何でなんでしょうね。
毎冬、日本だけで1千万人くらいの患者が発生し、インフルエンザがきっかけで約1万人が亡くなっています。でも新型コロナはまだ千人未満です。


もう、リスクの話になると、田舎に一生帰れない気がしてきました。
リスクと言われると、一生マスクを外したらダメな気がしてきました。
新型コロナの3倍の死者数が出ている交通事故のリスクを考えると、道を歩かない方がいいでしょうか?


本当に重症の方が医療を受けられないという医療崩壊を防ぐためにも、集団免疫を獲得するまでは、ある程度の自粛は必要だと思います。
まぁその集団免疫を、日本ではすでに獲得しているのではないかと言っている専門家の先生( ​上に書いた 京都大学大学院医学研究科の上久保靖彦特定教授と、吉備国際大学の高橋淳教授らの研究グループの研究がそれです )​


ただ、感染するための受容体のACE2が元々少なく、発症のリスクが今現在かなり低い子供たちに対して、学校が過剰に自粛したりする必要があるのかなというのは、とても疑問です。
うちの息子の高校なんか、全員マスク着用で、昼休みにご飯食べる時も友達と食べず一人で食べろ、横を向かず前を向いて誰ともしゃべらず黙々と食べろと指導されるそうです。
期末テストも自粛でなくなってしまいました。
これって、本当に必要な措置なのでしょうか。
もちろん、ウイルスは絶えず変異していますので、強毒性に変異した新型ウイルスが流行したら、また話は別ですが。

そして、過剰に煽られた恐怖のあとには、ワクチンが待っているのも気がかりです。
通常5年以上かかって安全性が確認され、承認されるべきワクチンがスピーディに認可されることも、別の意味でもっと怖い。これが義務化される流れになったら、相当怖い。
元々、変異しやすいウイルス相手に、完全な獲得免疫を得るワクチン作りというのはかなり難しいとも思います。

そして、こうした社会的な不安感がある時は、誰かをみんなで叩くという出来事が、特に起きやすいと言われています。
SNSが普及したこともあり、会ったこともない誰かを集団で叩くということが気軽に出来てしまいやすいのもあります。
これを「正義中毒」と名付けて論じている、脳科学者の中野信子先生の「人はなぜ他人を許せないのか?」という本を読んでみました。
中野先生の本は何冊かこれまでも読んでいるのですが、この本が最高に興味深かったし、読んでためになりましたので紹介します。



中毒と言うのはちょっと極端な表現ですが、依存症というほうがいいでしょうか。
欲求の達成により、脳の快楽物質のドーパミンが出るという報酬系の仕組みがあるのですが、この報酬系のループにはまると、依存性が出てそれを繰り返してしまうという仕組みが私たちの脳の中にあります。

これは悪い事ばかりでは全然なくて、脳の基本的欲求は「生きたい、学びたい、仲間になりたい」の3つなので、さまざな目標に向けて、ドーパミンという報酬によって前向きに努力したり、頑張ったりできます。

ただ、この報酬系というのは、一時的な快楽や、薬物、たばこ、アルコール、ゲーム、ギャンブル、買い物、SNSなどへの「依存」にもつながる場合があります。
ドーパミンがからむと、いったん依存してしまうと、なかなか抜け出せなくなるので、この依存が過剰になると薬物やアルコールやたばこでなくても「中毒」と言って過言ではありません。


実は、人間の脳には敵とか悪だとレッテルを貼った相手に正義の制裁を加えると、この報酬系が刺激されて快楽物質のドーパミンが出る仕組みになっているそうなんです。


哺乳類は個体の弱さをカバーするために集団を形成することが多いのですが、人間は特にそれが顕著です。
人間は集団を形成して維持することに長けていたからこそ、発展したし、進化した種です。
特に日本人は、島国で、台風や地震などの自然災害が多いという環境により、諸外国よりももっともっと集団の規律を大切にし、空気を読み、集団の和を乱すことを極力回避する傾向にあるようです。

また、稲作が盛んだったのもあり、村社会というものが形成され、お互いを助け合うための村のしきたり、掟があり、従わない少数派に「村八分」という制裁が科されたという歴史も色濃く残っています。

集団主義によって生き残ってきたという長い長い歴史に刻まれたDNAがあるため、個人の意思よりも集団の目的を最優先にし、集団が決めた取り決めや、協力事項に従わない人は、みんなから非難されたり攻撃されたりしてきました。
集団の持続こそが一番重要な正義とされるのです。
少数意見の人に暗黙のうちに多数意見に従うように強制することを「同調圧力」、英語では「ピアプレッシャー」と言うそうですが、日本ではこの同調圧力を感じる場面も多いです。

ルールを守り、公共の場所でのマナーが良いことは日本人の美徳としてよく知られますが、これもその性質の1つではあります。
絆を大切にし、みんなで助け合う、みんなに合わせる、空気を読む、自己主張しない、議論が苦手、、これも日本人的な性質です。
そして、集団内を平和に保つために異質なもの、問題を起こした者を排除するという傾向もあります。
いくら時代が変わって、海外との交流も盛んで、ダイバーシティなど多様性が重んじられるようになったとはいえ、こうした日本人の性質が変わるには、少なくとも千年はかかるということです。。。。

自分の所属する集団を守ることは、生き残るために大切なことでした。
なので、集団の不利益になるものや、基準に外れたものに「悪」というレッテルを貼って攻撃すると、ドーパミンが出て快楽を覚えるようになっているそうなんです。
集団とは第一には家族、友人、仲間、会社、業界、学校、地域、国など、いろいろな規模があります。

しかも、脳は労力の省エネのために、自分の所属する大なり小なりの集団以外の集団や他人をなかなか受け入れない傾向もあり、直接相手を知らなければよけいに簡単に「悪」のレッテル貼りをしやすいんだそうで。

それが本当であろうが、なかろうが、理不尽なことであろうが省略してしまう。。。
SNSなんか、まさにそれなので、こうした脳が持つ性質と日本人の性質が悪く出ると、ああした炎上行為となるようなんですね。

もちろん、あらゆる人にあきらかに迷惑をかける行為はやめてもらわないと困りますし、ひどい犯罪行為などは法律で罰せられないと秩序が乱れ、多くの方が平穏に暮らせなくなります。
みんなが好き勝手すればいいという話では全然ありません。
でも、会ったこともない人を噂レベルで安全地帯から無自覚に中傷するとか、感染症になった方をみんなで罵倒するとかは、相当怖いなと思います。

最初は、そんな人もいるんだなーくらいの感覚で中野先生の本を読んでいたのですが、読み進めるとそれは私たち人間の脳の仕組み的に元々備わっているもので、特に日本人の脳はバランス物質のセロトニンが少ないので、正義中毒が起きやすく、簡単に異質なものや敵だと認識したものを責めたくなりやすいんだそうで、、、
これは自分の脳の中にもあるんだなと思うと、目からウロコでした。


元々脳の仕組みにある以上、油断すると自分も知らず知らずのうちに、
何かを安易にカテゴライズしてジャッジしてしまっているかもしれない。

こう考えといたほうがいいわけです。


これを防ぐには、脳の前頭前野に鍵があるようです。
自分にはこういう傾向があるから今後はこうしようとか、他者の立場にたってものごとを想像してみたり、他者に共感したり、自分の良くないと思う行為を抑制したり、新しいことを受け入れたり、分析したり、簡単に決めつけたりせずに、ものごとを俯瞰で見ることが出来る脳の部位です。

ここが発達していると、そう簡単に正義中毒に陥らないようなんですね。
この部位が発達して厚みを増して完成するのは、なんと25歳~30歳前後!
脳が成人するのって、実はこんなに遅い!
若気の至りって、そりゃ起こるよなって話なんです。
しかも、この部位の発達は、遺伝よりも、環境要因が大きいのだとか。
ということは、経験を積んだり、自分の努力次第で変えられるということでもあります。

ただ、30歳頃から、今度は加齢で前頭前野が委縮して衰えてきます。
昔を過度に懐かしんだり、保守的になったり、新しいことを受け入れられなくなったり、人を許せなくなったり、衝動が抑えられなくなったり、すぐにレッテル貼って決めつけたり、共感力が落ちたり、、というのは前頭前野の老化のサインなんだそうです。
突然キレるおじいさんがたまに話題になりますが、こういうメカニズムなんでしょうね。。。

ただ、中野先生が言うには、努力次第でこの前頭前野の衰えを防止し、鍛えることが出来るというんですね。
鍛えるためのいろんな方法が書いていますので、詳しくはぜひぜひ中野先生の本を読んでみて下さい。
栄養学的な観点からも書かれています。


前頭前野の機能で重要なことは「メタ認知」というもの。
要するに、自分を客観的に、俯瞰で見るという機能です。
自分の気持ちを自覚している、自分のやっていることを分かっている、ということだそうです。


このメタ認知を働かせ、普段から自分を客観的に見る習慣を持っていることが、前頭前野のアンチエイジングのためにも、正義中毒に陥らないためにもとても大事なんだそうです。

これってまさしく「瞑想」ですよね。
瞑想って「何も考えないことだ」、「無になることだ」と、「それが出来ないので瞑想はうまく出来ない」、「苦手だ」という方に会うことがあるのですが、瞑想って実はそうじゃないんですよね。
もちろん最初は呼吸に集中しつつ、何も考えないのですが、何か考えたとしても、何か感情が湧いてきたとしても、「それに気づいている」ということが大事なんです。

むしろ、湧いてきた感情に気づいて、それを次々に棚に上げていくことで、脳や心のデフラグをすること、そして整理をすることが最初に必要なことで。
それをしないで、無理に感情を殺して何も考えなくすることが、瞑想ではない。

瞑想を続けていると、脳の整理がついているので、普段活動中に脳が良いパフォーマンスを発揮出来ます。
必ずしも目をつむって座って瞑想することが瞑想ではないです。
瞑想的に生きることが、瞑想なんだと思います。

忙しいとは心を亡くすと書きますが、忙しすぎると自分の気持ちに気づく余裕がなくなります。
腹が立ったり、誰かを攻撃している時も、実は感情に溺れているので、気持ちを見れてはいません。
感情が湧いてきても、ちゃんとそれを見れていれば、それに気づいていれば、どんな嫌な感情でもやがてはそれを手放すことが出来ると思います。
感情をちゃんと自覚できていない時、人はストレスで心や身体を壊したり、正義中毒で誰かを傷つけたり、誰かを苦しめたりしてしまうのではないでしょうか。​​​​


前頭前野を鍛えて、脳のアンチエイジング!
メタ認知を習慣化しましょう♪



1日ワンクリック応援お願いします!

​​鬼のインスタ
https://www.instagram.com/katsutasayuri/


鬼のフェイスブック
https://www.facebook.com/sayuri.katsuta.1







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2020年08月14日 23時59分40秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: